《改行表示》48.《ネタバレ》 昔、地元の映画サークルが主催する上映会で鑑賞した。 ジャンル的には癒し系の映画と言うんだろうか。どこか現実離れしたゆったりとした世界観に癒される。窪塚洋介のピュアな演技にも癒される、とても素敵な作品だった。 「愛だよ。こういうの 地球では 愛って 言うんだよ。宇宙じゃ 知らないけどね。」 という台詞が印象的でとても心に残っていた。 ただ、よく考えてみるとこの台詞、主人公が途中で出会う得体の知れない胡散臭いおじさんが最初に言った台詞なんだよね。 主人公を助けてくれるいい人なんだけど、長距離運転の途中でビールを飲みまくるのはどうなのか。危険過ぎるだろうと。しかも自分の事を「実は良いおじさんなんだよねー」とか言っちゃうし、なかなかぶっ飛んだキャラクターだったなぁ。 でもこのおじさんのおかげでテルと水絵は救われる事になるのだからとても重要なおじさんなんだよなぁ。家丸ごとくれちゃうとかなかなか居ないぜ?良いおじさん通り越しちゃってるよ。めちゃくちゃ良いおじさんだよ。 ここら辺がこの映画をファンタジックたらしめている要因な気もするが、ラストはちゃんと現実的な所に着地するので良かった。 テルと水絵の2人にはどんな未来が待っているのだろうか。 いっぱい想像しちゃうなぁ。 【ヴレア】さん [映画館(邦画)] 8点(2020-04-18 21:59:34) |
《改行表示》47.大好きな映画です。DVDを買って何度も見返しました。 万人に合うとは思いませんが、好きな映画を聞かれるといつも最初に浮かぶので10点。 小難しいこと考えずに見るときっと癒されます。 適度に現実から浮いている世界観が心地よいです。 【ハービィ】さん [DVD(邦画)] 10点(2018-06-09 22:50:11) |
《改行表示》46.期待しないで観たけど、どんどん面白くなっていった映画。 登場人物が少ないので分かりやすい。ただし、現実感がない設定も多いのでそれが気になると多少覚めるかもしれない。 それでもまあ、いい出来だと思う。 【simple】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2015-01-24 13:32:45) |
《改行表示》45.《ネタバレ》 6点台ぐらいかな?と思い見てみたら、予想より低くて驚き。男女で評価が分かれてるのかな(笑) 自分は好きです、この作品。かもめ食堂からの「癒し邦画ブーム」以前の、“癒し邦画”だと思います。映像は美しい、主人公もヒロインも美男美女、嫌な人は出てこない… 開始から30分程テル目線、次の30分程が水絵目線、残り1時間程が2人の物語。 2人の物語の終盤、水絵が過去の罪まで認めて服役することになるのは(万引きで即服役なんて実際にあるのかわからないが…執行猶予中だったとか?)悪意なくモノを傷つけてしまい、傷つけたことにすら気付かない(=それは人に対しても同じ)テルに結婚の話をされていて、テルと今すぐ結婚するよりかは自分を見つめたいという意味で服役したのかなぁ…などと考えてみたり。 水絵は終始、自分のことしか気にしてないように見えたしね(笑)ラストは小雪ってこんなに夏川結衣に似てたんだ!と。初めて知りました(笑) テンポは悪くないけど2時間超と長め、でも(ハマれば)退屈はしない…そんな癒し邦画でした。 |
44.いいですねぇ 窪塚くん。いやあ、大麻とかピンポンとかフライングだとか自分にはそんなイメージしかなかった窪塚くんなんですが、 すみませんねぇ~ いいじゃないかよ 窪塚くん。結果、微笑ましくも可笑しくも切ないお話じゃった。とても一人では生きてゆくことの出来ない青少年、彼の未来は今度どうなってゆくのだろうか 夢を壊して悪いがあの彼女が今後ずっと傍にいて支えてってくれるもんだとは到底思えない そうなると彼は今後どうやって人生を乗り越えてゆくのだろうか 他人事・作り話とはいえ すごく気になって止まない あとをひく。 【3737】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2013-06-06 23:47:07) |
《改行表示》43.まったりした空気感は悪くなかった。けれど2時間はだるい。 高島平のガスタンクがアクセントになっていたり、内藤剛志がうまい具合に間を取り持っていたりと良いところもあったが、全体からして平凡かなあ。 【mhiro】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2013-05-26 07:25:11) |
42.《ネタバレ》 小雪が逮捕される前後の心理の交錯とか、優れた描写の部分もあるんですよ。だけど、全体的には、「こんな感じでファンタジックに染めておけばそれっぽいかな」という雰囲気が漂っていて、やっぱり作為的なのです(ラストはその象徴)。それと、この内容ならば、尺は100分くらいで十分ではないか? 【Olias】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2013-05-15 02:15:11) |
41.不思議な雰囲気がよかった。しかし以前どこかでみたような、もっと監督のオリジナリティーがでてほしかった。 【ホットチョコレート】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2013-05-13 19:41:39) |
《改行表示》40.《ネタバレ》 10年くらいまえに観た初見の時はたいして記憶にも残らなかった作品ですが、改めて観てみると良かったですね。 窪塚節と言っていい窪塚さんの台詞回しやキャラクターと、不幸な女というか影のある役柄と言えばの小雪さん、お互い得意技とも言えるキャラクターでこの作品の世界観をしっかりと作ってました。 内藤剛志さんもこれまたへんてこりんな役柄ながらも、二人を見つめる温かい目線が心地よく、なんともいいキャラクターを演じてらっしゃいましたね。 へんてこりんながらも、ブレないへんてこりんさでグラグラ安定感のないふたりのドラマにおいて、なんとも頼もしく心強い存在でした。 テルと水絵の関係性は出会いこそズーンと重いものを感じましたが、段々打ち解けあって癒しあっていく過程がとても良かったです。 そして終盤の転機となる家具屋さんでの『事件』です。 あれはうまかったですねぇ。 水絵の過去とテルの境遇、ふたりのこれから、それら総てをグサリと貫く秀逸なエピソードでした。 そしてラスト、必ずしもまるっきり明るいとも言えないラストながら、ふたりならきっと大丈夫と信じさせてくれる『想像して?』にはヤラれました。 いやぁ、いい映画だったなぁ。 【ろにまさ】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2013-05-09 19:09:22) |
《改行表示》39.《ネタバレ》 正直、内容的には粗も目立つし散漫な印象も受けましたけれども、この作品全体を包み込む雰囲気がとても良いです。窪塚と小雪のキャスティングも巧くはまっています。 【TM】さん [DVD(邦画)] 7点(2010-07-10 16:12:24) |
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38.《ネタバレ》 ガスのように膨らみ、いつ破裂するかわからない不安。彼女はずっと、鳩のように自由に空を飛べる日が来ることを願っている。彼らの未来がどうであろうと。 【ウィマ】さん [DVD(邦画)] 6点(2010-04-11 20:34:18) |
37.ファンタジーだから、大筋や設定に文句はないけど、やっぱり二人のその後が気にかかる。この二人に未来はあるのか? あきらかに破たんしている二人。たとえ二人いっしょにいても普通に暮していけるとは思えない。翼の折れた妖精は、小雪が捕まることだけを暗示していたのか? 内藤がそばにいてくれたらなあ。 どうせならもっと安心できるハッピーエンドが良かったなあ。 【フラミンゴ】さん [地上波(邦画)] 4点(2009-07-02 19:25:40) |
36.《ネタバレ》 ランドリーでは盗まれないように監視。店内では盗まないように監視が必要だった。そうそう、サリーのその後が気になった。 【山椒の実】さん [地上波(邦画)] 4点(2009-06-03 22:17:55) |
35.《ネタバレ》 観たあと変な気分になりました、なんか不思議な世界に居るような・・・もっと癒される映画だと思ってたのにそうでもなくてちょっと残念。小雪が何だか人間味のある役柄をやっている作品を初めて見たような気がしました(笑) 【愛しのエリザ】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-07-21 19:00:17) |
34.ほんまは5点か4点やケド、やっぱり自分は窪塚サンが好きなんで‥。カムバック!! 【小星】さん [ビデオ(邦画)] 6点(2006-09-22 20:12:47) |
33.《ネタバレ》 最初の雰囲気はよい。台詞もまるで現代文学だ。いろいろ起こり始めるとつらい。もしある時間を経て自分がものすごく変わった時、相手が変わらずにいたとしたらその相手の変わらなさに好意を抱くこともありうるだろう。でも、それは相対的な話。もし、自分があまり変わらなかったら、すげー変わったやつにこそ好意を抱くものなのではないかと思う。テルは間違いなく、ずっと変わらずにいるはずだ。問題はずっと変わらない相手と一緒にいたときの変わらなさに人間は耐えられるのかってこと。その意味でこの映画の結末から、本当の物語が始まるのだと思う。 |
32.話はそれほどおもしろくは無かったけど、なんとなく空気感はよかった。しいて言うなら内藤さんはミスキャストだと思う。点数は低めだけれど嫌いではない作品。 【アフロ】さん [ビデオ(邦画)] 5点(2006-04-16 02:12:19) |
31.窪塚はこーゆー普通の人じゃない役のイメージしかないなぁ。 【アンダルシア】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-01-31 22:44:11) |
30.知的障害者が周囲の人間を癒していくファンタジック・ストーリーってのはハリウッドの十八番ですけど、日本製のこの手のジャンルとしては珍しく、ハリウッドの作劇に匹敵する完成度だと思いました。最小限で的確な人物配置と丁寧な演出。ファンタジーとリアリティの程好いブレンド(本作ではセックスを排除したことが奏功してます)。ラスト・シーンは、タイトル通り心洗われる爽やかさです。確かに窪塚洋介の演技は代わり映えしませんが、適役と言えば適役。また、がたいがでかく、キリッとした美人の小雪がミスキャストっぽい感じもしましたが、明らかに窪塚より外見的に大人で、しっかりしてそうに見えることがこのヒロインの必須条件。そう考えれば彼女もこの上ない適役でした(何よりスクリーン映えしますしね)、7点献上。 【sayzin】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-12-07 00:01:54) |
29.ここの評価ほどつまらない映画だとは思いません。むしろとても良い映画だと思います。不器用で、まさに半人前の男女が二人揃うことで、一人一人が一人前になれる。「人という字は、人と人が支えあって“人”になる」とテレビで髪の長い誰かが言っていたけど、この映画はまさにそんな感じです。人の温もりを感じます。結末ありきの過程と感じる人がいるようですが、それもまた個人差があるようです。僕はそんなふうにはまったく感じませんでした。むしろ結末よりも過程の方がよっぽど優れていると思います。脆く傷付きやすい人間の姿がとても共感でき、ガスタンクのように感動も膨らんでいきました。 【ボビー】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-11-22 18:19:37) |