《改行表示》105.《ネタバレ》 要するに壮大なハシゴ外しということで。かの国は〝素材〟が豊富ですね。 映画と事実との間にはいろいろ違いもあるようですが、映画として見た場合、ミッションの消滅は仕方がないとしても、だからといって全員を抹殺しようという発想がよくわからない。たった31人ぐらい、バラバラにしてどこかの部隊に編入させれば済むような気もします。このあたりの説明がやや足りなかったかなと。また終盤になって教官と〝心の交流〟が生まれるのも唐突感があって不自然。最終盤の〝バス旅〟に至っては、浪花節すぎて逆に冷めます。 さて、わずかながら明らかになった事実によれば、抹殺云々ではなく待遇改善を求めた反乱だったとのこと。それらの経緯をすべて闇に葬ろうとした政権の判断のほうが、抹殺よりも恐ろしい気がします。もう真相究明は難しいかもしれませんが、もし新たな事実がわかれば、また新たな映画にもなりそう。ぜひそちらにも期待したいところです。 【眉山】さん [インターネット(字幕)] 7点(2022-06-29 22:51:34) |
《改行表示》104.《ネタバレ》 韓国にこんな隠された歴史が!と、ワクワクして鑑賞。 鑑賞後、ネットの情報によれば、 1、特殊部隊は存在したが、志願者も含まれ罪人ばかりではない。 2、不満分子が反乱をおこしてバスを乗っ取り、最後射殺された(生存者あり)。 3、裁判も秘密裏に行われ、永らく秘密にされていた。 このへんだけが史実であり、あとはフィクションてんこもりとの事。 金日成暗殺が本来の目的かどうかも後付けの理屈で結構曖昧だそうで・・・ この前提が無いと、ただの軍隊のシゴキ映画に過ぎない(笑) 映画自体の作りは古臭く、JSAを観たあとに同じ感動を期待して見たのでやや肩透かし。 教官達は訓練中の死亡事故(死んでたかな)は割合冷酷なのに、最後彼らの末路には 同情的だったりとメンタルの変化の面で納得いかない場面もあり、それは韓国独特のものなのかなあと。 出演者の熱演は好感が持てます。 【大治郎】さん [DVD(字幕)] 5点(2019-03-02 13:57:20) |
103.《ネタバレ》 実話に加えられた脚色の中で訓練兵は死刑囚だったというのは彼らの名誉を傷つけるもので納得出来ない。救いのなさに気が滅入りっぱなしで隊長の自決が憐れでならない。 |
《改行表示》102.《ネタバレ》 犯罪者を集めて特殊部隊に鍛えあげ、金日成暗殺計画を企てる。ところが、犯罪者集団ゆえの跳ね返り者もいて、強姦事件を起こすあたりが生々しい。 684部隊の実話は知らなかったが、そこから結構フィクションの部分もある模様。北と南の戦いは韓国映画の素材としては臨場感、リアリティがあるのでよく使われる。韓国映画によくあるあざとい演出はあるが、なんだかんだで迫力に飲み込まれて最後まで見てしまう面白さがある。 【飛鳥】さん [DVD(字幕)] 8点(2016-08-03 01:52:33) |
《改行表示》101.《ネタバレ》 意外とホンワカした部分もある映画でした。 訓練の無茶苦茶っぷりがスゴイ。 【とむ】さん [DVD(字幕)] 4点(2016-06-13 23:41:21) |
100.本当にあった話ということに価値がある映画。 |
99.《ネタバレ》 シルミド反乱事件、悲劇の真相。日本の自衛隊をはるかに上回る厳しい訓練で死刑囚を精鋭部隊に鍛え上げます。国に裏切られた彼らはバスを乗っ取りソウルへ突っ込みます、写実的で凄惨な市街地戦。えげつないです。 【獅子-平常心】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-01-02 23:37:45) |
【afoijw】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-01-09 21:20:49) |
97.《ネタバレ》 妻投稿■企業のセクハラや大学アメフト部暴行事件って、こういうノリの延長だったんだなーという再確認が最初の感想。根性論って行き過ぎると、弱者への暴力に対する抑制が利かなくなるんだよねえ。火山高の先生が軍服来て船の上でマシンガン乱射している時点で魁男塾的ノリを想像していたんだけど、後半は現在皆さんが利用している仁川国際空港‐ソウル間のAlex=広域空港地下鉄の車窓から見える島でこういうことがあったんだという事実に愕然とさせられました。■この映画の登場人物に同情すべき点は見当たらない。みんな犯罪者だし、劇中でやっていることも殺人、強姦、民間人の人質を取っての籠城。神の目視点でモルモットを見るように映画を見ることはできても、登場人物に感情移入して映画を見ることはできないし、そういう映画でもないと思う。■・・・・なんだけど、誰もやりたくないことを誰かに強要するときに「お前らは同情する価値もない人間だから、騙して酷いことをやらせても、殺してしまってもいいんだよ」と言ってしまう行為…この”悍ましさ”はしっかりと受け取ることができた。史実では登場人物は死刑囚でもなく、農村から騙されて連れてこられた(今の福島原発みたいだね)人であるという事実を敢えて捻じ曲げ、登場人物に過度に感情移入しないようにしたのも、上記の悍ましさを描き出すことにこの映画を特化させた結果なんじゃないかと思う。■今の世間でも弱者や無抵抗の人間に酷いことをしても、謝る前に「こいつはこれこれこうだから価値のない人間なんだ」と吹聴する奴とか、「こうやって逞しくしてやっているんだ」って言う奴いるよね。この映画はこういう社会を、前半の魁男塾から後半のバス自爆まで、一貫して皮肉っている。 【はち-ご=】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-09-29 12:18:50) |
《改行表示》96.古臭い、泥くさい映画でした。 人が簡単に死ぬシーンなんて、最近、日本の映画やアメリカの娯楽映画が多くて見れなくなっていたので、スカッとしました。戦争映画ってこういうシーンがないと、本質は追及できないと思う私にとっては、向いていました。 実話がある話なのか知りませんが、 どうしても、金日成を暗殺しに行ってほしかったと思ってしまって、 映画の終盤は金日成暗殺しないことがわかり、映画の序盤に自分が想像したラストシーン含め終盤の面白さを越えられず飽きてしまいました。 戦争映画としては、朝鮮戦争の内容の一つを知れて、日本が東西にに分かれていなくてよかったと思ったり、日本は、島国だからなのかとか、東西に分かれていたら北朝鮮側の人間でだったらどう過ごしていたのかといろいろ朝鮮人のことを考える機会にもなる映画でした。 【杉下右京】さん [地上波(吹替)] 5点(2011-05-24 09:27:11) |
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95.《ネタバレ》 この映画に基づき、実際に政府が調査を実施したとの事なので、ほぼノンフィクションなのでしょう。とても惹きつけられる作品。最期の自決といい、教官?の買ってきた飴といい、南の深い同志愛を感じました。テレビ東京の昼間にやる映画のチョイスは秀逸だと、いつもながらに思ってしまう。 |
94.《ネタバレ》 こぼれ落ちた飴が切なすぎて泣けた。 【ピンフ】さん [地上波(吹替)] 8点(2010-03-16 00:56:01) |
93.いくら犯罪を犯した死刑囚とはいえ、極秘任務のために死者が出るほどの厳しい訓練を課し、挙句の果てに利用価値がなくなったら本当に抹殺してしまおうとする国家の横暴。これが実話だというのが信じられないほど酷い話だし、結局は大勢の犠牲者を出しただけで、実話だから仕方が無いのですが何の希望も救いも無い映画でした。随所に大袈裟すぎると思える演出と演技ではありましたが、観る者を飽きずに引きつけるパワーは感じられました。どこまで事実に沿っているのかは分かりませんが、よくこのような実話を映画化されたと思います。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 4点(2010-02-27 22:12:59) |
92.《ネタバレ》 始まりの設定がスゴイ、、、こんな内容の映画を創るお国柄をすこし考えながら鑑賞致しました。前半の息もつかせぬ展開には引き込まれつつも、作戦が中止になった後半からは… 実話をもとにつくられた映画ということで、重く・深く・悲しい 内容であったかと思います。国家に翻弄される悲しくも熱く生きた男達の友情の物語でアリマシタ 【Kaname】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-02-01 21:45:46) |
《改行表示》91.'06.6/20 第1回鑑賞。'09.9/22 第2回鑑賞。結構楽しめる。俳優陣も個性があり、 いい配役。韓国らしくオーバーな表現、アクションもあるも最近の日本作品にはこれを凌ぐものあるだろうか、負けているのでは・・・。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2009-09-22 18:47:18) |
90.これ実話なんですね.でも..共感はできなかったし,なんで逃げたりしなかったのか理解できませんでした.兵役のある韓国ならではなのかな. 【noji】さん [地上波(吹替)] 3点(2009-07-04 21:12:46) |
89.《ネタバレ》 映画冒頭の北がソウルのすぐそばまで来たので、韓国のほうも特殊部隊をつくる事になった、その経緯をもうちょっと丁寧に描いて欲しかった。最初のシーンはラストにつながるんだろうな、と思ってみていたので、こんな悲しいラストが待ち受けていようとは思わなかった。 【トント】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-05-13 18:23:33) |
88.人に命令されるのも命令するのも嫌いな私には非常にみていて窮屈だったな。人は何故命令に従うかと言えば、身分保障(金銭)の為が殆どでしょう。要は金が無くて、自分(家族)がカワイイ間は命令に従うわけ。そうでなくなったら(金がある、命よりプライドが大事、家族が居ない)命令には従わない。なんかそういうのがくっきりとわかる作品だったな。 |
87.《ネタバレ》 実話に基づいて製作されたということですが、ストーリー自体はフィクションの部分が大半ではないでしょうか?なんとも臭い脚本が鼻につきました。囚人達がみんなで歌ったり、指導兵と仲良くサッカーしたり、バスの中で自分の名前を血で書いたりなんて、3流小説にありがちなパターン。抹殺されるという窮地に追いやられたとしても、もともと死刑囚。身勝手な論理で民間人を巻き込み、関係のない兵士までもたくさん殺し、あげくのはてに集団自爆というのはテロリストとなんら変わることはない。ただ国家とは時に冷酷なものであるということはよく解りました。 【たこすけ】さん [DVD(吹替)] 3点(2007-07-24 11:32:33) |
《改行表示》86.《ネタバレ》 人って普段キャラにはない、たまに見せる意外な仕草や行動に人間味があると思う。 指導官も訓練兵も3年間ほぼ一緒に島で暮らしてきた中で、立場を超えて互いに尊重しあうシーンはよかった。訓練シーンは戦争映画の中でもよくできてる方だと思う。だが、戦闘までのいきさつがあっさりしていたのが残念。もう少し葛藤があってもいいと思う。事実だったとしても、指導官と訓練兵という関係から互いに殺し合わなければならない関係に、人を変えさせる狂気がないから説得力に欠けた。またなんで行き先がソウルなの?展開からいえば、ピョンヤンに行って本来の任務を果たす方が自然でしょう。実際は部隊の待遇の悪さから直談判に行ったらしいが。いまいち事実と脚色が噛み合ってないような気がした。 【michell】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-12-27 22:52:03) |