7.68年版だと思って録画したら、こっちでした。しかし古典らしく落ち着いた雰囲気で楽しめました。カラーもどぎつくなく美しい。地味ですが正統派という感じで、いいんじゃないでしょうか。今の観客は、テンポが遅すぎると感じるかもしれませんが。ジョン・ギールグッドが案内役で登場するのも面白い。 【アングロファイル】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-03-15 10:15:24) |
6.カステラーニの「ロミ&ジュリ」。 68年版はオリビア・ハッセーの美しさを舞踏会では赤い衣装で目立たせていましたが、この映画では赤い群れの中で白い衣装のジュリエットを際立たせており、原典の「カラスの群れの中に白い鳩が舞い降りたようだ」に近いイメージ。 68年版ではぼかされていたロミオの思い人ロザラインもキャラクターとして登場し、キャピュレット家の霊廟に眠るヒロインのもとを婚約者パリスが訪れる場面もあるなど、原典を重んじた作り。 金髪のジュリエットが新鮮で、イタリア・ロケとパインウッド・スタジオのセットによるヴェローナの街は68年版以上に壮観、一番の見どころかもしれません。 ジュリエットの父キャピュレットがいつも太った俳優さんなのは、おもしろい伝統。 【レイン】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-03-05 07:00:24) |
《改行表示》5.《ネタバレ》 建物とか踊り、音楽といったものは中世の雰囲気がよく出ていると思うし、情景も美しい。そしてストーリーもすっきりしていてわかりやすい。 しかし、ロミオとジュリエットが愛を語る場面は夜なのに明るすぎてぶちこわしだし、主演の二人にももう少し魅力がほしい。また戯曲の世界だから仕方ないのかもしれないが、たいした決闘シーンもないのに一突きで簡単に死んでしまうのもあっさりしすぎではなかろうか。総じて盛り上がりに欠ける。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-04-27 15:51:11) |
《改行表示》4.クラシカルな衣装も歴史を感じさせる石づくりの重厚な建物のロケーションも中世の雰囲気を漂わせ、ジュリエットも清楚で気品があるし、というので古典そのままのような本作もなかなかいいです。 ただこの後作られたフランコ・ゼフィレッリの若々しく躍動感あふれるロミジュリを見ているとどうしてもこのおっとりさが物足りなく感じてしまう。年齢的に言っても若さゆえ思慮も浅く一目ぼれの恋に突き進むというのは、O・ハッセー&R・ホワイティング組の方が説得力がある。舞踏会の出会いの場、バルコニーのシーンから墓場のラストまで、主な場面はいつでも記憶で再生可能なほど焼きついてるこの決定版と比べるとどうしても分が悪くなってしまいます、、ということでごめんなさい。 【キリコ】さん 7点(2004-11-16 21:49:56) |
3.ロミオとジュリエットの役では、これが一番シンプルではないでしょうか。高貴さを感じるジュリエットです。ただ感動という点では、フランコ・ゼフィレッリの方が良かったですね。それにしても、あの時代は皆なモッ○リタイツだったんですかね(~~; 【風太郎】さん 6点(2003-06-26 05:10:43) |
2.父の大のお奨め。ジュリエットが本当に清らかな美しさを放っていて、最高。コレ観たら、他の女優のジュリエットは観たくなくなるな~・ 【あやりん】さん 9点(2003-06-14 22:53:41) |
1.古典を堪能した。ジュリエットのスーザン・シェントールは、今見ても美しい。ロミオや他の男性陣のタイツ姿だけ馴染めなかった。 【ヌリ】さん 8点(2003-01-14 10:13:51) |