2.《ネタバレ》 レンタ屋に行くとまず歴史とSFを探すのですが、SFは最近SW見終えたし、
今見る歴史は旧約聖書~ローマ帝国までを基本としているので、
題名を見て「これ、天地創造でよくわからなかった章だな」と、
借りるのをためらったのですがまあ見ないとわからない。
なるほどこの章は時間かけないとよく理解できない。
天地創造ではソドムとゴモラという町は身内のいさかいが絶えず、
殺戮を重ねていてそれに怒った天使がロトと取引をし、
相変わらずどうしょうもないこの町を焼き尽くしてしまうんです。
天地創造の天使が町を焼くシーンは確かに面白かったんですが、
町の歴史や人間関係があっさり説明されてよくわからなかったので、
この作品を見ることですんなりと理解できました。
もしかして本当に真面目に作っててつまらないかも??と、
十戒のような大げさな場面はないかもと見ていたのですが、
戦闘シーンになるとこれが予想を裏切って面白い。
私は三国志が大好きなのです。
この戦闘は魏の国が呉の国を攻めるシーンを思い出しました。
戦法がよく似ていたのですよ。
待ち伏せ、火責め、水攻めとそっくりです。
映画の戦闘シーンは戦術を見るのが好きなので、
戦闘の迫力や壮大さなどは二の次の興味です。
戦争になったのもソドムの女王の兄弟の陰謀からなんですが・・
ソドムの女王は放浪の民ヘブライ人(いつも放浪なのね)たちを、
ソドムの近くに住まわせました。
女王の兄弟は政権を奪うためあらゆる策略を練る。
ヘブライ人のリーダー神(エホバ)のしもべロトが知恵と勇気で、
精鋭部隊相手に戦い(最終的にはダムを壊し水攻め)ソドムの市民となります。
が、地位を得たロトに反発する同胞も・・
身内の裏切りもありロトは監禁されますが、
牢獄で神の使いを見るのです。
後半のクライマックスで町が壊れていくさまなどは、
これリミイクしても面白いんじゃないのかな?と思いました。
ロトの妻になる女性の存在も面白い。
女王の奴隷でありロトに献上された身分ですが、
実はソドムのスパイなのでした。
でもロトを愛し妻になります。
ロト役、もうちょっと老けてたほうがいいかなぁ。
しかし・・ロトの紋章だっけ??ドラクエまたやりたくなった。