13.あ~疲れた。最初から最後まで緊張感ありまくりって感じ。心身ともに健康なときに観るのをお勧めします。 【miso】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-05-31 21:59:56) |
12.《ネタバレ》 導入部からグングン引き込まれた。3家族の子供時代の家庭環境を丁寧に描き、ケイリーの自殺で「えっ?」と思わせたところから、新たなストーリーが急転直下で始まる。見事な脚本!しかし、各々大事な場面ではあるが、フラッシュ・バックが多過ぎて途中から萎えてしまった。前半の静かな緊張感と比較して後半が展開が激しすぎて、テンションを維持しきれず。ラストはもの悲しいハッピーエンドなのだが、先日観た『エターナル・サンシャイン』とダブッテしまった。~本来結ばれるべき運命の2人は、どんなに世界が変わろうと、必ず再び巡り会って、恋に落ちる~私は『エターナル~』の哲学を支持したいな。それにしても、主要俳優のフラッシュ・バックごとの演技の切り替えは素晴らしく、この映画の魅力のひとつになっている。 【つむじ風】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-05-30 03:21:28) |
11.《ネタバレ》 予告を見たときからこの映画を見たくて見たくて仕方なくて、でもアシュトン・カッチャー君の今までに出ていた映画はラブコメが多くて、そのイメージを払拭したいがためにこういうシリアスな内容の映画を選んだという思惑みたいなのが、私の頭の中によぎってそれにひっかかってはいけないと強がっていました。しかし、オアシスの「Stop Crying Your Heart Out」を聞く度にその強がっていた頑なな姿勢は少しずつ溶かされ、ついに公開終了直前(関西某所)に見に行きました。見終わった後、私は自分自身がとても恥ずかしくなりました。こんな良い映画を見るのを我慢していたなんて(笑)何度も何度も過去に戻り自分で現在・未来を変えようとする主人公、しかし過去の記憶が脳内で書き換えられる変化に伴い内出血が起こり彼自身の命が危なくなる。でも彼はやめようとしない。それは誰もが持っている「今思うとあのときこうすれば良かった」という過去への後悔という想いと誰よりも愛する女性ケイリーを守りたいという愛という想いがそうさせている、そしてその女性を守るために彼がとった悲しい方法に私の心は悲鳴をあげていました。「悲しすぎる、どうにかならんのか!」と・・・(汗)涙は出ませんでした。それはたぶん私には彼のような何もかも犠牲にして守りたいと思えるような愛する人がいないからなのかもしれません。でもこの映画には「蝶の小さな羽ばたきでも、地球の裏側では嵐を起こすもある」という、「自分自身が起こした些細な行動はいずれ大きな意味を持つことがある」ということを改めて教えられました。たぶんアシュトン・カッチャー君もそういうメッセージ性の強いところにひかれたんだと思います。もがき苦しみながら神に逆らうような行為を繰り返し、その結果罰ともとれるような体の異変に苦しむ主人公を熱演している姿を見るとこの役は彼にしか出来ないと思ってしまいました。たぶんデミ・ムーアのこともそこまで愛しているんでしょう(笑)人とはやり直すことができない過去への後悔や悲しみを背負ってでも生きていかなければいけない悲しい生きものなんですね、きっと。でもそれでも生きていけるのは未来への希望や現在存在する愛などの支えがあるからなのかもしれません。なんか「素晴らしき哉、人生」以来の人生観の変わるような映画でした。 【はがっち】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-05-29 17:18:15) (良:3票) |
10.展開が読めてしまう映画が最近は多いですが、この映画は最後まで展開が読めず楽しめました。 【たま】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-05-28 21:27:16) |
9.《ネタバレ》 とてもよかったです。でも、結局出会わないでいたほうが(というより仲良くしないでいたほうが?)一番幸せだったなんて、皮肉すぎるし切なすぎる!しかも、彼女のいない毎日をその後エヴァンが生き続けるのかと思うと、悲しくて仕方ないです。それとも傷は残るけど案外平然と生きていくんでしょうか。とにかく本当に切ないハッピーエンドでした。 【aimee】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-05-23 17:10:30) |
8.《ネタバレ》 タイムトラベルの話しは好きなので期待通り良かったです。とても期待して見始めたら、最初に少年時代の話しをこんなにするとは思っていなかったし、ロリコンの場面が出てきたり、かなり面食らいましたが、テンポよく話しがどんどん進むので引き込まれてみました。全編を通してスキやムダのない話しで、悲恋でありながら、後味が悪くならない、ちょっと切ない話しでした。 自分の幸せよりも母親の幸せ、彼女の幸せを願う気持ちが彼にとっての救いになったのだと思います。 今から思えば、子供のころに描いた殺人の絵とか、幼少時のフィルムを見ながら机の下で書いたメモ書きは何の役に立ったのかとか、判らないところも少しあります。いずれDVDを見て解決できればと思います。 公式サイトで予告を見ていたら映画を見る前に結末が判っちゃったのがちょっと残念でした。予告編の作り方をもう少し考えて欲しいです。 【カオナシ3号】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-05-21 23:34:15) (良:1票) |
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7.《ネタバレ》 主役アシュトンがデミ・ムーアの彼氏だとか、細かいツッコミとかなしで、久々に切ない気分を味わえました。記憶が消えていた理由がわかった時は嬉しかった。ありそうな家庭事情に、最近増えていると思われるキャラクターです。綿密に書かれたらしい脚本とか子役の本気の演技で結構ストーリーに最後までのめってたと思う。嬉しかったのは子役がちゃんと成長した役者に似ていた。自分もきっと大好きな人が死んじゃったら納得行くまでやり続けそう、だけど最後に彼が選んだ道は、パンフにも書いてたけど究極の愛のカタチなんでしょうか。すれ違っても彼は追いかけず前を進んで行っちゃった。とことん彼女を愛しちゃったんでしょうか。とっても切なくて・・・。唯一の救いは、一瞬の彼女との幸せな大学生活かな。後はどん底。人生、一つ狂うと大きいと教訓になりました。 【さくら】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-05-21 17:01:16) |
6.《ネタバレ》 主役のカッチャーはモデル上がりで本国で大人気。おまけにコメディ系が得意だそうですが、全く知らなかったので変な先入観を持たず素直に見られました。まぁ見た瞬間ジャック・ブラックに似てるなぁと思いましたけどw。 過去に戻り運命を変える。その結果に若干突っ込める疑問点があるが、脚本と演出はそれをさせない緊張感、スピード感、上手さがあった。結局はある程度の決まっていたレール(運命)に収まった訳だが、その全ての過程が分かっている主人公にはあの最後は確かに切ないわ…。お見事! 別バージョンのエンディングがあるようですが、こっちのエンディングの方が良いですね。説明されてましたが、バタフライ・エフェクト=ある場所で蝶が羽ばたくと地球の反対側で竜巻が起こる。はじめの条件のわずかな違いが将来の結果に大きな差を生み出す、というカオス理論というタイムパラドックスに関する言葉だそうですが、なるほどなぁとイロイロ考えさせられましたね。 【ロカホリ】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-05-16 22:59:35) |
5.《ネタバレ》 わたしも「バック・トゥ・ザ・フューチャー」が頭をよぎった。っていうか、脚本「デッドコースター」の方々なんですね。内容は・・・なんと言ってもトミーの豹変振りがすごかった・・・。 【チャコ】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-05-16 16:39:23) |
4.《ネタバレ》 あまり期待しないで行った分、得したかもしれない。最初の方で妙なカメラアングルから突然人がフレームに入ってきて驚かせたり、唐突にドン! と大きな音がしたりするので、「ああ…この映画も某インド人監督の物まねか…」と思ったけど、後半はどんどん引き込まれた。かなり最後の方で主人公のアシュトン・カッチャーが医者に「日記はないんだ…」って言われた段階で、「ええっ! そんな陳腐なオチなの!」とイスからずり落ちそうになったものの、そうではなく、ラストはちゃんと観ている人の気持ちが落ち着くような、それでいて切ない終わり方になっていた。分からなかったのは、主人公が幼い時に描いている殺人の絵。あれにも別のストーリーがくっついていたけど、カットされたのかな。主人公の人生がどんどん変わるのに、乗ってる車だけはいつも一緒なのがおかしかった。カネがないのか、監督がトヨタセリカ(でしたよね?)に思い入れがあるのか。それと、アシュトン・カッチャーは「頭のちょっと足りないアメリカのそこらの兄ちゃん」みたいな演技しか見たことなかったけど、この映画で見直した。パンフにも書いてあったけど、ダークな「バック・トゥ・ザ・フューチャー」てなところかな? 僕は「メメント」を観た時の感じを思い出した。 【しまうま】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-05-15 00:48:48) |
3.《ネタバレ》 あまり予備知識を仕入れずに行ってしまったワケですが。最初の30分はえ~、え~ってなかんじで、アメリカってこんな子ども時代ってアリなのか~!!好きな女の子が将来、死んでしまうことを知ってそれを阻止しようと、タイムトラベルしちゃう男の子の話。ぐらいに思って見に行ったので、結構度胆抜かれました。でもこういうありえない話って嫌いじゃないかも。過去を変えようと思ってもそうそう思ったとおりの結果にはならないようだ。最後は含みを持たせたハッピーエンドでしょ。PG-13なのはなぜかなと思って行って、それは特に子ども時代のところなんだろうけど、こんな映画、子どもは見る必要アリマセン。 【Mary】さん [映画館(字幕)] 6点(2005-05-14 14:35:29) |
2.過去を振り返り、「もし、あの時こうしていたら…」という人生シミュレーションを描く映画は珍しくありませんが、その多くは「現状が一番幸せ」的な教訓めいた話になってしまう。本作がそれらの映画と違うのは、主人公が納得するまで際限なく人生シミュレーションが繰り返される所。これを新しいと感じた方(若しくはアシュトン・カッチャーを少しでも長く見ていたい方)は宣伝通りの「切ないハッピーエンド」を迎えられ、しつこいと感じた方は「ようやく辿り着いた結末」を迎えることになります。私は後者に近い。しかも、良く練られた脚本に見えて、この主人公のタイム・トラベル能力(?)とその「エフェクト」には非常に大きな穴がある(タイトルも大袈裟すぎる気がするし…)。これは細かいことを気にしないで楽しむのが得策です、5点献上。 【sayzin】さん [試写会(字幕)] 5点(2005-05-13 00:13:03) |
1.今までに観たことがないタイプの良作。人間の精神的な部分をかなり緻密に描いている。過去を少しだけ変えることができる男の話だが、この作品からは「過去は絶対に変えることはできない、選択を誤るな」というメッセージが確実に伝わってきた。日常生活で後悔することはたくさんあるけれど、それを一つ一つ受け止めることしか僕らはできない。常に前を向いて歩こう。そんな風に思わせてくれる作品だった。 【こばやん】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-04-01 14:41:28) (良:1票) |