U2/魂の叫びのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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U2/魂の叫び

[ユーツー タマシイノサケビ]
U2: Rattle and Hum
1988年上映時間:99分
平均点:7.70 / 10(Review 10人) (点数分布表示)
ドキュメンタリー音楽もの
新規登録(2004-01-18)【USS_Barcelona】さん
タイトル情報更新(2011-11-14)【レイン】さん
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監督フィル・ジョアノー
出演U2
B・B・キング
フィル・ジョアノー
音楽U2
撮影ジョーダン・クローネンウェスカラー
ロバート・ブリンクマンモノクロ
編集フィル・ジョアノー
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10.U2というバンドは、もともと「オリジナルしかやらずに」キャリアを重ね、「ヨシュア・トゥリー」で天下を獲るにまで至ってしまっていた。しかし、キース・リチャーズとの会話の中で、「何か、得意のナンバーはないのか?」と訊かれ、カバーをやったことのない彼らは愕然としたのである。そこで彼らは、ルーツ・ミュージックの探求に向けて怒濤の如く進んだのであるが、そんな無理は長続きすることなく、あっさり撤収。90年代への突入とともに、開き直った全面的なモダン・ロック大展開へと向けていくのである。つまり、この作品は、そんな彼らのごくわずかな先達探求の期間を切り取った、いろいろな意味で貴重な作品なのである。●映像面では、4人のメンバーそれぞれを視野に収めたカメラワークが素晴らしい。そして、表情もステージアクションもきちんと撮り切っている。ライブ映像にありがちなブレやしつこいカット割りもなく、音楽ドキュメンタリーとはこうあるべきという撮り方。●それにしても、しみじみ思うのは、エッジ、アダム・クレイトン、ラリー・ミューレン・Jrの偉大さである。あんなボーノみたいな変人と、よくまあ何十年も、解散も分裂も活動停止もすることなくバンドを継続できるものだ。この取り合わせこそが奇跡であり、だからこそその4人を収めたこの作品も意義深い。
Oliasさん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2016-08-25 01:45:25)
9.U2はアイルランドの高校のバンドから出発したグループとしては破格の成功をおさめ現在に至る。 世界最大のロックバンドと称されることも多い彼らへの思いは複雑。 軽やかなカッティング・ギターを聴かせるエッジは好ましくとも、粘りつくような強烈な個性を放つボノは要とはいえかならずしも得意ではなかったし、政治色・宗教色をも内包する熱きメッセージバンドであることも自分好みとはいえず、90年代、00年代で音と彼らのイメージも変化した。 80年代の曲を集めたベスト盤が90年代のそれよりも3倍近く売れているという事実は、最初の10年の活動が今も忘れられていない証拠であるかもしれない。 その最も支持を集めた「ヨシュア・トゥリー」の時期の彼らをとらえたドキュメンタリー。 ラリーはこの映画は音楽探求の旅だという。 その旅にはツアーに加え、ハーレムの教会やB.B.キング、エルヴィスが眠るグレイスランドも含まれている。 シックなモノクロ映像の半ばにカラーパート(「ブレードランナー」のジョーダン・クローネンウェスが撮る)が挿し込まれるのが効果的で、音楽と同時に光と影があやなす映像が素晴らしい。 エッジは黙々と自分の役目を果たし、入魂としかいいようのない風情で歌いあげるボノ。 この時から長い年月が流れた。 エッジが出演した「ゲット・ラウド」(08)の監督デイヴィス・グッゲンハイムは、U2の久々となる映画を撮って今年公開しており、そちらも見てみたい。
レインさん [DVD(字幕)] 8点(2011-11-10 07:00:03)
8.「ヨシュアツリー」から強くなってきたアメリカ色により、当時、個人的にこのバンドへの興味が薄れてた。その後ワールドミュージックブームに便乗して世界各地の民族音楽を聴いているうちに「アメリカ音楽も1つの民族音楽」という認識が出来上がり、そういった耳を持って改めて聴いてみると非常に興味深く感じられるようになったので不思議。アメリカ音楽の形成過程において非常に重要な役割を果たしたのが黒人音楽と並んでアイルランド音楽(ケルト音楽)。アメリカ音楽巡礼の旅は、同朋であるアメリカ移民の軌跡を辿る旅であり、それが他の民族文化(とりわけ黒人文化)とどのような化学反応を起こしたのかを追体験する旅であるとも言えると思います。…こうした企画モノが前半で、後半は怒涛の代表曲のライブ映像。「BAD」という曲、いかにもアイルランド的な(日本に住み「怪談」を執筆したラフカディオ・ハーン=小泉八雲にも通ずるような)感性が横溢していて好きですが、特にシングルヒットしたわけでもないのに選曲されていて嬉しいです。その他、当時の「U2がどういうバンドか」がよく解るように考えられた曲構成で良。何より既発のライブDVDとは一味違う映像のカッコ良さが素晴しいです。さすが「映画」という感じ。…これが映画でないならスコセッシ監督の名作「ラスト・ワルツ」も映画じゃなくなっちゃいますね。一緒に「Fuck Revolution(革命クソ喰らえ)!!」と叫びたい気持になりました。
番茶さん [DVD(字幕)] 8点(2009-09-12 22:19:46)
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7.これは当時映画館で観ました。観客が2~3人しか入ってなくほぼ貸し切り状態でした。しかし、内容は映画というよりはツアードキュメントフィルムのような生々しいU2のメンバーの姿…エルビスの家にいったり、教会にいったり…そして演奏映像は映画 館ならではの大迫力で、すでにファンだった私はますます好きになり、その後すぐにCD(サントラ盤)とVHSのビデオを買いました(笑)。いまでもCD聞くし、ビデオも観てます。というか観すぎてビデオテープの音が出なくなりました…今度DVD買います(あるのかな?)
Kanameさん [映画館(字幕)] 9点(2009-01-11 20:41:53)
6.冒頭でビートルズのカバーである「Helter Skelter」から幕を開け、その後は怒涛の勢いで迫力あるライブパフォーマンスが展開されます。俺はこれまでU2はとても好きなアーティストだけどバラード曲が多くライブではそれほど盛り上がらないだろうなと勝手に思ってましたがそれは大きな間違いでした。劇中の彼らはまさに正真正銘のロックバンドそのもの。ボノがタイトルの「魂の叫び」の如く熱い歌声を聴かせ、誰も真似できないエッジのギターの鋭いギターサウンドもライブでは輝きを増している。ベースのアダムとドラムのラリーのリズム隊もU2サウンドの根幹をしっかり支える素晴らしい演奏。レッド・ツェッペリンの映画を観たときも感じましたが、U2もこの4人でなければU2の音楽は成立し得ないと言う法則がはっきりと感じ取れました。リハーサル形式で披露される「Desire」、エッジのリードボーカル曲「Van Diemen's Land」、ゴスペルグループとの掛け合いが美しくオリジナル版とはまた違った素晴らしさを感じた「I Still Haven't Found What I'm Looking For」、B.B.キングとの競演の「When Love Comes To Town」、ストーンズの名曲を織り交ぜた「Bad」、この映画のタイトルを1番象徴していたと感じれる最強の名曲「Sunday Bloody Sunday」、照明の演出が神々しく曲の世界観を見事に演出していた「With Or Without You」、ライブのラストを見事に飾った「Pride(In The Name Of Love)」。そしてモノクロのライブ映像が続いた後に雰囲気が一変して画面がカラーとなり「Where The Streets Have No Name」のイントロが鳴り始めたときは鳥肌が立ち、心の底から感動を覚えました。カバー曲もどれもオリジナルに負けないほどの完成度でこの映画の魅力の一端を担ってたと思います。見所がとても多くまだまだ書き足りないほどです。この映画を観て一生に一度でいいからU2のライブを生で体感したい衝動に駆られました。今(2006年12月現在)ちょうどメンバーが来日していて、さいたまスーパーアリーナで3日間ライブが展開されていますが、何故今回そこだけで関西には来てくれないの・・・(号泣)次の来日に期待します!
エージェント スミスさん [DVD(字幕)] 8点(2006-12-03 13:39:36)
5.前々から凄く見たかったけど、全然テレビでやらないし、ビデオ屋にもないし・・・と思っていたらなんと新入荷!!ビデオ屋に感謝!(ついでにレット・イット・ビーも入荷して欲しいけど、やっぱり無理?) モノクロのU2に、ボノの歌声ってだけでも見る価値あり。ちなみに、やはり映画かと・・・。
こわだりのインテリアさん [DVD(字幕)] 6点(2005-07-02 00:18:57)
《改行表示》
4.『Sunday Bloody Sunday』で”革命なんてファックだ”と叫び、続く『Pride』で大観衆と合唱。 凄い、ライブでもスクリーンでもないテレビ画面なのに、迫力とパワーに圧倒され、興奮する。 考える事は誰にでも出来る。知ろうとする事だって誰にでも出来る。だけどその先、実際に行動に移れる人間というのはそう多く無い。 Bonoはその活動により、テロの標的リストに名を連ねていたそうだ。 彼らはまさに命をかけて、その魂を叫び続ける。命がけだからこそ伝わるものがある。  『All That You Can't Leave Behind』でU2を初めて聴いた自分にとって、この映画はクラシック。昔のU2はCDでしか知らない。 確かに『POP』と『War』ではビックリするぐらい音楽が違うが、どちらも同じぐらい好きだ。 変化とは前へ進む事であり、変化を恐れる者は進む事が出来ない。  命をかけて自らの意思を貫く事、口では言えても実際にやり抜く事の何と困難なんことか。 その音楽、その生き様、Bonoは自分が最も尊敬する人間の一人。 
紅蓮天国さん 8点(2004-07-28 01:11:18)
3.う~ん確かに映画とはいいきれんが、僕は好きですね。ただひとつ残念なのはボブディランが出演してないことです。アルバムには参加してるし、見張塔からずっとも映画で演奏するのになぁ。で2点マイナスノーリミット8点です。
ケジーナさん 8点(2004-01-21 20:22:02)
2.新宿「武蔵野館」で見ました。映画でしょう、間違いなく。この時のU2の勢いは凄かった。本作でのライブの迫力はまさに彼らの音楽活動の充実ぶりを現すものでしょう。私は「SILVER AND GOLD」のシーンが好きです。この映画を見た私たちU2ファンは日本公演をどれ程楽しみにしていたか。しかし実際のステージはセットも映画とは全然違うし演奏もダレダレ。ゲストで同行したB.B.キングが一番良かった位で「なめやがって!二度と行くか!」と怒りくるったス。まぁそれだけこの映画の時期が充実してて、燃え尽きちゃってたんでしょうけどね。次のツアーも懲りずに行ったら今度はマジメにやってましたから。(因みにこの時の前座がなんとミック・ジョーンズ率いるB.A.D.。客電は消えないし誰も聞いてない。クラッシュ世代としてはツラくって涙ちょちょ切れました。)
黒猫クロマティさん 7点(2004-01-21 11:50:19)
1.「これは映画じゃない」という意見には、反論するすべを知りません。これはどこからどう見てもミュージックビデオです。でも劇場公開されているので、かろうじて映画と言うこともできます。さて内容ですが、U2の良い所が全て詰まっています。彼らの音楽のルーツを探る旅に合わせて曲が挿入されます。全曲素晴らしいですが、見所は何といっても「Where the streets have no name」です。オープニングからモノクロ映像が続いてこの曲のイントロに合わせてカラーに変わるシーンは、まさに鳥肌モノです。あと、個人的は「Bad」が良かったです。アルバムバージョンから大きく変更があるのですが、これに収録されているライブバージョンの方が断然訴求力があり、素晴らしいです。U2ファンはご存知だと思いますが、この映画(又は同名アルバム)を最後にU2は音楽的に大きく変質します。今までのメッセージ性の強い、ルーツに忠実なスタイルを完全に捨てて、まるでチープなポップスターを演じるようなアルバムを次々とリリースします。この映画(又はアルバム)を最後にU2に見切りをつけた人は多いと思います。実は私もその一人です。U2の集大成とも言えるこの映画を是非一人でも多くの音楽ファンに観てもらいたいものです。
USS_Barcelonaさん 8点(2004-01-19 08:57:28)
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【点数情報】

Review人数 10人
平均点数 7.70点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6110.00%
7220.00%
8660.00%
9110.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 Review0人
3 鑑賞後の後味 Review0人
4 音楽評価 9.00点 Review2人
5 感泣評価 Review0人
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