53.《ネタバレ》 かなり期待していたけど、その期待を裏切らず、一瞬も目を離せない。構想・脚本に6年を費やして暖めてきたというだけあって、脚本、ストーリー展開も見事。開始からぐいぐいと引き込まれていった。主人公の子役って、この子があんな顔になるのはちょっと無理があるんじゃない?と思う部分が多いのだけど、この作品の場合、エヴァンはもちろん、脇役の子役が皆正にぴったりという感じで違和感なく見れた。コメディ中心のアシュトンの演技はどのようなものかと観る前は思っていたが、見事のエヴァンを演じきり好印象。エイミー・スマートも「ロード・トリップ」の印象が強かったのだけど、演技の幅を広げましたな~と思った。レニーを演じたエンデル・ヘンソンもこの役のために3週間で7㌔も減量しただけあり、印象深い演技をしている。エヴァンがケイリーに「さよなら」というシーンはとても切なかった。そうか~出会わなければよかったとはこういうことなのね、と。仲良くならない方がいいから「お前を殺す」ってケイリーを脅して、彼女が去った後には「さよなら」でしょ。切なすぎるよ。個人的には7歳のエヴァンを演じたLogan Lerman君の豹変ぶりには一番鳥肌が立った。子役の演技が上手いのですんなりストーリーに引き込まれたというのもあるかな。いや~すっげ~面白い映画を観たものです。 【アンナ】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-12-10 10:26:30) (良:1票) |
52.最善の方法であると思い過去を変えるが,現実の未来は思いもよらない方向へと進んで行く。何度もやり直すが結局は自分の望む未来は手に入らず。また,それを受け入れなければならない程の未来(現在)を経験をする。タイムパラドックス物にはありがちな設定かも知れないが充分に満足出来る作品だった。 【北狐】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-12-08 10:09:26) |
51.「切ないハッピーエンド」という宣伝文句に全く偽りなしの傑作映画。凡人には100%思いつかないであろうストーリー展開の巧みさは流石の一言!ネタ切れでリメイクに頼ってばかりのハリウッド映画に希望の光をともしたことでしょう。あとキャストも魅力的。デミ・ムーアの旦那というイメージばかりが先行してる感が否めないアシュトン・カッチャーも初めてのシリアスも堂々とやってて好印象ですね。相手役のエイミー・スマートも無名というのが信じられないくらいの存在感があって素晴らしい。綺麗なんで是非とも売れて欲しい女優さんである。オデブな親友、“どS”すぎる兄貴も良い仕事したよね。あと多くの方が『バック・トゥ・ザ・フューチャー』っぽいと書かれていたので、軽いノリのコメディタッチなSF映画かなと思って見てたら、全く違ったのにも驚きましたね。意外にもPG-12級の暴力シーンが大半を占めており、けっこう意表をつかれた気分です。僕的には全然OKですけど暴力描写が苦手な人やソフトなラヴストーリー映画を期待した人は観るのを辞めるべきです。後悔するでしょう。ちなみに僕もエンドロールのオアシスの“Stop Crying Your Heart Out”が流れると涙腺が崩壊しました。サビなんてD→A→Em7→Gという単純なコード進行(エアロスミスの某曲にも似たの有り)なのに・・・やっぱりシンプル・イズ・ベストって事なんでしょうかね? 【ピルグリム】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-12-06 13:47:09) (良:1票) |
50.いやいや、すごかった。展開はよくよく考えたら、ありがちかもしれんけど、この映画の雰囲気がそれをまったく感じさせへん。猟奇的であり、陰鬱、それでいて、ロマンチックでせつない、でも見方を変えたら、コメディーチックでもある。多分、監督変えたら、全然違うジャンルの映画になるかもしれん。でも、この雰囲気が一番リアルに感じられてよかたっかも。売ってるdvdの終わり方がレンタルや映画とはまた違うらしい、それにちょっとつけたされたシーンとかもあるらしいので、そっちも観てたいな~。買うしかないか。 【なにわ君】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-12-06 09:53:56) |
49.《ネタバレ》 SFネタ+サスペンスとして見応えのある仕上がりです。主人公の能力に関する定義がやや曖昧で(映像媒体でも過去へ戻れたりなど)、ラスト近くは破綻寸前になっておりますが、いちいちパラドックスをあげつらうのも興醒めですし。とりあえず、私的には楽しめた2時間でした。 【K】さん [DVD(吹替)] 8点(2005-12-05 01:08:17) |
48.《ネタバレ》 単純に言ってしまうと、あのときこうすればこうなっていたという話を延々としているのだが、どれを選んでも結局みんながハッピーになるということはない。エヴァンとケイリーの人間関係を中心に描かれているが、最後はそれをも捨てないとアンハッピーな結果は避けられない。ほんのり辛いラストではあった。 【MS】さん [DVD(吹替)] 7点(2005-12-04 11:22:37) |
47.ん~、凄く考えさせられる話でした。個人的に最後の結末はあまり好きではありません。なんか物足りない気がしました。でも一度見てみる価値は十分にあると思います。 【映画大好き人!】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-12-04 01:01:17) |
46.《ネタバレ》 どっかで見たことあるようなストーリーだった。皆言ってますが、たしかに「バック・トゥ・ザ・フューチャー」に近い感じですね。でも、この手の映画ってずるいですよ。失敗しても何回でも過去に戻れるんじゃん。ゲームと同じですね。クリアするまで何回でもやり直せばいい。ただ、納得いかないのはこの主人公の選んだエンディング。たしかに、切なくていい終わり方だとは思いますが、ワタシなら違うな。まず、ケイリーの父親に誘われても、地下室へは行かない。郵便ポストに爆弾も仕掛けない。そうすれば何も悲劇が起きず、平穏な人生になったんじゃないのか?まあ、映画としてはつまらないですけどね(笑) 【ヴレア】さん [DVD(字幕)] 3点(2005-12-02 23:24:44) (良:1票) |
45.《ネタバレ》 出会わないほうが幸せ、という選択は悲しいなぁ |
44.これを考えた人は「かまいたちの夜」の「ピンクのしおり」をゲットしてると思います. 【マー君】さん [DVD(吹替)] 7点(2005-11-23 15:04:06) (笑:1票) |
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43.《ネタバレ》 蝶が羽ばたくたびに起こる胸くその悪くなる出来事の数々。映画の最初から終わりまで、その不愉快さが消えない。なんのカタストロフィーも得られない最低の映画。 それにしても、「バタフライエフェクト」なんて新しげな名前をつけてはいるが、そのアイデアはSFの世界では何十年も前からお馴染みだ。 【駆けてゆく雲】さん [ビデオ(字幕)] 3点(2005-11-20 22:23:38) |
42.《ネタバレ》 冒頭のカオス理論「小さな蝶の羽ばたきが地球の裏側で台風を起こすこともある」なんてこの映画そのマンマじゃないですか。今、観終わった後の満足感に浸っています。 【まに】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-11-20 18:20:15) |
41.何度も人生やり直し系も近頃多いパターンの気はしますが、お気楽ハッピーエンドと違い、切なくも愛すればこその納得のいく良いラストが映画をピリッと締めています。日記というアイテムによって誰でも出来るならばドラえもんですが、あくまで個人能力が日記によって引き出されるというのも良いんじゃないでしょうか。 【亜流派 十五郎】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-11-20 10:55:02) |
40.《ネタバレ》 過去に「意識だけ」が飛んで行って「何かを成す」、意識をのっとられた分、過去の自分には「そのときの記憶がない」ということか? あるいは過去に意識のない瞬間がいくつかあって、そこに「意識をもぐりこませる」ことができ、「何かを成す」ことができるのか? このあたりがどうにも気になって、夜も眠れなくなっちゃいました...というのはウソだが、少なくとも思ったほどお話に入り込めなかった。 それから、「下手な鉄砲」式に、行っては戻りするのも、「無理やりかよ」って、なんだかなぁ~という感じではあります。 んが、しかし。その当時のことに意識を集中すると「タイムトリップする」という設定は目新しく、さらに何度やっても思うようにならないあたりは、いままでにない感覚で、「先の見えない感」を楽しませていただきました。 ということで、私的には「そこそこ良」の7点 【んぽ】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-11-19 14:55:09) (良:1票) |
39.《ネタバレ》 そうだよ、そう、要は君ら出会わなければ良かったんだよ。私もまさにそう思ってた。うん、GJ! 【Ronny】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2005-11-17 18:13:28) |
38.映画館で見て、そしてDVDであらためて見直したんですけど、DVDに収録されてるディレクターズ・カット版が大変なことになってますね。劇場版ではいくつか不明な部分があったんです。冒頭、警備員から逃れてメモを残すシーンの伏線がいまいちつながっていなかったり、7歳のエヴァンが残虐な絵を書いたり包丁持ってたりする理由がよくわからなかったり。ディレクターズ・カット版ではそのあたりの伏線もきちんと回収されていて、実に納得のいく出来となっていました。そして問題のクライマックス。(あえて詳細は書きませんが)劇場版とはまったく異なるこのクライマックスこそが冒頭につながっていくわけで、確かにディレクターズ版のクライマックスこそ正当、劇場版はとってつけたものと言えます。映画館で「え、これで終わり?」と思った私は、すっごく納得ができました。がしかし、確かにあんなオチを映画館で上映はできませんよね。そんなわけでいろんな意味で納得できるディレクターズ・カット版ですので、DVDをお持ちの方はぜひ見比べてみてください。ちなみに私はディレクターズ・カット版の方が好きです。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-11-13 22:28:22) |
37.《ネタバレ》 いやあ、こんなにドキドキしながら見たのは久しぶりです。やっぱり、映画を見る時には何も情報を入れないに限りますね。派手な宣伝も無いし、雑誌なんかにも大きく取り上げられる事がなかったので、目に触れずに済みました。もし、少しでも知ってたら10点だったかどうかわからない。しかし、途中まで彼にどのような能力があるのかほとんど気づかせる事なく、しっかりと伏線がはれている所が素晴らしい!また、一人一人に特徴を与えて、変化後の人生がどうなるのか・・・というのを期待させる所もいい!中盤から彼の能力が分かっていてもどうなるのか、全く予想がつかない(と、いうかワザとあまり役に立っていない場面まで、しっかりと使ってストーリーがくまれていた)ので、見る方としては、昔流行ったゲームブック(知らないかなあ「右なら→26pへ」とかいうやつなんだけど)感覚。そして、最後の最後に日記以外のものが使える事にも気づいて・・・というとろは完璧!無駄な登場人物がいない! 【蝉丸】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-11-12 01:07:24) (笑:1票) |
36.《ネタバレ》 こういう仕掛けのある恋愛映画なら、思いっきりウェルカムだなぁ。最後の最後に街で再会のところでは、不覚にも号泣しそうになった。切なすぎるよ、セニョリータ……。最後の時空を飛び越えるところ、伏線ナシであれはないだろ。なんだよ、日記じゃなくてもOKなのかよ!?!?!?それさえなければ、9点はいった。ベタないい方だが、タイムマシーンには夢がある。そういった現実不可能なところを映画というものは魅せてくれるわけだ。そういった意味で、映画とタイムマシーンというのは相性がいいんだよね。恋愛映画が嫌いな彼でも、これなら楽しめること間違いナシ!もうほとんど劇場ではやってないだろうけど^^; 【ダブルエイチ】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-11-06 21:33:51) |
35.最後のオチが良かった。最後の場面で、主人公が過去に戻ったときに、彼女に言う言葉にやられた。切ない。切なすぎるぜ。それがまた感動です。 【ばかぽん】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-11-04 20:56:12) |
34.《ネタバレ》 日記を書き換えれば過去が変わるという設定には、かなりむりがあるような気がするが、もしそんな能力をもっていたらいつを変えたいか?といろいろ考えさせられた。 人生ってあのときが変わっていればという、ターニングポイントがありますよね。 【nishiken】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-11-04 12:21:16) |