1.《ネタバレ》 男子小学生版『アメリ』に近いように見えて、男から見た夢想にある種の気持ち悪さを感じる意見は分からなくはない。
ラッキースケベ演出が直球でパステルカラーの可愛い絵柄に惹かれるほど人を選ぶだろう。
監督のフィルモグラフィには少年少女のアレを何かと入れてくるので完全に趣味だよね。
スピッツの壮大なプロモーションビデオとして見るなら優れている、救われている部分はあるが。
ここまで来ると、この話の全てすら主人公の妄想じゃないの?と勘ぐってしまう。
雰囲気は好きなのに万人受けしない、だからと言って万人受けしまくっても物足りない。
その匙加減が難しいがこの突き抜け感は大事にして欲しい。