107.この映画を初めて見たのは、三鷹か吉祥寺の名画座でのエイリアンと2本立て興行。 エイリアンがえらく面白かったこともあって相対的にこっちの方はイマイチ感を強く感じたのだが、その後何回か見て「いやいやこの映画も相当面白いぞ」と。 最初にエイリアンと併映だったのがいかんかったわけだ。 「ここでくるか?ここでくるか?」と緊張感のあるシーンでずっと引っ張られ しかも「ここでくるだろう」というシーンできっちり「バクー」「ピギャー」と きてくれるので、安心。(って、安心はどうか?) カーペンターお得意の単調な音楽もこの映画に関してはぴったりでした。 【あばれて万歳】さん 8点(2004-08-04 10:42:33) |
106.《ネタバレ》 人間に寄生するという設定は某有名映画に似てるが、この作品は誰が感染してるのかわからなくなり次第に仲間同士が疑い始めるあたりが面白く出来てるしドキドキした。 【くうふく】さん 8点(2004-07-21 14:02:10) |
105.皆さんのレビューを拝見して、生半可ストーリー&見所を知ってしまってから見たので、逆に恐かった。犬が画面に出てくる度にビビり、心臓マッサージを始める所でビビり、血液検査でビビり…。一緒に見た友人には「恐がってるお前のリアクション見てる方が恐いわ」と言われた。ただ冷静になると、やはり少々レトロな感は否めなかった。もちろんそれは、本作に影響されたであろうその後の作品をたくさん見て来たからだろうが、ちょっと過度な期待をし過ぎたなぁと反省した。しかしそれは、今テレビで見ているからで、当時、映画館で見ていたら、立ち直るのに間違いなく5日は掛かっただろう。巨大なラスボスには笑ったが、その他のクリーチャーの造形は芸術レベルだと思う。造形職人諸氏に乾杯。 【カシス】さん 6点(2004-07-21 12:42:35) |
104.少し前、この映画がテレビ放送される時、そのコマーシャルを見ただけで、晩飯が食えなくなった思い出がある。いや~気持ち悪かったけど面白かったな~~ |
103.「遊星よりの物体X」と比べるとどうしても見劣りしますが、これはこれで面白いと思います。“タカアシガニ”は衝撃でした。良くも悪くも、カーペンター監督がやりたいことをやり尽くしてくれてるような感覚が好きです。 【金子淳】さん 5点(2004-07-12 12:54:05) |
102.《ネタバレ》 物体X。そのアイデアの恐ろしさはエイリアンを凌駕する。襲われた後の救いのなさはゾンビをも超える。そして奴らの凶悪さに至っては…まあゴケミドロくらいかなあ。でも、この作品の価値はそんな所にあるんじゃなくて、『生命』と呼ばれる存在の目的意識のなさ、その延長線である社会組織の不安定さに超斬新な切り口で迫ったところにあるだろう。奴らXには多分知性はなく、惑星間を渡っていくための本能として吸収・同化という機能があると推理している(そう見ると、より単純な構造の生物の表現形が露出する各シーンの変化はとても説得力がある)。円盤を造るほどの高度な知性は、彼らの新植民地が安定してからおもむろに現れるに違いない。本能として、遺伝子の奥底から、まるで神の啓示のように…。 そう理解すると、あの凶悪なクリーチャーデザインに込められたメッセージが届くような気がする。「地球の生命なんて神秘でもなんでもない。簡単な化学のメカニズムで動くロボットだよ。生命そのものをぶっ壊してつぎはぎし直して、ほらカニの脚つけたって動くじゃねーか」。 これを自然への冒涜と見る向きもあるだろう。が、この冒涜なしには、我々生物は宇宙という過酷な世界を手にすることはできないのかも知れない。進化の行き着く先には、その酷い壁を越えるという儀式が待っているのかもしれない。その時、人類は自らを物体Xとする、涙なしには笑えない、諧謔的な価値の転換が起こるのだ…そんな事を思い巡らしてしまうくらいの説得力が、Xのデザインに秘められていると思っている。だから点は高いがある意味ネガティブなベクトルの評価だ。9点。 【エスねこ】さん 9点(2004-07-09 02:31:25) |
101.SFXホラーの金字塔.というか以降これを超える作品あったでしょうか? 【マー君】さん 8点(2004-06-30 21:48:18) (良:1票) |
100.小学生の時に原作を読んで、衝撃を受けた。この映画で二度目の衝撃。閉ざされた空間で追い詰められるって奴の元祖かな? 電気ショックをやろうとして、お腹ガバッ、両腕バクッ、のシーンは忘れられない。 【マックロウ】さん 8点(2004-06-30 20:45:07) |
99.コレですね~観た当時インパクトありましたよね~。SFホラーっていうジャンルですかね。ワンコが変身する時とか、検査した時となりのオッサンが暴れて変身したりで・・もうタイヘン。 【★ピカリン★】さん 8点(2004-06-21 23:16:04) |
98.人外の怪物が人を襲う映画は多いが、物体Xこそ最強でしょう。細胞の一片でも人間を乗っ取るんだから!乗っ取った後後、どうしたいのか一切語らないところも不気味!そして!インパクトにおいても、これを上回る気持ち悪さは経験していません。特に、ブレアの頭から脚がパキパキと伸びるシーンなど、もうクセになります。観ながらうわあとほくそえむ自分がいます。 【次郎丸三郎】さん 9点(2004-06-08 22:31:31) |
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96.そんなに怖くはなかった感じがする。ストーリーは良いと思うが、ただラストの終わり方がいまいちと。もうちょい先までみしてよって感じに思えた。あと、びっくりしたのは、あのヒゲ男がまさかカートラッセルだったとは気づかなかったわ。不覚 【rainbow】さん 6点(2004-06-02 10:08:43) |
95.《ネタバレ》 何回見ても楽しめる作品です。最後のシーンでは吐く息が白くないので、こいつは偽者だ!と一人興奮していました。面白い。 【リニア】さん 8点(2004-05-17 00:37:55) |
94.音楽は効果的。スッキリ解決が良いとはいわないが、ラストは中途半端、含みを持たせるにしてももう少し突っ込んで終わりにできなかったものか。とは言え、SFホラーが好みならラストまで厭きさせないで見られます。「遊星よりの物体X」よりは面白い。 【ダルコダヒルコ】さん 6点(2004-05-03 23:33:54) |
93.とにかく好きです。「これから、どうなるんだろう?」って言うラストもモンスター(エイリアン?)の造形も何もかも。 【腸炎】さん 10点(2004-05-03 22:53:07) |
92.モンスター・・・というかエイリアンが強烈な存在感を持っている本作品。犬が化けるシーンとか生首から触角が生えるシーン、いきなり腹が割れて牙がゴォォォーっと出てくるシーンはマジで気持ち悪いデス。ちなみにラストでの1シーン、マクレディとその他1名の吐く息の色が違うのは単に照明のせいらしいですよ。 |
91.《ネタバレ》 ジョン・カーペンターの最高傑作にして、SFホラーの金字塔!賛否両論ある邦題のネーミングも、原題をそのまま邦題とするのを潔しとしない配給会社の心意気が窺われる。さてこの作品、女性が全く出てこない。よってホラーに付き物の絶叫悲鳴がない。また登場人物も極めて少ない。彼らの背景描写もないため、誰が誰やら分からん方も居られるだろうがそれがより不気味さを助長している。そして、南極基地という完全に閉鎖された空間。もちろんこの作品を成功させた最大の要因は、SFXもさることながら、お互いがお互いを疑う疑心暗鬼という状態をクローズアップさせたことにある。これによりあの『血液検査』の名シーンが生まれる。だがそれもつかの間、今人間だとしても10分後にXでない保証は無い。まさに底なしの疑心暗鬼。そしてラストのあのセリフ。「見るんだな・・・。どうなるか」。その後映画、漫画、ゲームに絶大な影響を与えた紛れも無い傑作である。 |
90.気分爽快なSFXは必見。CGでは味わえない質感とよく言われるけど、まさにその通り。感触が伝わってくる。一番好きなのはやはり犬。スクエアのパラサイト・イヴでパクられてた。まぁSFXだけでなく、演出も素晴らしい。カーペンターの中でもスターマンと並んで大好きな作品。 【ぷりんぐるしゅ】さん 9点(2004-04-16 15:34:33) |
89.有名なあの首のシーン。そして、髭モジャの人がカート・ラッセル! 【ボバン】さん 8点(2004-04-15 00:08:09) |
88.いつ出てくるかわからない・誰も信じられない・出てきたらウッヒャー! ハラハラどきどき度、最高。SFXも当時としては最高レベル。ドロドロのぐっちょぐちょを素晴らしく(?)表現しています。ジョン・カーペンター渾身の一作。カーペンターのベストは、この物体Xかゼイリブかで悩んでしまいます。ラストでもう一発、驚かせてくれてたら、こっちがダントツなんですけどね・・・ 【ぶぅ】さん 9点(2004-04-11 21:10:51) |