93.《ネタバレ》 何か雰囲気や、時間軸を使った展開がドニーダーゴを思い出してしまった。話の設定は、結構面白く飽きる事なく見れました。何度やり直してもうまくいかない展開は切ないです。やっぱり恋愛は、うまく成就しない方が心に残るのかも。 【ソウリ】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-05-04 23:17:38) (良:1票) |
92.アイディアは結構おもしろいし、話の展開も悪くはないのですが、中学生ぐらいの時代を演じているメンバーがあまり好きになれず、かわいらしい小学生時代とのギャップにどっと引いてしまいました。あと、暗い感じの暴力シーンが以外と多く、ややマイナス点。 【丸に梅鉢】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-05-02 22:54:19) |
91.《ネタバレ》 こういうタイムパラドッグスものは知らず知らずのうちに映画に引き込まれてしまう。ただ、この映画がこれほどまでに高評価で後味が良いのはラストの展開のためではないか。本当の意味での究極の愛なのではと思ってしまう。仮に、自分があの状況で彼女とすれ違ったなら果たして同じ行動をとれるだろうか。・・・うーん?・・未見の方はぜひご覧ください。興行的には成功とは言い難いのでしょうが、間違いなく傑作です。 【くらけん】さん [映画館(字幕)] 9点(2006-04-30 14:14:40) (良:1票) |
90.《ネタバレ》 よく考えられえいるなぁ~と感心してしまいました。脚本の良さに加えて、展開も前半は謎を投げかけられ、後半に謎解きが進む、“あー成る程”の連続、記憶のみ過去に移動するので、タイムパラドクスを題材にした物語にしては不条理が感じられない。今のところ“え~おかしいじゃん”と思われる所が見つからない・・・いや、たぶん有ると思うけど、作品の面白さに引き込まれてそこまで気が付かなかったのかも? しかし、どの展開を取ってもうまく行かなかったのは主人公的にかわいそうだけど、ラストシーンのあの展開が切なくも、良かったのかな? 【みんてん】さん [DVD(字幕)] 10点(2006-04-25 11:16:48) |
89.《ネタバレ》 なぜか世界を変えてもアイテムは変わらない。 そのアイテムは書き換えられないのか?? これは私の解釈で考えますと、 聖書のようなものだと思います。 バイブル・・ それは読み方解釈の仕方によっては書き換えられる。 聖書そのものは書き換えられなくとも行動は変わりますよね。 最後には燃やされることやユダヤのこともちらっと出てきます。 神にそむいた行動ということは、 いくら自分が良かれと思ってしたことでも、 運命は根本的には変えられない。 道は変わっても解釈で書き換えられようとも、 犠牲になる人間が変わるだけで同じなのです。 実によくできた映画だと思いますよ。 よい映画だと思い始めたのは、 少年時代の悪役の子供が変わるシーン。 初恋の少女の兄という設定ですが悪魔のような子で、 周りがこいつのために不幸になるのは許せないと見ていて、 しかし実は道が変わるとまた別のいいお兄さんにもなっていて、 ここらから主人公に共感し、 こいつの人生を変えるのはおこがましい。 そして最後の道を選んだ主人公にさらに共感し、 ああ、この主人公がどんなに彼女のことを思っていたのかが理解できました。 究極の愛は一番好きな人に背を向けること・・ 普通に時間が穏やかに流れる中で主人公だけがその記憶を持つ。 この切なさは、 最初の自分だけが記憶を失くした感じとダブります。 仲間は幼少時の記憶のトラウマがあるけれど、 自分だけが記憶喪失で日記の空白がある。 自分探しの旅ができる能力を利用し、 過去を変えてゆけば誰かが犠牲になる。 後味は切ないんですが、 このての「時をかける少女」映画は、 もしかしたら新しい出会いがあるかもしれないという、 それからの展開が希望的なものに変えられる可能性も秘めています。 「ダークシティ」のエンディングのように、 主人公だけが真実を知っていて、 相手は知らないから可能性があるわけです。 両方の記憶があれば出会うことを避けてしまうかもしれないから。 そう考えたいのか別エンディングのシーンを見ると後味はこのままでいいとおもいます。 【アルメイダ】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-04-23 13:37:43) (良:1票) |
88.最初はどうかなーとおもったが、いやいやおもしろかった。 【十人】さん [DVD(字幕)] 10点(2006-04-14 19:13:25) |
87.《ネタバレ》 映画としては、予測できない展開・スピード感もあって、奥深い意味合いをもった話です。自分の父親を間接的に殺しても、親子が自分達のせいで爆死しても自分は忘てしまったからといって、主人公の罪悪感が感じられない。とっても自分勝手な話。人ってのはショッキングなことがあっても自分がそのことをどうやって克服していくかが重要なのであって、そのショッキングな出来事そのものを始めからなかったことにしてしまうことではないと思います。え~っと堅いコト語りましたが、この映画そんなに重くはありません。 【さら】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-04-03 10:03:24) |
86.《ネタバレ》 人間は、外的要因や、ほんのささいな偶然によって大きく変わるものだ。生まれ持った性質や能力は一緒のはずなのに、トミーは猟奇的な悪人になったり、自殺しようとしたエヴァンを助ける善人になったり、大学の総代を務めたりしている。レニーは模型オタクになったり、殺人者になったりし、ケイリーは自殺したり、娼婦になったりする。能力とか、人間の持ってる才能とか、運とか、ささいな偶然、ほんのちょっとした選択って、一体何なんだろう?と強烈に考えさせられてしまう。 途中で出てきたビリヤードのシーンは、人間が外的要因(他の玉)の影響を受けずには存在できない生き物であるということを示唆していたのではないか。 何で劇中に「セブン」が出てきたのか、考えていた。サスペンスの手法や空白の謎を解いていくストーリー、猟奇的な雰囲気は似ている。2回目の視聴で検証してみたら、空白の部分、記憶が飛んだ部分、謎となっている部分、がこの映画の中に「映画撮影」「犬」「郵便受け」「包丁」「絵」「父」「ラストの場面」の7つ出てきていた。ディティールまで深く精緻に練りこまれたものすごい脚本だ。 個人的には、完成度で「ニューオーリンズトライアル」、雰囲気で「セブン」、テーマで「鬼が来た!」、もしも・・・という部分が「スライディングドア」、切ないラブストーリーで「ゴースト」を合わせたような作品だと思った。タイムトラベルなんてできないじゃん、と言ってしまえば、それまでだが、それにしても穴の少ない、秀作。それぞれの場面場面による役者さんの演技も光っている。10点! 【MARTEL1906】さん [DVD(字幕)] 10点(2006-04-01 06:46:21) (良:2票) |
85.お、久々にタイムパラドクスものでイイ感じの仕上がりじゃないかい?結局私には奴が本当に能力を持ってたのかそれとも終わらない脳内妄想なのか、区別できなかったがそれもまたよし。この設定だと、過去や未来は想像上のものだから行き来できない、という矛盾も生まれないわけよね。ifの未来はきっと無数にあるんだろうな。見てみたいね。 【らいぜん】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-03-16 02:48:50) |
84.《ネタバレ》 ストーリーよく考えましたね。「バックトウーザフューチャー」のパクリとは思わない。しかししかーし、萩尾望都のパクリじゃーん。萩尾ファンなら納得ですね。ちょっと古いけど「銀の三角」。もつれた糸をほどこうとして、正体不明のラグトーリンが時を遡っては何度もやり直しをしてみるあの話。アメちゃんが萩尾望都読んでるとは思えないけどなー。だけどおんなじだよ。思えばシュワちゃんの「シックスデイズ」は「A-A´」のパクリだったし。?アシュトンはなぜにヒゲ。いわゆる「汚なづくり」?似合わないけど。萩尾望都のパクリと思いつつも充分楽しめました。でもストーリーは萩尾のほうが美しくてせつない。まんがだけど。ヒロイン役はなかなか○。セクハラ父役の人、なんか別ので印象残ってますが何に出てたかおもいだせない。 【パブロン中毒】さん [DVD(吹替)] 9点(2006-03-15 23:03:35) |
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83.いいんじゃないですか。単純に。No1かと聞かれると首をかしげるが、最近みた映画の中ではかなり上です。まあたしかに残酷シーンは多いし、何度もやりすぎだし、使い古されたタイムスリップものですが、タイムスリップものってどう終わらせるかが命だと思うんです。ラストが切なくて素敵でした。しばらく経ってもういちど観てもいいかな。 【wish】さん [DVD(吹替)] 8点(2006-03-07 13:55:30) |
82.《ネタバレ》 包丁を持って佇む姿に寒気を覚え、その理由に、何だかな・・・とは思いましたが、切ないラストには脱帽です。途中も主人公や幼馴染たちの境遇にバラエティーがあって飽きさせない。あれだけ色々あって、こんなにあっさり終わるの?と寂しい気もするが、ハッピーエンドで終わったら監督の言うとおり、映画のミステリアスな雰囲気にミスマッチだったことでしょう 【サイレン】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-03-07 02:22:25) |
81.《ネタバレ》 「切ないハッピーエンド」。 これはこの映画のキャッチコピーですが、まさにその通り。 「もしもあの時こうしていれば…」というのは、生きていればきっと誰もが一度は思うことだと思います。 主人公エヴァンは、失われた記憶の部分に戻ることが出来、更にその記憶(過去)を書き換えることで現在を変えることが出来る能力を持っていたわけですが、彼が良かれと思って書き換えていった過去から現在へ戻って(?)みると、誰かしらが不幸になっている…。 ほんのささいな選択で、人生は大きく左右されるものなんですね。 この世で誰よりも愛しているケイリーを幸せにするため、エヴァンは何度でも過去に戻る。 自分の脳に異常をきたしても、愛する女性、そして彼女を取り巻く人々のために。 そして最終的に彼が取った行動は、愛する彼女と一切関わらないという選択。 大好きな彼女に、「あっち行け」と突き放した瞬間、彼はどれほどつらかったことだろうと思いました。 残り2つのエンディングも見ましたが、映画版のエンディングが最も良かったですね。 「バタフライ・エフェクト」―「蝶の羽ばたきが、地球の裏側で台風を起こすこともある」 タイトルがこの映画の全てを表していて、非常に完成度が高い映画でした。 【みさえ】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-03-06 11:44:58) (良:3票) |
80.少しバイオレンスな部分は賛否が分かれそうだが、素直に楽しめた。 【ピボーテ】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-03-05 09:05:36) |
79.《ネタバレ》 タイムスリップなどの時間を題材にすると矛盾が出てくるのですがこの作品はうまく処理しています。素直におもしろいなとおもいました。 【ミッド】さん [DVD(吹替)] 8点(2006-03-04 03:02:42) |
78.人は何かを失うことでしか次の何かを得ることが出来ない。両手をどんなにめい一杯に広げても、その掌の上に乗るものの量や大きさは決まっていて、欲張って乗せたりすると当たり前のように脇から零れていく。人生は何かを捨て、何かを選び、また何を諦めながら続いていく。本当に大切なことなんてわからない。一年後に何が残っているかもわからない。だけど人は後戻りのできない一瞬一瞬の繰り返しの中で生きている。そんなの当たり前でわかりきっていることだけど、でもそれでも人はいつも過去を振り返り、「あの時はこうしていればよかった」とか「あの時、なぜいってやれなかったんだろう」とか悔みながら生きている。過去に戻りたいと誰もが願い、誰もが頭の中では過去に戻っているだろう。この映画はそんな誰もが戻りたいと思った過去に日記を読むだけで戻れるという一人の青年の話。羨ましいと思って観ていたけど、終わってみると羨ましいなんて感情はどこかへ消えていた。“切ない”この感情は色んな映画で感じてきたけど、この映画ほど衝撃的な切なさは今まで感じたことがない。心の深いところに直接染みこんで来る切なさは、体全体に広がった。痛み、涙、張り裂けそうな想い。エンディングで流れるoasisの『Stop Crying Your Heart Out』がぼくの涙の蛇口を開けっ放しにした。『Stop Crying Your Heart Out』を引き立てるためにこの映画があるような気がするし、この映画を引き立てるために『Stop Crying Your Heart Out』が存在するような気もした。何から何まで切ない色で染められたこの映画は、ぼくの心に深く深く残った。。 【ボビー】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-02-22 23:00:14) (良:1票) |
77.《ネタバレ》 前半の展開に感情移入して主人公とともに深く悲しみ涙しましたが、涙の乾く間もなく不思議な魔法の介入ですべて無かった事になってて、「なんだョ生きてるじゃん。」と口走ってしまった。 生きててがっくりさせるドラマってどうなんだろ。 しかも何度でもリセット可能で、にっちもさっちもいかなくなった挙句の果てに、出会わなかったことにしてこれでいいのだってそりゃないでしょ。 人生はテレビゲームじゃないんだから。 悲しみは悲しみとして自分の力で乗り越えましょうよ、観てるこっちもその準備は充分出来ていたのに・・・。 前半の切実で重いドラマと後半のSF的展開の相性があまり良くなかった気がした。 でも役者は皆良かったし、映像的にも引き込む力はあった。 【Beretta】さん [DVD(吹替)] 6点(2006-02-22 15:54:53) |
76.すごい映画観ちゃったって感じ・・。ノーマークでこれだけ面白いなんて。最初の数十分は、「アメリカのがきんちょってすっげぇ。。」ってだけで、なんとも思ってなかったんだけど、中盤になったら一気に惹きこまれた。もうすこし考えて行動して、とは言えなかったね。なんか自分だったらとっさにどうするかわかんないもん。 【ネフェルタリ】さん [DVD(字幕)] 10点(2006-02-22 02:04:55) |
75.《ネタバレ》 高得点にしてみました。アイディア的には決して新しくはないし、むしろ類似作は数多いでしょう。ただ、素材は同じでも料理の仕方が上手い。更に、役者陣の熱演がそれを支えています。この手のストーリーには矛盾が付きものですが、比較的破綻せずに纏められていますね。ただ、タイムトラベル的(あるいはパラレルワールド的)とストレートに受け取らず、もしかしたら本当は全てが彼の心の中で起きているだけなのだとも思えませんか?その方が矛盾がないような気がします。いずれにしても、思わず引き込まれてしまった佳作です。ちなみに、キャッチコピーのとおりの悲しいハッピーエンドですけれど、DVDの特典映像みたいにしてしまうと興醒め。監督の選択は正解ですね。 【タコ太(ぺいぺい)】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-02-16 00:57:25) |
74.《ネタバレ》 ちょっと物足りなかった。他の方も書かれていますが、一つの時間軸をもっと細かく描いて欲しかったです。最初の人生でケイリーを放っておいたことへの贖罪の気持ちが結末に結びつくのはよかったです。ただ本編の結末では将来の危険は回避されていないと思うのでよりしっくりくるのはディレクターズカット版の結末でした。 あとは同じ能力を持ったお父さんの話があれば面白かったかなと思います。 【トマトマート】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-02-15 15:42:36) |