44.予告を見て全てを出し尽くしてるな、見に行ってもどうしようもないかな・・・などと思っていたのに見事に予想を裏切られた。予告を見て失望している人がいたらそんなこと無いので大丈夫。前作の時点では駄作だと思っていたのだが、ところがどっこい本作は最初の1時間は引きずっているものの、後半はそれらを見事吹き飛ばす、むしろ前作があってこその本作だと感じさせる作品に仕上がってる。俺は前作の話が理解出来ない部分が結構あったので駄作だと思ったのかもしれない、本作ではそこの部分の解明が後半で出来ているのでわかり易く、しかも感動させる仕上げとなっている。よって前作を見てから見ることをオススメする。ま、結局正体が彼女にバレると彼女に危険が生じるって全く理解できずじまいではあるけどね。 【taron】さん 8点(2004-07-16 18:57:04) |
43.ドクター・オクトパスの金属製アームに、『死霊のはらわた2』から『キャプテン・スーパーマーケット(死霊のはらわた3)』以来の、サム・ライミ監督らしい“腕(アーム)”へのこだわり(?)がうかがえる(あの手術室でのチェーンソーなど、間違いなくセルフ・パロディだ)。 そして、1作目に引き続いて、デビュー前からの盟友ブルース・キャンベルに“おいしい”出演シーンを用意するなど、これほどまでの大作でありながら、この男のオタクごころというか、由緒正しき(?)マニアぶりにはつくづく心和ませられるものがあるってもんだ。 (それにしても、このブルース・キャンベルという男、フランク・ダラボン監督の『マジェスティック』にもやっぱり“おいしい”役で顔を出していたっけ。すっかり「カメオ役者」になっちゃったなぁ…というより、日本じゃ“感動大作系”の巨匠扱いのダラボンが、実は「単なるマニアな人」だったことを自ら表明しているって感じで、痛快だ。いいぞ、ダラボン!)。 そんな一方、『ダークマン』では“オペラ座の怪人”をB級アメリカン・コミック風に映画化してみせたライミが、『スパイダーマン』シリーズにおいて、正調アメコミの世界を現代における“ビルドゥングスロマン(教養小説)”へと昇華してみせたことを、ここで指摘しておきたい。 他のアメコミのヒーローたちが、結局のところ単なる「幼児退行」したオメデタイ野郎か、ほとんどサイコパスな「神経症」病みであるのに、『スパイダーマン』は、「強大な“力(パワー)”を持ったがゆえの苦悩と孤独」を生きざるを得ない青年を描く。それは、ゲーテの『ヴイルヘルム・マイスター』やトーマス・マンの『トニオ・クレーゲル』などの「才能(パワー)があるゆえに孤独と苦悩を生きる若き芸術家の肖像」と、同じ物語なのである… 『スパイダーマン』シリーズが、他のアメコミの映画化作品と決定的に異なるのは、そうしたマニアックなB級センスと、古典的かつ普遍的なテーマを共存させた“世界観”の違いだとぼくは思う。…とにかく、素晴らしいッ! 【やましんの巻】さん 9点(2004-07-16 13:30:39) |
42.《ネタバレ》 ”1”で、すっかりスパイダーマン気に入ってしまった口です。・・あれから2年・・自分が歳をとったのか・・それとも自分の中の子供心に響いたのか・・感動して泣いてしまいました(笑)・・たしかに”ギャラリーの目の前で核融合?””叔母さん元気すぎ”といったマンガ部分と、”悪役がブヨ腹””ヒロインが美人じゃない”というような、ある意味リアルな部分がイヤという人も多いようですが・・自分はいい具合に入り込めました。・・まずドク・オクのアームのデザイン、動き、音、そして”モンスターのままでは死なん”・・やられました。そして、なんといってもピーター。ウジウジ描写だって、”必ず彼は戻る”ってマンガ的予定調和も親近感もあるから、おもしろかったです。・・たった一人で悪に立ち向かっても、報われないことばかり、家賃まで払えない・・葛藤の末、選んだ正義・・ボロボロになって行く姿、顔を見られた人達との一連のやり取りには、ほんと涙が出ました。。映像のクオリティもいいです。CGっぽさが目立つところもあったけど、元々マンガだし全く気になりません。浮遊感、爽快感は言うに及ばず、電車から高架下にたたき落とされる場面の、映像の奥行きと言うかスケール、すごいです。3作目の前振りもワクワクしました。ラストのMJの堅い表情に、2人の前に立ちはだかるであろう暗雲を感じるけど・・次作公開予定2007年・・ピーターのさらなる成長と苦悩、活躍を期待します。P・S:ブルースキャンベル今回『靴のひもが弛んでる』『ネクタイも・・』あげく『途中入場はできません』とピーターに意地悪してまましたが・・”3”にももちろんでるんでしょうね(笑) 【ウメキチ】さん 8点(2004-07-16 11:00:55) |
41.《ネタバレ》 アクション映画はやっぱりこうでなくちゃ!ただ、ヒロインの「チューしてぇ」のアップがどうにも耐えられなかったので減点1。 【ガッツ】さん 8点(2004-07-15 23:42:04) |
40.これだけ膨大な制作費をかけて、やはり前作同様感じるこのB級感、チープくささ。すごい。時折見せるサム・ライミ流ショットの数々。とくにあの、病院でおっさんのアームを取り外そうとする際、アームが医者の人たちを襲うシーン。あの凄まじさ、独特さ、爪でキーー!!とかね(笑)。ライミさんはやっぱりどこまでいってもライミさんなんですね。初期作からほとんど見てる人間としては、なんだか嬉しくなっちゃうなぁ。それにしても、より人間ドラマになりましたね。葛藤してる内容がこれまた誰にでも思い当たるような事じゃないですか?昔と比べたら、ヒーローはとても人間らしくなったなぁ。あ、そういえばおばあちゃんが台詞で言ってましたね。「ヒーローは誰の心にもある」って。そうか、みんな一人一人ヒーローなのか。いい事言うじゃん! 【あろえりーな】さん 6点(2004-07-15 23:33:32) |
39.うーん、微妙。いや、面白いことは面白かったんだけど、いかにもなサム・ライミの悪ふざけ、マンガ的な設定のぶっ飛び方、そして真面目な(?)ヒーロー物としての要素、この三つがいまいち噛み合ってなかったような気がして(それぞれ面白いんですが)、ちょっとモヤモヤが残ってしまいました。所々目頭が熱くなるシーンとかあったし、それにあの伯母さんも良かったんですけどね。次回作はやっぱしあの人が悪役になるのかなあ? 【ぐるぐる】さん 7点(2004-07-15 20:10:33) |
38.《ネタバレ》 ヒーローって辛いなあ。時には毅然とした態度で自己犠牲を惜しまず行動しないといけないのか。おばさん、いいこと言っているよ。 【チク!】さん 7点(2004-07-15 05:51:58) |
37.《ネタバレ》 コミックヒーローものは、2作目がむずかしい。1作目はヒーローの成り立ちが大きな見せ場となるのですが、2作目以降はそれが描けなくなるため、プロットがどうしても弱くなりがちです。が、本作は「ヒーローの成り立ちを見せる義務」がなくなったことで、脚本がすっきりとまとまり、前作よりものびのびとドラマを見せています。CGのクオリティは格段に向上し、殺陣もよくなりました(前作の殺陣はひどかった)。ヒロインのMJは、歯並びの悪さと、頬骨、おおざっぱなスタイル、そのくせ自分が美人だと錯覚した態度が気に入らないのですが、キルスティン・ダンストのファンも多いようなので、私の趣味にあわなかっただけなのかもしれません。あきらめます。が、結婚式当日、ウェディングドレス姿でにこにこ笑って協会から飛び出すのは、やりすぎ。見ていて、むかつきました。平服で、「結婚はキャンセルした」とだけ言わせればよかったように思います。本作を鑑賞する前、敵役のDr.オクトパスのキャラクターが弱いのではないかと危惧していたのですが、変貌前の描写がたっぷりとあったため、その触手の恐ろしさがじゅうぶんに伝わってきました。また、スパイダーマンがDr.オクトパスを倒さなかったラストにも好感が持てます。が、核を川に沈めればOKというのは、なんとも・・・だったら、どうして設備を川の上になんぞ作ったのでしょう。実験を再開した意図、それをとめる意図(なぜ失敗すると決めつけるのか)も、さっぱりわかりませんでした。アメコミヒーロー界の「おしん」スパイダーマンですが、もう少しピーターの生活に救いを与えてほしかった。せめて自分の生活を維持できる程度の職を与えてほしかったし(このぶんだと、次回、MJと同棲していそう)、メルおばさんがスパイダーマン=ピーターであることに気がついている「かもしれない」台詞を入れてもよかったと思います(おそらく、そういうことになっているのでしょうけれど)。 そのほか納得できないことがいくつかあるのですが、それでも本作が前作以上の出来であり、上質で爽快なヒーロー映画であることは確かです。 |
36.《ネタバレ》 主人公以外のみんなも、人生に苦悩しているという描写は上手く描かれていた。だ~れも知らない、知られちゃいけ~ない~♪ってトコなんですが、今回必要以上に素顔を出すのが気になりましたね。でも顔出してるお陰で、孤独を感じていたパーカーが、スパイダーマンを大切に考えている街の人々に気が付き、奮い立たされ励まされる名場面になるんですけど。伯母さんに説かれ、メリーとも分かり合え、自分がなすべき「正義の者」として生きる決心をしたパーカー。これ以後、ようやくスパイダーマンとしての物語の始まり。前作とセットで観て欲しいですね。2までは序章。ライミのお遊びっぽく、はわらたやダークマン的なシーンもあり楽しめた。エレベーターで住民と一緒になってしまい、気まずそうに斜め下を見ているスパイダーマンのシーンはシュールで大笑いでした。次作へ伏線も張りまくりで、楽しみです。で、はらわた4はいつ? 【ロカホリ】さん 8点(2004-07-14 22:45:04) |
35.《ネタバレ》 前作よりはよかったような気もしますが、相変わらず主人公はうじうじしてます(笑)ヒロインは前作よりかわいいかも(笑)3も作るんでしょうね。。 【luminox】さん 5点(2004-07-14 20:22:32) |
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34.面白かった。映像が凄かったです。ドック・オク役のアルフレッド・モリナが地味でした。 【ギニュー】さん 8点(2004-07-14 16:39:06) |
33.《ネタバレ》 今回の作品の予告を劇場で見て「これは!」と思い、急いで1をレンタルで見て2に挑みました。やっぱりこういう映画は大画面で見なきゃ~! 面白かったですね。スパイダーマンは何てったって血が出ないところが良い! またクスっと笑うところもあり、大変楽しめました。私的にはMJは前作よりも可愛くなってたと思うし(友人には酷評でしたが)次回作の複線もなんとも良く、次も観に行くぞって気になしました。 クモの糸のトランポリン?に私も乗ってみたいッス。 見終わった後に30過ぎの女二人でクモを出すポーズを取って遊んでしまいました。 【あずき】さん 9点(2004-07-14 16:07:44) |
32.MJの役柄は女を下げ、叔母さんは少々上げました。ダンストはなんだか精彩がなかったなぁ、、アップだって、もっとロマンティックに映せるはずですがちょっと残念でした。今回の役得?叔母さんは英発音を聞くだけでも気持ちいいです・・ってもしかして英国人?(無知//→追記:ジェニファー・エールの母上様で有名な英国女優さん。大変失礼しました。) 主役2人も丁寧に話すし、簡単なセリフでヒアリングを楽しめる作品はビギナーにはお得だとビギナーは思いました。それから♪バカラックには中年でさえいとガッカリ、場内ヒキ気味、、。悪役さんはもうちょっとお腹絞って下さったら・・CGアクションは凄かったんちゃうかしらん、よくわからん、タコにも興味薄、すんません。でも素晴らしいオープニング!とあいそないエンディング>この違い、痛かったと思います。次回に期待。これだけ文句言うてもまた次も観るという、ツッコミもド迫力CGも満載のちょっと暗いめの本作でした(これがまとめ?情けない。。そうそうあのシーン、大阪なら携帯出す人きっとあります、アメリカ人ってえらいわね~。) 【かーすけ】さん 7点(2004-07-14 14:14:19) |
31.《ネタバレ》 前作の記憶がなんとなく抜けてから2を見たら、「やるじゃん!」の一言。おそらく私的には2のが良いのでしょうけど。映画会社も今回の「人間ドラマ」ってことを女性にアピールして、配給を伸ばしたいらしいし…。いや~1人で見たこともあって、ここ最近の映画館で見た作品の中で一番泣いてしまった。平日の朝イチで観たら両隣が誰もいないし。映像がどうのよりも、ピーターの心情が痛々しくて。今回のスパイダーマンの素性が明かされるってのが、新鮮でした。というか、じれったいのがダメなんで(笑)基本的にシリーズものは期待しない性質だけど、3が楽しみです。おそらく敵は…親友は……。って感じに盛り上がるのかな? 【西川家】さん 8点(2004-07-14 13:25:57) |
30.個人的には1の方が好きなんだけど、2も中々楽しめました。ただ簡単にみんなに正体がばれ過ぎるのもいかがなものかと・・・? 3に更に期待します!!モジモジしながらエレベーターで降りてくるスパイダーマンは爆笑でした。 【にう】さん 7点(2004-07-13 12:27:06) |
29.《ネタバレ》 しょっぱなから本音うらはらですれちがいまくるトビーとキルステンに、なぜかドキドキさせられまくって、アクションとかどーでもよくって2人の結末が気になってしょうがなかった。スパイダーマンのとき以外は、否、スパイダーマンのときですら、なんだかイケてないトビーに感情移入していると、キルステンが愛おしく思えてくるから、人間ってのは不思議なもんだなあ。なにはともあれ、ようやくハッピーエンドを迎えられて、よかったよかった。あー、俺って単純(笑)。でもいいのだ。なんでビル街のど真ん中で高架線路が突然途切れてんのかとか、なんで超高エネルギーの核融合が川に沈んだだけで止まるのかとか、細かいことはどーでもよくって、あえて余計な要素はぶった切ってスーパー娯楽作に仕上げてしまう、そんなサム・ライミの潔さが、俺は好きなのだ! 【ぽん太】さん 9点(2004-07-12 23:40:26) |
28.「海猿」を観終わった5分後に「スパイダーマン2」の座席に座っていた。面白くなかったら、すぐ寝てしまぇ~と思っていたのですが、予想を遥かに上回る作品でした。前作はどうも迫力に欠け、こんなもんかぁ的な印象があったので、今作にもそれほど期待はしていなかったのですが、なんのなんの!最近の映画の中ではトップクラスの迫力だったのでは…と思います。この手の映画は尻窄みするほうが多い(自分的にはバックトゥザフューチャー&マトリックスなど←「1」が一番おもしろいという意味で)のですが、前作より面白いと感じたので「3」に期待します。終わり方が強引に「次もありますよ」って感じはちょっと引きましたけど…この日は両方ヒットで大満足でしたv(^o^v) 【epitaph】さん 8点(2004-07-12 21:54:06) |
27.《ネタバレ》 想像より面白かった。ただMJの目つきが厳しすぎるのがちょっと…。 【たま】さん 8点(2004-07-12 15:36:27) |
26.《ネタバレ》 かなりオモシロかったぁ!!!ぢつは正直な感想として前作はあまりピンときませんでした。そしてアメリカンコミックからの映画化の作品で私の中では納得のいくものがあまりなかったのですが、コレはかなりナットクです。アクションかっこよかったし、特に電車を止めた後に乗客に顔を見られる、MJに顔を見られるところが背筋ゾクゾクでした。そしてヒーローであるのに、素顔になれば苦悩と葛藤に苦しんでいる生活、魅入ってました、かっこよかったです。また、前作と比べれば前作が前フリっぽく感じました。でもそのおかげで私にはより一層、2を引き立たせてくれました。前作は主人公やその他の環境等成り立ち、スパイダーマンになる経緯としてあらすじであり、そして今作が以上を踏まえて「いざ、行くぜぃ!」ってカンヂに受けました。それにしてもピーター・バーカーの裁縫技術はスゴイですね、劇中でエレベータで自前だとか言ってたから。とにもかくにもDVDが出たら絶対に買うイキヲイですし、もしかしたら自己初でもう一回観にいっちゃおうかなぁのイキヲイのオモシロさでした。 ※鑑賞後に劇中の音楽が気に入ったのでそのままCD屋に直行、何もためらわずサントラ買いましたが、どっかの有名ドコロのバンドばっかで、「こんなんあったっけ?」状態で、もしかしたら前作のサントラ買うべきだったかぁと、スパイダーマン関係で唯一のしくじりです。 【Urabe】さん 10点(2004-07-12 00:14:10) |
25.だいぶベタであり、スカッとするようでなんとなくスカッとしない、そんな感じでした。 |