1.《ネタバレ》 ちょうど日程が開いててちょうどいい感じの映画がないか探しててパッと目について飛び込みで観た感じです。
個人的にはナチス/ホロコースト関連の話は興味を持ってよく見るのと、劇場で予告も見てたりしたんですけど、ちょっとコメディタッチ(タイトルからしてそう)なのも私の好みでした。
あと、題材が今まさにホットな内容でなかなか攻めてるなあとも思ったり。
キャッチコピーで、今までにない視点のナチス/ホロコースト系の話ということで、確かにいろいろこれまでと逆転した設定になっており、なるほど! という感じでした。
中盤の調査を進めていくところが「陰謀論というのはこのように醸造されていくのか」という詳細なドキュメンタリーみたいになってて、非常に興味深く観られました。
最終的に完全なハッピーエンドにはならないんですけど、救いみたいなものがあって、そのよすがが「チェス」「絵」なのがなかなか粋で良かったです。特に「絵」が素晴らしい。
そんなところでした。