34.これって「フェイス・オフ」やん!!と思いながら観ましたがジョン・ウーの単なる娯楽作とは全く違ってとても味わい深い人間ドラマがこの映画にはありました。正義と悪という二項対立的な勧善懲悪に陥らず一人一人のキャラクターを描きこんだ脚本が素晴らしい。トニーの哀愁漂う演技も良かったし。香港では上映済みの2、3作が早く観たいなぁ。 【シュンペーター】さん 9点(2004-02-19 12:04:30) |
33.ストーリー的には緊張感も驚きもなかったんだけど、何故か引き込まれる。トニーレオンはかっこ良い 【亜空間】さん 8点(2004-02-18 23:25:35) |
32.2003年のBEST1です。緊迫感がたまらない!! どこか切なげなトニーレオン、可愛いすぎるケリーチャンにノックアウトされました。早く続編がみたいです。 【TONY】さん 10点(2004-02-12 06:55:13) |
31.すごいね~。すごい、映画です。やっぱり脚本かな。もちろん2人の主人公も素晴らしい。「無間地獄」か。なるほど。でも、たとえ地獄でも生きていた方が良いですよ。それと奥さん(彼女?)はどうなってしまったんでしょう? 知っているのは彼女だけですよね。チクったら面白いと思うんですが・・・。ま、冗談はさておき、久しぶりに骨太のハードボイルドを観たという感じですね。日本映画にはこういう作品は出てこないよなぁ。残念ながら。ハードボイルドで優れた作品っていったら何かな…『太陽を盗んだ男』ぐらいかなぁ? 小説とか文字媒体では優れた作品はありますよね。だけど、なんで映画では出てこないのか。残念です。…えーと、話がズレました。とにかくトニー・レオンとアンディ・ラウがかっこいいです。 【ひろすけ】さん 8点(2004-02-05 22:07:25) |
30.《ネタバレ》 7.5点。“組織”の描写がよかった。ボスもよかった。ただボスが内通者のラウに頼り過ぎ。怖い“組織”だったら、ラウも駒の一つに過ぎず、別の内通者を送り込んで監視するぐらい用意周到だったりする(コロンビアのマフィアを描いた映画でそのようなストーリがあった)。その点を組み入れていて、かつ素晴らしいラストに繋がっていたら、よかった。 【鑑賞二回目】二回観ると自分の甘さに気づき、また疑問点も見つかった。最初のシーンにあるように、“組織”は警察学校に数人を送りこんでいた。モノになったのはラウと情報課の後輩だけであろうか。ただボスの台詞に象徴されるように、非常に個人主義であった。相互に監視させて組織防衛を図るということはしない。むしろボスが内通者との会話を録音して保険を掛けている。日本的な絶対的服従・忠誠が要求される“組織”とは違うのだ。 <疑問点>ヤンはいつ録音テープを手に入れたのか。ボスが死に幹部が一網打尽にされたら、家宅捜索も行われてテープが押収されるのではないだろうか。もし一斉逮捕の前だったら、ラウの正体に気づくはず。 【ヒゲ太】さん 7点(2004-02-02 11:34:19) |
29.不勉強で、どっちがトニー・レオンでどっちがアンディ・ラウかわかりませんが、どっちもかっこいい。しかし警察に潜入してるほうが上をいきます。警視も渋い。緊迫感のある展開で、かなり楽しめます。ケリー・チャンが出てくる必然性はストーリー上ほとんどありませんが、美しいです。 【エンボ】さん 8点(2004-01-22 23:59:09) |
28.ラスト15分くらいはもう誰が死ぬのかいつ死ぬのかとハラハラしていました。ハリウッドでリメイクですか?あ~あ~こりゃハッピーエンドかな…。今のうちにいい点をつけときます。面白かった! 【40円】さん 8点(2004-01-16 17:12:30) |
27.《ネタバレ》 ラストのエレベーター内での出来事(妄想版)。「よーっし、これで俺もボスか。目の上のタンコブになった親分も、警視も、そして俺の「秘密」を知ってる奴もみーんないなくなった・・・って、あれ?いるじゃん、コイツがいるじゃん。ちょっと待てよ。これで俺が闇社会に戻ったら、こいつにいつ「秘密」をネタに強請られるとも限らないって事?それに俺が親分殺したって事、気づかれちゃいねぇか?おいおい、全然おいしくないじゃん。ちなみに、こいつがヤンを殺してなければ・・・まぁ最後の最後アイツは情にほだされていたみたいだし、泣き落とせば俺の「イヌ」として活躍してもらって、俺はそのままキャリアアップ。恋人ともよりを戻して薔薇色の人生・・・だったわけかぁ?・・・・」「どうしました?兄貴?」「・・・・・余計な真似しやがって・・・・!」「へ?」・・・こんな感じだったら、厭だなぁ。いろんな意味で(笑)一時の過ちでますます深みにはまったラウ兄さんに合掌・・・。 【しゃらら】さん 9点(2003-12-22 17:41:55) |
26.これぞエンターテイメントという感じです。主人公の二人にしびれました。アンディラウ細すぎ!!うらやましいし、このように年をとりたいよ。ちょっと調べるとアンソニーウォンは同い年なんですね。きっと俺はこんな42歳(体格、頭皮など)になるんだろうな(笑)。 【バチケン】さん 9点(2003-12-20 23:13:18) |
25.《ネタバレ》 大好きな香港映画・トニーレオンの大ファンゆえ、あえて辛口の意見を言います。面白かったのですが、期待ほどでもなかったのです。それは見せ方です。格好良くみせるセンスとか音楽センスとか物足りませんでした。若い時のキャストが全然似てないことをわかりやすく見せる必要があると思います。トニーの上司の亡くなり方の見せ方があまりにも変(その姿を何回も見せる趣味の悪さ)。そして回想シーンの入れ方はタイミング悪しです。肝心の決戦は重みがなく、エレベーターが閉まったり開いたりは他の映画で同じのを観たせいか、それとも開閉回数くどすぎで、トニーの最後にふさわしくなかったです。最も格好良くしないといけない「死に様」が格好悪い演出でした。トニー無念です。女性のシーンはテンポを悪くしてました。盛込みすぎず、不必要な部分を削ることも必要だと思います。これだけの脚本とキャストを揃えて監督が…実にもったいないです。 【ひいらぎ】さん 7点(2003-12-20 01:08:53) (良:2票) |
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24.終始暗いトーンで貫かれていて、渋さが際立つ香港のフィルム・ノワールの秀作。いわゆるギャング組織への潜入捜査モノだが、一方の警察内部にも幹部として組織の一員が侵入しているという設定の珍しさが興味を引く。しかもその二人は警察学校からの顔見知りで・・・とくれば、いかにも映画的には格好の素材であり、男たちの世界が重厚で骨太なドラマとして展開されていく。こうった作品に付きものの“いつ正体がバレるか”といったヒヤヒヤ感は案外薄味で、むしろ主演の二人の孤独や哀しみあるいは心の葛藤といった、いかにも香港映画の好みそうな点がより強調されている作品だと言える。そしてひたすらストイックさに徹し、定番の女性との色恋沙汰も押さえ気味にした事も好結果に繋がったようだ。剛直型のアンディ・ラウに対し、トニー・レオンの線の細さが気になるが、共に持ち味を発揮していて好演。しかしやはり二人を両脇から支えるエリック・ツァンとアンソニー・ウォンの存在なくしては、これほどの支持を受けなかったのではないだろうか。 【ドラえもん】さん 7点(2003-12-11 17:36:19) (良:1票) |
23.それほど期待せずに見に行ったけど、かなりよかった!!2人の男の世界・心理が丁寧に描写されていて、しかもストーリーも最後までどうなるかわからないところがとてもよかった。主演の2人、渋いしうまいしサイコーです。これ見たら惚れますね。 【ちょりん】さん 9点(2003-12-07 22:18:55) |
22.みなさんがおっしゃるように緊張感あふれる映画でしたね。最後の最後までハラハラドキドキで楽しめました。トニー・レオンのしょぼくれぶりが良かったです。恋する惑星とは全く別人。流石役者さんはすごい。ケリー・チャンが嫌いなので、一点減点になりました。続編も是非見たいものですね。真空管アンプから流れるあの曲、いい曲だったなあ。 【くぼごん】さん 8点(2003-12-07 10:55:12) |
21.私も今年観た中で一番でした。二回観ましたが、もう一度観てもいいくらいです。 【てふ】さん 10点(2003-12-04 18:57:36) |
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19.これほど緊張感のある映画は観たことがない。 緊張しっぱなしなので、観終わった後には疲労感がw 物語は「警察に潜入したマフィアのスパイ」と、「マフィアに潜入した警察のスパイ」というありそうでなかった設定。 話を追うにつれ、それぞれの意思が微妙に変化していき、組織の駒から一人の男として新たな目的に向かっていく。 その転機は二人の共通の心の支えとなっていたロウ警視の死である。 ここから、物語は一気に加速し、衝撃のラストへ一直線である。 キャスティングもハマリすぎてて怖いです。 文句なし。 特にロウ警視役の役者さん・・・演技めちゃうま!! トニー・レオンとアンディ・ラウはもはや言うまでもないですね。 一応、恋愛も織り交ぜてはあるが、オマケ程度。 これは、男の映画です。 もとい、漢の映画です!! 【show】さん 10点(2003-11-29 23:14:29) (良:1票) |
18.マフィアから警察に潜入したラウ、警察からマフィアに潜入したヤン・・。別の俳優が演じている若い頃の映像もあって、最初はどちらがどちらか分からないのだけれど、だんだんと、「このヒゲのある方が、警察からマフィアに潜入したヤンね」と分かってくる・・。 ストーリーは緊張感あるものでしたが、最後まで惹き付けられて観ました。ラストシーンも印象的でしたね。 アンディ・ラウもトニー・レオンも格好いい ハリウッドで、ブラッド・ピット主演でリメイクされるみたいですが、この男臭さはアジア映画でないと出せないのでは。ましてや、あのラストシーンでの「彼」の行動や考えているであろう事を欧米人が理解できるのか?なんて邪推してしまいます。 ケリー・チャンがチョイ役。もっと出てもいいと思いましたが、基本は「男のドラマ」だからいいのかなぁ・・。 香港では、2人の若き日を描いたパート2、続編のパート3が今年公開されるそうです。 2では、あの「マッサージ師の娘」の事や、ケリー・チャン演じる精神科医の事も取り上げるのかな、そして「3」では、やっぱり「あの人」は死んでしまうのかな、と。日本公開が待たれますね。 【ムレネコ】さん 7点(2003-11-22 01:46:46) |
17.面白かった。アジアの役者さんの良さは体温の高さを感じさせるところ。トニー・レオン、「英雄」よりずっとセクシーでした。 警視とマフィアのボスも好演。特にマフィアのボスのとぼけた瞳の奥で常に「殺すぞ!」と言ってる感じがすごくいい。 でも、ケリー・チャンは中途半端。女の人がみんなこの映画には軽すぎる感じでした。でも楽しめた。ブラピでのリメイクはどうなるんだろ。 【凛】さん 8点(2003-11-21 19:20:40) |
16.《ネタバレ》 今年観た中では私的ベスト3に入る作品。2回観てしまいました。ストーリーに突込みどころもありますが、終始はりつめた緊張感と主演二人の演技合戦と画面の勢いで、観てる間どっぷりと浸れます。観終わった後は、「あの二人の役が逆だったらどんな雰囲気になってただろう」とか、「ラストのエレベーターの中で一体どんな葛藤と細工があったんだろう」とかいろいろ妄想できて更に楽しいです。 【そうしょくみ】さん 9点(2003-11-19 00:53:01) |
15.《ネタバレ》 一言でいうと「わざとらしい映画」だと思う。名作たちに比べると作りが荒すぎる。なぜ警視がビルから落ちてくるのか?必然性がない。演出効果を高める為だろうけど、そういうわざとらしいシーンを見ると興ざめする。役者もほとんどのひとがわざとらしい演技。香港映画はこんな感じ? 前に見た『恋する惑星』は面白かったけど・・。うん、携帯電話もわざとらしい。アクションシーンもやぼったい。この辺はシュリに似ている。どうもわたしにはこの手の映画は合わないみたいだ。それにしてもなんでこんな高評価なんだぁーー??!誰か教えてくれぇーー。 【ハル】さん 3点(2003-11-17 13:45:39) |