52.タイトルも含め、やられた!って感じでした。でももう1回見たいタイプの映画ではないですね。 【あおみじゅん】さん 8点(2004-03-22 13:04:20) |
51.《ネタバレ》 多重人格症をミステリーのオチにする作品があまりに多いなかで、解答編になっていない結末は、いやはや、なんとも。。。せっかく、冒頭が、アガサ・クリスティばりの「嵐の山荘」風ではじまったのに。「そして誰もいなくなった」のようなロジカルなミステリーが楽しめると思ったのに。とても残念。画面全体のトーン&マナーも、恐ろしいというよりも、陰惨という感じで、なじめなかった。 |
50.やっぱ、こいつか。推理ものが好きなら簡単に見破れるオチですが、演出がうまくて見破れなかった人も居るでしょう。細かい演出がかなりあって、一つ一つ理解する度にうれしい気分になれます。 【腸炎】さん 9点(2004-03-19 17:17:32) |
49.「あれ?」っとひっかかっていた事柄が、「なるほど」とテンポ良く見事に繋がっていきます。ジョンキューザックとレイリオッタの存在感もさることながら、プルイットテイラーヴィンスの存在も忘れられません。本作でも持ちネタ(実際には持病なのだそうです)の眼球揺らしを披露してくれています。この芸持ってれば、この手の役にはもってこいですね。 【tantan】さん 7点(2004-03-17 12:55:34) |
48.閉鎖空間、ミスリードといった推理モノの王道を採りながらも、古臭さを感じさせないテンポのよさをまず評価。途中、オカルトモノだったらどうしよう?と、ハラハラさせられたし、伏線の見せ方も親切。個人的には「ユージュアル・サスペクツ」なんかより断然こっちのほうが好き。 【ダブルエイチ】さん 8点(2004-03-15 14:47:41) |
47.《ネタバレ》 満を持して劇場に足を運ぶような大作ではなく、映画館で「掘り出し物を見つけた」と一人でニンマリさせられる類の佳作サスペンス物。途中から「すべては、死刑囚の心中の出来事であること」は大体想像できるし、最後の「実は子供(の人格)が・・・」のオチも、まぁ、定石といえば定石なのだが、キャスティングの妙と細部まで練られた脚本と小気味のよい演出テンポで、ストーリーが読めても面白さが削がれない一本に仕上がっている。これに、もっと大スターを配したら、きっと、配給会社にシナリオをいじられてしまう気もするので、小規模な佳品として創りあげたのは正解だと思う。 【GAGA】さん 8点(2004-03-14 14:10:46) (良:1票) |
46.《ネタバレ》 夢落ちか・・・でも、この場合、最初にやったもん勝ちですね。クレア・デュパルのいいとこ知ってるねえ。私、彼女大好き!あんな陰のある若い女性役やらせたら彼女の右に出る者はいない。彼女の「先住民族の・・・」っていうの結構効くでしょ?彼女が出てたから+1して・・・ 【蝉丸】さん 7点(2004-03-13 23:04:54) |
45.《ネタバレ》 期待して見に行きましたが、それなりにおもしろかったです。 『アイデンティティー』というタイトルにも納得。 途中で少しストーリーが読めてしまいましたが、心理モノとして充分に楽しめました☆ 【sola】さん 7点(2004-03-10 10:20:42) |
44.面白かったです。結構だまされやすい私としては素直に「なるほど!」とうなっていました。舞台がモーテル・娼婦を毛嫌いする支配人・母親の再婚・実の父からの虐待等など・・・いろんな伏せんがあって楽しかったな。何人かで見てあーだこーだと話したいです。 【とーこ】さん 8点(2004-03-08 23:04:18) |
43.《ネタバレ》 観る前は、なんでこれアイデンティティーって言うんだろう?と思ってましたが、実際に観てわかりましたよ。そういうことですか。いやぁ、まんまと騙されましたよ。途中から祟りだとか幽霊だとか言うもんだから、あ、祟りなんだ、とまで思っちゃいましたよ。もう完全に騙されてますね(笑)。よくできてると思うし、面白かったけど、もう一度観る気しませんね。ぜーんぶ脳内の出来事だって知っちゃったら、次観るときも「これ全部脳内の出来事」だとわかってるから、全然怖くもなんともないもんね。 【あろえりーな】さん 6点(2004-03-07 20:49:26) |
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42.はぁ~~最後はあーなるのかぁ!!!うっわ騙された!!系の映画でした。いやいやまんまとやられましたよ。あービックリした…。ところであの元刑事役、絶対ケビン・スペイシーが似合うと思いません? 【Ronny】さん 8点(2004-03-07 00:41:57) |
41.意外にも面白かった。「意外にも」なんて言葉使うと映画に失望してる人みたいで自分が嫌になるが・・。面白い映画は犯人がなんとなく分かっていようと面白い。観客を楽しませようと努力しているのは分かるが、けっして媚びてない。それはしっかりキャラクターが作られているからだと思う。ショーシャンクほどは無理だろうが、後々有名作になりそうな予感。 【ぷりんぐるしゅ】さん 9点(2004-03-04 21:33:50) |
40.中盤くらいまでは最高にいい感じだった。でも中盤以降は、「そんなん言ったらなんでもありやん」みたいな展開になってくるし、それを譲った上でも、ラストというか、オチはどうもすっきりしないで終わる。中盤までがいいからこの点数。 【アンソニー】さん 6点(2004-03-01 23:53:36) (良:1票) |
39.《ネタバレ》 ドンデン返しも、とうとうここまで来たかと感心したと同時に、今後これ以上の推理モノを創るのは至難の業だろうと率直に思った。”虐待”というキーワードから子供が犯人で、その当時の回想だと推理したのだが、そのような生易しいものでは無かった。”妄想”という、一つ間違えばそれまでの思い入れをすべて台無しにしかねない中、正に挑戦とも言える見事なまでの脚本、演出にはただただ驚嘆させられる。無論ジョン・キューザックの見事にハマッた演技も見逃せない。 【まさサイトー】さん 9点(2004-03-01 03:22:23) |
38.「観客の衝撃」を求め続けて映画史の長い時間の中で作られてきたサスペンス映画だが、数ある名作サスペンス映画が生み出され、人々を驚愕させ、それでもなお今作のように新たな衝撃を観客に与えることを可能にする人間の思考の想像力に感嘆せずにはいられない。「アイデンティティ」というシンプルでストレートなタイトルに今作の強かさと自信を感じる。脚本、映像、展開力、キャスティングが合致した極めて秀逸な心理サスペンス映画の誕生だ。 【鉄腕麗人】さん 9点(2004-02-29 03:58:34) (良:1票) |
37.《ネタバレ》 前半は、満点なんだが、ラストがね~脳内での話ですから何でもありか、また死んだ人も復活ってなこともあるような・・・ 【ボバン】さん 6点(2004-02-28 00:38:21) |
36.《ネタバレ》 イヤー、この題名つけるとは相当な勇気を必要としたんじゃないのかな? まあ、自分は題名なんざ全く気にせずに見たのでねらい通り吃驚しました。驚嘆しました。見終わってからネットで冷凍庫の死体の意味だとか子供が喋れないことの重要性だとか知って良くできてると再認識しました。所々笑いを誘ってるかのような安っぽいつくりがあったので大傑作とは云いませんが、上映時間の短さだとか低予算(エンドロールが短い!)の割には充分楽しめました。 それとアマンダ・ピートと云う女優を知っただけでも十分価値がありました。 (映画館) 【komati】さん 8点(2004-02-26 23:33:59) |
35.《ネタバレ》 まあ確かに妄想であれば、どんな不条理であろうが何でもありな訳で、その点やや安易な結末に落ち着いちゃった感は否めないけど、そこに至るまでの引っ張り方が素晴らしい。やはりサスペンスはテンポが重要。 【Fuzz】さん 9点(2004-02-25 19:13:01) |
34.太宰治は、推理小説の事を、「読者をいきなり背負い投げするようで嫌い」みたいな事を書いていたが、私はこの映画で、みごと背負い投げを食らいました。 2時間、浮世を忘れて、映画の世界に埋没できました。 ありがとう、製作者の方々。 【ひでぼん】さん 10点(2004-02-23 23:24:00) |
33.《ネタバレ》 サスペンスの特有のミスリードもの。まんまとひっかかったけど、爽快感なし。ていうのも、謎をちりばめすぎて、緊迫するはずの殺害シーンや見えないものへの恐怖感とかが感じられなかった。物語の流れもどこかで見たのを繋いだだけって気もするし、最後の子供が犯人ていうオチもいかがなもんかと・・・。爆破する車をバックに歩く子供の映像にもがっかり、まるでB級映画のような陳腐さ。え~批判ばかり並べたけど、単純にだまされたいんなら、期待を裏切らない作品だと思う。まあ、それ以上でもないけど。 【ゆたKING】さん 6点(2004-02-22 20:32:09) |