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恋人よ帰れ!わが胸に

[コイビトヨカエレワガムネニ]
The Fortune Cockie
1966年上映時間:125分
平均点:6.52 / 10(Review 21人) (点数分布表示)
ドラマコメディモノクロ映画ロマンス
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2017-06-15)【ESPERANZA】さん
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監督ビリー・ワイルダー
キャストジャック・レモン(男優)ハリー・ヒンクル
ウォルター・マッソー(男優)ウイリー・ギングリッチ
レス・トレメイン(男優)トンプソン
ロン・リッチ(男優)ブーン・ブーン・ジャクソン
ロバート・ドクィ(男優)
ジュディ・ウェスト(女優)サンディ
クリフ・オズモンド(男優)
脚本ビリー・ワイルダー
I・A・L・ダイアモンド
音楽アンドレ・プレヴィン
撮影ジョセフ・ラシェル
製作ビリー・ワイルダー
I・A・L・ダイアモンド(製作補)
ドーン・ヘリソン(製作補)
配給ユナイテッド・アーチスツ
美術エドワード・G・ボイル(セット装飾)
編集ダニエル・マンデル(編集)
その他リン・スタルマスター(キャスティング)
パトリック・J・パーマー(ユニット・マネージャー)
あらすじ
TVカメラマンのヒンクルはフットボール試合の実況中、選手ブーン・ブーン・ジャクソンに体当たりされ脳震盪を起こし気絶する。ヒンクルの身体に支障はなかったのだが、病院にかけつけた弁護士の義兄は、賠償金をせしめるため、手足に麻痺が残っているふりをしろという。最初は拒んだヒンクルも、金があれば逃げた妻が戻ってくるに違いないという想いで詐病を装う。それを知らないジャクソンは、献身的に見舞い、ヒンクルは気持ちが落ち着かない…。ビリー=ジャックの組み合わせらしからぬこぢんまりとした小品。
ネタバレは禁止していませんので
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21.《ネタバレ》 まあまあな出来だと思うけど、ビリー・ワイルダー作品にしてはいまいち物足りなかった。ジャック・レモンが鬱設定で、いつものように明るく軽快な動きがあまり見られなかったからです。ストーリーも淡々と進んでいき、最後もお得意のどんでん返しもなくあっさり終わっちゃいました。ストーリーはラグビーの試合中、カメラマンのヒンクルが勢い余ったジャクソンに体当たりされ病院送りに。怪我は大したことなかったが、悪徳弁護士で義理の兄でもあるギングリッチが、重症であることを装い賠償金をせしめようと画策するというもの。元妻のサンディも、ヒンクルの寄りを戻したい気持ちを利用し、ギングリッチに加担します。責任を感じ、ヒンクルを懸命に看病するジャクソンを見ていると、とても遣る瀬無くなってくる。最後も報われることなく終わっちゃったし。全て鑑賞しているわけではないが、ビリー・ワイルダー監督作品って登場人物が人情味に溢れ温かい物語というイメージを持っていました。こんなにも「情」のない映画って異例なのでは。
スノーモンキーさん [DVD(字幕)] 5点(2014-12-31 13:17:07)
20.何とか金をふんだくろうとする側と、そうはさせじと盗聴マイクや監視カメラでしっぽを捕まえようとする側のやりとりが大変おもしろい。欲に目がくらんだ悪徳弁護士や元妻でさえ、ワイルダーの元では憎めない存在になっている。正直でやさしい偽患者と親切な黒人アメフト選手だから映画の結末は容易に予想できるものの、それでもおもしろいのがやはりワイルダー。タイトルがやや気障なものだから見るのが遅くなったが、大好きな監督の映画だと知っていたらいの一番で見てただろうに。
ESPERANZAさん [DVD(字幕)] 8点(2013-02-12 07:03:36)
19.《ネタバレ》 電動車椅子のキレが抜群。車椅子でも踊れるってことを思い知った。ウォルター・マッソーのキャラクターが強烈な分、ジャック・レモンの印象は薄い。
長谷川アーリオ・オーリオさん [DVD(字幕)] 6点(2012-03-24 14:44:07)
18.《ネタバレ》 吉本新喜劇で育ったせいか、こうしたアメリカの小市民的コメディというのは、どのあたりが面白いのかあまりよくわかりません。それなりに笑えますが、話が読めすぎるのも欠点でしょうか。見ていてブーン・ブーンはゲイなんじゃないかと思ったのですが、監督の意図はどうなのでしょう。気になります。原題はおみくじクッキーですね。劇中でジャック・レモンがひいていた。「すべての人を欺くことはできない」でしたっけ? 結局、自分自身はだませなかった、ということなのでしょうね。
アングロファイルさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-10-11 18:00:04)
17.まず最初にどうもよく解らない。この放題の意味するものは何なのか?ワイルダー作品としては平凡な感じが漂う。病院内での密室劇という設定そのものは面白いし、役者の演技、二人の俳優の演技の素晴らしさは言うまでもないのだが、何か突き抜けるほどのものが感じられなかった。ジャック・レモンが包帯巻きながらも車椅子やベッドの上で楽しそうにしている姿は微笑ましく思えて良いのだが、ウォルター・マッソーの演じる騙し屋のキャラがいまひとつ馴染めない為にけして、つまらないとは思わないけど、何度も観て楽しみたいとは思わない。
青観さん [DVD(字幕)] 6点(2009-04-29 11:47:48)
《改行表示》
16.プロットの一段階を飛ばしたワンシチュエーションだけの展開で平板な内容になっている。しかもそれを二時間強に仕上げているので余計冗長な印象を与える。 材料は揃っているので、構成をやり直し、尺を20分ほど削れば傑作になりそう。
カラバ侯爵さん [DVD(字幕)] 6点(2007-08-23 10:14:34)
15.ジャック・レモンとウォルター・マッソーの役どころがピタッと決まったコメディーで、仕掛けは地味なんですが楽しめました。それと、ブーン・ブーン・ジャクソン役の黒人俳優がすごく人が良さそうで可愛かったですし、ジャック・レモンとの絡みもよかったですよ。難点は邦題。原題のThe Fortune Cookieは「おみくじ入りクッキー」。どう考えればこの邦題になるのか不思議です。
ひよりんさん [DVD(字幕)] 7点(2007-01-06 22:36:08)
14.面白かった。最後の暖かいオチもいいし、レモンのセリフも素敵。暖かい気分になれた。ウォルターマッソーの演技もいいですね。邦題を作った人はこの映画の神髄を理解しているのだろうか。
あしたかこさん [DVD(字幕)] 8点(2006-10-18 10:28:13)
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13.ジャックレモンとビリーワイルダーの作品と期待してしまったので少しがっかりしてしまう内容ではあった。レモン・マッソーのキャラクターは愉快といえるけれど、職業柄保険会社のほうの立場で見てしまったので、少し許せない気分だった。ま、最後にはすっきりしたけれど。保険会社が雇った探偵の人は、あなただけ今晩はのマスターなのでしょうか。 
HKさん 7点(2004-12-07 07:57:28)
12.無茶苦茶な邦題は別として、見応えのある素晴らしい作品でした。優しさや思いやりなど一銭の得にもならん、生きるのには不必要が信条のようなウイリーの、知恵を働かせ、絶対に引き下がる事無く何が何でも目的を果たそうとするえげつなさと、果たせなくても決して反省もせず落ち込みもしないド厚かましさは、何故か憎めない所があったせいか少し羨ましく感じました。人を疑う事を知らぬような、お人好しで純真な好青年ジャクソン。この両極端な二人が強烈なればこそ、どちらにもなりきれず、ご都合主義的に心が揺れ動くハリーの情けなさ、やるせなさが際立っていました。ジャック・レモンとビリー・ワイルダー監督の真骨頂を見せてもらいました。
The Grey Heronさん 9点(2004-08-14 01:08:34)
11.《ネタバレ》 保険金事件というと、最近の現実では殺人がからむのが当たり前のようになってきているので、そんな感じをもってはいけないと思いながらも、この映画の保険金事件は、なんかほのぼのとしたものを覚えてしまう。弁護士の机の上の汚さはまるで自分の机のようで、身につまされつつも、共感する。自分の欠点や、だらしのないところが共通する登場人物って、ストーリーの細かい部分を忘れてしまっても、長く印象に残っているものだ。
南浦和で笑う三波さん 7点(2004-05-28 23:24:34)
10.ビリー・ワイルダー作品の中では格落ち感も否めず。決して面白くない訳ではない。他が凄すぎるのだ。大相撲に例えると『情婦』や『アパートの鍵貸します』は横綱で、これは関脇といったところ。ん?分かりにくい?
やすたろさん 6点(2004-03-16 23:38:39)
9.昔の病院は煙草吸っても良かったし、狭かったなあ。シスターの格好をしたナースはなんなんだろう…くらいしか残りません。よくできた映画だと思いますが、プロットが使い尽くされたのでしょう。
みんな嫌いさん [DVD(字幕)] 4点(2004-03-15 19:19:28)
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8.章立てに分けられたユニークな創りやそれぞれの思惑が交差する騙し合い的なやり取りはコメディらしくて面白い。 金や愛よりも本来の自分らしさを取り戻して、ブンブンとの友情や選手として終りかけていた人間性を回復させるラストも暖かい。 「二人に見えるぞ」とブンブンに言うセリフも結局は自分の中の「善と悪」との戦いであったという戒め的なセリフに感じられた。 ラストの義兄の転んでもただでは起きないという弁護士役もいい味が出てる。 ただ、この邦題は何なんだろう。
六本木ソルジャーさん 7点(2004-03-04 00:00:03)
7.ウォルター・マッソーのあくの強さが最も表れている作品だと思う。J.レモンとより保険会社の弁護士とのやり取りの方が面白い。
Mr.MONKさん 7点(2003-12-16 02:29:08)
虎尾さん 6点(2003-12-12 22:58:27)
STYX21さん 7点(2003-11-24 22:42:03)
4.《ネタバレ》 あれじゃあ、ジャック・レモンってただのアホやんか。出ていった奥さんに未練たらたらで、写真を見ては涙ぐみ、ウォルター・マッソーにニンジンぶらさげられて重症を装い……。彼女も戻ってきたと思ったら保険金目当てかい。ろくな人に囲まれてないなぁ~。というより付き合う相手を選べよ。あんなに人のいいアメフト選手を騙して、何やっとんじゃい(怒)! という感じで観ていたため、まるで縮んだバネが飛ぶようなアクロバティックな動きには、少~しだけ感動した。
元みかんさん 6点(2003-10-28 07:19:54)
3.ワイルダーだから少々甘いのだけど、こういう「いい人」をだます悪い人=ウオルター・マッソーの役どころがまず嫌い。出来云々以前の倫理観の問題ね。で、どうしても気楽に楽しめないの。
キリコさん 6点(2003-03-03 23:08:16)
2.ワイルダーは傑作ぞろいですが、これはまあまあです。悪い作品ではないけれど、という出来。同じジャック・レモンなら、ということで、『アパートの鍵~』とかを連想してしまうからでしょう。私的には医者が注射液を飛ばすところが好きです。
ひかりごけさん 6点(2002-10-20 22:05:58)
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【点数情報】

Review人数 21人
平均点数 6.52点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
414.76%
514.76%
6942.86%
7733.33%
829.52%
914.76%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 1.75点 Review4人
2 ストーリー評価 6.33点 Review3人
3 鑑賞後の後味 6.66点 Review3人
4 音楽評価 5.00点 Review1人
5 感泣評価 5.00点 Review1人
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【アカデミー賞 情報】

1966年 39回
助演男優賞ウォルター・マッソー受賞 
脚本賞ビリー・ワイルダー候補(ノミネート) 
脚本賞I・A・L・ダイアモンド候補(ノミネート) 
撮影賞ジョセフ・ラシェル候補(ノミネート) 
美術賞(白黒)エドワード・G・ボイル候補(ノミネート)装置

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