6.《ネタバレ》 アンジェリーナ・ジョリーの演技がすごい。「I just want my son back!」の台詞が印象に残る。LAPD(ロス市警)のひどさは他の映画でも取り上げられていたのを観た事があるけど、ほんとにここまでひどかったのか?という程ひどい。ただ、人は一度嘘をつくと、その嘘を隠すためにまた新たな嘘、そしてその嘘をまた、というように後戻りできなくなる状況は教訓になる。休日のレイトショーでリラックス目的で映画を観に行き、でもこの映画はハッピーエンドという感じではなかったけど、いい映画を観たなという気持ちになった。 【珈琲時間】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-03-01 09:37:39) |
5.《ネタバレ》 オープニング、エンディングの音楽のセンスが良いです。殺人犯は何故少年を狙い罪を犯していたのかを明らかにしてほしかったです。精神病院の職員役たちの演技が上手いので、感情移入できました。悲しいのだけど、希望を持って生きていく、一人の女性のストーリーです。自分の子供を殺された母親の苦痛は想像に絶しますが、悲しみが癒えないなら、初めから子供なんぞ存在しておらず、産んでいなければよかったとまで思うはずです。息子の生存の確率がたとえ0.01%でも信じたい。彼女は辛かっただろうなと思う。こういう質の良い映画で、人の痛みがわかり、愛が増えて、世の中が良くなるといいですが。 【さくら】さん [映画館(字幕)] 9点(2009-02-28 20:42:04) |
4.《ネタバレ》 ミステリーのような余分な「タメ」は無く、時を追って坦々と物語は展開していきます。突然として息子がいなくなった母親をアンジェリーナ・ジョリーが熱演し、「この人はアクションだけではないんだな」と感じさせてくれました。「My Son!」と叫び訴え続ける姿は素晴らしい。物語は実話であり(ということ)、変に盛り上げることもなく、そこが良かったのかもしれません。(クリントイーストウッドの映画はそうなのかも。硫黄島2部作もそう感じました。)犯人の絞首刑シーン、有無の是非がありますが・・・。正直、無くても良かった気がしないではありません。 【プライベートTT】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-02-27 20:22:11) |
3.《ネタバレ》 いい映画でした。他の方も書いてますが私もイーストウッド作品はあまり好きではありません。質は高い映画だと思うのですが自分には今ひとつピンと来ない感じで。しかしこれはいいと思います。凄惨な事件と腐敗した警察がベースという重く暗い内容ですが、それに負けない母親の一途な思いに心を動かされます。結局悲劇に終わった(多分)親子ですが、後に判る子供の行動や、それなりにけじめがつく結末はこの映画をただ重い映画で終わらせていないように思いました。いままでどこかクールでとっつきにくい感じのイーストウッド作品でしたが、押さえた中にも強い感情を感じることの出来る作品だと思います。濃い化粧、涙ぼろぼろ、しわだらけで演技をするアンジェリーナ・ジョリーにはすごみすら感じますが、最後のきっぱりとした笑顔は綺麗でした。 【ことひき】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-02-27 18:05:00) |
2.始め、コリンズ夫人が、アンジェリーナジョリーとは気がつきませんでした。それまでの彼女のイメージをガラっと変えられました。 【Yoshi】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-02-26 21:42:28) |
1.《ネタバレ》 これが実話ってのが信じられないです。サスペンス映画というより腐敗した警察に立ち向かう社会派ドラマに仕上がっていましたね。色んなテーマが詰め込まれていて物語の焦点がブレてしまった印象はありますが。ジョーンズ警部を演じたジェフリー・ドノヴァンの演技が凄く印象に残りました。 【ギニュー】さん [試写会(字幕)] 7点(2009-02-05 19:57:47) |