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次に私が殺される

[ツギニワタシガコロサレル]
Tesis
ビデオタイトル : 殺人論文/次に私が殺される(ビデオ) テシス(DVD)
1996年スペイン上映時間:125分
平均点:6.89 / 10(Review 18人) (点数分布表示)
ホラーサスペンス
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2005-05-19)【rothschild】さん
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監督アレハンドロ・アメナーバル
キャストアナ・トレント(女優)
フェレ・マルティネス(男優)
エドゥアルド・ノリエガ(男優)
脚本アレハンドロ・アメナーバル
音楽アレハンドロ・アメナーバル
製作アレハンドロ・アメナーバル
あらすじ
「映像における暴力」を論文のテーマに選んだ学生アンヘラ。彼女は「暴力」に対して深い興味を抱いている。そんな彼女は、ある切欠で秘密のビデオテープを入手してしまう。そこには凄惨な光景が収められていた。同じ講義に通うビデオマニアのチュマの協力の得て、彼女は真相に迫ろうとするが、そこにハンサムで謎めいた青年ボスコが現れ、彼女の心は揺れ動いていく。そして、その先には恐ろしい結末が待っていた… スペインの奇才・アレハンドロ・アメナバルの長編デビュー作。
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18.《ネタバレ》  同じスナッフビデオを中心としたサスペンスであれば、「ミュートウィットネス」のほうが面白かったです。ただ「テシス」は最後まで犯人が誰なのかわからないので、ミステリー要素が加味される分一般受けはしやすいかもしれないですね。個人的にはミュートウィットネスをオススメしますが・・・  今作で新鮮だったのは、初めから怪しい雰囲気を漂わす人物が、まさかの・・っていうところでしょうか。昨今の傾向を考えれば、サスペンスにおいては変化球が当たり前であり、本作品のようにミステリー+サスペンスで直球というのは逆にめちゃめちゃ新鮮です。また、相棒のチェマがただのオタッキーみたいに見せかけて、結構行動力もあれば頭も切れるので、その辺りでドラマにしまりが出ている気はします。  ですので、内容の割りにちょっと時間が長いのが気になりますが、普通に楽しめる良作の部類に入るのではないでしょうか。
たきたてさん [DVD(字幕)] 6点(2014-04-08 23:57:29)
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17.アナ・トレントの「みつばちのささやき」後が観たくて鑑賞。 内容は、まあ普通。
にじばぶさん [ビデオ(字幕)] 5点(2007-10-10 19:56:49)
16.アメナバールは『オープン・ユア・アイズ』にしても『アザーズ』にしても、そして長編第一作のこの作品にしても、お話を謎めかして引っ張るのがお得意のようである。たしかにストーリーテリングは巧い。でもそれだけである。とくにこの作品はストーリーだけで観客を目くらまそうとしている。せっかく冒頭で「人間の残酷なものへの好奇心」を見せているのに、そこはさらっと通り過ぎ、映画のほとんどは犯人当てに従事する。「恋心」も犯人当てを観客に難しくさせるためだけに用意される。べつにいいんだけど。ただ、よく言われがちなハリウッドにはない味ってのは、たぶんスペインのスタッフで作っているからというだけで、あるいは低予算ゆえに出ているものでしかなく、中身はどこにでもある作品だと思う。
R&Aさん [DVD(字幕)] 5点(2007-09-03 16:06:37)(良:1票)
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15.《ネタバレ》 出てくる人はかなり少ないのに、最後の最後まで誰が犯人かわからなかった。さして暴力的ではないし、気楽に見れますね。 ただ一つ、邦題はどうにかするべき。別に「テシス」のままでもいいと思うのだが。
θさん [DVD(吹替)] 8点(2006-12-19 08:58:50)
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14.《ネタバレ》 まずは、もったいぶった演出がツボに嵌まった。 暗闇を基調とした独特の映像も気に入った。さすがに評判の監督だけはある。 主題としては「映像の暴力」を批判しながらも、本作が「映像の暴力」を売りにしているという自己矛盾を抱えている点も面白いと思う。 映画の中で「大衆の要求に応える」ことの重要性を語っているから、そのあたりに矛盾に対する答えを盛りこんでいる気がする。 また大衆の「潜在的な暴力嗜好」として、冒頭の飛び込みを描くことにより、見たくなくても見てしまうという衝動は主人公だけでなくどんな人にでも抱えているものであることを示している。 これは映画の中の主人公が興味本位で巻きこまれている虚構の世界を描こうとしているわけではなく、より現実的な世界を描こうとしている姿勢が感じられる。 映像と現実とのズレを解消しようとしている相当に良い例を持ち出していると思う。 サスペンスとしても実に手が込んだ面白い脚本だった。 見ている時には、一瞬で「どうせこの新しい教授が犯人なんだろう」と思わせておいて、教授を単なる前振りにしか用いないという大胆な使い方。 そして「じゃあ、犯人誰よ?」と謎を深めさせておいて、結局「なんだ嫉妬女の単なる逆ギレかよ」と落胆させておいて、ストーリーを全て原点に戻すというのも斬新だったなあ。 その上、ラブストーリーの要素を絡ませるなんて、これまた素晴らしい。 自分が好きな女が好きな男のビデオを見ている姿をその女のことを好きな男がビデオに映している姿が映像として流れるのも面白い仕組みだ。そして見ている者に対して少し切ない気分にさせる。 この切ない気分にさせることによって、ラストの単なる「お茶への誘い」が単なるものではない効果をもたらしている。
六本木ソルジャーさん [DVD(字幕)] 8点(2005-04-03 19:16:43)(良:1票)
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13.良く練りこまれた脚本・映像・音楽、そして魅力的なキャスティング、2時間を短く感じさせる作品です。「暴力」と「死」に異様に惹きつけられるヒロイン、そして謎めいた美しい(濃い?)青年。そして、脇を固めるフェレ・マルティネスがいい!一見J.デップ似の彼のキャラクターが、凄惨な物語を魅力的なものに引き上げています。 「アイツが絶対犯人じゃんっ!」と冒頭近くから思わせておいて、「え?こっちが犯人?」と、作中のヒロインの心中とともに観客の心にも揺さぶりをかける演出、よくよく考えれば非常にシンプルなストーリーをこの長さに無駄なく仕上げた監督の手腕は素晴らしい。ハリウッド映画にはない魅力ですね。 ちなみにココでの作品名は、現在販売されているものより前のものですね。公開当時から何回か題名を変えて結局原題に戻ったようですが、配給会社さんって、何で妙な邦題付けちゃうのでしょうねぇ??
タコ太(ぺいぺい)さん 8点(2004-11-23 09:21:52)(良:2票)
12.かなり面白いのですが、火サス並みの邦題がすべておじゃんにしてる気が。
マミゴスチンさん 7点(2004-08-01 02:44:20)
11.《ネタバレ》 現代の商業主義的な映像の乱発という風潮に、サスペンスとスナッフ映像をうまく掛け合わせた、皮肉たっぷりな映画やった。主役の二人も結局(不可抗力とはいえ)テレビカメラの前で殺人を犯す展開や、最後みんなが殺人映像に夢中の中、その二人だけがお茶を飲みに行くオチなど、色々興味深い。後、悪い方がカッコよくて、そいつにヒロインが魅かれるとこなんかも、人が魅かれていくモノ(映像にしろ人にしろ)の危うさみたいなのも描かれているよーでただのサスペンスとは一味違ったかな。
なにわ君さん 7点(2004-05-14 16:40:29)
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10.《ネタバレ》 「サスペンスホラー」としてはよく出来ている。殺人ビデオを巡るストーリー展開も面白い。ただ、「ミステリー」として見るとかなり物足りない内容。  「ワイルドシングス」や「スクリーム」もそうだけど、不遜な事を言えば、「最後まで犯人が誰かを分からなくする」だけなら、そんなに難しくはない。やはりその過程に連綿と連なる「有機的な謎解き」が無いので、数ある平凡なサスペンスと五十歩百歩という印象。この作品でも、さらに一段捻って、「主人公の女生徒が犯人を操って恋敵を殺させていた」みたいな展開にする事も出来たはず。  メイン登場人物が少ないのも、真犯人の意外性という点ではマイナスに働いてる。作品全体の雰囲気作りや、飽きさせない展開にセンスを感じるだけに、無難な内容になっているのが残念な限り。もっと作品として冒険して欲しかった。
FSSさん [ビデオ(字幕)] 6点(2004-02-28 03:42:26)
9.残虐映像がいまいちだが、空気が良い。気味の悪さが良い。才能あると思う。ってこれアナトレントかひ・・・。おばさんですがな・・・。
ぷりんぐるしゅさん 6点(2004-02-12 16:47:02)
8.シンプルですが良く出来てる脚本で面白いです。観ているこちらに最後まで誰が犯人かを分からせない、良く出来たサスペンス映画で、後の作品へ繋がるアメナバール監督らしさが十分感じられる作品。
亜流派 十五郎さん 8点(2003-11-16 16:09:46)
7.《ネタバレ》 皆さんも指摘されていますが、この監督は雰囲気作りとストーリーテリングが本当に上手くて、期待を裏切られるということがありませんね。ミステリアスな雰囲気と、一転また一転する終盤の展開に手に汗を握らせられました。個人的には『オープン・ユア・アイズ』よりも、比較的オーソドックスな作りのこの作品の方が好みです。
マーチェンカさん 8点(2003-11-03 21:08:03)
6.基本的にホラー・サイコサスペンス嫌いの僕が、何ゆえこの映画を観たか?それはひとえに、あなたにもう一度会いたかったからだよアナ・トレント!「ミツバチのささやき」で幼き日のあなたを見て以来、僕の心は貴女の虜・・・と、お約束の暴走はこの辺にしておいて、うーん、やっぱり綺麗、アナ・トレント。ちょっとほっそりし過ぎの気がしなくもないけど、あの印象的な瞳は大人になっても健在でした。演技もそんなに悪くないと思うけどなあ。「ミツバチ~」は一種の奇跡みたいなものだと思うのでで、あの作品と比べてしまうのはちょっと酷な気がします。で、前述の通り「怖いの」が苦手な僕ですが、これはなかなか楽しめました。最後の最後まで犯人が分からなくてドキドキさせられ、ずっと画面に魅入られてしまった。この手の作品をたくさん観ている人はどうか分からないけど、良かったです。
ぐるぐるさん 7点(2003-07-09 19:38:01)
5.8mmと同じじゃないかと思って診ていたが、アメナーバルはうまい最後まで客の頭を揺さぶりながらあきずに診させてしまう。製作年を見て8mmより先じゃんと後で気が付きあらためて感心。
木根万太郎さん 8点(2003-03-13 14:55:24)
4.簡単言うとB級サスペンス映画だが、効果音の使い方、二転三転するストーリとそれなりに楽しませてくれる。ただ、主演のアナ・トレント(「ミツバチのささやき」で子役で出演)が子役は大成しないを実証したような大根ぶりに悲しくなった。
ゆたKINGさん 4点(2003-02-09 22:47:26)
3.登場人物が本当に少ないにもかかわらず、誰が犯人だか最後までわからないので面白かった。エドゥアルド・ノリエガ、フェレ・マルティネス、アレハンドロ・アメナーバル監督、この3人の組み合わせは最高。のちの作品、「オープン・ユア・アイズ」も素晴らしい。
エルフの森さん 10点(2002-12-13 00:13:19)
2.一番のシーンは巻頭の地下鉄のシーン。ヒロインが飛び込み自殺の現場に近づき、カメラがスローモーションで徐々に現場を写していく。いよいよ現場が映ろうという瞬間、ヒロインが地下鉄職員に引き戻されて映らず仕舞い。ここで観客は「自殺現場が見たい」と絶対に思った筈。この、人間の「残虐指向性」こそが本作のテーマになっている。ハリウッドで作ればただの学園ホラーに成り下がりそうな題材を、アメナーバルという人の雰囲気作りで一段上質な映画として踏み止まっているのは流石。でも所詮学園ホラーだよなぁ、これは。6点献上。
sayzinさん 6点(2002-09-29 17:12:04)
1.見たら死ぬ映像、とかスナッフムービーものの発端はもしかしてこの映画なのだろうか?なかなかのサスペンスものでした。ちょっと都合いい展開のような気もしますが、最後まで誰が犯人なのかは本当にわからなかった。アメナバール監督の長編処女作であるにも関わらず、すでにカメラアングル、カット割りに光るものがある。
あろえりーなさん 7点(2002-01-25 08:15:23)
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【点数情報】

Review人数 18人
平均点数 6.89点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
415.56%
5211.11%
6422.22%
7422.22%
8633.33%
900.00%
1015.56%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 1.00点 Review1人
2 ストーリー評価 7.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review2人
4 音楽評価 8.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人
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