黒井戸殺し<TVM>のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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黒井戸殺し<TVM>

[クロイドゴロシ]
2018年
平均点:7.40 / 10(Review 5人) (点数分布表示)
サスペンスコメディTV映画シリーズものミステリー小説の映画化
新規登録(2018-04-18)【ヴレア】さん
タイトル情報更新(2024-07-18)【イニシャルK】さん
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キャスト野村萬斎(男優)勝呂武尊
大泉洋(男優)柴平祐
向井理(男優)兵藤春夫
松岡茉優(女優)黒井戸花子
秋元才加(女優)本多明日香
和田正人(男優)謎の男
寺脇康文(男優)冷泉茂一
藤井隆(男優)袴田次郎
吉田羊(女優)唐津佐奈子
浅野和之(男優)鱧瀬弁護士
佐藤二朗(男優)袖丈幸四郎
草刈民代(女優)黒井戸満つる
余貴美子(女優)来仙恒子
斉藤由貴(女優)柴カナ
遠藤憲一(男優)黒井戸禄助
原作アガサ・クリスティ『アクロイド殺し』
脚本三谷幸喜
音楽住友紀人
制作フジテレビ(制作著作)
特撮石井教雄(VFXスーパーバイザー)
その他東映(スタジオ 東映東京撮影所)
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【クチコミ・感想】

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5.アガサの原作は知りません。 誰かに勧められて気になっていた作品。 今回やっと見れました。 中盤まではあまり面白いという感じは無かったのだが、ラストでガツンと殴られたような驚きが・・。 なる程、登場人物がそれぞれに秘密を持っていて、本当の供述は半分程度。普通の捜査では迷走確定。 しかし、勝呂探偵の目は最初からターゲットを捉えていたのだろう。すべての不可解な行動と調査は 犯人の筋書きの荒を、一つ一つ拾い集めて推理の土台を固めて行く作業だったと・・。 そして、普段の人を食ったような素振りとは裏腹に、各人物の心の奥にあるものを確実に捉える。 推理物の古典では、現代のような科学捜査は無いに等しい。その中で犯行に至る背景、動機、 実行の可能性、そして犯行を裏付ける材料を積み上げていく。 本来多人数で時間をかけて捜査を される工程を、実に効率よく探って行きながら、周りからは不思議な変人にしか見えない勝呂。 犯人を見事に翻弄し、気付いた時には反論の余地は残っていない。 ラストシーン、解決したものの、救われない現実を前にした孤独な探偵の表情が忘れられない。 強い印象が残る映画でした。  最初と最後が全く違う映画・・。 実にオモシロイ。
グルコサミンSさん [DVD(邦画)] 8点(2020-10-31 21:53:37)
4.《ネタバレ》 探偵が犯人に自死を促すなんて流れを受け入れられたんですから、おもしろかったですよ。作中、他人の気持ちに無頓着に見えた、勝呂の苦みばしったアップで終わるラストシーンが好きだ。
なたねさん [DVD(邦画)] 8点(2018-11-30 22:19:54)
3.《ネタバレ》 「名探偵ポワロ」シリーズを三谷幸喜の脚色、野村萬斎の主演で舞台を日本に置き換えてドラマ化したシリーズの第2作。前作の「オリエント急行殺人事件」は見ていない(本放送録画してたのに見る前にうっかり消してしまった。こういうのけっこう多い。泣。)ので、2作目となる本作がシリーズ初見だったのだが、ポワロに相当する探偵 勝呂武尊を演じる野村萬斎が吹き替え版でデビッド・スーシェ演じるポワロの声を担当する熊倉一雄のようなしゃべり方だったりするのは三谷幸喜の吹き替えマニアぶりがうかがえるし、癖の強いうざめのキャラクターが野村萬斎に合っていると思う。(でも、人を選ぶようなキャラクターで、好き嫌いは分かれそうなのは確か。ちなみに僕はこれで良かったと思う。)殺人事件の捜査を依頼された勝呂の相棒となる柴を演じる大泉洋をはじめ、「真田丸」の出演者が多く登場しているのも三谷幸喜らしく、中でも柴と袴田(藤井隆)が、事件の被害者である禄助(遠藤憲一)のいる部屋の扉をけ破るシーンのやりとりは「真田丸」でもこんなシーンを見た覚えがあるのでつい笑ってしまった。原作の「アクロイド殺し」は小説を読んだこともなければ、ほかの映像化作品も見たことがない状態だったせいか、ストーリー自体もなかなか面白かったし、三谷幸喜の推理ものというと「古畑任三郎」なのだが、それとは違って、倒叙ものではないと思い込んでいただけに、事件の語り部にもなっている柴が犯人で、結局倒叙ものに近かったわけだが、途中で薄々そう思いながらも、見事にしてやられた感じ。また、勝呂が犯人である柴に対してとる行動も彼に対する温情からなのだろうが、この手の推理ものとしては珍しいというか、初めて見た感じで驚かされた。(エンドロール直前の勝呂の苦悩に満ちた表情が印象的。)原作ものミステリーのためか、三谷作品としては笑いの部分はいつもより控えめに感じるが、柴と少々すっとぼけた感じの彼の姉(斉藤由貴)のやりとりなど微笑ましく、とくに味噌で作ったカレーのシーンは、ほかの三谷作品にもあるようなネタで笑いをこらえきれなかった。でも、よく見ていくと、この何気ないカレーのシーンがこの姉に関する重大な伏線になっているのは巧さを感じる。原作の映像化の権利があるので大変かもしれないが、このシリーズの3作目も見てみたい。1作目の「オリエント急行殺人事件」も機会があれば見てみよう。
イニシャルKさん [地上波(邦画)] 7点(2018-11-26 01:10:04)(良:1票)
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2.録画してたのを今みました。 一番びっくりしたのが、CMにTOKIOが5人出ていた事だったりしますが。  原作は超有名作なもんで、 学生時代読んでますが(タイトルは「アクロイド殺し」ではなく「アクロイド殺人事件」だった気がします)、 20年以上前であり、登場人物もポアロ以外は立場ぐらいしか覚えていなかったので 結構新鮮な気持ちでみていました。  個人的には伏線やら矛盾なく 余すことなく回収した手腕は上手いなぁって思いましたが  原作知らない人でも結構オチには気づいたんじゃないですかねぇ。 先にABC殺人事件とかやってればよかった気がしますが。  気になったのは、前回のオリエント急行殺人事件の時もそうですが 野村萬斎のカメラ目線のドヤ顔がフット後藤を彷彿する所ですかねぇ。  あと「灰色の脳細胞」って台詞は言わないんですね(斉藤由貴が言ってましたが)  しかし、ミソカレーとか三谷脚本でありがちなジョークアイテムだと思ったものが 伏線になってるとは  ってことで7点
シネマレビュー管理人さん [地上波(邦画)] 7点(2018-05-06 02:28:17)
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1.前回書いたレビュー削除してしまったので、また1から書きたい。 そこまでこの作品が好きな訳では無いが、道民として大泉洋が出てるとどうしても観たくなるというのがある(謎の使命感) 。さらに、洋ちゃんの他、松岡茉優、藤井隆、吉田羊、今井朋彦、斉藤由貴、遠藤憲一、という「真田丸」キャストが勢揃いしたのもファンとしては嬉しい采配だ。  ミステリ的にはどうしても原作の良さを引き出すことは出来ない(原作読んだ人なら察し)が、別のアプローチで独自の設定なども盛り込まれているので、これはこれで面白い。  ただし、第1弾の「オリエント急行殺人事件」でいまいち好きになれなかった野村萬斎のポアロ(というよりかは別キャラ)も健在(カボチャぶん投げ登場シーンからしてウザさ爆発w)なので、そこはちょっと見る人を選ぶだろう。  なんと言ってもたまに素になる大泉洋と斉藤由貴のほのぼのとしたやり取りが面白いし、佐助‥じゃない、藤井隆との「扉をぶち破るぞ!」「一度やってみたかったんです」というやり取りなど、三谷幸喜らしい笑いが盛り込まれていて良かった。
ヴレアさん [地上波(邦画)] 7点(2018-04-19 01:51:42)
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【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 7.40点
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100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
7360.00%
8240.00%
900.00%
1000.00%

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