35.殺陣シーンは疾走感抜群で冴えまくり。これだけでも十分価値がある。 たけしvs浅野は意外とあっさりで拍子抜け。対して旅芸者の姉妹の話はやたらとクドイ。コントにしても、たけしらしくて面白いけど、余計にあって映画そのものが安っぽくなっちゃった。もっとも、普段見ない時代劇に親しみをもって観れた気もする。 【ダージン】さん 6点(2003-10-18 02:50:03) |
34.北野武の作品はあまり好きじゃないけど、これに関しては殺陣、タップ、映像、どれをとっても完璧です。 【腸炎】さん 10点(2003-10-17 17:34:47) |
33.壮絶な殺陣、タップ、復讐姉妹のあでやかな舞い、そのアイディアの卓抜さ、豊穣さ、絵の美しさ、編集のうまさ、いずれもまさに映画的で舌を巻くほど素晴らしい。 ただし、ガタルカナル・タカを使った一連のコメディ・シークエンス。これらがいずれも凡庸でまるでおもしろくない。市のまぶたに目玉の絵を書いて笑いを取るなんて、そんな安手のTVコントみたいなシーンは必要だったのだろうか。満員の映画館もせいぜい「クスリ」というくらいで、ギャグというギャグは明らかにすべっていた。 でもたけし映画ってどれもそういう傾向ない?天才北野武の映画における唯一のウィークポイントが「笑い」というのがおもしろい。 【ウェルテル】さん 9点(2003-10-16 22:58:20) |
32.《ネタバレ》 ネタ帳に書き連ねたのが目に浮かぶような、アイデア満載時代劇でした。市の目に関する最後の二段落ちからタップダンスにかけては印象的なラストとなった。血糊だけ色を出して白黒映画にしたのも見てみたい。ストーリーの中だるみと復讐姉弟の演技の拙さ、親玉の意味不明行動が少々気になりました。 【チューン】さん 8点(2003-10-15 00:43:23) |
31.《ネタバレ》 時代劇はほとんど見たことがないけど、タップなどエンターテイメント要素が入っていて見やすかった。浅野忠信の強さをずっとみせておいて武との対決ではあっけなく負けてしまったのに拍子抜け。でも殺陣シーンはスピード感があってかっこよかった。 【ジョナサン★】さん 7点(2003-10-13 16:08:16) |
30.ズバシャッ、グバシャッ、空前絶後のザックリ感、圧倒的な爽快感。 このスピーディな殺陣は、黒澤明監督が『用心棒』でチャンバラに効果音を用いたこと以来の革命かもしれない。 ”エンターテインメント”を忘れた日本映画界、武の座頭市がブッタ斬るっ!! 【紅蓮天国】さん 8点(2003-10-12 22:18:23) |
29.北野武的な映像美に満ちた作品。 斬りあいのシーンがすごくかっこよかった これに比べたら「暴れん坊将軍」なんてだめだめですね 【BAMBI】さん 8点(2003-10-12 20:41:57) |
28.《ネタバレ》 殺陣のほとんど見えないスピード、音がカッコいい!それまでの武映画とは違った感じだったけど、武にこんなカッコいいセンスがあったとは。ラストのタップで兄弟が少年時代の姿になるけど、あれは一緒に見た友達と『どんな意味あったんだろ』って話してたけど、出演者みんなでタップやりましたよ。っていうのを見せたかったんじゃないかって結論に至った。ま、どうでもいいけど。とにかく武も浅野もカッコよかったなー。ラストの一言はありきたりかもしれないけどキッズリターンと同様、心に残った。また見たい。 |
27.殺陣は迫力!いままで『時代劇は血が出ない、倒れているべき死体が消える、テンポが遅い』なんて感じてたものが一掃された。ちょっと残酷に思えた音や血も、もしなくしてしまったら緊張感がなくなってしまうので効果的だったと思う。裸に鎧の男=『どですかでん』のオマージュ(?)も笑いました。武も時代劇も好きなので、つっこみどころも気になりませんでした(笑) 【ウメキチ】さん 8点(2003-10-10 18:12:10) |
26.斬り合いのシーンの音がスゴイ!切られた側が痛そうというよりも、切るほうは結構手ごたえがあって、力がいるんだな、って感じが伝わってきました。ビートたけしの主人公、わりと落ち着いていて頼れる人って感じで好感が持てた。ほかの出演者の人たちもみんな個性的で、仇討ち姉弟の弟の幼少時代の子も踊りが上手だった。最後のタップのシーンでその姉弟が子供時代から今の姿に変わるところが、いかにも変身したという感じでちょっと違和感があったかな!?でも、一瞬、ウルッときましたよっ。 |
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25.いつもの単純なストーリー。いつもの視覚から入ってくる痛覚。いつもの内面をゆさぶる情感、これだけは前作以来影を潜めました。その代りにこれでもかの浅草芸人的旺盛なサービス精神。素直に楽しみましょう。これが北野の新境地! 【S.A.G.A】さん 9点(2003-10-02 20:38:35) |
24.ストーリーは単純なのに新鮮。最後のタップが良かった!その後の科白は無い方がいいです(笑)。北野武ってこんなにセンスあったっけってくらいハイセンスだと思いました。 【もちもちば】さん 9点(2003-10-02 02:02:43) |
23.劇場効果かも知れませんが面白かったです。斬殺音に重厚感があり、スピード感も凄いし、個人的には革命的に好きなチャンバラです。やたら殺しまくるのも北野監督らしく(?)て笑ったし。裸の落ち武者は最初ダチョウの上島かと思ったけど流石にそこまではフザケなかった様なので好感。 【為替差損】さん 7点(2003-10-01 20:53:40) |
22.7点にしようかと思ったけど・・・ゲタップに免じて8点。座頭市の迫力、殺陣の格好良さにはもう脱帽。殺陣の格好良さは、黒澤明をも超えたと思う。ただ難点が、北野映画の核ともいうべき、絶妙な「間」がどっかにいっちゃった事。よく分からないスローモーションとか、ムダに長いシーンが結構あって、全然北野映画って気がしなかった。浅野忠信の過去を割と丹念に描いたのも、必要性が分からなかった。しかし、そんなのを全て吹き飛ばす最後のゲタップ。絶対映画館で見るべき。もう大団円ッッて感じで最高。あれを観るだけでも価値がある。しかし「座頭市」は武がリメイクしてくれるのに、なんで「用心棒」は「旋風の用心棒」なんてのになっちゃうんだ。ジェラシー。 【C-14219】さん 8点(2003-09-28 23:22:13) |
21.《ネタバレ》 うーん。ただ座頭市がカッコイイ!殺陣がよい。怖い。でもあとはとくになし。。最期の台詞もありきたりで。。ストーリーはなんか変化のないしつまらない感じ。笑えるところもあるけど。 【うらわっこ】さん 4点(2003-09-28 20:03:56) |
20.殺陣が大迫力でした。今まで見た時代劇ってひらひらした感じで現実感が全然なかった。が、これは本当に痛そうで命のやり取りがされているっていうのがビンビン伝わってきました。途中に挿入されている笑い、ダンスなんかも物語にいいリズムを作っていて飽きずに見れました。金髪座頭市かっこよすぎ! 【もらい泣き】さん 9点(2003-09-28 08:14:04) |
19.映画館で拍手が起こった映画に初めて出会った。気持ちいいほどどんどん斬っていくし、話のテンポがよくてあっという間だった。和服でタップにはかなりやられた。「大衆演劇」といのが、ところところ織り交ぜられてて時代背景が良く出ていた。あと、柄本明。やっぱいい俳優ですな。 【いざ、ベガス】さん 8点(2003-09-28 02:21:07) |
18.楽しい時代劇だけど、勝新太郎の座頭市より上とは言えないかも知れない。 |
17.ベネチア国際映画祭でスタンディングオベーションを受けた理由がよく解った。私の中では今まで見た邦画の中でダントツ一位!です。とにかくスピード感が素晴らしい!こんな時代劇見た事ない!そして監督自ら演技指導をしたという殺陣はお見事!あとガダルカナルタカさんにはかなり笑わせていただきました。もう映画館で笑いをこらえるのに必死。斬新な殺陣の合間にお笑いとしてのビートたけしの姿がチラチラ見えるのもGood!また終始リズミカルな音楽とタップダンスも最高。ラストの展開にはかなりびっくりしました。とにかく文句ナシの10点☆ 【蘭】さん 10点(2003-09-27 02:15:26) |
16.まさに、世界に挑戦する日本の映画という感じがしました。部分部分はよかったけれど、全体としてみるとすごく平坦な印象が。これを見て勝新太郎の座頭市も見てみたいと思いました(勝新のほうがよさそう、面白そう)。ほかの北野武作品も見てみたいと思いました(もしかしたら他の作品のほうが私に合うかもしれない)。そう思わせてくれただけでもよかったかな。 【るいるい】さん 6点(2003-09-22 23:30:58) |