55.「フラワーショウ!」(5点)を見てこちらを思い出して投稿しています。フラワーと同じ実話物でもこちらはより丁寧に心の機微を描いていて、もちろんガーデンも最高でした。クライヴ・オーウェンが朴訥とした性格をうまく演じておられたと思います。再見したいです。 【HRM36】さん [DVD(字幕)] 8点(2020-01-14 11:54:26) |
《改行表示》54.《ネタバレ》 実話だということですが、レビューを見ると『実わ実話でもないかも』という、誇大広告疑惑のある作品。 ですが、面白い作品ですよね、これ。重すぎず、軽すぎず、絶妙な匙加減です。ただ、どーなんでしょう。良く言えばバランスの良い作品ですが、悪く言えばバランスが良すぎて遊びや刺激が足りない作品でもあります。如何せん、映画としての盛り上がりに欠けます。 『ガーデニング+刑務所もの+サクセスストーリー』っていうめったにない珍しい組み合わせですから、もっともっとドラマチックにしちゃって良かったんじゃないですかねー。面白いんですが、それ以上に『なんか惜しいな~。』という気持ちが先にきちゃいます。 ただ、音楽が抜群に良くて、各シーンにぴったり。音楽で多少助けられている部分はありそうですね。 また、嫌な人物がほとんどいないところも、この作品には合っていますね。その中でも、ジョージナ・ウッドハウスやハッジ刑務署長の、御伽噺のような公正かつ寛大な人となりは、一際光っています。どんな人とも、色眼鏡をかけず、公平に接するその姿勢。かっちょいいですね。たとえフィクションの世界でも、こーゆー立場の人たちが自分のことを認めてくれれば、それはコリンでなくたって自信が持てそうです。 それにしてもこの映画、見方によっちゃ、『刑務所ってすっげー良いとこジャン!よし、俺もなんか悪いことしよー。』って、犯罪を助長しかねない危険思想の作品にもなりますね。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 7点(2015-06-23 05:01:30) |
《改行表示》53.《ネタバレ》 落胆して浮上しての繰り返し。人生ですね。 それが報われる瞬間がくるのはうれしい。 話の作りがこういうヒューマン系にしては珍しい流れで、引き込まれた。 すっきり面白く楽しめる作品。 【えこー】さん [地上波(吹替)] 8点(2015-03-01 19:27:44) |
《改行表示》52.笑えて感動して、まとまっていてとても見やすい。 分かりやすいストーリーだけに、サクサク進んでいくのが良い感じに心地よく見れました。 ガーデニングが楽しそうで、自分もしたくなりますね。 【さわき】さん [地上波(吹替)] 6点(2014-11-19 15:01:00) |
51.刑務所の映画であることを忘れるくらい軽い感じの映画。本当にあった話というところがいい。 |
50.《ネタバレ》 ガーデニングでこんなに囚人達の人間性が変わるとは…(笑)でも、こういうハッピーエンド大好き。コンテストにファーガスの像が建てられていたところは素直に泣きました。何回も観ているお気に入りの作品です。 【くーちゃん】さん [地上波(字幕)] 9点(2014-05-11 00:04:13) |
49.クライブ・オーエン、ヘレン・ミレン共演の派手さは無いが最近のアメリカ映画には無い心温まる英国ならではの好感触な作品。 【白い男】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-05-13 13:44:25) |
48.出だしから最後まで楽しく見れました。ラストも好印象でした。描写、物語の展開、テンポがとても日本的で、少し設定をアレンジすれば舞台が日本で、日本の役者で演じても全く違和感がないように感じます。でも、これって本当に実話ですか?前の方も追っしゃていますが、「This story is inspired by actual events」を「これは本当にあった物語である」と訳すのはひどいなと思います。 【おやじのバイク】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-02-21 14:11:39) |
47.《ネタバレ》 7点にはしたけれど、ちょっとどうしても気になって納得できないことがあります。映画の始まりに「これは本当にあった物語である」と日本語字幕が出ます。けれど原文は「This story is inspired by actual events」です。英語は得意じゃないけれど、この日本語字幕は少々乱暴なのではと思い、見終わった後にDVDに収録された「プロダクションノート」というのを覗いてみると・・・・「プロデューサーがニューヨーク・タイムズの記事『英国でベルフラワーを育てる自由』を読み、イギリスで囚人達がガーデニングをしていることを知った。そして、脚本・監督のジョエル・ハーシュマンは、美しく繊細な一輪の花と、無骨な男という、対照的な二つのイメージをモチーフに、この笑いと感動に溢れた、救いと再生のヒューマン・ドラマを作り上げた」とありました。結局、ほとんど作り話なんじゃないですか??? 最後の最後に出る字幕とかホントなんですか??? もう、どこまで信じたらいいのか分かんないんですけど・・・もうさ『一杯のかけそば』的なことだけはしないでいただきたいです。うまく作った作り話で構わないのに、「実は実話じゃないんです」みたいなシャレにもならんことがあると後味悪くなっちゃいますけど。そこんとこハッキリしないから目をつぶって「最初から作り話」としての7点です。 【だみお】さん [DVD(吹替)] 7点(2011-07-03 01:34:08) (良:1票) |
46.花泥棒の本当の目的は・・って感じで、とっても良いですね。前向きになれる映画です。おすすめ。 【山椒の実】さん [地上波(吹替)] 8点(2011-05-11 07:02:46) |
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《改行表示》45.《ネタバレ》 期待はずれでした。 オヤジをはじめとするいわゆる〝挽回もの〟はハズレが少ないのですが、なんでこんなイマイチな出来になったのかって、これ、尺が全然足りないように感じますね。 全体的にユルすぎる…まあ、仲間の脱走とか出品取り消しとか病死とかいうマイナス要素はいちおう盛り込んでいますけども、いろんなことがなんとなくうまく行きすぎます。 だいたい前科者が中心の話なのに、裏庭でエッチをしたあげく妊娠させたりすると「反省とか贖罪はどうなっているんだ」という非難もしたくなります。 ガーデニング未経験者だったクライブ・オーウェンの主人公が「俺は庭師だ」と思うに至るまでの苦労が、ちゃんと納得行くように描かれていない。これは大問題です。ここんとこができていないので、観客がカレを応援する気持ちになりにくい。 もっというならプリムローズと相思相愛になった経緯もイマイチはっきりしない。 「実話ものだから、とにかく事実どおりに詰め込んでおけばいいや」って投げやりな感じもしないでもないです。 とにかく90分でやるというなら、勇気を持って何か(トニーのエピソード全部とか)を削除するべきでしたし、本来なら120分くらいもらって、前の刑務所の暗さとかガーデニングの困難さやプリムローズとの関係を細やかに描いていくべきでした。 所長役の俳優さんはドラマ「ダルジール警視」で主役を演じていました。なかなか練れた役者さんです。 【パブロン中毒】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2010-04-25 20:11:23) (良:1票) |
《改行表示》44.派手でなく、淡々としているのがいいですねぇ。 イギリス映画らしいしゃれと、日本人にも共通する”恥ずかしい気持ち”がそこここに感じられる所が秀逸です。 セリフが少なくとも、それぞれの人の真心が、こちらに染みてきます。 主演のクライブ・オーウェンさんも良かったですが、ヘレン・ミレンさんのカッコ良さに感心しました。 私もこういうオバサマになりたいと憧れています。 【たんぽぽ】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2009-03-19 22:29:55) |
43.《ネタバレ》 素直に見てよかったと思える良質の刑務所を舞台にしたヒューマンドラマでした。実話というのもいいですね。「大きな大会に出るからって緊張しなくていい。監獄生まれだけど勝てないわけじゃないぞ。誰にだって勝つチャンスはあるんだ」というハンプトンコートに出品予定の花たちにコリンが語りかける台詞がすごく印象に残りました。刑務所モノには珍しく所長のいい人ぶりが良かったですね。品評会の後、所長が囚人たちに語りかけた言葉が良かったです。また、ハンプトンコートの彼らの出品作品の中にファーガスがいたのにはびっくりと同時に感動しました。刑務所モノにお約束のどうしようもない人間が一人も登場せず、刑務所の持つ暗さも無く、軽いタッチで描かれ、誰とでも気軽に楽しめる作品だと思います。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-01-12 17:14:46) |
《改行表示》42.《ネタバレ》 全体的に気分良く観ることが出来ます、庭師としての成長の部分やトニーの濡れ衣&恋人の妊娠の顛末等をもう少し掘り下げて欲しかったところです。 【ないとれいん】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-03-30 13:14:33) |
《改行表示》41.《ネタバレ》 深夜に何気なく観たんですが、ついつい最後まで観ちゃいました(もう朝だよ)。主役の囚人コリンを演じたクライヴ・オーウェンの淡々とした演技がよかったなぁ。老囚人ファーガスがコリンを「Adversity is your ally(“逆境は友だち”って訳してました)」って慰める台詞もいいですね。U2やブルース・スプリングスティーンの曲も映像とマッチしてました。 それからちょっと展開が早い気がしたのは、テレビなんで、カットされていたからなのかなぁ? 【上野若宮深】さん [地上波(字幕)] 7点(2007-11-05 00:33:42) |
《改行表示》40.《ネタバレ》 実話ものは雑なものが多いなとつくづく実感。 ロマンスの顛末なんてそんなことがあったんですね、と受け入れるしかない内容。 全体的にさくさくと進み過ぎで、もっと序盤に彼らの背景を説明しておく必要とかもあったと思う。 実話という条件に甘んじることなく、しっかりと構成したものを作ってもらいたい。 【カラバ侯爵】さん [地上波(字幕)] 3点(2007-11-04 04:33:04) |
39.設定が面白いと思って観たのですが、正直もう少し盛り上がりが欲しかったです。 【色鉛筆】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-07-29 17:00:34) |
《改行表示》38.登場人物が魅力的で、話もいい。 だらだらしていないし。最後も爽快だし。元気になる映画! 刑務所ものでこんなに爽快なのは、なかなかないです。 ファーガスじいさんがとてもおしゃれで素敵♪ 【ckeru】さん 9点(2005-02-05 14:58:57) |
37.ほのぼのしているのがいい。終わり方もよかった。 【ベルガー】さん 9点(2004-07-29 10:55:59) |
36.《ネタバレ》 あたしなんかはあのショーシャンクよりもこっちに希望を感じますね。元々真面目だったのにひとつの失敗(とんでもなく大きすぎる失敗だった訳だけど)を、こっちは冤罪ではなく、やらかしてしまっている。本当に真面目だから刑務所の連中とも合わないし希望も何もない中で出会ったガーデニングに生きがいを見出し、命を育てる喜びを知り、才能を開花させた。自分の人生がどんなにダメだと感じていても、どこに自分の「生き場所」があるか分からない、もしかすると自分の思ってもいないところにそれがあるかもしれない、そんなことを思わせてくれる映画でした。ハンプトンコートのあの「作品」は、雑然としているようで実は素朴、主人公コリンの人柄がそのまま表れているようで好感度大です。そこにちゃんとファーガスが「いた」のが嬉しかった。映画としても冒頭の襲撃シーンで目を奪われた。いきなり何が起こったのかと思ったが、映画を見ていくうちにその理由が分かってくる。ストーリー構成の妙でも評価できる一本。でも満点つけられないのは、コリンとファーガス以外のガーデニングを馬鹿にしていたメンバーがどういうきっかけではまったのかイマイチ分からないことと、トニーは結局どうなったのか、編集の都合はあるでしょうがそこはむしろきちんと描いて欲しかった。省略しなくても決してだれるような内容ではないと私は思いますけどね。う~ん、惜しい。本当に惜しい! |