10.登場人物の顔が映る・・数秒後、この人物の全体像が即理解できる。モノクロの画面に男の顔は凹凸が多く陰影がありいかつい、女の顔は驚くほど滑らかで美しい。話は簡単、愛する女のための復習劇3つだ、複雑にする裏切りなども最小限に抑えられており(Mマドセンはいかにもだし、青い目の少女はまあ許せるレベル)クールでスタイリッシュな映像に時間を忘れてあっという間の2時間だった。ただ、万人向けではない、いろんな映画を見てきた人を「ほぉ~」とか「むむっ、これは!」とか「こんなのもアリだね」などと唸らせる映画。テレビドラマ育ちには「なんじゃこりゃ?」と言われる可能性有り 【カーヴ】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-10-03 09:00:25) |
9.予想以上に評価高いですね。バイオレンス物って根本的に苦手な私はかなり引きました。R15指定だったから嫌な予感はあったのですけどね。しかし、「ウップ!」「ゲゲゲ!」とか思っている内にあれよあれよと時間がたち、まさにあっという間に終了となったこの映画。楽しんでいる新しい自分を発見したのが一番の収穫だったのかもしれません。超人ハルク見たいな奴がローク?最後までわかりませんでしたよ。 【クルイベル】さん [映画館(字幕)] 6点(2005-10-03 08:51:51) |
8.《ネタバレ》 面白かったです、冒頭のシーンでガッツリ引き込まれました。漫画の世界観を徹底して追及し過ぎてアニメになっちゃった様な映画ですが、良いんじゃないでしょーか。従来のアメコミ原作映画って画面で表面的にコミック的な表現の味付けはしていても、演出ではあくまでリアルさの中での迫力を追及していた様に思います。それがこの映画では大男のただのパンチ一発で人が吹っ飛んだり、怒りの鉄拳で頭が跡形も無く粉砕したり、向かってくる車が今にもオノマトペが見えそうな激しい躍動した動きをしたり。容赦のないその演出はコミックを見ている時の興奮そのもで、面白かったです。あとナレーションの多様は、そういった世界観を少し客観的に見せ自然に作品に入り込むのに一役かったのかなとも思います。あと映像。白黒映画というのは映像が鮮明になればなる程コントラストが弱くなり絵がぼやけます。この映画も意識している所を除いてやはり全体的に薄墨の様なグレー色の印象が残りましたが、それがこの映画では不格好なものにはならず寧ろその中でのカラーがとても自然に際立って良い感じに色の印象が残りました。個人的なシン・シティの三原色「赤」「黄」「白」。この白が色として非常に効果的に主張していた様に感じました。ハーティガンのなびくネクタイやマーヴの顔のテープ、ケヴィンの眼鏡の白等とても印象に残っています。コートに付いた血や大量に流れ出る血を蛍光塗料の様な鮮やかな白色で表現したのは全体の退廃的などよーんなムードがよりスタイリッシュにまとまって良かったと思います。シルエットの白ヌキの挿入も華麗でした。後はもう各俳優さんの演じっぷりに感動。ブルース渋いし、ミッキー・ロークもニック・スタールも良かった。今回の目当てでもあったデルトロさんは出演者の中でも最も渋い役者だと思ってたんだけど、この役見事にハマッてましたね。すげー。でも今回イライジャが一番強烈でした。あのての演技って本当に実力と雰囲気持ってる人じゃないと寒い事になり兼ねなくないすか?何というか、見事だったと思います。とにかくトリッキーで熱い映画でした、面白かった。関係ないけどディック・トレイシー思い出しました。 【イチェルコ】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-10-02 18:11:25) |
7.《ネタバレ》 見終わった後の率直な感想は「たこの小さかった大きいたこ焼き」を食べた後みたいな感じです(迷言)個人的にはこういう映画は嫌いではないのですが、映像がとてもインパクトがあるのに対し、ストーリーがひとつひとつ薄いというか物足りない感じがしてちょっと期待度に反し少し低い評価になってしまいました。予告を見たときは「愛」をとても感じさせられる熱い映画を想像したのですが、街の中でうずまく「悪意」や「欲望」によって「愛」が消されてしまうような描かれ方がしていて、唯一生き残った主人公の中の一人であるドワイトのメインストーリーは悲恋にはならなかったですが、途中で「愛」というよりも「狂気」が描かれる比重が大きくなり、愛することの切なさや悲しさを十分描き切れていなかったように思えます。ストーリー的には物足りさを感じましたが、イライジャ・ウッドやべネチオ・デルトロ、ジョシュ・ハートネット、デヴォン青木、ニック・スタール、ロザリオ・ドーソンなどのキャスティングが見事にハマっていて、キャラの個性がとてもいい感じに表現されていたと思います。特にイライジャやデルトロ、ニックなどの最後の描かれ方がとことんひどい感じで笑ってしまいました。ただ映像がマンガというかアニメチックなのでもうひとつ首や腕、臓器や性器がエグり出される少し迫力に欠けた点が残念でしたね。なにかと比べられることが多い「パルプフィクション」は見ていて途中で飽きてしまい面白いと思わなかった私ですが、この映画はキャラや映像にいろんな魅力がつまっているので見ている間は飽きが来ず楽しめたと思います。イライジャ・ウッドのファンの方はぜひぜひ「ロード・オブ・ザ・リング」を見た後にご覧になって欲しいですね。あまりのギャップの大きさにさらに彼を好きになることでしょう。好きではなかった私がなんか彼を気に入ってしまいましたから・・・(笑) ちなみにナンシーが原作と違いヌードではなかったのは、ナンシー役のジェシカが監督に「気が乗らない」と告げると監督は「いいよ、別に」と衣服の着用のOKを出したからだそうな・・・(汗) 【はがっち】さん [映画館(字幕)] 6点(2005-10-02 02:13:51) |
6.コントラストの利いたモノクロ映像とワンポイントの原色パートカラーで、ざらついた質の悪い紙にスミで一色印刷したドギツいアメコミを、そのままスクリーンに再現したバイオレンス・ムービー。アニメーションよりもコミックらしい映像表現は新鮮で、そのデフォルメがハード・バイオレンスをスタイリッシュに見せてます。しかし、これはかなり観る人を選ぶと思う。ポイントは映像やバイオレンスの好き嫌いではなく、しつこい位に心情を語る古風でハードボイルドな主人公達に着いていけるかどうかです。男の美学は嫌いではないですけど、こんな主人公が三人も出てきてひたすらカッコつけられては、私でも少し消化不良を起こしそうです。それにしても、これだけの主演級スターが次々と呆気なく死んでいく映画は「マーズ・アタック!」以来。ここが本作一番の見所でしょう。とにかく今回、私はオムニバスだったことに一番驚きました(もっと下調べしてから観ろってか…)、6点献上。 【sayzin】さん [映画館(字幕)] 6点(2005-10-02 00:05:10) |
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5.映像の撮り方はかっこいいです。台詞まわしまで期待してたのですが特にピクリとくるものはありませんでした。まさしくハードボイルド。かっこいいですね~。ミッキーローク特に。 【とま】さん [映画館(字幕)] 6点(2005-10-01 22:49:27) |
4.アメコミ嫌いの私ですが、この作品は超人ヒーローものとは違った生身の人間たちのノワールものであると聞いて、これなら面白そうだなと思い観て来ました。ところがところが、全然生身の人間達ではありませんでした。車に跳ねられても死なないわ、首吊っても死なないわ、手榴弾で吹っ飛ばされても死なないわ、マシンガンで乱れ撃ちにされても死なないわで、こいつら一体・・・全員スーパーマンですか?とくに、ミッキーローク!あんた実は超人ハルクだろ?(笑) とまあ、原作は知りませんがあまりになんでもありの展開だったのでちょっと引いてしまいました。ストーリー自体はなかなか面白かったんですが、グロいシーンが多いのもちょっと・・・白黒なのに血の色だけはしっかり赤いし・・・。良かった点は、久々にブルース・ウィルスの渋い演技が見れたこと。ベニチオ・デル・トロのエキセントリックな演技が面白かったこと。 【きのすけ】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-10-01 22:46:51) |
3.動く漫画ですな。内容は平凡でしたが今までに見たことのない映像は新鮮でした。とにかく俳優陣が豪華でそれだけでお腹いっぱいになりました。クライヴ・オーウェンが渋かったです。女優は綺麗どころを揃えていてゴージャスでした。デヴォン青木がかっこよすぎ!強すぎ!スピンオフ作品が観たいなぁ。続編に期待です。 【ギニュー】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-10-01 16:33:09) |
2.《ネタバレ》 原作通りナンシーがヌードになっていれば10点。 【たま】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-10-01 14:53:10) |
1.久々に面白かった~。DVD買って正解でした。音楽も良いし、何よりあの映像。白黒ベースに映える赤。斬新だ・・。にしてもイライジャの役、なんなの一体。 【ネフェルタリ】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-09-29 19:08:25) |