194.酷い言い方だけど時代遅れです。殆どの場面が殺し合いであって深いメッセージ性も感じられない、人が極限状態に陥った時にはこうなるかもしれないけど、映画にするほどでもないです。この映画の流行は日本の人が持っている仲間に遅れたら自分も遅れるから・・・と言う心理があった為に売れた映画とも感じました。この映画が好きな方すいません。 【夕焼け人】さん 1点(2003-09-27 12:33:49) |
193.深作作品は、バトロワも含めて徹頭徹尾昭和のテイストなのだが、面白いことにビートたけし(キタノ役)の持ち味は全く平成のものである。これは俳優としても、監督した作品でも同様だ。そのためここでは彼の存在は極めて異質に感じられ、早くいえば合っていないのである。ドラマとしてはBR法の成立にも説得力はなく、殺し合いのアクションもバラエティーに富んでいるわけでなく、あまり凄惨さも感じられない。唯一、灯台内の一室で少女たちが撃ちあって、たちまち皆死んでしまうシーンのみかなりの迫力があった。柴咲コウは強面でなかなか印象的だが、案外あっさり殺されてしまって残念(笑)。暴力という根源的なテーマで、切り口によってはかなり深い作品になる可能性があったのに、いつもながらの、民衆や若者の心を想え的な低次元のヒューマニズムに落っこちてしまった(柳生一族の陰謀もそうだったね)のは深作氏の限界としか言いようがない。彼は巨匠などではなく、良くも悪くもカツドウ屋だったのだろう。 【トコトコ】さん 5点(2003-09-27 10:53:09) |
192.原作は未読。映画のみの評価という事で。まず作品の内容以前に、この程度の残酷描写で「青少年に悪影響」だの、やたら騒いでいたマスコミや教育関係者を含めた世間一般のアホさにだだ呆れる。そっちの反応のほうが、よほど薄ら寒かった。で、作品としての評価。駄作とまでは言わないが、あまりにもストレート過ぎて、逆に何が言いたいのか判然としなくなっている。生徒同士で殺し合いをさせたところで、何か現状が変わるのだろうか?その場では「命の尊さ」とか「生きる意味」とかを考えるかも知れないが、全滅させたら意味ないんじゃないの?一部の生徒にやらせても意味ないから、日本中の全生徒にやらせるつもり?でもそんなことしたら、より少子化を促進させるだけなんじゃないの?で、生き残らせたらどうしたいの?結局、政府の方針が不明瞭なので、ラストも意味不明になっている。心理描写も薄っぺらいし、セリフのチープさに至っては、恥ずかしくて見てられないほど(「あたしの全存在をかけて、あんたを否定してやる!」とか…。そりゃ自分に酔ってるよ、こんなセリフ言うヤツ。脚本としてTPOを考えるべき)。こんなもん反社会的でも何でもない。 まあ、このご時世に積極的に残酷描写を取り入れた点だけは評価したい。 【FSS】さん 2点(2003-09-26 13:15:35) |
191.原作の方が面白いと私は思う。でも柴咲コウはけっこうインパクトがあって、いい感じだった。 |
190.原作のメッセージは、一応、この映画にも込められていると思う。キタノを入れて、原作を超えようとしたところに無理が生じている。キタノのエピソードなど入れずに、原作通り、不気味に明るい教官で良かったのではないか。(不気味な明るさは、ルール説明のお姉さんが担っているが)。だいたい、42人全員をきちんと出そうというのが無理だった。小説ならば、戻ったり、とばしたり、地図を確認したりしながら読めるが、映画は一方的に進んでしまうので、クラス全員のストーリーをやろうとしたら、どうしても、話がバラバラになってしまう。たとえば、杉野が千草を探した後に琴弾を探していくエピソードなどは、涙をのんで削るべきだった。桐山と光子がキャスティングも良かったので、もうちょっと深く描写して欲しかった。文字でセリフを出すのは余計。噂には聞いてたけど、最後の「走れ!」で一気に気分が冷めて、ばかばかしい気分になった。 |
189.公開当時大騒ぎしたが、何の事は無い駄作。中学生による犯罪が話題になっていた、当時の背景があったから騒がれたんだろう。最後の「生きろ」と言うのに腹が立つ。そう言う意図じゃないんだろうが「友達殺そうが何しようが、とりあえず生きのこりゃいいんだよ」という風に読めてしまう。観客をバカにしとるのか。タダで観たから金を返せとはいわんが、わざわざ足はこんだ時間を返せ。 |
【ロカホリ】さん 8点(2003-09-12 21:02:34) |
187.こんな子供だましな映画、子供しか見れないよ。オッサンになると素直に愛を信じられないからねえ。でも友情より愛ってのもどうでしょう下心丸見えじゃん。 【亜流派 十五郎】さん 0点(2003-09-12 20:11:34) |
186.やはり駄目か。原作があまりにも面白すぎた。2時間で総勢40名あまりを殺すのには無理がある。各生徒の死が薄っぺらい。2は絶対見ない。 【もらい泣き】さん 1点(2003-09-08 16:34:44) |
185.細かい設定は目をつぶって、奇抜で面白い。悪役と刃物が良かった。でも出演者は大根ばっかだねー 【りの】さん 7点(2003-09-08 16:04:57) |
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184.小説の方がまだましでした。北野はやはりうまいなぁと思いつつ、でも最後のオチも納得できないし、他の皆はお互いに畏怖心抱いて殺しあうのに二人だけ信じあえるなんてばかみたいですよ。人間なんて他人のことなんか結局は信じられないんだっていうとこはよいと思うけど変な恋愛絡みはなんだか興ざめです…殺人のシーンもいまいち迫力に欠けるし、首切られてるのに血の量とか出方とかおかしいですよ。。どうせやるならとことんやればよかったのに~ |
183.《ネタバレ》 色々噂を聞いていたので相当な残虐場面を覚悟していたけど、島での最初のシーン以降は、なんかNHKの中学生日記っぽくなってきて、見終えた後の余韻も悪くなかった。ボートのシーンで終りにすれば良かったのに、「走れ」っていうエンディングだけは拍子抜けしたけれど。 ビートたけしはミスキャスト。どうも彼の演技には馴染めない。 この映画で描かれているのは勿論非現実的な世界なのだけれど、半世紀前には神の国を守る為に、神風特攻や人間魚雷、万歳突撃などの狂気が当然のことのように行われていたのであり、全くの架空の話と割りきれない怖さがある(原作ではその延長戦上の時代の設定らしい)。ところで、そもそもBR法ってなんで実施されたのか。大人に反抗的なガキに見せしめをするため?それともダメ教師の復讐(なぜキタノ先生が司令官みたいにあんなに威張ってられるんだ)?しかし昨今の少子化の中、将来の労働者予備軍、納税者予備軍を殺してしまったら、困るのは結局大人たちということになるのでは。映画の舞台を原作とは変えて現代の設定にしたのだけど、原作の設定と混同している部分(兵隊さんがものものしすぎるよ)もあって、かなり無理がある。 最後にこのお話、全くの荒唐無稽なありえないものではありますが、設定を中学生から老人に変えてみたら・・・高齢者の負担に耐え切れなくなった現役世代は、70歳になった老人たちを強制的にある島に送り、そこで生き残った老人たちだけがその後の人生を年金や介護をもらって生きて行ける権利を与えられる・・・とかなんとか、数十年後のお話として現実味を帯びてくるような。まあ今はこれはタブーなのですけど、将来どうなるかわかりません・・・ 【キムリン】さん [ビデオ(邦画)] 6点(2003-08-23 16:43:43) |
182.殺し合いがメインだと思っていたけど、青春映画としても楽しめた。いろいろ考えさせられる。主題歌の「静かな日々の階段を」も良かった。 【ジョナサン★】さん 6点(2003-08-16 21:04:35) |
181.まあ面白かった・・・やけど、さすがにクラスメイトで殺し合いって…重すぎ。観終わった後しばらく凹んだ… 【キー】さん 7点(2003-08-16 16:54:11) |
180.たけしが余計。原作の良さを勘違いしている。 【ガッツ】さん 3点(2003-08-12 23:25:04) |
179.《ネタバレ》 まあ原作が面白かったし、深作監督なら原作に負けじとヴァイオレンス描写も頑張ってくれる事だろうと期待し初日に見た。 期待どうり面白かったけどやっぱり原作の方が面白い。ヴァイオレンス描写もあれで過激なのかな? あれで15禁にする程かな?とも思った。 あと最後に一つだけ譲れない問題点「頼むから銃のマガジンチェンジしてくれ!」全銃装弾数無限なのか?それくらいは最低限リアルに頼みます!反動まで気を配るとなお良いが、、、 【和魂洋才】さん 8点(2003-08-10 22:35:19) |
178.何でR15指定なのか不明。もっとグロイ映画いっぱいあるじゃん。けどガキどもを黙らせるのに、殺し合いさせるってのは凄いアイディアだ。 【MORI】さん 8点(2003-08-07 15:27:57) |
177.《ネタバレ》 原作は全く知りませんが、この話しは現実では、こうは見えないが実はこんなことがある、こんなむごいこともあるという事がこのゲームと称する一連の内容を通して表現されている。好きな人を奪い取ることも、相手を裏切る行為ですら相手を殺す行為に匹敵する。本当に強い人とは自分のことを省みず相手の為に死守できる人。逃亡する二人は真剣な恋愛を表現したもの。主人公に好意を寄せる彼女らを惹きつけるものは彼自身の辛く、苦しい体験からくる強さや優しさである。等など.....。他にも沢山、解る方には見えてくるはずなのでしょう。私は愛、友情、恋愛、競争などをそのような形で原作に忠実に映像化したとしても、ある年を重ねた方や、そういう経験をいろいろしてきた人なら、達観しうるが、ましてや中学生、高校生が見てもそのアクション等にしか目がいかないのは間違いないし解る人はたぶん少ない。本を熟読された方はそうではないと思うが.....。しかし、監督は「どーだ、お前たちにこれがわかるのか?」という挑戦的な作り方なのでしょう。中高生の方は映画より本を読まれた方がより作品の良さが理解しうるようですが、あえて監督の挑戦を受けて見ても良いかもしれませんね。 【ぱんた】さん 6点(2003-08-05 21:14:04) |
【aaa】さん 5点(2003-07-24 00:51:53) |
175.突っ込み所満載なんだけどそれなりに楽しめた。ルール説明のおねいさんの明るさが妙によかった(w 【GRIN】さん 6点(2003-07-23 03:49:46) |