1.《ネタバレ》 ちょっと長い。でもテンポが良く飽きない。花男にテイストが似ている。
女優がかわいいのかどうか絶妙なライン。
前半はコメディ色が強く、後半になるにつれラブの割合が大きくなってくる。
はちゃめちゃに見えてストーリーラインは王道で堅実。手堅いB級ラブコメだと思います。
この作品の見所はずばり終盤。タイユイ目線で語られるタイユイの真実。
今までずっとチェンシン目線だったのが、ここにきてタイユイ目線で突然真実が語られるエピソードが一番ぐっときます。
実はタイユイはタオ・ミンミンに惹かれる一方で、チェンシンのことも最初から気にっていた。それはチェンシンから送られてきた幸せの手紙のなかに、チェンシンの人柄の良さを見てしまったから。
そして気持ちは少しずつタオ・ミンミンからチェンシンへ。でもチェンシンのために、タイユイはタオ・ミンミンの告白を受け入れてしまう。
うーん、こーゆーの好きです。前半から中盤にかけての二人の珍道中が面白かっただけに、余計切ないですねー。
かなりいろんなエピソードがあり、退屈はしませんが1つ1つのエピソードの扱いは雑。オチがついたのかどーかわかんない投げっぱなしのエピソードもあります。犬は盗みっぱなしとか。タオ・ミンミンが幸せの手紙をチェンシンに出した理由とか。要はつめこみすぎなんですよね。
なのでオウヤンとタオ・ミンミンの扱いも、準主役級でありながら結構雑。
でもラストはチェンシンとタイユイがなんだかんだのハッピーエンドで良かったです。伏線もばっちり決まってましたしね。
高校生から現代まで、そんなに驚くほど時間が経過したわけではなさそうなので、役者を変える必要はなかったかなと思います。
老けメイクとかで、同じ役者でラストをしめてくれたほうが、より感動できた気がします。