9.《ネタバレ》 完成直後に監督トニー・リチャードソンがエイズで亡くなるわ製作会社が倒産するわで、お蔵入りになりかけ完成後3年経ってようやく公開されたという因縁作だそうです。リチャードソンの後期作らしく演出にキレがない凡作ですが、オスカーを獲ったジェシカ・ラングの演技はさすがに見事です。情緒不安定で直情型の人妻という役柄は演じやすそうですが、ラングみたいに「プラス純情」まで表現できる女優はなかなかいませんよ。『キングコング』の屈辱デビューから15年あまりで2度もオスカー受賞する大女優に成長したのですから大したものです。旦那のトミー・リーも、女房の奇行を受け入れ核実験での事故を隠蔽しようとする上司にも耐え忍ぶ軍人役で、最後に上司をぶん殴って精神病院に閉じ込められるところなぞ、東映やくざ映画の高倉健みたいで好演しています。 【S&S】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2011-01-07 22:37:05) |
8.いい嫁はんやん。いい家族やん。守るべきものはただ一つ。それはファミリーやでー。 【あろえりーな】さん 6点(2004-07-18 02:51:39) |
《改行表示》7.メロドラマ?核兵器開発をからめたサスペンス?ラブコメ? といぶかりながらも、大変わかり良く楽しめました。 ラングが大佐に向かってわめき倒すとこと、記者たちを眺めまわすシーンが気持ちイ~イ。夫婦設定でも、トミーリーとのキスはなかなか好きである。。・・っていうかジェシカ・ラングが出てると無条件に甘くなるのぉ。 【かーすけ】さん 8点(2004-02-23 14:14:14) |
6.女房のお馬鹿ぶりが凄い。。プールにドボンはスカっとしました! |
5.ジェシカ・ラングの成熟した艶を楽しむ映画。しかし、夫役のトミー・リー・ジョーンズの役に感情移入してしまうと、なかなか見てて辛いものがある。いつの時代でも、男は女に振り回される。 【ムーチン】さん 6点(2003-07-10 00:21:18) |
4.ジェシカ・ラングの蓮っ葉さに、とても楽しめました。でもそれだけ。 【omut】さん 5点(2003-06-17 03:39:23) |
3.どうも私は奥様が最後まで苦手でした。。見ていて苛立ちすら感じました。。でものめりこんで最後まで見たので面白かったと思います。なのでこの点数。。私がトミーリーファンなので余計受け入れられなかったのかも?! 【jons】さん 6点(2003-05-16 11:26:35) |
2.夫婦、家族、男女、仕事と家庭、政府、軍、核兵器…様々な要素が複雑に絡み合って、問題を投げ掛けてくる作品でした。最初はキャストの好みが自分には合わず(特にジェシカ・ラング)、感情移入しにくいなって思ってたのですが、ふと気がつくとストーリーにのめり込んでいる自分が。最後は彼女がとても魅力的に感じられました。素直に良い作品です。 【ぺる】さん 8点(2002-06-25 11:07:16) |
1.トニー・リチャードソン監督が亡くなってしまい、色々な権利問題でしばらくの間お蔵入りになっていた作品。ジェシカ・ラングが2度目のオスカー・ゲットも納得の熱演ぶりで、特に序盤の彼女の演技には目を見張る物があった。物語としては、古びた感じのする作品だし、これといって特筆できる面は少なかったように記憶しています。ところが中盤、夫が強制入院になってしまうエピソードから急激にスリリングになっていく。なかなか見応えのあるメロドラマ的作品です。 【チャーリー】さん 8点(2001-10-31 22:25:30) |