333.いやあ悪夢の中に放り込まれたような恐怖でした。なぜ自分達がここにいるのか全くわからない不条理な世界。なにか筒井康隆の小説に通じる世界観かなと思いました。ただ警官役の演技がちょっと大根だったかなあ。目をむいてるだけでどうも人間としてのリアリティに欠けた様な気がします。 【ロイ・ニアリー】さん 7点(2004-02-08 17:09:58) |
332.あれだけの狭い世界(セット)の中でも、刻々と変わっていく人間の心理、状況を飽きさせることなく表現してる。密度の濃い映画。これはおもしろいですね! |
331.ポセイドン・アドベンチャーと、エイリアンと、未来世紀ブラジルと、レインマンを掛け合わせたような映画だなあと思った。これをみて、映画のキモは予算ではないと感じた。極限の状態における人間の行動、という部分はそれほど細かく描くつもりも無かったようで、まあ単純に面白いサスペンスを撮りたかったんだろうと思う。「船橋」・・なんて単語が簡単に飛び交うもんかな(笑) 【神谷玄次郎】さん 8点(2004-02-06 00:31:03) |
330.もう少し、丁寧に描いて欲しかった…ラストとか特に…惜しいなぁ~~ |
《改行表示》329.《ネタバレ》 目のつけどころが凄い。狂気的で天才的。強引だが、それだけに緊張感が持続したまま時間が経過していく。しかし、謎は何一つ明らかにはされない。そして、人はバタバタと死んでいく。また、その描写がグロい。この緊張感は尋常ではない。観終わって、肩が凝って、頭痛がした(^_^;)。 ● この圧倒的な密度こそ監督が描きたかったものなのではないか。このテンションの前では、どのようなラストも陳腐にならざるを得ないだろう。 ● 人には薦めにくいし、自分でももう観たくないが、忘れられない強烈な印象がある作品だ。 【NOW】さん 7点(2004-02-01 01:57:04) |
328.面白~い!セットが最低キューブの部屋一つ二つありゃ出来上がるコストが少ない映画だったやろうけど、その中で繰り広げられる人間関係の絡み合いはエキサイティングでした。トラップのある部屋の法則性を解いていく過程も面白かったし(でも座標軸とか何言っとるか全くわからんかった)ラストが全く分からない怖さもあった。今度から、遊園地に大迷路とかあっても絶対入らんぞぇ。 |
327.いやあ、こりゃあ文句なしにナイスサスペンス。斬新だけどシンプル。おもしろい!映画館で見たけど、観客が同時にハッと息を飲んだり、ビクッとしたり、ホッとするのがわかるんだよなー、その一体感がまた面白くて。障害者が生き残るのは安易だとここで書かれてるみたいだけど、私は好きだ。たまにはそんな水戸黄門風味もいいじゃないか。 【●えすかるご●】さん 9点(2004-01-29 00:26:06) |
《改行表示》326.これも掘り出し物系ですね。 面白い! 落ちが今ひとつな感じだけど。 アイディア最高ですね。 【N列23番】さん 8点(2004-01-28 18:47:54) |
325.映画を撮るのに金はいらぬアイデアだ。と誰が言ったか分からないんですが、何かの本で「日本は一つの船を全部作ろうとする。ハリウッドは船の撮影する部分の一部分のみを作る」って書いてましたが、この映画は一部分を作りそれを上手く脚本を作成したように思えます。(最近のハリウッドは全部作ってるように思えるけど。。)ちょっと気を抜くと面白くなるような題材ですが、それぞれ登場人物の巧みな心理描写の変化と、だんだんと解けていく謎でつまらないと感じる間もなくこの映画は終了します。いろんな皮肉を込めた映画、私は好きです。 |
324.《ネタバレ》 最後、障害者が生き残るのは見え透いたヒネリで、逆に映画的には当たり前すぎてつまらないオチでした。さらに裏をかいて違う人を助けてほしかった。低予算で作ったろう事は想像できるが、経費の割にはアイデア・脚本で勝負できてた映画でしょう。ただ、部屋が動くことぐらい、エレベーターで感じるようなGを感じるでしょうから、もっと前に気づかないでしょうかね。 【ダルコダヒルコ】さん 6点(2004-01-25 22:38:27) |
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323.《ネタバレ》 期待したんですが、思ったほどでは・・・。キャラクターのイメージが前半と後半でギャップがある。女の子と設計した人?は前半では頼りなさそうなキャラだったのが後半では重要なキャラに。逆に警官はいい奴っぽかったのがかなり悪役になっちゃってる。あの中には入りたくない。 【YU】さん 4点(2004-01-24 03:12:26) |
322.よくまあ一つの箱というセットを光のあて具合だけで多層構造の施設に仕立て上げ、さらに深い映画に作り上げたと感心しました。それにしても死に方のグロさは感動モノだとおもう。 【コーヒー】さん 8点(2004-01-22 07:00:27) |
321.公開当時CMであるシーンを見て、これは嫌いな類(ホラーとかスプラッタ)の映画だと思い観たくないと思っていたのに…見せられた(笑) 思ったよりは怖くはなかったけど、なんかよく分からないしやっぱり結構グロいシーンもあって、しかもなんだったか分からないのでどうもこうもないと言うか…。2もあるそうですが見たくないです。 【あかりん☆】さん 3点(2004-01-21 11:10:52) |
320. 箱の中以外は一切描写なしという潔い姿勢が素晴らしい。順を追っていく謎解きとしても優れている。ただ、俳優たちの演技がみんな下手だったのが残念。 【Olias】さん 6点(2004-01-21 03:39:35) |
319.宇宙人に拉致られたような謎の設定が斬新。あまりにも唐突過ぎる始まり方だったのでDVDが途中から始まったんだと思い何度かリターンしたお間抜けな記憶あり・・・。 【わーる】さん 7点(2004-01-21 01:16:58) |
318.理不尽にも訳の分からない建物に閉じ込められ追い詰められていくという、パニック映画的な心理描写に期待してたんだけど、あんまり伝わってこなかった。警察官を除いてみんな冷静だしよい子すぎたかな、と。そりゃあ、警察官としても面白くないよなあ。 【s_tbt】さん 4点(2004-01-18 21:34:56) |
317.《ネタバレ》 「アイデア一発!」という映画なのですが、そのアイデアが素晴らしいので、引き込まれて見てしまいしました。私はこの映画のテーマは密室の恐怖状態における人間心理のあり方ではないと思いました。「常に絶対的な解が存在する数学的謎解き」と「不条理で種明かしのないシナリオ」の対比ではないでしょうか。あの警官、子供を愛し、実生活では善良な市民(または善良な市民を演じる人)だったのでしょう。しかし、途中からの狼藉ぶりは何だったのでしょう?外に出たら訴えられること間違いなしです。世間体を大事にする性格なのに、彼の行動は腑に落ちないですね。単純に疲労と恐怖で頭が回らなくなったのか、或いは外に出る前に全員殺そうと決めていたのか。もう一つ、多くの方がKazanは助かったと考えているようですが、ほんとにそうでしょうか?あの真っ白な世界は何?あそこが現実世界への出口だとしたら、Worthは何故外に出ようとしなかったのか?「What is out there?」に対して「Boundless human stupidity」と言っています。単純に現実世界に失望してニヒルになっていたというのは考えにくいです。だって、それまでは一応助かろうとしてたじゃないですか。やはり彼は何か知っていたのでは?...てな感じで考えを巡らしても、映画自体が答えを提供していないので埒があきません。数学的にキューブの仕組みが解明されても人間の行動は解明できないわけです。 |
316.《ネタバレ》 衝撃的面白さ。もしあなたが目覚めてCUBEの中にいたら、徐々に現す本性はどの職業の人間?悲しいかな自分は間違いなく悪警官の本性だろう・・・皆さんはどうでしょう? 【ワトソン君】さん 10点(2004-01-17 15:49:45) |
315.「登場人物が類型的だ」という指摘がありましたが、それはわざとやってるんじゃないかと思います。"CUBE"自体についての説明は作品中でほとんどなされませんが、その中に入ってしまった登場人物達の人物像があまりに紋切り型である故に、見る人が作為的な感じを覚え、「"CUBE"の外でこの紋切り型の人達が繰り広げる殺戮ショーを楽しんでる酷く浅薄な黒幕が居るんじゃないか」と想像することを促そうとしたんじゃないでしょうか。それがこの作品の不条理さに薄い陰影を与えています。何度も指摘があるラストの安易さを除けば、丁寧に織り上げられていく陰惨な人間関係が緊張を緩めることを終始許してくれない、素晴らしい映画です。 【仔豚】さん 8点(2004-01-15 20:37:38) |
【hrkzhr】さん 8点(2004-01-13 23:17:07) |