2.《ネタバレ》 まさにジェットコースター的な映画だ。疑似体験とでもいいましょうか。
お化け屋敷に入って驚かされてワーワー言っていたら終わったみたいな映画。
ストーリーはものすごく単純。誰でも作れるストーリー、というかとにかく観客を驚かそうとする映画なのでストーリーはないようなもの。宇宙から怪獣がやってきてニューヨークの街を壊す。そしてたまに怪獣の幼虫みたいなエイリアンで出てきたような奴がたまに襲い掛かってくる。ラストはいきなり終わる。時間も1時間半もなくあっという間だ。総合的な感想としてズルイ映画だ。映画と言うよりもUSJなどのテーマパーク用のアトラクションの映像の感じだ。しかし楽しめることは楽しめる。
これからこんな類の映画が増えるのかな。
なんか映画として認めたくない自分がいる。
人間味が感じられないのだ。
即席でできてしまい、監督も脚本もいらないような、台詞がどうでもいい(アドリブ的)ような、役も誰がしてもいいような、そんな映画が増えないで欲しいのだ。
起承転結は大事でしょう。見終わったあと何かしら心に残るような映画であって欲しい。