バタフライ・エフェクト/劇場公開版のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。16ページ目

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バタフライ・エフェクト/劇場公開版

[バタフライエフェクトゲキジョウコウカイバン]
The Butterfly Effect
2004年上映時間:114分
平均点:7.50 / 10(Review 313人) (点数分布表示)
公開開始日(2005-05-14)
ドラマサスペンスSFシリーズもの
新規登録(2005-02-03)【rothschild】さん
タイトル情報更新(2024-01-27)【イニシャルK】さん
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監督エリック・ブレス
J・マッキー・グルーバー
演出鍛治谷功(日本語吹き替え版)
キャストアシュトン・カッチャー(男優)エヴァン・トレボーン
メローラ・ウォルターズ(女優)エヴァンの母 アンドレア・トレボーン
エイミー・スマート(女優)ケイリー・ミラー
エルデン・ヘンソン(男優)レニー
ウィリアム・リー・スコット(男優)トミー・ミラー
ジェシー・ジェームズ(男優・1989年生)(男優)トミー・ミラー(13歳時)
キャメロン・ブライト(男優)トミー・ミラー(7歳時)
エリック・ストルツ(男優)ケイリーとトミーの父 ジョージ・ミラー
カラム・キース・レニー(男優)エヴァンの父 ジェイソン
サム・イーストン(男優)Theta Chi Pledge
ローガン・ラーマン(男優)エヴァン・トレボーン(7歳時)
イーサン・サプリー(男優)サンパー
ナサニエル・デヴォー(男優)レッドフィールド先生
ケンドール・クロス(女優)Mrs.ケーガン(レニーの母親)
ジョン・パトリック・アメドリ(男優)エヴァン・トレボーン(13歳時)
ロレーナ・ゲイル(女優)ボスウェル先生
アイリーン・ゴロヴァイア(女優)ケイリー・ミラー(13歳時)
ケヴィン・デュランド(男優)カルロス
ケヴィン・G・シュミット(男優)レニー(13歳時)
渋谷茂(日本語吹き替え版)
勝杏里(日本語吹き替え版)
鶴岡聡(日本語吹き替え版)
玉川紗己子(日本語吹き替え版)
成田剣(日本語吹き替え版)
かぬか光明(日本語吹き替え版)
脚本エリック・ブレス
J・マッキー・グルーバー
主題歌オアシス"Stop Crying Your Heart Out"
撮影マシュー・F・レオネッティ
ヴァンス・バーバリー(第2班撮影監督)
製作クリス・ベンダー
製作総指揮トビー・エメリッヒ
アシュトン・カッチャー
配給アートポート
特殊メイクトビー・リンダラ
特撮トイボックス社(視覚効果)
振付トビー・リンダラ(パペット操演)
録音ロン・ベンダー
字幕翻訳関美冬
動物エヴァンの飼い犬 クロケット
あらすじ
とあるアメリカの片田舎。記憶をなくしがちなエヴァン少年は、近所のケイリー、トミー、レニーとなかよし四人組だったのだが、トミーの悪戯が過ぎて引越す事になってしまった。数年後、大学で記憶のメカニズムを研究する彼は、自分の日記を頼りに失った記憶を探し始める。初恋の相手ケイリーと、友だちのレニーの元を訊ねて過去の出来事を知ろうとしたが、レニーは引きこもりに、ケイリーは人生に疲れ果てていた。みんなの少年時代に、取り返しのつかない何かがあったのだ…彼の記憶に残っていないだけで…。
ネタバレは禁止していませんので
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13.《ネタバレ》 予告を見たときからこの映画を見たくて見たくて仕方なくて、でもアシュトン・カッチャー君の今までに出ていた映画はラブコメが多くて、そのイメージを払拭したいがためにこういうシリアスな内容の映画を選んだという思惑みたいなのが、私の頭の中によぎってそれにひっかかってはいけないと強がっていました。しかし、オアシスの「Stop Crying Your Heart Out」を聞く度にその強がっていた頑なな姿勢は少しずつ溶かされ、ついに公開終了直前(関西某所)に見に行きました。見終わった後、私は自分自身がとても恥ずかしくなりました。こんな良い映画を見るのを我慢していたなんて(笑)何度も何度も過去に戻り自分で現在・未来を変えようとする主人公、しかし過去の記憶が脳内で書き換えられる変化に伴い内出血が起こり彼自身の命が危なくなる。でも彼はやめようとしない。それは誰もが持っている「今思うとあのときこうすれば良かった」という過去への後悔という想いと誰よりも愛する女性ケイリーを守りたいという愛という想いがそうさせている、そしてその女性を守るために彼がとった悲しい方法に私の心は悲鳴をあげていました。「悲しすぎる、どうにかならんのか!」と・・・(汗)涙は出ませんでした。それはたぶん私には彼のような何もかも犠牲にして守りたいと思えるような愛する人がいないからなのかもしれません。でもこの映画には「蝶の小さな羽ばたきでも、地球の裏側では嵐を起こすもある」という、「自分自身が起こした些細な行動はいずれ大きな意味を持つことがある」ということを改めて教えられました。たぶんアシュトン・カッチャー君もそういうメッセージ性の強いところにひかれたんだと思います。もがき苦しみながら神に逆らうような行為を繰り返し、その結果罰ともとれるような体の異変に苦しむ主人公を熱演している姿を見るとこの役は彼にしか出来ないと思ってしまいました。たぶんデミ・ムーアのこともそこまで愛しているんでしょう(笑)人とはやり直すことができない過去への後悔や悲しみを背負ってでも生きていかなければいけない悲しい生きものなんですね、きっと。でもそれでも生きていけるのは未来への希望や現在存在する愛などの支えがあるからなのかもしれません。なんか「素晴らしき哉、人生」以来の人生観の変わるような映画でした。
はがっちさん [映画館(字幕)] 9点(2005-05-29 17:13:16)(良:3票)
12.展開が読めてしまう映画が最近は多いですが、この映画は最後まで展開が読めず楽しめました。
たまさん [映画館(字幕)] 8点(2005-05-28 21:27:16)
11.《ネタバレ》 個人的には「ソウ」以来の掘り出し物だった。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」と本質は似ているが、こちらは変えられる過去が限定されており、それらを綺麗に消化していくところが脚本の上手さだろう。さらに変えた未来は良くなる一方で悪くなる点も出てくるというところが素晴らしい。各世代の役者がそれぞれ似ているのも好感が持てる。ちなみに刑務所のシーンで「青い鳥」を思い出してしまったり、エリック・ストルツが「パルプ・フィクション」そっくりの風貌で出てきたのはおかしかった。それだけにてっきり主人公が不幸になる下りで話が終わるのかとおもっていたが、比較的希望を残したラストになったのは嫌う人は嫌うだろう(あのあとケイリーと付き合うとも考えられる)。話としては非常にまとまりがある終わり方なのだが、物語の本質があれなのだからラストもあのままブラックな終わり方でよかったと思う(この点は「ファイナル・デスティネーション」の2種類のエンディングの関係に似ている)。その点、ディレクターズ・カット版はもっとメッセージ性の濃いブラックなラストになっていて個人的にはずっと好きだ。ラストが気になった人は必見だろう(劇場版では未消化だったメモ書きの伏線も上手く消化される)。そういうことで劇場版はマイナス1。
マイカルシネマさん [映画館(字幕)] 8点(2005-05-25 18:00:39)
10.《ネタバレ》 とてもよかったです。でも、結局出会わないでいたほうが(というより仲良くしないでいたほうが?)一番幸せだったなんて、皮肉すぎるし切なすぎる!しかも、彼女のいない毎日をその後エヴァンが生き続けるのかと思うと、悲しくて仕方ないです。それとも傷は残るけど案外平然と生きていくんでしょうか。とにかく本当に切ないハッピーエンドでした。
aimeeさん [映画館(字幕)] 8点(2005-05-23 17:10:30)
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9.《ネタバレ》 予告編で結論等は予想できてしまうが、中身は予想を大幅に越えており、大満足の映画に仕上がっている。 多少強引なバタフライ効果(母の肺ガン、エヴァンによるトミー殺し)もあるが、脚本自体の穴はそれほど目立たないと思う(子どもの頃に書いた殺人の絵と冒頭のメモ書きを除く)。 個人的に一番気になったのがラスト。 通りでエヴァンとケイリーがすれ違うところがラストであるが、彼女を振りかえらせる必要はなかったのではないかというのが個人的な感想。ましてや本人も振りかえる必要もない。 自分が演出家ならば、キャリアウーマンの彼女よりも、母親にでもなって幸せそうに家族で歩いている彼女を見せたい。当然エヴァンを見ても何も気付かないケイリー。そして一瞬立ち止まり、喜びと哀しみが入り混じった複雑な表情を見せて再び歩き出すエヴァンでラストという感じの方がこの映画の趣旨に合っている気がする。 製作総指揮まで務めているのだから、アシュトンにも高い演技を要求しても良いだろう。とにかくラストはあのままで良いとしても、表情はもうちょい工夫が必要だろう。 そして、この映画のテーマとしては「僕がどんなに君を好きか、君は知らない」というものがあるとは思う。 確かに、娼婦に身を落したケイリーとカフェで二人で語るシーンや腕を無くしたときにベンチで二人で語るシーンがあり、脚本としては充分に盛りこまれていると思う。 しかし、上記のテーマが観客の心に触れるほどには至っておらず、少々演技が足りないと感じる部分はある。この二箇所は重要なポイントなのでもうちょい重めに描いて欲しかった。 また、この映画の重要なキーアイテムである日記については、扱いが多少雑なような気がする。ベッドの下をごそごそと漁ればすぐに出てくるような軽いものにして欲しくなかった。現在の状況を変えたいと思い立ってすぐに「現在」を変えてしまっては面白くない。 刑務所での出来事のようにすぐに変えられない状況をそれぞれのエピソードにも盛りこむという仕掛けが用意すればさらにストーリーに動きがつき、面白くなると思うのだが。 色々と言いたいことは書いたが、この映画自体には興奮させられたのが率直な感想。 
六本木ソルジャーさん [映画館(字幕)] 8点(2005-05-22 22:35:57)(良:3票)
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8.《ネタバレ》  タイムトラベルの話しは好きなので期待通り良かったです。とても期待して見始めたら、最初に少年時代の話しをこんなにするとは思っていなかったし、ロリコンの場面が出てきたり、かなり面食らいましたが、テンポよく話しがどんどん進むので引き込まれてみました。全編を通してスキやムダのない話しで、悲恋でありながら、後味が悪くならない、ちょっと切ない話しでした。  自分の幸せよりも母親の幸せ、彼女の幸せを願う気持ちが彼にとっての救いになったのだと思います。  今から思えば、子供のころに描いた殺人の絵とか、幼少時のフィルムを見ながら机の下で書いたメモ書きは何の役に立ったのかとか、判らないところも少しあります。いずれDVDを見て解決できればと思います。  公式サイトで予告を見ていたら映画を見る前に結末が判っちゃったのがちょっと残念でした。予告編の作り方をもう少し考えて欲しいです。
カオナシ3号さん [映画館(字幕)] 7点(2005-05-21 23:34:15)(良:1票)
7.《ネタバレ》 主役アシュトンがデミ・ムーアの彼氏だとか、細かいツッコミとかなしで、久々に切ない気分を味わえました。記憶が消えていた理由がわかった時は嬉しかった。ありそうな家庭事情に、最近増えていると思われるキャラクターです。綿密に書かれたらしい脚本とか子役の本気の演技で結構ストーリーに最後までのめってたと思う。嬉しかったのは子役がちゃんと成長した役者に似ていた。自分もきっと大好きな人が死んじゃったら納得行くまでやり続けそう、だけど最後に彼が選んだ道は、パンフにも書いてたけど究極の愛のカタチなんでしょうか。すれ違っても彼は追いかけず前を進んで行っちゃった。とことん彼女を愛しちゃったんでしょうか。とっても切なくて・・・。唯一の救いは、一瞬の彼女との幸せな大学生活かな。後はどん底。人生、一つ狂うと大きいと教訓になりました。
さくらさん [映画館(字幕)] 8点(2005-05-21 17:01:16)
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6.《ネタバレ》 主役のカッチャーはモデル上がりで本国で大人気。おまけにコメディ系が得意だそうですが、全く知らなかったので変な先入観を持たず素直に見られました。まぁ見た瞬間ジャック・ブラックに似てるなぁと思いましたけどw。 過去に戻り運命を変える。その結果に若干突っ込める疑問点があるが、脚本と演出はそれをさせない緊張感、スピード感、上手さがあった。結局はある程度の決まっていたレール(運命)に収まった訳だが、その全ての過程が分かっている主人公にはあの最後は確かに切ないわ…。お見事! 別バージョンのエンディングがあるようですが、こっちのエンディングの方が良いですね。説明されてましたが、バタフライ・エフェクト=ある場所で蝶が羽ばたくと地球の反対側で竜巻が起こる。はじめの条件のわずかな違いが将来の結果に大きな差を生み出す、というカオス理論というタイムパラドックスに関する言葉だそうですが、なるほどなぁとイロイロ考えさせられましたね。 
ロカホリさん [映画館(字幕)] 9点(2005-05-16 22:59:35)
5.《ネタバレ》 わたしも「バック・トゥ・ザ・フューチャー」が頭をよぎった。っていうか、脚本「デッドコースター」の方々なんですね。内容は・・・なんと言ってもトミーの豹変振りがすごかった・・・。
チャコさん [映画館(字幕)] 7点(2005-05-16 16:38:17)
4.《ネタバレ》 あまり期待しないで行った分、得したかもしれない。最初の方で妙なカメラアングルから突然人がフレームに入ってきて驚かせたり、唐突にドン! と大きな音がしたりするので、「ああ…この映画も某インド人監督の物まねか…」と思ったけど、後半はどんどん引き込まれた。かなり最後の方で主人公のアシュトン・カッチャーが医者に「日記はないんだ…」って言われた段階で、「ええっ! そんな陳腐なオチなの!」とイスからずり落ちそうになったものの、そうではなく、ラストはちゃんと観ている人の気持ちが落ち着くような、それでいて切ない終わり方になっていた。分からなかったのは、主人公が幼い時に描いている殺人の絵。あれにも別のストーリーがくっついていたけど、カットされたのかな。主人公の人生がどんどん変わるのに、乗ってる車だけはいつも一緒なのがおかしかった。カネがないのか、監督がトヨタセリカ(でしたよね?)に思い入れがあるのか。それと、アシュトン・カッチャーは「頭のちょっと足りないアメリカのそこらの兄ちゃん」みたいな演技しか見たことなかったけど、この映画で見直した。パンフにも書いてあったけど、ダークな「バック・トゥ・ザ・フューチャー」てなところかな? 僕は「メメント」を観た時の感じを思い出した。
しまうまさん [映画館(字幕)] 7点(2005-05-14 19:17:36)
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3.《ネタバレ》 あまり予備知識を仕入れずに行ってしまったワケですが。最初の30分はえ~、え~ってなかんじで、アメリカってこんな子ども時代ってアリなのか~!!好きな女の子が将来、死んでしまうことを知ってそれを阻止しようと、タイムトラベルしちゃう男の子の話。ぐらいに思って見に行ったので、結構度胆抜かれました。でもこういうありえない話って嫌いじゃないかも。過去を変えようと思ってもそうそう思ったとおりの結果にはならないようだ。最後は含みを持たせたハッピーエンドでしょ。PG-13なのはなぜかなと思って行って、それは特に子ども時代のところなんだろうけど、こんな映画、子どもは見る必要アリマセン。 
Maryさん [映画館(字幕)] 6点(2005-05-14 14:35:29)
2.過去を振り返り、「もし、あの時こうしていたら…」という人生シミュレーションを描く映画は珍しくありませんが、その多くは「現状が一番幸せ」的な教訓めいた話になってしまう。本作がそれらの映画と違うのは、主人公が納得するまで際限なく人生シミュレーションが繰り返される所。これを新しいと感じた方(若しくはアシュトン・カッチャーを少しでも長く見ていたい方)は宣伝通りの「切ないハッピーエンド」を迎えられ、しつこいと感じた方は「ようやく辿り着いた結末」を迎えることになります。私は後者に近い。しかも、良く練られた脚本に見えて、この主人公のタイム・トラベル能力(?)とその「エフェクト」には非常に大きな穴がある(タイトルも大袈裟すぎる気がするし…)。これは細かいことを気にしないで楽しむのが得策です、5点献上。
sayzinさん [試写会(字幕)] 5点(2005-05-13 00:13:03)
1.今までに観たことがないタイプの良作。人間の精神的な部分をかなり緻密に描いている。過去を少しだけ変えることができる男の話だが、この作品からは「過去は絶対に変えることはできない、選択を誤るな」というメッセージが確実に伝わってきた。日常生活で後悔することはたくさんあるけれど、それを一つ一つ受け止めることしか僕らはできない。常に前を向いて歩こう。そんな風に思わせてくれる作品だった。
こばやんさん [DVD(字幕)] 9点(2005-02-13 03:31:43)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 313人
平均点数 7.50点
000.00%
110.32%
210.32%
341.28%
482.56%
5154.79%
63310.54%
77724.60%
89730.99%
95818.53%
10196.07%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.24点 Review37人
2 ストーリー評価 8.21点 Review61人
3 鑑賞後の後味 8.11点 Review62人
4 音楽評価 7.17点 Review46人
5 感泣評価 6.67点 Review46人
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