《改行表示》34.《ネタバレ》 スタンドバイミーをグーニーズで味付けしたような“少年少女のひと夏の冒険もの”としてよく出来ている。 いじめられっ子達が何となく集まって、それはそれで楽しそうに夏休みを過ごす。下水道に入っていくのも冒険だけど、薬局から万引するのも冒険だ。湖の場面は特に良かった。あの高さから飛び込む勇気ないわ…目の前に下着姿の女の子が寝てたら、見るよなぁ。少年少女の夏だなぁ。 いじめっ子がナイフで傷付けるのは、ちょっとシャレにならないレベルだけど、そのやり過ぎ感があったために、マイクを助けるのにみんなで石で撃退する時はカタルシスがあった。 いきなりジョージーの腕を食い千切るとか、マイクの観る火事で扉が開かない悪夢とか、うわっ…て思えて期待感が高まった。 ペニーワイズやその他の怪現象は、凄いんだけど、怖いかと言われると…美麗なCGのせいかもしれないけど、生っぽさと言うか、自分もその場に居る。怖い。逃げたい!というライブ感が感じられなかった。 何というか、少年達に起きた怪奇現象を、安全な場所で、モニター越しに観ている感じが付きまとってしまった。つまり映画に入り込めなかったのか。歪んだ人物画が動いたら怖いだろうなって思うけど、CG映像で見ると怖さ半減。ペニーワイズが巨大化したり、大口を開けるシーンなど、映画に入り込めていたら、目を背けたくなるシーンだと思うけど、むしろ『へぇ~、口の奥の方こうなってるんだ…』みたく、恐怖の体験者ではなく視聴者(≒安全にじっくり観察する立場)に引き戻される。映画館の大画面で観ていたら違ったかもしれないけど… ビルとベンの間で揺れ動くベバリー。リッチーの下ネタジョーク。エディとママの関係。こっちのドラマパートを延々と観ていたかった。 【K&K】さん [DVD(字幕)] 6点(2021-07-17 11:14:01) |
《改行表示》33.とても幼稚なホラーである。 怖さはほぼ皆無で少年たちの真夏の大冒険が芯(そ、スタンドバイミー)。 ベンの恋文の空振りっぷりはいちばん怖かった。アメリカで肥満は人間の弱さである。 |
《改行表示》32.スティーブン・キングの作品は、バットエンドが多く、非常に苦手なのですが、本作と『スタンド・バイ・ミー』だけは、好きな作品です。(映画の感想ではないかもしれませんが・・・) 『IT イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』も含む感想です。 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(字幕)] 7点(2020-11-28 23:32:21) |
《改行表示》31.実体のない「恐怖」をピエロという形に具現化したホラー映画。 観ている側ではなく、主人公たちの「恐怖」の表現がとても良かった。 細かい演出(LOSER)やストーリーの組み立てなどもよく練られてる。 純粋にホラー映画としても、人間ドラマとしても面白かった。 不良グループが最後までただの邪魔者でしかなく、 噛ませ犬としての見せどころしか無かったのは残念。 最後のシーンはベンが可愛そう。どっちかに的を絞ってあげてほしかった。 オリジナル版(1990)が観てないのが幸いしたか。 【愛野弾丸】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-08-23 11:51:11) |
《改行表示》30.「オリジナルよりも更にスタンドバイミーみたいだよ、そんなに怖くないよ」と各方面で再確認をしたのですが、オリジナルにとんでもないトラウマを受けた私は、ビビって地上波のカット版の吹替で鑑賞。 確かにおっしゃる通りの作品だった。スタンドバイミー的な。 ベバリーが髪の毛切ってから更に可愛くて。父親には吐き気でしたが。 肝心のペニーワイズですが、怖い。確かに怖いけど、、、お化け屋敷レベルだった。 現代のCG処理が凄すぎて逆にリアリティーが無くなる現象、、、。 やはりアナログのリアリティーも時には劇薬になるなぁと改めて思いました。 【movie海馬】さん [地上波(吹替)] 4点(2020-05-06 01:13:50) |
《改行表示》29.《ネタバレ》 後半になると脅かし方がワンパターンになってしまってホラーとしてはさほど突出した出来ではないかもしれません。けど、このお話は13歳の群像を描いたジュブナイル作品でもあり、やはりキング原作の「スタンド・バイ・ミー」にも劣らぬ「思春期前半」のきらめきや瑞々しさが息づいています。 ”ルーザーズ”は7人もいるのだけど、各人に個性をちゃんと持たせてキャラ立ちできています。正義感が強くてどもりの主人公、口の減らないメガネ、ラビの息子、過保護の潔癖症、地元史オタクの太っちょ、親を亡くした黒人の男の子、父のDVに苦しむ女の子。よし覚えた。皆が成長した次作もこれでばっちり見分けがつくはず。たぶん。 敵役のでこぱちピエロは目つきが悪く、急にでかくなったり口の中が異次元だったり、いかにもアメリカンな邪悪っぷり。巨悪と戦うことにより仲間との絆を深め、各々の人生の課題をも乗り越える力を得てゆく13歳たちに素直にエールを送ります。 【tottoko】さん [DVD(字幕)] 7点(2020-04-20 23:22:25) |
《改行表示》28.言うなれば勧善懲悪青春グラフィティホラーという類を見ないジャンル。友情物語です。とてもいい映画。なぜか続編の方が評価高くてこっちが低めなのが不思議。なのでこっちにレビューする事にしました。純然たる続き物なので両方込みの点数ですが、少年期を描いた前編のこちらの方が個人的には好きです。ベバリー役ソフィア・リリスがとても魅力的。 三角関係の演出も上手い。ビルとベバリーが接近しかけてる向こうでベンが複雑な表情をしていたり、でもそれは決して怒りや嫉妬という攻撃的な感情ではなく、理解と落胆の入り混じった複雑な心境の表現。青春してる。彼は知的だが決して出しゃばらない。そんな慎ましやかな彼を我々はいつしか応援しているのだ。 【にしきの】さん [インターネット(吹替)] 8点(2020-03-22 21:19:22) |
《改行表示》27.《ネタバレ》 地上波のを観ようと思ったけど30分短かい上にCMも入るのでAmazonでレンタル。 いや〜怖かった!と言ってもそれこそジョーカーやJホラーみたいな怖さではありません。あれだけバーン!ドーン!て出て来られたらそりゃ怖いし驚きますって。 少年1人引き摺り込むのに説得に入るペニーワイズ、怖くないと言われて落ち込むペニーワイズ、子供を食べる?恐怖を食べる?宇宙人なのかモンスターなのか分かりませんが殴られて逃げ回るペニーワイズと、最初は怖かった殺人ピエロですがあの手この手で我々を楽しませてくれたし、見れば見るほど話せば分かってくれそうな奴だったので、最後の展開には何だか笑ってしまいました。 まんまスタンドバイミーじゃんと思ったけど、考えればあちらもキング原作でしたね。長尺でしたが画が美しく、展開がスピーディだったので飽きずに観られました。ホラー嫌いにもお勧めです。 次作も気になるけど映画館で観たらポップコーンを投げ飛ばして椅子から転げ落ちること必須。レンタルまで待つかなぁ。 【Kの紅茶】さん [インターネット(字幕)] 7点(2019-11-26 09:24:41) |
《改行表示》26.地上波での放送なので大分カットされている場面が多いみたいだけど、ホラー映画としてみたら全く怖くない。 特に肝心のペニーワイズが特撮に出てくる怪人みたいで、怖くもなんともなかった。 ただ、青春冒険ものとしてこの映画を観るとしたら、なかなか面白かった。 【miso】さん [地上波(吹替)] 6点(2019-11-08 23:51:16) |
《改行表示》25.《ネタバレ》 まさに「子供だまし」の映画。まだ現実を多く体験していない子供なら、ある程度楽しめるのかも知れない。 でも大人が見るには、絵空事過ぎて シラケるだけ。CGや音で脅かしているだけで、頭使って状況で恐ろしさを表現していない。 で、最後は「愛・友情を大事に、皆で助け合えば勝てる」ってディズニーかよ・・・ ”大人”が見たら、終わり。 【くろゆり】さん [CS・衛星(吹替)] 4点(2019-11-08 23:05:16) |
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《改行表示》24.《ネタバレ》 ピエロは怪物なのか亡霊なのか宇宙人なのか、最後までよくわからず。 強さの設定も、むちゃくちゃ体力あるかとおもいきやちょっと殴られただけでダウンするし、一方屠殺用の銃で撃たれても復活するし・・・でも演技は良かった。 それぞれの親や、いじめっ子の行動に犯罪性があり、ピエロよりもまず人間のほうをなんとかしなければならない街という印象。 【チェブ大王】さん [インターネット(字幕)] 4点(2019-10-05 22:35:04) |
23.《ネタバレ》 27年ごとに〝それ〟はやってくる。下水道の暗い闇の底から子供たちを狙って――。デリーの街で多発する子供の失踪事件、その陰に暗躍する〝それ〟の存在に気付いた7人の子供たちは、それぞれの家庭に問題を抱えながらも立ち向かおうとする。絆というたった一つの武器だけを頼りに…。スティーブン・キングの分厚い文庫本全四冊を読んだのはもう二十年以上前、その余りの面白さに夢中になり、最後まで一気呵成に読んだのを鮮明に覚えています。なので今回懐かしさを覚えながら鑑賞してみました。「あぁこのデブの男の子が女の子に贈るのは詩じゃなくて俳句だったよなぁ」「大人パートで、このユダヤ人の男が最初に〇〇しちゃうんだよな」「懐かしいーー!」なんて、終始ニヤニヤしながら観てました。原作では大人パートと子供パートが交互に展開されるのですが、それを子供パートだけにバッサリ絞ったのは正解だったんじゃないかな。確かに全体的に脚本がふわふわしすぎてて話に纏まりがないのが残念でしたが、ぼちぼち及第点だったんじゃないでしょうか。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 6点(2018-12-23 22:04:23) |
22.《ネタバレ》 子供の心に宿る恐怖が具現化して襲ってくるパターンの流れ。好きじゃないパターンです。リアルな殺人ピエロの方が怖いんじゃないかな。それと不問に付された感がありますが、2件の殺人事件はどうなったのでしょう。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2018-10-27 22:05:54) |
21.《ネタバレ》 ホラーなんだけど、どっちかとゆーと、子供たちの青春ドラマ色が濃い、子供たちがみんなでがんばって何かに打ち勝つ系の映画。ただ青春といっても、結構、子供たちの家庭環境がヘビーで、そこから派生する出来事も色々とヤバいレベルなんで、ノホホンとは観れない。なんかザワザワする。ピエロの怖がらせかたは面白かったし、悲惨でも、健気にみんな飄々としてる感じは良いんやけど、映画終わってもやっぱザワザワする。 【なにわ君】さん [インターネット(字幕)] 5点(2018-10-22 10:35:01) |
20.アメリカのいじめは過激ですね…、そっちの方が怖かった。 【はりねずみ】さん [DVD(字幕)] 5点(2018-09-17 15:49:21) |
19.いまいち。まず、ピエロが怖くない。「怖くないと思えば負けない」とすれば、戦おうとした時点ですでに勝負は決まっている。なんで弟だけ死んじゃったの?いじめっ子ってどうなったんだっけ?パート2に期待するが、大人になたらますます怖くなくなるんじゃないの? 【木村一号】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2018-09-10 19:42:25) |
《改行表示》18.《ネタバレ》 自転車で冒険に行く、というのは、なぜかワクワクしてしまう。 子どもと自転車って、本当に不思議な組み合わせだ。 あの時代をもう二度と取り戻せない、若干の羨ましさを感じつつ鑑賞。 ただ、のっけからちょっと引き気味に観ることになってしまったのは残念。 腕は噛み切っても切らなくても、ストーリーに影響してこない。なら、やっぱり見たくなかったかな。 |
17.《ネタバレ》 <原作未読、1990年版も未見>こんな点を付けておいて、おかしな話だけど、なかなか面白かった。半分はホラー映画で、半分は少年少女のひと夏の冒険を描いている。友情に恋に… これに80年代という時代設定が加わったことで、心地よいノスタルジーに浸れた。ただ… 最後の方は嫌気が差してしまった。あのピエロね、ガキんちょにどんだけ苦戦してんだと。負け犬クラブに対する忖度祭りの様相を呈して、いよいよ最終決戦。ベバリーが浮いてて怒り、キスで我に返ってもうひと怒り… もはや、やることなすことすべて受け付けない。ピエロタコ殴りに呆れかえって、血の誓いもまったく響かず。途中までの好印象も、ほとんど嫌悪感で塗り替えられた。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 2点(2018-08-28 21:45:52) |
16.古い方のITはスタンドバイミーっぽい雰囲気で当時かなり好きな作品でした。今作はやや肝試し大会のようなノリで過去作と比べると少し雰囲気が物足りないかなと感じました。途中出てくる伊藤潤二っぽいモンスターなど好みの部分はありましたが、やたら画面が暗すぎてよくわからない場面が多かったのが残念。チャプター1となってましたが、後編はやらんでもいいかな。 【映画大好きっ子】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2018-08-26 11:58:41) |
《改行表示》15.《ネタバレ》 悪趣味だなと思いつつ、子供たちの成長譚とみると感動できるお話でもありました。 ただまぁ、ピエロの恐怖を乗り越える大事なシーンで、子供たちが『殺せ、殺せ』と連呼するのはいかがなものとは思いましたが。 ところどころ挟まれるユーモアは結構好きでした。 【ろにまさ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-08-26 11:42:41) |