《改行表示》19.《ネタバレ》 本当に生まれたて(生後0日)の赤ちゃんがマジでヤバい超デンジャラス殺戮モンスター、という有りそうで無かったアイデアはいくぶん斬新だとも言えるが(紛うコト無きナチュラル・ボーン・キラー)、作中で実際に赤ちゃん(の人形)を動かして通常のホラーに仕立てるだけの技術や能力や資金源は今作のスタッフは持ち得なかった、とゆーことで、直接的なショック描写が殆ど皆無の本作は結論的にはホラーとしては極め付けに地味で、正直コレはもーちょっとキツいというレベルすね(今サラ観ると特に)。 とは言え、流石にそっちの方だけでは映画に為らんのも悟ってはいたよーで、なのでそーいう怪物赤ちゃんを産み落としてしまった両親の苦悩・それでも芽生える赤ちゃんへの情、といったヒューマニティなモノを描き込んでゆくことで何とか間を持たせようとしてる…のだケド、それも正直ごく終盤まではあまり巧いコトいってなくて、序盤・中盤がこれまたちょっと退屈レベルの許容値を超えている感じ、でもある。ただ、ヒューマニティ溢れる最終盤はそれなりに観れなくもないし、救いが無いうえに実に不穏なオーラスも決して悪くはないとも思った。うーん…根本のアイデア以外にも、もう少しだけ展開・演出面で見るべき良質な工夫を施すことが出来てれば…という感じすかね。 【Yuki2Invy】さん [DVD(字幕)] 4点(2021-08-08 18:22:27) |
18.《ネタバレ》 ラリー・コーエンの赤ちゃんが人間を襲うという変態脚本全開の一本。両親の揺れ動く感情だったり普通のホラーとはちょっと違ったヒューマンドラマ風ホラーですが赤ちゃん自体をガッツリと写さず赤ちゃん目線で迫ってくる撮り方はなかなかで奇形殺人赤ちゃん誕生も薬害が影響なのかはっきりと示さずラストでも匂わせエンディングは意外に好きですね。悲劇として描くには十分すぎるぐらいのジョン・P・ライアンの熱演と低予算なので襲撃シーンをちゃんとは映してなくてカメラワークでうまく見せてんなーって感じですけど牛乳配達のオッサン襲撃シーンはよかったと思います。そのあと全く触れられてなくて違う意味でも可哀そうなオッサンの死。アーメン。 |
《改行表示》17.『ローズマリーの赤ちゃん』が妊娠にまつわる不安というものを描いているなら、本作はもう、あけすけに、「生まれたら最後、子供なんてみんなモンスターなのよ」、と。 まあ、そうなんだけれども、自分の子供となるとやっぱりカワイイところがあって、逆に言うとそういう子供への愛情ってのは、アカの他人からするとどうでもいい、いやそれこそちょっとイタイものだったりするのよね。ってな映画ですわな、これは。 映画開始間もなく惨劇が発生、神出鬼没の凶暴なる赤ちゃんはなかなかその容貌を画面上にはっきりとは現さず、しかしチラチラと部分的には見せる、チラリズム。コストをかけずに最大限、雰囲気を出してますが、それにしても演出がモタつき気味で、安っぽさも感じざるを得ません。 それが、クライマックスにおける暗渠での追跡劇となると、雰囲気出まくり、俄然盛り上がってきて、まさにラリー・コーエンの面目躍如。姿を現した赤ん坊が一部、全くのハリボテにしか見えなくても、気にならない、気にしない。 そもそも、この映画では、赤ん坊が人を襲うシーンそのものズバリは殆ど描かれておらず、多くは間接的な描写にとどまっているのだけど、そしてそれはおそらく、ハリボテの赤ちゃんが大のオトナに襲い掛かってもサマにならない、という技術的な理由によるとも思われるのだけど、それでもちゃんと「赤ちゃんが襲ってる」という印象を作り出してるのは、これはウマイと言っていいんじゃないでしょうか。 【鱗歌】さん [インターネット(字幕)] 7点(2021-03-24 23:32:47) (良:1票) |
《改行表示》16.タイトル通りのホラー映画。 父親の苦悩を中心にストーリーが展開され、ドラマとしては中々面白いんだけど、 モンスター赤ちゃんのデザインはかなりチープで笑える。 シナリオを練り直して今の技術を使えば、もっと面白い映画になりそうな気がするのだが・・・。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 3点(2011-08-18 07:06:50) |
《改行表示》15.《ネタバレ》 なんだったんだろう・・・。 Gyaoで見てある意味正解でした。 【kagrik】さん [インターネット(字幕)] 3点(2009-04-29 19:29:43) |
14.《ネタバレ》 うーーーん…なんか序盤からスゴイ展開で…かなりハチャメチャなストーリーじゃないですかねコレは。防衛反応とはいえ人を殺しすぎ、というかかーなーり無理やりな感じがします。まあ、古い(1974年)作品なのでしょうがないのでしょうか 【Kaname】さん [インターネット(字幕)] 2点(2009-04-17 22:43:39) |
13.古いホラーらしく大真面目な作り。付き合って大真面目に見たせいかえらく疲れました。特に感想と言えるものはないけど、ひとつだけ。この世に生まれてきた以上、名前ぐらいは付けてあげたかった。 【オニール大佐】さん [インターネット(字幕)] 3点(2009-03-12 19:56:27) (良:1票) |
12.モンスター映画とかホラー映画とゆうより、凶暴な赤ちゃんを産んだ夫婦の悲劇を淡々と描く映画でした。よって、一応 赤ちゃんが人を殺すシーンもありますが、そこはサラっと流して、夫婦の苦悩部分が映画の大半です。だから観る人によっては全然物足りなかったりします。赤ちゃんも細かいカット割りで、全体像がほとんどわからない描き方です。冒頭のモンスター赤ちゃんが生まれるまでのくだりは、喜びから悲劇への展開が結構ショッキングでした。それ以降は淡々としてます。 【なにわ君】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-01-07 21:44:50) |
11.《ネタバレ》 なんとまぁシンプルすぎるくらいシンプルなストーリーですなぁ。薬害を取り上げてるからって言っても、単なる理由付けというか故実けみたいなもんでしょうに。怖いから人を殺してるっていっても、明らかに自分から殺しに行ってるし>赤ちゃん。お父さんも涙流してまで慈愛の念を抱いといて、最後にぽいっと敵に投げ飛ばしてるし(笑)。いやまぁ、でもおどろおどろしい雰囲気は出てましたよ。音楽のバーナード・ハーマン、こんなB級ホラーにまで曲付けてたのね、、、。 【あろえりーな】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2007-08-19 00:09:15) |
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10.赤ちゃんの姿を隠しすぎで、もひとつよくわからへんかったけど、お父さんの葛藤には何気にもらい泣き。。。 【海の雫】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2007-03-21 00:41:09) |
9.《ネタバレ》 1974年の製作なので今観るとガッカリするほど映像的にはショボいんだろうなとあまり期待もせずに観ました。話の内容はごく普通の夫婦の間に化け物のような赤ちゃんが生まれて無差別に人を殺しまくるといった感じです。書かれちゃってますが自分もその赤ちゃんの姿をチラッチラッとはっきり見せない手法が『エイリアン』1作目みたいに思えました。ただ観客を焦らしてるつもりなんでしょうけど、ラスト寸前でも見える姿がチラッチラッではいい加減腹が立って来ます、見せない怖さという演出もクドすぎると単なる嫌がらせですね。話の方ももっと上手く展開させていれば終盤はもう少し盛り上がったかもしれないのに、発想だけでネタが尽きてる感じでした。表現の自由という概念は昔の方が結構強かったのかもしれませんね、今だとこういう発想の映画は倫理的に完全にアウトで作りたくても作らせないと思います、今では作ることが出来ない映画というところを評価して5点です。 【眼力王】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-10-15 15:29:43) |
8.《ネタバレ》 二人目の赤ちゃんが生まれる⇒出産⇒立ち会った5人の医者が全滅⇒赤ちゃん逃亡⇒捕獲。たったそれだけの映画。91分しかないのにやたら長く感じたのはおそらく、テンポが遅い事と展開の少なさからくるものだと思いました。赤ちゃんをハッキリ映さないのは「エイリアン1」の時みたいにプラスに働く時もあれば、この作品のように恐怖を感じさせなくしてしまうマイナスの時もあるんだと実感しました。それに薬害問題(政府が認証していないピルを使用しての副作用?)に風刺を効かせてるとしても、畸形や障害と違い、防衛本能からくるものとしても凶暴になるというのはちょっと現実離れしすぎていて怖く感じませんでした。やっと殺した後もまた別の地区で誕生したというオチも予想通りでした。昔のホラー作品らしいテンポなので、結構イライラしました。 |
7.《ネタバレ》 赤ちゃんが怖くなかったので楽しめませんでした。あと、へその緒を食いきって生まれた途端、いきなり人を殺しすぎます。おまけに猫まで殺すし、ぜんぜん好きになれなかった。ベタになってもいいから、多少は赤ちゃんに感情移入できると良かったのに・・。警官が大勢で赤ちゃんを捜しているときに、追いつめた先に普通の赤ちゃんがきょとんとお座りしていたシーンは好きです。 【omut】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2006-09-22 19:30:38) |
6.思いのほか重い作風のB級ホラーだった。テーマ性は結構だが、赤ちゃんが映るのが数ショットしかなかったのが物足りなく感じた。 【BROS.】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-12-25 01:52:06) |
《改行表示》5.《ネタバレ》 なるほど、一見、B級ホラーではあるものの、見ようによっては、家族としての絆とか、子供に対する愛情、さらには奇形を生む「薬害問題」なんて重々しいテーマが根底にあるのが分かる。 ただ、さすがに今見ると全体の作りがB級テイスト過ぎるね。ホラーにとっての「古き良き時代」の香りはあるものの、着ぐるみの赤ちゃんを始め、ストーリー展開もやたらダラダラとしてるし、今まともに見るには全体的にレベルが低く過ぎる。 【FSS】さん [ビデオ(字幕)] 3点(2005-01-18 16:59:46) |
4.《ネタバレ》 監督がラリーコーエンということもあって始めのうちは質の悪いB級ホラーだと思ってましたが、実は見ようによってはとってもヒューマンな作品だったりしました。最後の方で父親が奇形の赤ちゃんを自分の子供と認めるくだりなんかはちょっと切ない。あくまで見ようによってはですが。 【新井】さん 6点(2004-03-07 23:42:14) |
3.古くは名作『ローズマリーの赤ちゃん』、TVシリーズ『アウターリミッツ』でも、純心の象徴:赤ちゃんを怪奇な存在にした作品があるが、本当の意味で赤ちゃんが怪奇なのは本作でしょう。明らかに着ぐるみの赤ちゃんが凶悪に暴れまわる姿は、出し惜しみ一切なし。徹底的にガンガン見せまくります。その昔、東京12チャンネルでは昼間の平日からこんなもんを放送しておりましたっけねぇ‥‥ 【伊達邦彦】さん 5点(2004-02-24 00:40:27) |
2.傍から見りゃただのB級モンスター映画だが、実はこれ、薬害問題を扱った社会風刺だったりする。モンスターもとい異形の赤ちゃんは別に殺しが趣味なのではなく、ただ防衛本能が強いだけ、そのことに気付いた父親は最後、この子だって生きてんだと悲痛の叫びをあげる。作品自体もいかにもなB級だが、ストーーリーは割りとしっかりしていたりそれなりに恐怖シーンが入っていたりと以外に良作な1本。 |
1.当時オカルト映画という呼称で世を席巻した大ブームの余波という感じでひっそり公開された一作。B級ホラーの雄ラリー・コーエンの監督で薬害エイズ等を予見したかのようなストーリーは駄作と切り捨てるに惜しいと感じる部分も無くはない。だが、如何せん残酷ショック描写に力点を置く作りな上に、リック・ベイカーが担当したという”赤ちゃん”の造形もチープってか相当チャチいので高得点を進呈する気には到底なれないのが正直な感想。何と意外なコトに、本作の後に続編2本が製作されている!一応ヒットしたのか??こんなのが…亜米利加って国はどうもよく分からないナァ~。第1作でこの出来じゃ続編は観る気ナッシング。5点。 【へちょちょ】さん 5点(2003-11-01 00:48:49) |