340.《ネタバレ》 鑑賞3回目にして初めて犯人役がケビン・スペイシーだったことに気づいた・・。あらためて見ると、序盤とか、伏線はりまくりの展開も楽しい(カメラマンにわざわざ名前を知らせちゃったり・・・)し、ラストの悲壮感も見事。3回目でも評価は変わりませんでした。最初に映画館でみたときは、犯罪の「完成」っぷりに妙なカタルシスを感じたものでしたが、今回はミルズの葛藤と絶望がじわじわと押し寄せてきて、いい意味でのバッドエンドを味わうことができました。そういえば、犯人は途中で予定を変えたっていってたけど、もともとはどんな予定だったんだろう。グウィネスは死なずにすんだのかな? 【ころりさん】さん 9点(2004-04-19 01:51:52) |
339.非常に優れている、といえる映画。それでもこの点数なのは、見てハッピーになれる映画ではないから。特にブラピ演じるミルズ刑事にとっては、悪夢が続いていくだけ…。全体的に暗いが、惹き付ける力を持った作品だと思う。サスペンス映画にありがちな、銃撃戦のシーンばかりというわけではなく、二人の対照的な刑事のやりとりが魅力的。そこに絡む、七つの大罪に関する殺人。でも、この映画の魅力は、やはりラストにあると思う。「envy」(嫉妬)と「wrath」(憤怒)という罪。そうか、そう持ってきたか…。しばし溜息。考えさせられる。ちなみに、「wrath」を英英辞典で引いてみると次のように書いてあった。「extreme anger」 【mhiro】さん 7点(2004-04-19 00:51:07) |
【犬】さん 7点(2004-04-18 23:46:39) |
337.後味の悪さでは断トツだが傑作だ。肩がパンパンになるような緊迫感と恐怖でグイグイ引っ張っていくが、ブラピの魅力を見せるファンサービスも忘れないのを見てると、ああ、これってスターの映画なんだ。娯楽映画なんだ!と実感した。悪が、それも全く同情の余地のない、歪みきった正義を内に秘めた悪が勝利を収めるという救いのないラストではあるが、「この世は戦う価値がある」という言葉に圧倒される。これほど病んだ絶望を叩きつけられても希望を捨てないアメリカって・・・・こちらの理解を超えるな。これから日本でも、こういう犯罪が増えるような気がするよ。また、こういう犯人をヒーロー扱いする人も増えるだろうな・・。そうなりつつあるしね。 【ひろみつ】さん 9点(2004-04-18 22:45:38) |
336.自分も終盤は祈りながら見ていた。しかし、それが裏切られた時のあの絶望感…。劇中のブラピでなくともパニクりかけた。綺麗にまとめるのであれば、やはりあそこでブラピには堪えて欲しかったけど、あれで仕方無いよなとも思う。結果的には「負けた」ことになるとはいえ、誰にも彼を責められないだろうと。とまあ、いろいろ考えてしまう。確かに後味が悪い。が、映画としてはそれで大成功なのだろう。役者陣の演技は、いまさら言うまでもないが素晴らしかった。 【カシス】さん 8点(2004-04-01 20:01:07) |
335.やっぱ、ラストですね。自分は案外、こういう 終わり方のほうが好きだったりもする。 【幕ノ内】さん 7点(2004-03-30 21:35:02) |
334.『最高傑作』この一言で済ませてしまうのが本当に惜しいほど、衝撃的かつ傑作としか言い様のない作品。この映画が、ここまで質が高くなった理由は主に3つある。①映像 D・フィンチャー独特の映像美が、無残で猟奇的な殺人現場のムードと、映画自体の暗さを引き出しており、普通なら緊張しないような場面でも何故か緊張してしまう。 ②キャスト モーガン・フリーマンの演技もさすが。だけど自分は、どうしてもブラッド・ピットの演技に魅了されてしまう。特にラストの演技には、もう鳥肌がたった。彼がいなければ、映画にこれだけのボリュームを出せただろうか?答えを出すならばそれは勿論「NO」である。 ③衝撃の結末 見終わった後、あまりにも衝撃的な結末と、見る側の感情を逆撫でするような編集方法には、恐怖さえ覚えた。だけど、どうだろう?確かに後味は悪いかもしれないし、好き嫌いがハッキリと分かれると思う。でも、この様なアン・ハッピーエンドの映画こそ、傑作を生むのではないだろうか?「未来世紀ブラジル」「猿の惑星(‘68)」そしてこの「セブン」・・・・。どれも映画史に少しではあるが名を刻み、未だにその名を光輝かせている。それは何故なのかと言えば、ハリウッド映画が『どんなピンチに陥っても、最終的にはめでたしめでたしで終わる』という固定概念を、観客に知らず知らずの間に植え付けていたから。しかし、これらの映画はどうだろう?『最後は無事に解決させて終わる』という観客の予測を見事に打ち砕き、しかし観客の心にそのタイトルと内容をしっかりと刻み込んだから。そう、『ハリウッド映画=ハッピーエンド』という考えを、真正面から打ち砕いたのだ。鑑賞後の後味や、ハッピーエンドをどうしても大事にしたい人に、無理には勧めない。しかし、是非ともご覧になって欲しい一作である。 |
333.随分と評判が良かったので観賞しました。ラストは後味が悪いというかなんと言うか。6番目の殺人理由の「ねたみ」(でしたよね)って何か関係ありました?その辺が見てて全くわかりませんでした。ブラピの奥さん役でグウィネス使ってるんで,もう少し登場シーンがあるかと思いましたが,随分と登場シーンが少なくて完全な脇役扱いでしたね,後のアカデミー女優が。 【北狐】さん 5点(2004-03-22 17:00:56) |
332.《ネタバレ》 全てはラストがえーーーーーっていうのが無ければ良かったんですがね。いろいろ犯人像を考えているところに犯人登場も、裏切りっていると言えばそうかもしれないけど、観てる側に面白い思いはさせないのか?と言いたくなります。しかし、そこに辿り着くまでは文句無く惹きつけられました。それ故に、犯人に翻弄されるだけのラストには、ここで終わっちゃうの???という感じがしました。 |
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330.結構ハラハラして見ていられました。でも皆さんが書いておられるように最後が・・・何かしら予想は出来たんですけど。ちょっと残酷ですね。 【ゆきむら】さん 6点(2004-03-17 03:55:31) |
329.トラウマになってもうた映画。怖い怖すぎ、何が怖いのか理解できひんのが、また怖い。精神逆なでする映画やねんけど、不思議とまた観たくなるねん。なんでやろ。俺がおかしいの? 【なにわ君】さん 10点(2004-03-15 20:40:32) |
328.最後の罪は反則だ。あれはダメ・・ブラッド・ピットは何をするにもあまり表情変わらないから下手糞に見える。最後はくしゃくしゃになってたけどもね・・ 【モチキチ】さん 4点(2004-03-13 11:21:56) |
327.暗く、辛く、重い内容。インパクトが強烈で、 観終わって一週間は頭から離れませんでした。 なぜか面白かったと思ってしまう... なぜだ?なぜなんだ・・・? 【ボビー】さん 9点(2004-03-08 18:13:06) |
326.《ネタバレ》 煽られたなぁ。。。嫌な暗示を感じながら「たのむ~そうでない結末であってくれ~」という願いむなしく、ドーンと気持ちを落とされたエンディングだった。作品としての質をどーだこーだ評論できるほど映画通ではないが、ただただストーリーにダメージを受けた。 結局ミルズの奥さんだけは7つの大罪とは関係なく殺されてしまったわけですよね。その悲哀さがとても痛い・・・ 夜に見たのですが、とても眠れる心境ではなかったので、後日見るつもりで一緒にレンタルしていた「猟奇的な彼女」を続けてみることにした。癒しを求めて・・・(「猟奇的な彼女」のレビューへ続く) 【ねぎたろう】さん 4点(2004-03-08 11:14:29) |
325.おもしろかった。完成度の高い映画でした。 が、あのエンディングで-1点。いくらなんでも、ひどすぎです。 【よしふみ】さん 7点(2004-03-07 11:19:27) |
324.最後がむごすぎます。「ヒッチャー」は許すがこれは不可。 【青い車】さん 5点(2004-03-04 05:43:56) |
323.今更言うまでもないけれども、一級品のサスペンス。これほど衝撃的なラストもナカナカ無いでしょう。ラストシーンのブラピのあの演技にも参りました。文句なく満点。 【ゆうしゃ】さん 10点(2004-03-03 13:20:20) |
322.猟奇ものは苦手なのに知らずに見てしまった映画。で、一気に最後まで画面に縛り付けられてしまった。もう二度と見ることはないが、これは傑作でしょう。ブラピはいい味出してる。彼は作品選びのセンスがあるなあ。 【ロイ・ニアリー】さん 9点(2004-03-02 18:25:48) |
321.《ネタバレ》 劇場で観に行って以来、まだ一度も見返す事は無いけど、こんなに救われない、主人公が負ける(とゆう表現は結構幼稚ですが)最後を描いた監督に拍手。あまりに圧倒的過ぎて、最初の衝撃を忘れたくなくて、繰り返して観る事を未だに躊躇ってしまいますが、一生忘れられない、素晴らしい作品です。 【n@omi】さん 10点(2004-02-29 00:41:30) |