135.色彩は気に入りました。テイストもOK。映画館で見た友人は「むっちゃしょーもなかった」と云い、一緒に見ていた妹はバカ受けしてましたから好き嫌いはあるのでしょう。チープでキッチュな雰囲気は私好みだけど、内容はお子様向け。子供ができてからのティム・バートンって、なんか説教くさくなっちゃったよなぁ・・・ 【HIDUKI】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-03-05 16:12:36) |
134.《ネタバレ》 子供が観ても幼稚だと思わせるようなお馬鹿映画になっているのはわざとなのでしょうか? ティムバートンは奇譚であることを金科玉条にしてきたような監督ですが、ここまで行き過ぎると狂気の沙汰としか思えない。 それから子供が悲惨な目にあったときに始まる嬉しそうな小人の踊りには嫌悪感すら覚えます。 愉快というよりも不快。 あの小人も人間嫌いのウォンカが作り出したアンドロイドに見えてきたし、別な意味で色々想像してひたすら恐かったのです。 つーか、ウォンカが透明の壁に何度か激突するシーンはあれで良いの?? 演技派のジョニーデップともあろうお方が「ドジな私」を表現するためにドリフスターズ並み演技を行う様子に心が痛くなりました。それにウォンカがトラウマを持っていることを表現する方法も「両親」と言葉に出して言えないだけじゃないですか!これじゃジョニーデップを使う意味がなく、これだったら深田恭子にウォンカをやらせたほうがまだ予算を節約できましたよ、まったく。 従って期待されたバートン・ジョニーの黄金コンビはまるで投打のかみ合わないジャイアンツのように破綻していたし! 挙句の果てには、とってつけたような父子の和解、でもって、道に落ちているお金をネコババしたチャーリーの家族にチョコレート工場を譲り渡してめでたし、めでたし・・と思いたいけどあの家族が工場なんて管理できるわけがないんだつーの!もういい加減にしてください、チョコレートなんて大嫌いです。この映画は偽物。 【花守湖】さん [DVD(字幕)] 1点(2006-02-27 23:52:28) (良:1票) |
133.左党の自分は甘そうな映像のてんこ盛りに胸焼けしてしまいました。特にチョコレートの川がお汁粉の色に見えてきつかった。バートン監督は大作を撮るようになって毒が抜けてきたのでしょうか?なんか普通の話で拍子抜けしてしまいました。自分はゲームをほとんどしませんが、ゲームを悪者にしておけばオッケー見たいな安直さがバートンらしくないと思いました。一番酷い目にあっているのもゲーマーの男の子でしたし…。色は毒々しいが食べてみると意外に健康食品だったという感じです。父親と息子の相克もなんか納得できません。自分もキャラメル食べるのをやめてからは虫歯にならなくなりました。親としては当然でしょう。別にそれほど強権的な押し付け全開お父さんでもなかったし。 「蝿男の恐怖」と「2001年宇宙の旅」のフュージョンパロディには受けました。 【アホをどり】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-02-25 05:17:09) |
132.チャーリー以外の子供がみーんな可愛げがないってのはどうかと思う。チョコは観てるだけで胸焼けしたんで当分食べたくないなぁ。 【バイオレット】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-02-21 01:35:20) |
131.子供向けでわかりやすくするためとはいえ、いやなやつがいやなやつ過ぎる。本で読むなら想像に任せられる部分も映像にしてしまうと笑えないところが多い。 【HK】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-02-19 15:53:31) |
130.《ネタバレ》 おれは無理・・・現実派には無理な映画。ただ、リスがかわいかった。 【カフェ俺!】さん [DVD(字幕)] 1点(2006-02-14 01:02:18) |
129.子供がわくわくするような画(え)が少なすぎ。 【k】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-02-12 22:57:21) |
128.やっぱ子供向けだけど。冷めた感じで見なければ普通に。 【ビリー・ジョー】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-02-11 18:57:37) |
127.まさに童話の世界ですね。はるか昔、「こぶとり爺」とか「舌切り雀」とかを読んで何の違和感も持たなかった時代を思い出しました。論理的、科学的におかしな点があっても、そこにツッコミを入れるのは野暮というもの。そんな大人にはなりたくありません。童心に帰って楽しめばいいんです。ただ、チャーリーの家がなぜ歪んでいるのか、最後まで気になって仕方のなかった私は、もうすっかり“大人”です。 【眉山】さん [映画館(字幕)] 7点(2006-02-11 18:55:17) |
126.ティムバードンの想像力と表現力の豊かさにびっくり。斬新な世界観とキャラクターは観ていて飽きない。特にウォンカの行動と台詞の変態ぶりが最高。遊び心がたくさん詰まった映画です。 【ばかぽん】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-02-09 04:59:24) |
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125.3週間前に産まれた長男坊に、将来見せてあげたいなぁと思いました。 【tonao】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-02-08 22:54:33) |
124.これはなにが面白いんですか。 眠たくなるのを必死に堪えてました。 やっぱティム・バートンは合わないようです。 【ひで太郎】さん [映画館(字幕)] 3点(2006-02-07 22:17:03) |
123.《ネタバレ》 金曜日に酔っ払ってレビュー書いたら、送信しないまんまブラウザ落としちゃった…トホホ…さて辛口リトライだ。まーなんというか2点です。ジーン・ワイルダー快演のオリジナル見ちゃった後ではもう。オリジナルとのストーリーの違いはラストが「左足にオブライエン空中半回転ひねりが入ってるだけ(=たいしたことない)」だし、ジョニデのクドさが悪い方向に働いてるし(てゆーか親たちに負けてるっすよ)、それより何よりウンパルンパの歌がディスコ調でアレンジされた分、オリジナルが持っていた貴重な生命を失いました。ま、このネタを与えられてそこそこペイできる作品に仕上げられるのはバートンしかいないでしょうが、リメイクの意義が極めて薄かったので、あえてダメ出しします。 閑話休題。むしろ非常に興味があるのは、この時代になって本作をリメイクしたワーナー側の意図なんですよね。オリジナルはTV批判がキツすぎてTV放映されなかったという幻の作品ですから、コレをオリジナル通りに製作するのは無謀なはずなんですよ(でもそのあたり、手を抜かずにしっかりやってますぞ…"You get no Commercial!!" は言わなかったけど (^^;)。莫大な全米TVネットの放映料を最初から諦める大作映画なんて、今までなかった(と思う)ですよ。これ、本気でアメリカのメディア界が変質してきている印じゃないかと思うんですね。ネット時代に入って視聴率が伸び悩む現代。これは商業サイドでの「実験作」と位置づけていいんじゃないかと思います。次にワーナーが仕掛けるのはなんなのか…そこまではまだ見えませんがナァ…。そういう、先の見えない業界の羅針盤的な価値を上乗せして、+1点です。 【エスねこ】さん [DVD(字幕)] 3点(2006-02-06 21:44:05) |
122.《ネタバレ》 ウィリー・ウォンカは、何かためらったり状況が悪くなると手をぐっとにぎる。彼はゴム手袋みたいなのをしているので、そのときゴムがこすれる音がする。何度かこのシーンがあった。最後に彼が父親に会いに行って歯を見てもらっているとき、歯科医なので父親もゴム手袋をしている。父親が自分の息子だと気づき、二人が抱き合おうとする前に、二人はためらい、二人は同時に手をぐっとにぎる。そのときゴムのこすれる音がする。それがこの映画の中でのマイベストシーンだ。 【ばっじお】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-02-06 16:31:35) (良:1票) |
121.当時嫁さんが臨月で里帰りしてまして、彼女の故郷で観たんですけども。予定日の2日前だというのにサッパリ生まれる気配なし、だもんで、気晴らしにちょっとお出掛けしましょか、と。とりあえずシネコン行って、ホントは他の映画が気になってたんだけど上映時間の関係上、コチラを「たまたま」観ることになりました。いやあ。楽しい映画で、よかったですよ。私も楽しかったし、妻にもよい気晴らしになったみたいだし。ウンパルンパのダンスに乗って、まだ胎児だった娘もお腹の中で踊ってたそうな(・・・大音響に驚いていただけ?)。まあ、「こんなバカバカしい映画でこんなに喜んでていいんだろうか」という気もするんですけども、「こんな映画」をこんなに「喜んで」いる自分自身のバカバカしさがまたなんだか楽しくなってきちゃう、という、ひそかに心に隠していた童心のツボを見事に突いてくる映画、でありました。『2001年宇宙の旅』のパロディで、ご丁寧にもバックにリゲティのレクイエムを流すあたり、このおバカぶりにハマってしまって、必死で笑いをこらえておりました。でもバカバカしいだけじゃなく、ちょっとオドロオドロしくて毒々しい、悪趣味なブラックさが、これまた刺激的で魅力。大体、劇中に出てくるチョコレートがあんまし美味しそうに見えないもんねえ。・・・とまあ、そうこうするうちに、ついにDVD発売の時期ですか。映画観に行った10日後に無事娘が誕生し、その娘も4ヶ月を過ぎました。いやあ、月日が経つのは早いもの・・・じゃなくて、早いのは「DVD発売時期」の方、のような気もしますがね。 【鱗歌】さん [映画館(字幕)] 8点(2006-02-05 22:34:16) |
120.子供は純真です。この映画でも純真な善と悪の両面を、欲と競争心で動機づけして勧善懲悪で描いてあります。ウンパルンパの役者さんの顔はマジでウケます。しかしそれは突き詰めて考えると、観ている僕らの性根にある、(言っちゃあなんだけど)東南アジア系の人々や生活の貧しい者を見下している部分を、ティム・バートン監督が独特の残酷で幻想的な手法でえぐっているように思います。次々と脱落していく家族たちの存在が僕らの代役をしているように思います。ノリノリで軽くて意地悪なウォンカ自身も、チャーリーや他の悪ガキとの接触を通じて、自身のノスタルジーを懐古します。いつまでも子供の心を持ち続けていたつもりが、失いかけていた大切なものに気がつきます。この映画ではウィリー・ウォンカは絶大な成功者です。しかし所有していないものがあった。それは…。おとぎ話には必ず何かしらの教訓があります。愉快で不思議でちょっぴり残酷な映画です。でも5歳ぐらいの子供がこの映画を観ても、この映画のテーマは分かってもらえるのではないかと思います。 |
119.《ネタバレ》 前作の映画も見たんですが、こちらの方が現在にアレンジされて面白かったな。前作と今作ではラストが違うんだな。でもストーリーは一緒だ。当然か 【たこら】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2006-02-05 02:39:36) |
118.《ネタバレ》 一言で言えば悪趣味の映画である。確かに悪趣味なのだがかといって俳優の仕事にケチをつけるわけではない。ジョニー・デップは「変質者」ウィリー・ウォンカを上手く演じていると思う。躾の悪い子供が苦しむ姿を見て冷笑し、一方で他人の子供に付き添われないと実の親にも会えない男。これを変質者と言わずして何と呼ぶのだろう。そんな複雑な男をジョニー・デップはプロの俳優としてきちんとこなしていると思う。筆者は、ティム・バートン監督、ジョニー・デップ主演というだけで無条件に映画を絶賛する趣味はないが、少なくともプロの仕事には敬意を払いたい。 |
117.この原作を映画化するならティム・バートン以外にあり得ないし、主演はもちろんジョニー・デップ以外にあり得ない。全ての意味で製作前から完璧が約束され、その約束が完璧に果たされたこの作品は、まさに映画史上に残る奇跡。誰よりもこの作品を映画化したかったであろうティム・バートンが、盟友ジョニー・デップを主演に、フレディ・ハイモアをチャーリー役に迎えてまさに水を得た魚状態で大暴走。バートンが本気でやりたいことをやればこうなるのだと誰にでも予想出来たがまさか本当にここまでやってしまうとは。ファンタジーの残酷さ、カラフルでコミカルでグロテスクなブリキのオモチャの世界、この世界観あってのバートンであり、バートン作品ならではのジョニデであり、悪ノリもここまで行くかと脱帽させられながらも物語は孤独と癒し、トラウマと再生、家族と友情の物語へと昇華して行く。だから絵空事で、だからファンタジーだ。バートンの最新作は常に最高傑作で、その奇跡は未だ終わることがない。このコンビは奇跡だ。 【anemone】さん [DVD(字幕)] 10点(2006-02-03 23:56:35) (良:2票) |
116.《ネタバレ》 バートンの不思議ワールドを堪能できるだけでもうれしいですね。色彩豊かな映像と豪華な箱庭的セットは相変わらず楽しませてくれます。しかしお話の方はウォンカ視点で見てしまうと、チケットを手にするまで~工場内~工場後がブツ切りな印象を受けるのが難。一番の見せ所である工場内での出来事がウォンカの心情の変化になんら影響せず、チャーリー以外の子供達を落とすためだけの物だからか。子供達が痛い目に合っている最中の親の行動や言動が大人しすぎで必死さが足りない。親に助けを求める子供とそれに必死に応える親の姿があれば、一連の出来事(フラッシュバック以外の)が頑なウォンカを動揺させ最後のチャーリーの言動でトドメを刺す、一本筋の通ったお話になったのにと思った。現状ではウォンカが家族観を変えてしまうのが唐突だし、手法は間違ってはいたけれどもあれは自分を愛するが故の事だったのだと悟る(と解釈したい)パパとの和解のくだりが蛇足に思えてしまったのが残念。またここも問題だけど、拾ったお金でチョコを買っちゃうような子供と他の4人の子供とどこが違うんだろ?(おじいちゃんから貰ったお金で買ったチョコで当選させておけば良かったのにね)勝者になっても「良かったね」と思えない。脚本の杜撰さが目立った。あと『マーズアタック』は別にして、他の方も書いているようにCGの使い方がだんだん”手作り感”がなくなってCGCGしてきている気がする。 【リン】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-02-03 02:27:17) |