60.子供たちがゲラゲラ笑いながら銃ぶっ放すのは衝撃的。また、ものすごくエグイ内容ながら 娯楽作品としても楽しめるストーリー展開と映像表現にも好感が持てる。 【新井】さん 9点(2004-05-30 12:14:23) |
59.ひえー。ブラジルってこんなところなの?しかし映像、編集が想像以上にモダンで驚き。つかまったちびっこギャングの子供二人のどちらかを殺せ、というときの泣きじゃくる様がリアルですごい。陰惨な話だがエンタテイメント性も高い。それは自分の視点を、気弱で正義感がものすごく強いわけでもない、タナボタに舞い込んでくるラッキーに素直によろこぶオスマン・サンコンそっくりの少年に置くことで心のよりどころに出来るからではないかな。大した映画ですよ。 【GO】さん 8点(2004-05-24 23:00:04) |
58.映像の技術がすごかった。ブラジルのスラムはこうなのか、という現実を軽くなく、重くなく伝えてくれている。役者の表情が生き生きとしている。8点にしようと思ったけど、つい9点にしてしまうような力のある作品。 |
【のりまき】さん 10点(2004-05-19 18:58:11) |
56.映像的に凝りまくってて次はどんなトランディションがくるんだろうと楽しみながら見ました。ブラジルってあんなに撮影&編集技術が高度なんだ |
55.乾いた感じがいい。実話に基づいているのにリアリティがあるのかないのかわからない雰囲気がまたいい。画像が凝っているのもまたいい。正直ビックリした、恐るべきブラジル映画。 【ぼぎー】さん 8点(2004-05-15 19:45:29) |
54.ウマすぎて唸ってしまう。ガイ・リッチーは見習うべきだ。 【k】さん 9点(2004-05-08 15:04:39) |
53.なんかこの日常がすごく恐ろしいと思わせますねぇ 男としてはベネはおいしい役だなぁとか思っちゃいます(もし自分が出てたらリトル・ゼにちょっかいだしてやられる役だろうけど) これからはブラジルに注目ですね 【ヴァッハ】さん [DVD(字幕)] 8点(2004-05-06 21:15:08) |
52.何がよかったかと言われれば確かに考えてしまうが、重いテーマもさることながら、とりあえずテンションの高い映画。人物のせつなさやかっこよさも感じつつ、「感じる映画」。DVD購入決定。 【Andrej】さん [DVD(字幕)] 9点(2004-05-05 03:59:05) |
51.《ネタバレ》 決して好きとは言えないジャンルなんですが、この点数です。どっぷり暗くなりそうな内容を、テンポ良くリズミカルに描いているので重くなりすぎません。年代ごとに色彩を変える表現方法も効果的。子供が笑顔で人を殺すシーンは確かに衝撃的なんだけど、平然と昆虫を嬲り殺したり、意味なく蟻を足で踏み潰したり。。。小さい頃は何とも思わなかった気がする(今は蚊以外の生き物はどうも殺せないけど。あ、あとゴキ○○と(+_+))。そもそも子供には、そんな無邪気な残酷さがあるのかな、とも思いました。 【ぷっきぃ】さん 8点(2004-05-04 21:19:25) |
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50.高評価を得る理由が分からなかった。自分には合わない。 |
49.《ネタバレ》 ものすごい映画をよくもまあ撮ったもんです。子供が笑って子供を殺す。救われない、暗い映画に、あるいは、辛気くさいメッセージ臭ぷんぷんのお説教映画にいくらでもなりそうなのに、このバイタリティ!この躍動感!このダイナミズム!この乾いたユーモア!見事!ぐいぐい引き込まれて興奮しながら見られる(こういっては不謹慎だと怒られるかもしれませんが)素晴らしいエンターテイメントに仕上げながらも、観終わった後には確実に、絶対的な貧困にまみれたスラム街を抱えてしまっている社会の重たい現実がずっしりのしかかってきます。同時に暴力の連鎖が一つの世界に蔓延していくプロセスを実はものすごく冷静に見つめてもいて、決してリオのスラムの惨状を告発するだけではない、すぐれて今現在の世界に向かって開かれた映画にもなってます。それよりなにより、やっぱり極上の青春映画なんです、これは。誰の手にも銃が握られてて、しかも日常的にそれが他者にむかって向けられ、発射されるコミュニティだって、生活があって、恋愛があって、そこから抜け出して何者かになろうとする初々しい葛藤がある。そんな当たり前なことを当たり前でないコミュニティならではの描写で描くこの手腕。おもだったキャストのそれぞれがやっぱり今の自分の立ち位置から抜け出して、何かもっと高いところへ行こうともがいてる。その圧倒的なバイタリティをそれにふさわしいスピード感溢れる、見事なカメラワークで追いかけます。また時々挿まれる静かなロングショットの美しいことといったら!シーンがわりの鮮やかな手際といったら!ハンディカメラの生々しさと大俯瞰の見事な対比!彼らと一緒にすれすれの死に怯えながらも興奮してスラムを猛スピードで走り抜けたような、奇妙な疲労感に襲われた気がします。それに60・70・80年代 を年代ごとにきっちり色を変えながら、断章でつないでいく、キレのいい連作短編小説のような構成の妙にもうならされます。見事なクロニクルになってます。幼い子供が殺しあう、残酷なクロニクルに。見事です。悲惨で、救いのないことを、こんな形で世界に示すことの出来る才能があるなんて。驚きと羨望を感じてしまいます。 【am】さん 9点(2004-04-13 01:08:26) |
48.子供たちが当たり前のように人を殺してく。重いテーマのドキュメンタリーなのだが、見事な構成、カメラワーク、音楽、そして演じている子供たちによって、一級のドキュメンタリーとして新たなリズムを奏でている。まさにカーニバル。神の街で生き抜くためのサバイバル。凄まじいの一言です。 【tantan】さん 10点(2004-04-12 08:50:37) |
47.あまりの衝撃の内容を、下手な味付け無しに、深刻に成り過ぎないようにした演出が見事。見て損なし。 【Andy17】さん 8点(2004-04-11 21:18:56) |
46.確かこの作品役者を実際のスラムの子供達から半年にも及日数をかけて選び出した筈です。その甲斐有って見事にキャラが息をしていました。飽きない展開に豪快なカメラワーク文句なく10点。でも、黒人の顔の良し悪しは解りませんでしたUu 【魚弱】さん 10点(2004-03-31 08:32:53) |
45.すごい映画を見たなあというのが正直な感想。街を仲間とぶらついたり、ディスコで踊ったり、女の子とデートしたりという「フツー」の若者の青春と、当たり前のように同居する銃と暴力と麻薬。こんなテーマなのに、「ブラジルのスラムはこんなに悲惨なんです!」という啓蒙調ではなく、スタイリッシュかつユーモアまで絡めて描いた監督の力量に感服。エンターテインメントとして十分に楽しんだあと、胃の奥にどっしりと重いものを沈殿させる作品。新しいスタイルの「社会派」映画といえるかも。 【ころりさん】さん 10点(2004-03-28 10:50:08) |
44.この映画は近年まれに見るドキュメントを踏まえたエンターテイメント作品か。ブロウは少し社会的な作品に近かったかな。 日本と反対側の国の話。サッカー大国の裏側にはここまで残虐な顔があるとは。誰が悪いのか、誰が正義なのかがわからない混沌状態。人殺しでも英雄なんて正直日本では考えられない。 これこそ教育問題に真正面から戦っている作品なのかもしれない。 【ひで】さん 8点(2004-03-27 04:57:07) |
43.こんなに平均点が高いのにはビックリしました。子供が笑って人を殺す、確かに衝撃的なはずなのに、なぜかそんな感じがしなかった。イマイチ。 【tako】さん 5点(2004-03-25 15:51:30) |
42.映画でこれほど芯から熱くさせてくれた作品は無い。日本ではエアガンで我慢するしかないが、銃といえばそのエアガンか水鉄砲しか選べない不自由さもリトル・ゼがありがたく感じさせてくれている。 【モチキチ】さん 10点(2004-03-21 06:19:27) |
41.演出面はタランティーノやガイ・リッチーでよく見かけたようなものが多いのでさほどの衝撃度は無い。好きだけど。この映画の肝は、子供。可愛いだけが子供ではない。罪の意識もなく、ただ欲求に従って生きる残虐な子供たち。それを叱れる大人もいない。そんな救いようの無い世界にブスカペの満面の笑みだけが輝いている。 【ラーション】さん 9点(2004-03-06 21:27:53) |