4.《ネタバレ》 ヴァンサン・ペレーズさんが監督された作品と聞き、興味を持ちました。
ヴァンサンさんは出演されておらず、そこは残念でした。
恵まれたとは言えない境遇、胸が痛くなるエピソードが続いても、主人公アンジェルはひるまない、めげない。
その時その時を前向きに頑張るのです。
少しのことでヘコム私は、アンジェルは偉いし、彼女みたいに生きたいと思いました。
それによってとても爽やかな作品に仕上がっている。
クレゴワールに対してもアンジェルはここまで出来るなんて!と驚きました。
描き方が自然体で、すんなり受け入れられるところがこの作品も魅力です。
細かいことを言えば、それぞれのエピソードの繋がりが唐突だったり分かり難いところもありました。
私はそこを考えても、作品の雰囲気をとても楽しめました。
幸福とは何か?と考えさせてくれた作品。