《改行表示》61.《ネタバレ》 ラストのコマは結局倒れなかったし、子供たちはいつも同じ服だから、最後は夢と判定。 久々に、Blurayが出たら買いたいと思った。 【センブリーヌ】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-08-12 00:46:08) |
《改行表示》60.《ネタバレ》 エッシャーの無限階段のようにこの世界も無限階層と考えたらすごく怖いと感じた。 現実なんて裏を返せば夢の階層と変わらないしといった形。ただ少し長いかな。 【とま】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-08-11 01:10:36) |
《改行表示》59.正直言ってこの複雑なストーリーの構造のすべてを完璧に理解したとは言い難いのだけど、 この作品が面白くて、この作品をつくった人に才能があることは完璧に理解できた。 こんなことを思いつける人はすくない。たとえこんなこと思いついても、形にできる人はすくない。形にできても、実行できる人はすくない。実行できても、話題にできる人はすくない。希有な才能というのはこういうことを言うんだなと思いました。 【コダマ】さん [試写会(字幕)] 8点(2010-08-10 15:55:35) |
58.観賞後、目の前に広がる現実世界が、実は夢の世界なんじゃないかと疑ってしまった。 【Yoshi】さん [映画館(吹替)] 6点(2010-08-09 23:20:24) |
《改行表示》57.《ネタバレ》 夢に入り込むというアイディアは単純に面白い。さらに二層・三層へと重なる複雑さはストーリーを豊かにさせており、それらが一体となっているため緊張感も増大されている。複雑さはあるものの、構造は極めてシンプルでもある。 「下層に進むたびに時間が倍増される」「虚無に落ちる」というような分かるようで分からないルールも、ストーリー上必要不可欠のルールであり、許容するしかない。 「全てが夢」「ラストだけが夢」「全てが現実」と観た者がそれぞれの感想を抱くこともできる点も面白いところだ。個人的には、「夢の中でしか生きることができなかった男が夢と決別して、現実の世界に戻る」というシンプルな感想を抱いた。たとえそれが夢の中であっても、本作にはハッピーエンドという形がしっくりとくる。会長の息子同様に、夢の中でも幸せになれば、どこか救いがあるのではないか。妻を死なせてしまったという罪悪感に囚われて逃れることができなかった男が開放されるシーンには明るい希望を感じられる。 ただ、夢に囚われた男が夢と決別するにしては、やや盛り上がりを欠くラストだった気もする。夢の中の妻の姿は、リアルな妻の姿ではなくて、自分が過去に知っている姿・自分の理想の姿の投影・虚像でしかないという“現実”を痛感させて欲しい。 パソコンやゲームといったように二次元の中でしか生きられない世代が育っている中で、本作を観ることで“現実”に向き合えるような作品に仕上がれば、もうちょっと変わった作品になったかもしれない。 また、「インセプション」という使命のためには仕方がないにしても、夢の中にしては極めて現実的で常識的な世界が繰り広げられている。二層においての重力を無視した戦い、四層においての幻想的な世界が構築されていたが、相手にバレない程度には夢の特性をもうちょっと活かして欲しかった。二層での階段のようなトリック辺りではやや弱いか。重層構造ではあるが、夢の下層は夢でしかなく、観客の想像を超えるサプライズを与えるまでには至らない。 夢と現実、現実に見える夢、夢の中での夢、各キャラクターの夢が微妙にズレているといったように、もうちょっとグチャグチャにしても良かったかもしれない。 コブと奥さんが過去に自殺に使用した際のイメージだろうか、一層での列車の突然の出現など、コブのイメージと夢の中の世界はゴチャついているが、ハマっている感じがしない。 【六本木ソルジャー】さん [映画館(字幕)] 8点(2010-08-09 22:58:10) |
《改行表示》56.《ネタバレ》 インランドエンパイアを分かりやすくしたかんじ。 街がぐにゃーってまるまるあの夢の中のあいまいな感じを後半欲しかった。強固な要塞とかでなく、インランドエンパイアみたいなぐにゃぐにゃした世界を。 |
《改行表示》55.《ネタバレ》 ものすごく面白い映画なんだけど・・・結局すべてが夢オチみたいなもんですな(笑) 主人公と奥さんの話がちょっと長く感じました。 【りんご】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-08-09 00:44:21) |
《改行表示》54.《ネタバレ》 8月8日、みなとみらいの新しいシネマコンプレックスで鑑賞しました。 夢オチですが、4重構造の同時進行のスリル&サスペンスは、上出来です。有料の価値は、ありました。男性向きですので、カップルや、ファミリーはつらいかも。インナートリップ型の娯楽大作としては、十分です。難をいえば、ディカプリオでなくてもよかったような気がしました。蛇足ですが、サイトーのミッションは果たせたのでしょうか?二代目社長と初代社長が和解してしまったのでは、会社はつぶれないでしょうに… 【クゥイック】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-08-08 20:16:17) |
53.《ネタバレ》 朝、目が覚めて出掛ける準備をしてたら、目が覚めて準備してたのは夢の中だった。・・・こんな体験、誰でも1度はしているはず。この作品は、そんな夢の中の世界の話。「調合師」「設計師」「階層」など独自の言葉がバンバン出てくるので、ちょっと難解かもしれませんが、学生アリアドネを通して観客にも分かるように説明されていきます。夢の中で夢を見る、そんな不思議な世界がどんどん広がっていき、同時進行で複数の夢が進んでいくところの見せ方がウマイ!私が気に入ったのはアーサーの無重力の世界。これぞ映像美!この手の映画は世界観や映像だけで引っ張りすぎて、内容がスカスカだったりするんですが、脚本がしっかりしていてドップリと世界観に浸れました。ぜひとも、見て欲しい作品です!!******ただし少々難解ですので、これを理解できるかでハマれるかどうかが分かれると思います。私の後ろのシートの方は豪快な寝息を立てていらっしゃいました。ハマれなかったんでしょうね~(^^;) 【ななのじ】さん [映画館(字幕)] 9点(2010-08-08 13:30:05) |
《改行表示》52.《ネタバレ》 話の階層が複雑で字幕と内容を追うのが大変でしたが、それに値する面白さです。 設定されている世界ののルールがうまく説明されており、後半になって反則的なルールが出てくることもなく、フェア?でした。 ちなみにエンディングで、たおれてくれっと必死にスクリーンに念を送ったんですが・・・。 もやもや考えながら劇場を出ましたが、自分は、妻の殺人容疑部分を除き、夢に入り込める、サイトーからの依頼といったすべての事がディカプリオがみている夢、と解釈しました。見落とした複線とか色々ありそうなので、もう一度見たいです。 【なつこ】さん [映画館(字幕)] 8点(2010-08-07 23:14:48) (良:1票) |
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51.正に「凄まじいアイデア」ですね。エンディングでは鳥肌が立ちました。ただ少し長かった。記憶を整理しつつ二度鑑賞しましたが、やはり第四階層で頭がパンクしてしまい眠くなってしまうのが残念です。十二分に楽しめましたがもう少しコンパクトに収めて欲しかったのも事実かな。しかし今後ともノーランからは目が離せませんね。 【Kの紅茶】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-08-07 19:58:27) |
《改行表示》50.《ネタバレ》 僕のトンデモ解釈ではこの映画、実際に起こったのは妻の死のみ。妻の死は重要なキーワードでノーランは別の作品でも扱っている。しかしあの作品では人間の外側を描いていたのに対し、インセプションは内側のみを描いている。 重要なのは誰がインセプションされているかってこと。見方は色々できるが、コブとしたほうが一番筋が通る。つまりこの映画は全編がコブのもの。けど、それは他者によってインセプションされているということではなく、自ら行っているということ。 (死因は分からない、といか重要でない)妻の死を自分の中で昇華しようとしてる、人格の防衛本能みたいなものかな(これまたノーラン作品に付きものの、贖罪)。 エンドロールの途中、唐突にあの歌(テンポを落とした)が流れるのもそんな理由なんじゃなかろうか。 ところでインセプションて映画によく似てますよね。見ているとまるで自分の考えのように植えつけられたり、集中し見てんのに強烈な座席キックもらうと意識が戻るあたりが 笑 久しぶりに「映画」ってやつを見ました!細かい突っ込みは不要。一歩先に進んだ、映画世界を体感しましょう。 【xxx】さん [映画館(字幕)] 8点(2010-08-07 17:17:30) (良:1票) |
49.良く出来てますね。話の構成もそうですし、映像も信じられないくらいの出来です。ただ、登場人物の人種を均等にしていたり、アクションシーンを入れたいが為に雪山を舞台にもってきたり、不自然な作り込みが気になりました。それに、C・ノーランは愛情表現があまり上手ではありませんね。怒りや苦悩は巧く描けるのに。 【shoukan】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-08-07 00:11:16) |
《改行表示》48.《ネタバレ》 恐ろしく濃~い映画。一瞬でも気を抜くとワケが分からなくなります。設定がとっつきにくいのですが、それさえ許容できれば派手な映像と濃密な脚本、演技に満足できるでしょう。第二階層の無重力アクションのシーンは必見モノ!!CGを使っていないらしいです。 また、自分はこの映画2回観ましたが、2回目の方がはるかに面白かったです。とても丁寧に作られていて、伏線の張り方(初見だとストーリーを追うのに必死でおそらく気づかない伏線がいっぱい!!)などはお見事としか言いようがありません。 さらに、観終わった後にネット上での議論を見ると二度楽しめます(笑)。 あと、謙さんが渋くてカッコよかったです!英語はいかにも日本人!って感じの英語でしたが(笑) 【bolody】さん [映画館(字幕)] 9点(2010-08-06 23:27:48) |
47.《ネタバレ》 事前知識ナシで観ても、作中でちゃーんと解説されるのでだいじょうぶです。 ただ、真面目に観てください。 家でレンタルビデオを見るような感覚で、流し観してると置いていかれます。 ノーラン監督作品としては、『メメント』『ダークナイト』に次ぐ、密度の高いシナリオです。 【伊達邦彦】さん [映画館(字幕)] 9点(2010-08-06 05:05:45) |
46.《ネタバレ》 ★今年はメジャーな映画にあまり当たりがないんで、これはよかった。ので甘い9点 ★世界観はマトリックスと似てるが、機械の造ったVR世界よりも、人間の想像力が生み出した世界のほうがある意味怖い。そう、これはSFアクションの体裁を借りたサイコホラーだ。しつこく現れるモト妻、夢の第4層のコワレタ様相など薄ら寒いものを感じる。 ★まあ、大掛かりな仕掛けやアクション、小難しいせりふなどに比べて、結局やってること(目的)がちっちゃい(取りあえずは個人を心変わりさせることだもん)ってのはご愛嬌でしょう。それ言っちゃ映画はおしまいよ。だったら一番えらいのはやっぱSWってことに・・・それ異論ある人多いでしょ(笑)。あとマトリックスのアイデアもオリジナルじゃないので。 ★かなり説明不足なのはぼくはいいとして、SF的にはやっぱり技術的な背景をもう少し(もちろん嘘っぱちに決まってるが)描き込むと後半のサスペンスがもっと生きてきたかも。ただそれは監督の意図するとこでない・・あくまでも夢の中のお話が本筋。 ★あの技術は非合法で出来る人間(チーム)も限られてる。公にもなっていない。しかしそのスジには知られており、すでに医療や学術利用を飛び越して産業スパイに波及してる。大企業のトップは知っており、心理防壁を立てることも訓練でできる。コブとモト妻は開発にかかわってたのかな。あんな技術、警察はともかく、軍(もちろん現実世界の)が介入しそうだ。 ★ハンス・ジマーの重厚なBGMもよかった。ちょっと盛り上げすぎだけど。けんさんの目立ちぶりもグッド。英語うまいと思うよ。何しゃべってるかわからないもん(笑) ★そういや、冒頭の似非日本建築見て、あ~また今度はノーランがやっちまったのか~と、がくっときたが、あれはけんさんの妄想の世界だったのか?あれがけんさんの理想のうちだったのか!! 【wagasi】さん [映画館(字幕)] 9点(2010-08-04 00:02:08) |
45.《ネタバレ》 全編を通して哲学的だが、俳優たちの演技が巧く、難解な世界設定にもかかわらず物語に没入しやすかった。エレン・ペイジは特に注目すべき。パッと見ちんちくりんだが非常に美しく感じさせる。他人の夢に入り込む技能にも、キャラクターごとに各々得意科目(設計、抜き取り、擬装、調合など)があり、階層構造を成す夢世界を能力を存分に活かして縦横無尽に冒険する姿は、新たな映画の舞台として非常に魅力的。ある夢世界の物理現象が一階層奥の夢世界に対して干渉する(特に重力)のは斬新な設定だ。ラスト間際の「キック」の連鎖による覚醒は、時間制限の緊張感とも相まって、大きなカタルシスを感じる。ラストの止まりそうで止まらない独楽の演出も良い。ハッピーエンドであって欲しいが、夢から覚めないほうが良い場合もあるかも。非常に楽しめた。 【しぇんみん】さん [映画館(字幕)] 8点(2010-08-03 23:42:03) |
44.確かに映像はそれなりに面白いが、話の展開にいちいち自分で確認、納得しながらついていかなくてはならないので正直、疲れる。ここまで話しをこねくり回さないと目新しい映画、エンターテイメントな映画はできないのか。もっと単純なストーリーでもファンタジー映画はできるはず。それと上映時間も長すぎ。ダラダラと続く撃ち合いのシーンを詰めれば30分はカットできるはず。 【Q兵衛】さん [映画館(吹替)] 5点(2010-08-03 10:10:14) (良:2票) |
43.《ネタバレ》 これは2回目に挑戦すると、すごく楽しめそうな作品。エレン・ペイジやキリアン・マーフィという、私の好きなキャストが出ているのも嬉しいところ。ジョセフ・ゴードンのホテルでのぐるぐるアクションが見所。話は複雑で映画館で観ている過半数のミーハーな人達は、恐らく話の流れに付いていけないでしょう。ラストは想像に任せますという形式ですが、私はバッド・エンドに感じました。心地よい世界を創造できるという美味しさから、抜け出せなかったのでしょうね。階層のジャンプ手段等はかなり強引な設定で付いていけませんが、雰囲気はなかなか良かったです。エレン・ペイジのファンの方はは必見。 【マーク・ハント】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-08-03 01:51:21) |
《改行表示》42.《ネタバレ》 これは豪快な映画。雰囲気は「ダークナイト」とやはり近い。 長時間ながらエンターテイメント性が高く、クオリティがバカ高い。 あとは、この綿密でややこしい設定をスっと受け入れられるか、「なんだよ、このかったるい設定は」となってしまうかが、楽しめるかの分かれ道。僕はちょっと後者 まー、夢の中を自分の思いのままにできるんなら楽しいよね。 オイラをフったあの娘も夢のなかでは優しくっていちゃいちゃできるんなら、 夢の中に永住したくもなるよね! 現実になんか帰ってきたくないよね! 現実嫌い!! 【すべから】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-08-01 21:40:26) (笑:2票) |