105.《ネタバレ》 ストーリー自体はかなりベタな話ですが、この映画の魅力は蒼井優に尽きるのだろう。 蒼井優の演技には恐ろしいほどの凄みがあり、その一方でいつの間にか惹きつけられるような魅力がある。 やはり圧巻なのは最後のダンスシーン。鳥肌立った。 彼女が日本を代表する女優になる日が楽しみです。 【ブルードルフィン】さん [映画館(邦画)] 9点(2007-08-19 15:00:19) |
104.《ネタバレ》 実は、この映画を映画館で3回、DVDで2回見た。理由は大いに感動したからである。 確かに、泣かせ所やツッコミ所が満載のコテコテのストーリーではあるけれど。 「主演」の松雪泰子は、この映画で演技派としての境地を開いたと言っても過言ではないと思う。レトロでキュートなファッションを軽々と着こなし、勝気で無鉄砲だけど、反面、女らしい愛情に満ちた情熱的なダンス講師の役を好演した。この作品では、「助演」の蒼井優がより高く評価されたが、むしろ、今まで映画ではあまり作品に恵まれなかった松雪にとって、実に、記念碑となった作品になったと思う。映画が彼女を役者として成長させたのか。 また、役柄で蒼井の親友の役で家庭の事情からダンスチームを退団することとなった少女の役を演じた、徳永えりの演技には思わず涙腺が緩んだ。スターである蒼井に一歩も引けを取らなかった、彼女の演技力に今後も注目したい。 蒼井優の演技者としての表現力、演技力(ダンスも含め)は他の若手女優の追随を許さないのではないかと思う。あのあどけない笑顔さえ、完璧な美人でない蒼井の魅力を逆に強く引き出していた。 【ウクレレ】さん [映画館(邦画)] 10点(2007-08-18 21:30:33) |
103.《ネタバレ》 とても観やすい映画だった。錆びれた炭鉱ということで「ブラス!」を思い出した。フラダンスも良かったけど、炭鉱の人たちの既成概念が興味深かった。途中、親のリストラにより夕張に家族で引っ越すことになりダンスを辞めなくてはならなくなった女の子が異常に悲しかった。 【しっぽり】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-08-18 07:31:33) |
102.商品として非常に完成度の高い作品という印象。炭鉱町でハワイという発想は非常に映画的だがこれは実話。ベースとなる実話があまりに突飛なんだからそこへ盛り込んでくるドラマはあまり突飛にしてしまうとリアリティが吹き飛んでしまう。ということでベタなドラマをてんこ盛りに盛り込んでいき、これくらいが泣かせとして適度な量だと計算された演出ワーク。深くもなく後に残るものはまるでないが気持ちよく進んでいくドラマの展開は小気味よく、そこへ最高の音楽(これは本当に最高!)と適度にテレビで見飽きた感のない役者を配し、最後のダンスは確かにお見事!のカタルシスを用意すれば、まあやっぱりそれなりに受ける映画になるんでしょうねえ。くさい泣かせをもう少し抑えて、各人の人間性(まあようは情けなく汚く、でも愛しい部分)を描いてくれれば心に残る傑作になったのに。残念。 【Sean】さん [映画館(邦画)] 5点(2007-08-17 17:32:19) |
101.ありがちな設定とストーリーの映画で,意外性はどこにも見あたりませんでした.とは言え,お約束の枠組みの中でこれだけたくさんの人間を感動させたのですから,大したものです.役者の演技,カメラワーク,シナリオ,音楽などがバランス良く洗練されていないと,こうは行かないと思います.作り手と観客が「お約束の枠組み」を了解事項として,洗練された芸を楽しむ・・・良く知らんのですが,古典落語の世界とか,こんな感じなのでしょうか. |
100.《ネタバレ》 松雪さんと蒼井さんのダンス、素晴らしかったです。お二人ともスラリとしていて姿勢がよく、迫力がありました。脚本もテンポがよく(駅のシーンはややクドイが)退屈せずに鑑賞出来ました。昭和40年という設定だけに松雪さんのファッションもレトロでカッコよかったです。脇役も巧く、愛すべき映画ではあると思います。でも、でも…「リトル・ダンサー」と「プリティ・リーグ」をどうしても思い出さずにはいられません。前者は炭鉱、ダンスというこの映画のキモがそのまんまだし、お母さんにダンスを見せるシーンもソックリ。後者は女の子のチーム+最初はヘタクソな出し物→だんだんと巧くなって皆に受け入れられる、が同じ。しずちゃんが父の死を楽屋で知らされるシーンも「プリティ…」で選手の一人がダンナの戦士を知らされるシーンと激似! というわけでもっとオリジナリティーが欲しかった! あとトヨエツが蒼井優ちゃんの兄というのは無理がありすぎるよ!! 親子ぐらい年離れてますよ! トヨエツの役もちょっと、中途半端な気が…。そして、もうちょっとサッパリした作りにしてもよかったような気がします。 【ミカエル】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-08-13 17:57:22) |
99.《ネタバレ》 全体的にえらいコテコテの演出だった。お涙頂戴を狙いすぎている。 【ギニュー】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-08-10 20:04:10) |
98.《ネタバレ》 閉鎖間際の炭鉱・鉄鋼などの異業種ものとしてはやっぱり英国の「ブラス!」「フル・モンティ」「リトル・ダンサー」などを思い起こさせてしまう。それらと比べて、このフラガールは直球勝負。予想どおりにコテコテに物語がすすむのです。「でた、炭鉱の事故!」「植物に服を着せるって、そんなばかな」などなど、登場人物の気持ちがもりあがるのに反比例して、観ているこちらはどんどん冷めていくのです。そしてきわめつけは最後のストップモーションの笑顔。あの演出はコテコテすぎて、絶句。面白い題材をいまいちセンスのない演出でやっちゃったーって感じでした。でも、女優さんたちはよく練習して、踊ってたんだよね。なので、そこは○ 【まれみ】さん [DVD(邦画)] 5点(2007-08-09 22:08:41) |
97.《ネタバレ》 常磐ハワイアンセンター懐かしいー。 ほろりとくる場面もあり、けっこう満足。 友達が夕張に引っ越す場面では泣いてしまいました。 松雪泰子がよかったです。 【T橋.COM】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-08-07 01:37:49) |
96.評判の割には・・・という印象です。確かに蒼井優はすばらしいんだけど、それだけに他のフラガールの印象というか存在価値が薄く、松雪泰子と2人の映画になっちゃってます。静ちゃんも無理矢理のキャラという感じ、豊川悦治も中途半端な役回りですね。スィングガールズの方が可愛い子が多かったし、フラダンスよりジャズの方が私は好きなので、これには辛口評価です。 【たこすけ】さん [DVD(邦画)] 5点(2007-08-04 12:54:16) |
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95.泣きそうになるシーンがいくつもあった。泣けるシーン+ジェイク島袋の美しい音色でやばかった。 【ネネ】さん [DVD(邦画)] 10点(2007-08-04 00:51:55) |
94.この映画を観て初めて劇場に居る観客とスクリーンで写し出される映像とが共感して皆で笑い・泣いて・感動できました。 その感動を再度味わいたくて公開期間中劇場を色々変えて4回鑑賞しましたが、どの劇場でも観客が一体となった感動が味わえました。 これこそが「フラガール」の魅力で口コミとなってヒットしたのだと思います。 残念ながらDVDでは、観客と一体になった感動は味わうことができません。 この評価は映画館で見ず知らずの観客と鑑賞した場合とさせて頂き、DVDでの鑑賞の場合は7点となります。 【ありあ】さん [映画館(邦画)] 10点(2007-08-03 15:48:27) |
93.あまり前評判とかを知らずに見たのでですが、思ったよりよい映画でした。ただ昨今の邦画にありがちな、無理な泣き・笑い演出が目に付きそこが惜しかった。最後、蒼井優がソロでダンスするシーンもリズミカルな音楽にのせてダンスで圧倒すればよいものを、不自然なスロー映像にして台無しでした。無理してなかせなくても、いい映画なら自然と感動するんだぞ!!! 【仏向】さん [ビデオ(邦画)] 5点(2007-08-02 12:45:23) |
92.《ネタバレ》 話内容とかではなく、何かを目指しながらそこにサブストーリーを混ぜるという、よくありそうな作りの作品でした。 それでも、フラダンスというあまりないものが目新しいところでしょうか。 炭鉱の問題よりも、フラダンスをメインとした構成になっていて、 それに伴い、みんながダンスを真剣にやっている感じが伝わります。 またホームでの手話のシーンは印象的でした。 それでもアカデミー賞など様々な賞をとるほどの作品だとはどうしても思えない。 【コショリン】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-07-29 22:17:32) |
91.《ネタバレ》 舞台となったハワイアンズに遊びに行ったことがあり、なぜここでハワイ?という唐突な印象を引きづりながら、映画を鑑賞しました。頑なな炭鉱関係者にとって、それはもっと顕著で、当然の反応であったかもしれません。しかし将来性の乏しい分厚い現状から抜け出す機会を熱望している若者たちにとって、現実離れした夢想だけが、夢を託す価値があったのかもしれません。だからこそフラガールは、無謀であると感じながらも、懸命にしがみ付こうとします。その必死さときたら!内部から湧き上がる意志が周囲に浸透し、一丸となって気迫の踊りへと変貌していきます。運命を切り開く姿に、拍手すると同時に、のめり込める対象を捻り出した強さに対して、羨ましいな・・と感じたのは私だけでしょうか。 【ヨシオ】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-07-27 01:53:27) |
90.前評判が良かったので鑑賞したのですが・・・まあ、ストーリーはありがちな(失礼)な展開で、しばしば退屈してしまいましたが、ある意味ではこれがこの手の映画の「王道」なのかもしれませんね。蒼井優ちゃんは、期待を裏切ることなく好演。瞳がキラキラしていて、とても綺麗でした。しかしながら、私が捻くれ者なのか、これ観てハワイアンズに行きたいとは思わなかったなぁ~苦笑。 【うさぎの餅つき】さん [DVD(邦画)] 5点(2007-07-23 22:43:27) |
89.本筋は通っているし、泣けるポイントも随所にあるが、 ダイジェスト版的な薄っぺらさを感じてしまった。 内容を深く掘り下げない分、テンポがよくなっているので さらっと鑑賞する映画としてはよいかもしれない。 【MIUMAX】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-07-21 22:46:09) |
88.前評判があまりにも高かっただけにいざ観ると意外にあっさりと普通のドラマだったなぁというのが印象です。松雪やあのおじさんは相変わらずの演技だしどこかで観たようなエピソードの繰り返しですね。小粒な感じですね。蒼井さんがすごいと言う人もいるようですが、金払って観る映画なんだからあれくらい腰ふって演技できて当たり前やん。と言ってもあまりダンス自体は取り上げられていないですね。 【たかちゃん】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-07-17 12:49:24) |
87.こういう映画は最後のシーンのよしあしで評価がだいぶ変わってくるが、フラダンスそのものにあまり見せ場がないように感じた。話の流れとしては良かった。 【六爺】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-07-16 21:41:21) |
86.《ネタバレ》 大方のご指摘どおり、「ウォーター・ボーイズ」や「スィング・ガールズ」の路線に乗った1本かなと思いますし、「ブラス!」や「リトル・ダンサー」との類似も感じられます。でも、一番近い作品だと思うのは、「Shall we ダンス?」じゃないでしょうか。どちらもそれぞれのダンスの本質的な意味を、まじめに描いていてとても好感が持てます。この映画でしたら、最も感動的な場面、列車に乗った先生を引き留めるために、生徒達がフラで思いを伝える場面を思い出してください。フラダンスは、もともとは神に捧げる踊りだったフラ・カヒコを現代風にアレンジしたものと記憶していますが、フラに宿る精神を、この場面に感じたと言ったら、褒めすぎでしょうか。でも、本当に日本人はこういう求道的な作品が大好きなんですよねえ。 【とらおとめ】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2007-07-09 22:37:06) |