25.《ネタバレ》 去年、スパリゾートハワイアンズに行った時、「こんなんハワイじゃないやい」とか言ってゴメンナサイ、とそんな気分になりました。炭鉱町を救おうとハワイアンセンターを作ったんだねえ、すげえ~ってまず思いました。素人集団が苦労して頑張って成功して行くストーリーは数多くあって、それの流れに乗ったストーリーであることは確かだけれど、この映画には重みを感じたなあ。彼女たちが成長していく過程を丁寧に描いてるんですね。この映画を見るとスウィングガールズとかペラペラに見えちゃうなあ、申し訳ないけど。炭鉱町にハワイを作っちゃおうと考えて、なおかつそれを実現させちゃって、それを今でも継続させてるなんて、よく考えると奇跡のようです。その奇跡を、炭鉱町の匂いが漂ってきそうなほどの演出で映画にしてくれたスタッフに拍手です。 【かけ】さん [映画館(邦画)] 10点(2006-11-02 00:17:47) |
24.「時カケ」を観て,当分の間対抗馬はないだろうと思った矢先にこんな作品にであえるとは.2006年はある意味日本映画の転機となる年なのかも・・・とさえ思ってしまいます.蒼井優,覚えておきます.ラストの笑顔&涙,スクリーンでもブラウン管でも今まであんなの観たことありません.そして,この2作品を映画館で観るきっかけを与えていただいた「ここ」の皆様に感謝申し上げます. 【マー君】さん [映画館(邦画)] 9点(2006-10-27 23:36:07) |
23.先が簡単に読めてしまうのにもかかわらず、号泣しました。後半は涙が止まりませんでした。思い出すだけで泣けます。しずちゃんが良かった!!あとジェイク・シマブクロの曲がよかったー。サントラ買います。 【mamimami】さん [映画館(邦画)] 9点(2006-10-26 10:06:29) |
22.《ネタバレ》 ハワイアンセンターをめぐって親友や家族が、反対派と推進派に分かれて対立していく様子がうまく表現されていて面白かったですね。蒼井の母親は反対派(鉱山維持の保守派)のリーダー格だったからなおのことフラダンスをする娘を許せなかったに違いありません。クライマックスシーンはこの頑固な母の前で蒼井がはじめて自分の踊りを魅せるシーンでしょう。フラダンスのせいで自分を家から追い出した母ちゃんが偶然現れたのです。意を決したかのように踊り始める蒼井。「なぁ母ちゃんよ、オレの踊りをしっかり見てくんちゃい!こんなに体が柔らかいんだぜ?こんなにぐるぐる回れるんだぜ? こんなオレの才能をドブに捨てていいと思っているの?この分からず屋の、しわくちゃクソババア!」と、蒼井が思ったかどうかは定かではありませんが、あの踊りは非常に挑発的、かつ燃えるように美しかった。踊りという名の感情のビッグバーンである。その娘の鬼気迫る踊りをみた母親は雷に打たれたような顔をしていたがこの瞬間母親は、わが娘に希望あふれる未来が待っていることを確信したのだと思う。だから彼女は反対派の連中から裏切り者扱いされようともストーブをかき集めようとした。すべては娘の輝かしい未来のために・・。うぉー(泣) 目を覆いたくなるほどクサイシーンもありましたがこの映画はどこか日本人のツボを刺激するものがある。騙されたと思って観てくんちゃい! 【花守湖】さん [映画館(邦画)] 7点(2006-10-20 20:36:47) |
21.《ネタバレ》 ちょっと前テレビでやっていた蒼井優のドキュメンタリーで最後のフラダンスを撮り直したというエピソードが紹介されていたが、撮りなおしただけあってすばらしかった。 【HK】さん [映画館(邦画)] 8点(2006-10-17 19:08:44) |
20.《ネタバレ》 子どものころに家族で行ったハワイアンセンター。 黄金の家族風呂の写真がアルバムにある。 アイシーがおいしかった。特にコーラ味。 ラストのダンスシーンでは、記憶の奥底から呼び起こす。 お姉さんたちはハワイ人だと信じきったあのときを。 うーん。プールに流されたい。すべり落ちたい。 泣かされました。ずるい演出です。 【きいろくま】さん [映画館(邦画)] 9点(2006-10-16 21:30:40) |
19.《ネタバレ》 最近見た邦画の中では秀逸でした。涙もろい私は結構泣いてしまいました。また、この映画でこれからの蒼井優にもの凄く可能性を感じました。減点要素としては、借金取りが、なんかあまりにも典型的過ぎる点かな。街全体であんな奴ら追い出せば良いのに… 【TINTIN】さん [映画館(邦画)] 8点(2006-10-16 01:30:30) |
18.いい映画でした!リトルダンサーを思い出しました。 【よしふみ】さん [映画館(邦画)] 9点(2006-10-15 20:09:13) |
17.私はユアンマクレガーの『ブラス!』が大好きな訳で、『フラガール』を見ている間も『ブラス!』のストーリーが、場面が、どうしても頭をよぎってしまいました。これは非常に残念。だって『フラガール』はすごくいい映画なんですから。『水戸黄門』と『遠山の金さん』が、フォーマットが同じでも全く違う作品であるように、この『フラガール』が他の炭鉱モノの映画と似ていることなんて些細なこと。もっと純粋にこの映画を楽しめたらよかったと思います。あー、もう一度見に行きたい・・・。ところで、私は以前『ブラス!』に8点つけたわけで、この映画も同点といきたいところ。でも、女優さんたちの迫真の演技が素晴らしかったので+1点で。 |
16.話が単調で、涙を誘っているような場面でも感情移入できず。ストーリーとしては、寂れていく町をひとつの事業で活性化させていくというところが面白い。実際、かつて炭鉱で栄えたが元気のない地域が多いようにおもう。夕張市がんばって欲しい。 【ビンセント】さん [映画館(邦画)] 5点(2006-10-14 20:01:59) |
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15.《ネタバレ》 とても楽しめるし、沢山泣けるわけで、とてもいい映画に思います。ただやはり新しい要素がなく、保守的ではあると思います。やしの気を溺愛する三宅もストーブの話を押し込めるためにああいう演技になったみたいでやや違和感。ラストのフラダンスは、それだけでもうヤバイ!フラダンスで泣くとは思っていなかった。それは蒼井優のおかげであることは間違いない。蒼井と同世代であることが幸福に思う。ステージ上で初めて涙する彼女らに、惜しみない拍手を送りたい。 |
【シネマパラダイス】さん [映画館(字幕)] 8点(2006-10-11 01:20:10) |
13.この映画、見てるといろいろな過去の映画が頭をよぎりますね。パロディやオマージュといいたものでなく、シーンの作り方やストーリー展開の参考にしているのがありあり。各エピソードの盛り込みかたがちょっと散漫なのと、明らかなお涙頂戴的なシーンが多いのが気になりました。が、全体としてみれば話の展開の流れもよく笑いあり涙ありでけっこう出来のよい作品に仕上がってます。そして圧巻は最後のダンスシーン。蒼井優の踊りが素晴らしいこともあり、それまで気になっていたこともすべて吹っ飛び、気持ちよく見終わることができました。 【はやぶさ】さん [映画館(邦画)] 8点(2006-10-08 19:12:41) |
12.東北の炭鉱という俗世からほぼ隔離された世界での一大事業だったわけですが、180度違う方向のハワイにあの格好。映画に描かれた以上の相当なバッシングがあったでしょうね。常磐ハワイアンセンター(現:スパリゾ-トハワイアンズ)には特に興味も感慨も受けるでもなく、「寒いトコにハワイとは安直だな」とか思っていました。歴史ありですね、どうもすみませんでした。 時代背景や美術もよく出来ていて(まぁ当時を撮ったドキュメンタリーで見た程度ですけど)見入っちゃいましたね。豊川演じるお兄ちゃん頼りがいあったな。最後も決まってた。 人生を炭鉱にかけた人たちや、リストラされ夢破れた人たちのため、そして自分の人生のために立ち上がった娘さんたち。みんな輝いていてカッコいいね。 【ロカホリ】さん [映画館(邦画)] 8点(2006-10-06 20:54:49) |
11.《ネタバレ》 実話でよかった。映画だけをみると初日は満員でもこれから人口減必至の炭坑町でどれだけの客を呼べるのか心配でならない。エンドクレジット前のテロップでかろうじて実話と知れたけどそうでなければ私は数々の町おこしが悲惨な結末を迎えたことを知っているからこの映画は終われない。スパリゾートハワイアンズのCMが映画の前に欲しい。それと主役は松雪でも蒼井でもなく岸部一徳に見えたのは私だけ? 【stratos】さん [映画館(邦画)] 7点(2006-10-06 01:44:12) |
10.(少し長めにお邪魔します) 流行の昭和ノスタルジーに、やはり流行の女の子の爽やかスポ根要素を組み合わせた、イギリス映画風の「負け組」再生物語。感動的実話だし、松雪泰子を始めとした出演者は踊りも演技も上手かったし、特にダンス・シーンは、全てに於いて「バックダンサーズ!」なんかとは比べ物にならないほど良く出来てましたが、私的には背景描写の不足に不満が残りました。「ALWAYS/三丁目の夕日」では「建設中の東京タワー」という有無を言わせぬヴィジュアルがシンボリックに配置されてた訳ですが、本作では「建設中のハワイアンセンター」や建設作業員、そしてダンス係と椰子の木係(?)以外のセンター職員等が一切描写されない。たぶん推進派の人達は希望を持って仕事に従事し、反対派の人達はそれを苦々しい思いで眺めてたことでしょう。こういった町全体を象徴する背景の中でフラガール達の葛藤と努力を描いていけば、更に大きな感動が生まれた筈だし、富司純子が娘の為にセンターを受け入れる過程にも、もっと説得力を与えることが出来たでしょう(最後のトヨエツのスローモーションも意味なし!)。予算の関係だったんでしょうけど、やっぱり映画ならではのスケールにはちゃんと金をかけて貰いたい。それにしても、確かに何でこれを米アカデミー賞に持ってくかなぁ? 順当に考えれば本年度は断トツで「ゆれる」だと思うんですけど…、6点献上。 【sayzin】さん [映画館(邦画)] 6点(2006-10-04 00:04:28) |
9.《ネタバレ》 小手先を変えただけの映画。この手の映画をパッチワークするとこんな感じになります。 と言う見本の映画。基本は3点一部を除く、出演者の演技と時代考証は良かったので+2 【たこら】さん [映画館(邦画)] 5点(2006-10-03 13:40:19) |
8.泣きました。とにかく泣きました。これでもかってほど泣きました。感覚で言えば、半分くらいの時間泣いていたような気がします。映像の美しさに涙し、役者の演技に涙し、ストーリーの素晴らしさに涙しました。そして、観客の多くが一体になって映画を楽しみ、また涙しているその空気にも感動しました。左隣に座る老夫婦のすすり泣く声や、右隣の強面のおじさんが涙を拭う姿が視界に入り、また涙しました。観客の思いを一つにしてくれる映画です。ひさしぶりに、映画館の巨大なスクリーンで映画を観る事の醍醐味というか素晴らしさを痛感させられました。できればまた映画館へ足を運び、あの感動をもう一度味わいたいです。 【ボビー】さん [映画館(邦画)] 7点(2006-10-02 03:27:49) |
7.《ネタバレ》 エンドロールを見てビックリ。主役は松雪さんだったんですね。私は主人公が紀美子だと思って観ていたので、まどかが去ろうしたシーンの展開がちょっと以外な思いで観ていましたが、エンドロールでなるほどと。主人公を間違えてしまって見てしまう映画って初めての経験でした。 沢山の登場人物の思いが丁寧に描かれていて、泣き所も笑い所も満載な素晴らしい映画でした。 南海キャンディーズのしずちゃん自身のキャラクターの濃さに登場人物として最初は見れずにいて浮いた存在で終わってしまうかと思っていたのですが、大事なシーンではしっかりと泣かせてくれました。 【MID】さん [映画館(字幕)] 9点(2006-10-01 12:08:25) |
6.ここでの評価がすごく高かったので観てきました。なるほど、観て納得。これはいいね~。昭和40年代のいわき・ハワイアンセンター完成までの経緯を追った実話に基づく物語なんだけど、炭鉱の娘を総動員し、フラダンスで寂れかけた街の活性化を図るというプロットそのものが何より面白いし、リストラによる会社再建などで街全体に漂う重い悲壮感も痛烈に感じられ、そういう時代背景も含めてほんとによく脚本が練られているなぁと感心した。そして絶妙なるキャスティングもこれ以上ないくらい素晴らしい。もう全員がハマリ役。最後はたっぷりダンスシーンを堪能でき、もうお腹いっぱいでした。 【ヴレア】さん [映画館(邦画)] 8点(2006-09-30 21:06:56) |