1.《ネタバレ》 一番乗り!いや~ついに見ましたよ!あのジョージ・A・ロメロ監督の大傑作「ゾンビ」のリメイク版!って事で公開前から期待はしていたんですが同じく期待していたリメイク(悪魔のいけにえ)の出来がイマイチだったので疑心暗鬼の状態で映画館へ。しかしこの作品は予想をよい意味で裏切ってくれた。上映前にどれだけ自分達のようなオリジナル版のマニアをニヤリとさせてくれるか期待してたんですが期待通り過去のロメロ版「ゾンビ」に出演していたスター達が続々ゲスト出演。まずトム・サヴィーニが保安官役で登場。まぁサヴィーニ様が出てる事は事前に知ってたんだけどファンにはうれしい。次にスコット・H・ラインガーがベレー帽を被った軍人(かっこいい~!顔のシワはだいぶ増えたけどあのロジャーのままだ)。そして×2ついにあのピーター(ケン・フォーリー)の登場!!!しかもアノ超有名な名台詞を披露してくれちゃいます!!(感涙)。監督の粋なはからいに感謝。うれしいね~!マジで感動!これだけでもお腹一杯ですわ!(注:デヴィッド・エンゲやゲイラン・ロスは未確認。もしかしたら出てたのかもしれない。情報求む!あと「死霊のえじき」のバブに似た人も見たが確信無し。同じく情報求む!)さて肝心のゾンビですがオリジナル版に比べてカナリ動きが早いです。全速力で走ってきます。「サンゲリア2」とか「28日後・・・」のそれに近いです(「バタリアン」も?)。特殊メイクはまずまずの出来。しかし特殊メイク担当がサヴィーニ先生だったら10点満点だったのに残念。今回のラストはオリジナル版と違って船で海へ逃げるが、これってオリジナル版でジョセフ・ピレートー達が逃げた方法と同じじゃないか!オリジナル版で彼等はああなったって事かな?コレ深読みしすぎ?あと登場キャラが増えたので一人一人の魅力があんまり伝わらない。唯一際立ってたのは最初は憎まれキャラだった警備員のリーダー役のヒゲの人。あと屋上でのホワイトボードを使ったやりとりが面白かった。今回はヘルズ・エンジェルス無し。ちょっと期待してたのにな。あと太ったおばちゃんのシーンで館内爆笑。アメリカ人達の倫理観がわかった一瞬でした。リメイク物では成功の部類に入ると思う本作。もちろん本家には到底敵いませんがね。長々と書かせてもらいましたが最後までお付き合い頂きありがとうございました。