239.正直なところ盛り上がりに欠ける映画であるが、この紛れもない過酷な運命の中における淡々とした空気感こそ、まさにこの当時のリアルであると思う。灰色の空気に覆われた街の荒涼感がこの映画のすべてを物語っているようだ。邦題に感動作品的な雰囲気を感じてしまっていたので、鑑賞時はやや肩透かしを食らった感があったのだけれど、このじわじわとくる説得力は今作が紛れもない秀作である証拠だと思う。 【鉄腕麗人】さん 8点(2004-01-30 15:01:53) |
238.この主人公はただピアノがとてもお上手なだけ、全てにわたって人間のいやな部分を表現した映画。ただピアノの音だけは綺麗です。 【 バース】さん 5点(2004-01-24 15:41:46) |
237.とても感動できる作品ですが、ちょっとグロかったです。 とてもさわやかとは言えず悔しさが残る作品だと思います。 演技はすごいですね! 【自由人】さん 8点(2004-01-21 13:14:51) |
236.全体を通して淡々と描かれた映画でした。しかし逆にそれが、戦争の恐怖を克明にしているような気がします。ラスト近くの焼け野原のシーンには圧倒されました。 【モモッち】さん 8点(2004-01-21 03:38:26) |
235.役者の演技はさすがでしたが、なんかスッキリしませんね。自分だけ助かってさあ・・・感動はしませんでしたよ。 |
234.戦争というものを、ほんの一部ですが、(かつこれが真の姿であるとの保証はないながらも)伝えてくれる素晴らしい作品だと思います。 【暇人】さん 8点(2004-01-19 19:35:07) |
233.ある時代を生きたある人の半生ということでなら、十分おもしろく見れるが、結局何を扱いたかったのか、いまいちぴんとこない。戦争の悲惨さや人間の狂気を描きたいならば、この程度じゃとても伝わらない。将校の前でピアノ弾くシーンでなかなくちゃいけないの? いやー泣く理由はありません。 【エンボ】さん 6点(2004-01-16 01:03:45) |
232.期待とは違いました。もっとピアノに対しての情熱が描かれている映画かと思った。でも良いか悪いかとは別として印象に残るシーン、、、と言うか衝撃を感じるシーンは一杯ありました!戦争の酷さや差別の悲しさ色々な恐ろしさを感じました。でもヤッパリそれだけが残って感動はしなかったしイマイチって感じで。。。 |
231.戦争の悲惨さと言うより人間も本質的には残酷な生き物なのかなあと思いました。なかなかの傑作です。 【ぽじっこ】さん 7点(2004-01-13 21:05:21) |
230.ワイドショーの「再現フィルム」って感じ。全くの実話でもなく、作り物の映画でもなく、その中間の映像という半端さがしっくりこなかったです。 ドキュメンタリーならNHKスペシャルの方がいいと思います。ショパンを弾く場面も、指が滑らか過ぎて嘘っぽかったです。 【ペタン】さん 4点(2004-01-12 15:13:33) |
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229.破壊しつくされた街に立ち尽くすスピルマン、の図がなんとも言えぬ衝撃でした。戦争はいい加減、やめましょう。 【こじ老】さん 8点(2004-01-12 14:02:34) |
228.戦争の悲惨さが良く描かれていると思った映画。一人の実話を通してうまく描かれていると思う。ただ、ラストがすこしあっさりし過ぎかな。言葉ではなくてもいいから、主人公の気持ち(ドイツ将校に対して)がわかるシーンが欲しかったような気もする。あと、ピアニストである意味があまり描かれてないかなぁとも思った。 【ほかろん】さん 7点(2004-01-11 15:01:16) |
227.何の躊躇もなく人を撃ち殺していくシーンに心が締め付けられる思いの連続でした。ドイツ人が悪いのではなく戦争状態での狂気が人間を変えてしまったのでしょう。かつて日本も同じ事をしていていたことは若い人たちにも知って欲しい。途中からは逃げ続ける主人公ばかりに目が向けられ、運良くというかあまり苦労せずに周りの人々に助けられて行く姿に嫌悪感を持ちました。事実なんだから仕方ないと言えばそれまでだが、最後にドイツ人将校に見逃してもらう場面は特に。たくさんの賞を獲っていますが高い評価に疑問です。 【WEB職人】さん 6点(2004-01-11 12:35:33) |
226.《ネタバレ》 ゲットーでの生活、ナチスの体質、ユダヤ人迫害を、本人達も不甲斐ないまま受け入れざるを得ない極限を描写した良作。ナチス将校の前で弾くピアノの切ないまでの力強さが、主人公の生に対する執着と戦争の悲惨さを物語る。 【もた】さん 8点(2004-01-08 03:33:35) |
225.新年明けて観て、非常にくらい気持ちになりました。 年始向けの映画じゃなかった。。。。 【杏と蛍】さん 7点(2004-01-08 02:50:39) |
224.期待して観ただけに・・。逃げ回る主人公はなんかかっこ悪いし、ドイツ将校は最高にかっこよかったけど、ちょっとしか出てないし、ピアニストってタイトルの割にはピアニストであることが意味を持ったのはやはり一部分だけだったし、傑作とは言えない。つまらないということはないけど。ナチスのユダヤ人虐殺の悲惨さを描いた作品としても、優れた作品は他にある。 |
223.凄い映画ではないけど、良い映画かな。こういう事を後世に伝えていく事も、新聞やテレビなどのメディアの信憑性が低くなってきた今、映画の役割だと思うし。 |
222.《ネタバレ》 前半は「シンドラーのリスト」のミクロ版という感じ。ユダヤ人収容所を扱ったものなら「映像の世紀」のほうがよほど真に迫るものがあります。唯一の特徴は後半のドイツ人将校との触れ合いでしょうが、前半のコッテリ感に比べてあっさりした印象。そして何より気に入らないのはラストです。捕まった将校を主人公がどう思ったのか、まったく描かれていない。すっかり忘れたのか、多少なりとも救いたいと思ったのか。この部分がこの映画のキモだと思うのですが、それがないばかりに、徒労感が募りました。よく言えば「画竜点睛を欠く」といったところでしょう。 【眉山】さん 3点(2004-01-07 15:33:48) |
【its】さん 7点(2004-01-05 01:14:09) |
220.《ネタバレ》 何がいいだの悪いだのということではなく、そして絶対生き延びようというのでもなく、ただただ本能のままに逃げ、隠れ、一人になっても生きる。そしてドイツ人将校からもらったパンとジャム、、、そのジャムの味に生きるということが凝縮されているように感じました。 【レンジ】さん 9点(2004-01-04 01:06:20) |