20.パーツやユニット毎に組み立てが終わっているのを、何度もはめ込む場所がずれ込んでいるような作り方・・・でしょうか。 付き合ってやった、と言う様な後味が残りました。 でもあの作り方じゃなければ何でも無いストーリーだったと思うので「あーもなるわなぁ」というのは分かりそうな気もします。 【白狼】さん 4点(2004-06-17 03:35:43) |
19.結構期待して見に行ったけど期待はずれに終わりました。 【アスモデウス】さん 5点(2004-06-16 22:34:52) |
18.うーむ。。期待して観にいったのだが、思ったほど心に響かなかった。残念。デル・トロは素晴らしかったし、ショーン・ペンも好きなんだけど。私にはガツンと来るものがなかったなぁ。もう一度観たら評価変わるかもしれないけど、今はこの点数。 【pb】さん 5点(2004-06-16 12:33:56) |
17.《ネタバレ》 メメントになんとなく似ているな、と思った映画。それぞれの点と点が結びつき、線になりかけたらもう結末はわかったようなもの。魂の重さが21gというトリビアに17へぇ。ジョーンペンの演技に拍手。 【THE HOG】さん 6点(2004-06-13 23:19:18) |
16.3人の命を奪った男・3人の家族を失った被害者・その死んだ男の心臓で生きる男・・・この構図を見た時に真っ先にミスティックリバーが頭に浮かんだ。そしてとにかく重い。私は重い映画が好きだがそういうのが好きじゃない人にはお勧めできないかも。最初に結末を持ってくる新しい構成で、時々時間軸が分からなくなったが最後まで飽きずに見れた。人間が死んだら21gだけ軽くなると言ってたが、「21g」という意味は他にもあるが一回見ただけじゃその意味は分からなかった。考えさせられる映画でした。 【すごろく】さん 8点(2004-06-13 22:29:48) |
【kasumi】さん 6点(2004-06-13 22:05:06) |
14.《ネタバレ》 とても「重い」映画であったというのが正直な感想。映画の起承転結を楽しむ人は、なかなか好きになれないのではないか。起承転結の「結」で全てを理解させるのではなく、映画全体にその意味を散りばめた絵画のように感じた。デル・トロもショーンも、ナオミ・ワッツも役所はぴったりで見応えがあったが、最後にショーンが自ら命を断とうとした意味や、21グラムという数字の意味は、私個人は理解するのに時間がかかりそうである。いや、その明確な意味を言葉にすることも出来ないのかもしれない。下のレビューにもあるとおり、映画全体を通して、その意味を訴えることにこの映画の目的があるのかもしれない。このレビューに投稿する皆様の解釈を、是非参考にさせていただきたい。映画全体で特に引き立っていたのはカメラワークの良さ。斬新なオープニングのデザインや、シーンの切り替わりは、この映画ならではの美しさとカッコよさが感じられた。 |
13.《ネタバレ》 スゲェ。最初から最後まで目が離せなかった。上映中ずっと命の重さ、心の重さを問い掛けられている様だった。俳優陣の演技も見事で、特にデル・トロの存在感は圧巻。そして観終った後「Life goes on」という言葉が心に残っていた。 【Andy17】さん 9点(2004-06-12 20:26:33) |
12.《ネタバレ》 帰り道、後続がなかったので、私の黄色い和泉ナンバーが黄色い信号で珍しく止まりました。/偶然の恋人の胸のときめき<交通事故悲劇版>という部分も少しありますね。皆が悪くない人で弱い人(=ほぼフツウ)なので尚辛い。ナオミ・ワッツ(特にパーラー<死語?>の彼女)には何度も泣かされますが、時間の交錯法によって後回しになったシーンが今さら、とクドい。で結局、加害者の妻(上手いけど、おトシが気になる)が一番可哀想な感じがしてしまったのは私だけかしら。各シーンを出す順番を変えればもっと、、と残念です。でも最初から結末近くを見せたのは、やはり自信があるんだ、とも思いました。個人的にはやっと姉妹に見えたクレア・デュヴァル(「ノイズ」は、、でしょ)の出番が欲しかった、もうちょっとだけね。英国語発音に努めたシャルロット、こういう役、いいね!(つい贔屓目:ほんとはちょっと物足りない。)。/でも全体的には「再生」をうたったドラマだと捕らえるべきなんでしょうか・・・21gという意味がはっきりわかりませんでした、命の重みと比べたら皮肉だ、ってことかな。 【かーすけ】さん 7点(2004-06-11 21:13:23) |
11.「アモーレス・ペロス」同様、運命に翻弄され、それに抗うことさえしない人間の弱さを徹底的に描く人間ドラマ。一つの交通事故に交錯する三つの人生が…って、あれれっ? これ「アモーレス~」と全く同じモチーフじゃないですか?! それに、新鮮味の無いスティーブン・ソダーバーグにクリソツの映像と演出。時間軸を無視した編集構成も単純な話を複雑に見せたいだけで、そこにニコラス・ローグの「ジェラシー」の様な知的面白さを見ることは出来ない。知った役者ばかりが出ていて、その全員が熱演だった分「アモーレス~」より観応えはありましたけど(ベニチオ・デル・トロのこの貫禄は凄い)、映画、そして物語自体からは胸に迫ってくるものがありませんでした。特に、移植を受けてまで生きようとしながら、生を授かった途端に生に執着しなくなるショーン・ペンのキャラクターの描き方が弱いと思います。という訳で、ちょっと長くなりましたが5点献上。 【sayzin】さん 5点(2004-06-11 16:12:23) |
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10.時間を細切れにして見せるので初めは少しわかりにくい。予告編を見て3人の登場人物の関係を知っていないほうが楽しめたような気がする。まあ、普通に時間通りに見てしまうとどうということもないストーリーだけど。それにしてもショーンペンはどんな映画でも自分勝手で周りの人を幸せにしない役なんだなあ。 【HK】さん 5点(2004-06-11 11:15:15) |
9.《ネタバレ》 とても重くて、悲しい作品でした。あんなふうにしか解決できなかったのでしょうか? とにかくストーリーを追いかけるのが大変でした。時間が戻ったり進んだりで・・・ ポール(ショーン・ペン)もせっかく移植してもらった心臓なんだから、も少し大事にしてほしかったかな。 あたりまえの幸せに浸りきってる時に不幸が訪れたら、きっとまわりなんて見えなくなってしまうのね。 【まみりん】さん 6点(2004-06-11 10:37:03) |
8.《ネタバレ》 見てよかったです。登場人物全員の心の動き、誰でもその立場になったら、同じ事をするかもしれない、って思いました。誰もが幸せに生きたくて、そのために自分のエゴを押し通してしまう、まわりが見えなくなってしまうという感じが上手に描かれていたと思います。役者も皆上手だった。ただ、あのストーリーで時間軸をバラバラにする必要性があったかな??って思います。マルホランド・ドライブのような抽象的なものを押し出したお話でもないし、謎解きでもないわけですし。ストーリーとしてはわりと単純なので普通に編集した方がよかったかな、と私は思いました。まあ、お話自体がわかりやすいので、あえてあのようにしたのかもしれませんが。 【ぷー太。】さん 8点(2004-06-10 21:03:39) |
7.《ネタバレ》 時間軸をバラバラにしたおかげで興味を引きましたが、話的には普通。見ごたえがあったのは主演三人の巧さかな。ペンとトロは凄みも色気も身についてますね。人生は続く…ミスティック・リバーと同じような感じかなぁ。終わる人もいるけど。続くヤツは自省して生きるしかないのかな。これまた重たい作品でした。 【ロカホリ】さん 7点(2004-06-08 23:02:41) |
6.《ネタバレ》 最初の1時間ほどは、正直どこがどう繋がっているのか分からなかった。 徐々に繋がってゆくバラバラのピース。 前科暦を持ち、改心したと思ったら神に裏切られ、また悪者にされ家族を捨ててしまう男。 愛する家族を失い、夫の心臓を移植した男の出現に戸惑い、家族を殺した相手への復讐を誓う女。 臓器提供者の背景を知り、その妻に感情移入し、やがて愛し合い、全ての因果応報を断ち切るために復讐を手伝うも遂げられず、その矛先を自分へと向けてしまう男。 三者三様の苦悩が、その演技力の素晴らしさで痛いほど伝わってくる。 生と死、愛と憎しみ、神と人間、その他様々な物事は表裏一体であることをこれでもかと思い知らされる。そんな映画だ。 【赤毛のダニー】さん 7点(2004-06-07 16:42:40) |
5.《ネタバレ》 フツーに観てしまったカンヂ。ショーン・ペンがシブかったですが一寸長かったようです、ワタシには。これって各所、シーンが前後しているのでジッと観ていて「あ~、そうなのかぁ」とバラバラになった時間が前後する各シーンを、観た側でフォーマットを作っといて、空いた箇所を埋めて最後まで観れば、パズルの全ピース埋まるカンヂですかね。前情報をあまり得ず、タイトルとサイトの売り文句に惹かれて前売券を購入しといたんですが、あとからチョットだけ、どういうストーリーかの概要を知って期待度が無くなっていたので、前売券のために半強制で観に行ったイキヲイなので、ガックリ度は少ないです。タイトルとストーリーがうまく繋がってない、とりあえず「コジツケラレル範囲であるけどねぇ・・」でした 【Urabe】さん 6点(2004-06-07 12:07:02) |
4.ここに描かれるのは、映画を観ない人たちの、神より他にすがるものなき孤独感であるが、それを理解することで、私の孤独感は癒される不思議。 【伯抄】さん 6点(2004-06-07 00:28:36) |
3.Life goes on. 絶望しようが憎もうが、泣き叫ぼうが喚こうが、それでも人生は続く。 どれだけ悔やんでも、許す事が出来なくても、それでも人生は続く。 だから進むしか無い。 踵で過去を踏みしめ、爪先を未来に突き出し、一瞬の”今”の上でバランスとりながら。 空を飛ぶ鳥と同じ、止まった瞬間に墜ちてしまうから。 悲しみも、憎しみも、愛しさも、何もかもを引き連れて。 だけどこの映画は違う。その時間軸は自在だ。 決して戻る事の出来ない過去も、暗闇の先に広がる未来も、順不同に次々と襲いかかる。 愛する人たちの数と、自分を愛してくれる人たちの数。 それを「21グラム」に掛ければ、それが"heart"の重さだ。 行き場の無い感情たちの乱交、灰色の涙が乾いた大地を濡らしていく。 【紅蓮天国】さん 8点(2004-06-06 19:55:20) |
2.見応えのある作品でした。時間軸の操作によって全てのシーンに集中力を強いられる。これがあれと繋がってってパズル的な面白さよりも、最初から塊をドカンとぶつけられて徐々に体内に染み込んでいくような快感。一歩間違えると嫌味な構成になっちゃうところだと思いますけど。あと神様を引き合いに出すところなんかも下手な人が撮るとドッチラケちゃうけど。この監督(まだ名前覚えられない)、『アモーレス・ペロス』でも凄いなぁとは思ってたけど天才だと思います。編集のリズムを感覚的にわかってる感じですよね。たまたまナオミ・ワッツ出てるから思い出したけどデヴィッド・リンチに近い。どうしたらそのシーンをここに持ってくるって発想が生まれるかわからないけど、完成してみるとそのシーンがそこになければいけないぐらいのリズムを作ってることに感心しちゃいます。ナオミ・ワッツが脱ぐ映画は傑作ってジンクスもできた(かな?)。 【トム&クルーズ】さん 10点(2004-06-06 02:02:19) |
1.この作品は時間軸が所々狂っており、例えば大本の流れの最後の直前のシーンが前半にきていたりします。このシーンの数々は、どれも見ている者を引き込み、考えさせるものだと思います。これがこの映画の面白いところでしょうか。更に書きますと同じ時間軸が狂っている映画の「メメント」と違い、誰にでも分かるように工夫されている点は素晴らしいです。もう一点、違うところはストーリーがあまりにも暗すぎる。悲劇が物語の中枢になっている上にその悲劇が誰にでも起こりうる、ありがちなものだからよけいに暗くなるのだと思います。最後に、この作品と同時期に公開されたミスッティクリバーでオスカーの主演男優賞を取ったショーンペンですが、私個人としてはこの映画でのショーンの演技の方が優れていると思います。 【Я】さん 9点(2004-05-16 16:03:06) |