320.残酷~・・・。ずっとベッドに縛り付けられてるのが一番うわ~!って思った。後味悪すぎだけどこういうのも良いよね。スペイシーいい味出してる。 【仮面の男】さん 7点(2004-02-26 23:34:18) |
319.残酷なんだけど、バッドエンドなんだけど、いい映画としか言いようがないです。メインキャストの3人が、それぞれ演技でいい味出してます!何が魅力なのか言えないけど、私は好きな作品です。 【neozeon】さん 9点(2004-02-26 22:14:48) |
318.《ネタバレ》 何故だったのだろう。この類の映画は苦手な私が、前評判でかなりグロいシーンもあると聞かされていたこれを、わざわざ映画館まで足を運び見に行ったのは。多分思い付きだ、一人で行ったから。そうだった、何かに腹を立てて、怒りのやり場にこの破滅的な映画を選んだのだ。聖書にでてくる「七つの大罪」を基にした事件を追う、定年間近の老齢の刑事と熱い血に任せて行動する若き刑事。噂どおりの暗い映像と見ているだけでどっと疲れを感じるような犯行現場。事件が七つ起きるまでの早さとベテラン刑事が犯人のめぼしを付ける早さは置いておくにしても、絶望感の礫をこちらに投げながら進むストーリーに、完全にはまり見入ってしまった。雨の中の追跡シーンは、がなるような音楽と黒い色、展開の速さに圧倒された。犯人役ケビン・スペイシーの、傍に寄られたくないと思うほどの嫌悪感も出色だった。絶望のラストにはなぜか太陽光が降り注ぎ、ヘミングウェイの一説が語られる。普段あまり気がつかないようにしているが確実に存在する、心の中の闇を映像化したような作品だ。良くできた映画を選んだと思った。お腹の中の怒りをずるんと引っ張り出し、最悪の後味を土産に持たせてくれたハリウッド映画。やられた。 【のはら】さん 8点(2004-02-26 19:22:19) (良:1票) |
317.《ネタバレ》 あのラストシーンに絶句した。頭を何かで殴られた気分だ。不適に笑うケビンスペイシーと平常心を失ったブラッドピッド。刑事である彼のとった行動は・・・。ケビンスペイシーがまた主演俳優を食ったなんていわれているが、決してそんなことはないブラッド・ピットの演技は絶品である。 【hrkzhr】さん 8点(2004-02-22 02:30:45) |
316.《ネタバレ》 7つの犯罪を通じて、人間というものについて、ちょっと考えさせられてしまう映画でした。犯人がラストのあたりで言っている台詞が特に印象的でした。善とか、悪とか、犯罪とかって結局何なんだろう、と少し考えてしまいました。 |
315.エイリアン3の汚名を見事にふりはらったフィンチャーは偉いっちゅうこっちゃ。なかなか渋い演出で見応えあった。ブラビの魅力はこういう男くさい雰囲気でこそ引き出されると思う。 【ぷりんぐるしゅ】さん 6点(2004-02-16 21:17:20) |
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313.映画を年に3本くらいしか見なかった僕を「趣味・映画鑑賞」 にさせた偉大な映画。やられました。 あのラストのブラピの顔、一生忘れられないんだろうなぁ…。 【ふくちゃん】さん 10点(2004-02-15 00:16:18) |
312.残酷な美しさが漂い、ラストの空虚感は最高!この救いの無さは素晴らしい。 【ハルポッポ77】さん 7点(2004-02-14 16:26:09) |
311.コレは凄い。どうしようもない後味の悪さが最高。最後のブラッド・ピットの演技は絶対に忘れられない。 【カワサキロック】さん 9点(2004-02-12 02:33:52) (良:1票) |
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310.七つの大罪をテーマにした作品。これらの罪に全く該当しないで生きている人って少ないのでは?というかいないと思う。「欲」=「罪」ということだろう。なんとも哲学的な作品ですね。それをブラピが上手く演じていて、彼の作品の中では私的に1・2を争うものになっています。特に最後の自分の感情との葛藤のシーンは見物。 【epitaph】さん 8点(2004-02-11 21:11:58) |
309.すばらしいサスペンス映画ですね。サスペンスネタでこれ以上のものなかなか作れないんじゃないでしょうか。七つの大罪をネタにここまで強烈な映像を作り出すなんてすごい。落ちもインパクトあり。ブラピで一番好きな作品。 【りょう】さん 8点(2004-02-11 20:37:45) |
308.後味が悪いのに、たまにまた見たくなる作品。魅力があるが、それが何かはわからない。役者はうまい。 【あべ】さん 7点(2004-02-11 02:38:39) |
307.あまりぱっとしない映画!ラストもふーんって感じ。七つの大罪とか聖書のネタも今更って感じ。キリスト教徒でもないし温度差を感じる。乳首切り落としたり見せかけだけのおどろおどろしさも嫌。フリーマンって演技派として通ってるけど、いかりや長助みたいで嫌い!! 【わーる】さん 0点(2004-02-10 12:19:55) |
【キダム】さん 5点(2004-02-07 13:11:37) |
305.《ネタバレ》 大好きな作品。七つの大罪がモチーフとなる殺人、と言うのが上手い。あの展開の仕方、衝撃のラストなど、サスペンスものとしては一級品ではないだろうか。ブラット・ピットの最後の演技は見事。モーガン・フリーマン扮するベテラン刑事役の、人が殺されそうになっても誰も助けに来ない様な世の中だ、と言う話と、結局人間なんて、大罪を持って生まれてくる愚かな生き物・・と言う犯人の考えとが、微妙に繋がっているのが残酷だと思う。ハッピーエンドではないが、不思議と後味は悪くなかった。 【深海】さん 10点(2004-02-05 19:37:02) |
304.《ネタバレ》 ほんと、ラストは・・・悲しい、せつない、残酷・・・言い表せない。言葉にできません。ブラピのあのラストの表情の変化がすごかった。ほんとにラストがすごい、後味が悪いけど、すごい。ラストはどうなるかほんとドキドキ。「どうかどうか、そうではないと言って!!お願い!」と祈るような気持ちで見ちゃいました。ハッピーエンドが好きなんだけど。でも、10点。それは最初から最後まで画面に釘付けだったからです。暗くて冷たい毎日雨ばかりのシーン。ドキドキしました。ブラピの若くてやんちゃ?な感じ。モーガン・フリーマンの渋くてすべて知り尽くして落ち着いた感じ。二人のコンビネーションがすごくよかった。ブラピの家が古くてゆれるけど、シンプルで暖かいインテリアがすごくステキだった。犬のお部屋には一面に新聞紙が敷いてあったりして、二人の間の暖かいものが伝わって来るような幸せな部屋だった。家にいる時のブラピのよれたTシャツスタイルもなんだかかわいかった。ネクタイをする時に、モーガン・フリーマンはいつもきちんと結び、ブラピはわっかにしたのを上からかぶっているのがなんだかおかしかった(*^-^*) 【むぎむぎ♪】さん 10点(2004-02-04 11:18:45) |
303.《ネタバレ》 「ゲーム」でも感じたのだけれど、やっぱりこの監督の作品は「観客にショックを与える」攻撃型戦闘姿勢の、コンセプト優先の作り方。”7つの大罪”、”妻の生首”のディテールは実に背徳的で甘い香りを放つが、このテーマを扱う割には、同種の事件の研究不足を感じる観客も多かったのではないかと思う。なにより犯人が「自らの裁き」を完成させる役割に「一介の刑事」を選ぶことに一気に物語の薄さを感じた。世の正義の役割を司る「刑事」が、「憤怒」による「殺人」を犯すアイロニーに観客はショックを受けるのだが、犯人の行動原理である宗教的ディティールから鑑みれば「政治家」や「神父」等の方が職業高潔の役割としてはるかに望ましい。犯人の「裁く者としての高潔な役割=カルト性」が、「一介の刑事」へと非常に小さく収束している。カルト犯罪という狂気のボルテージに釣り合わないあたりに、どうにも職業作家として上手くまとめた脚本を感じずにいられない。ちなみに、この脚本家、スリーピーホロウで首なし騎士が自らの首を奪った犯人である魔女にキスするシーンを描いている。カルトっていうより、フェティッシュですな、彼は。 【夢の中】さん 5点(2004-02-04 01:31:27) |
302.もうブラピもモーガンフリーマンもかっこいいし、展開もすげー面白い。けど、あの終わりはないよ…ハッピーエンドが好きです |
301.暗い。ひたすら暗い。映像もストーリーも何もかもが。雨が降ってる。服が湿ってる。傘はあるが、何の意味も持たない。早く着替えたい。この空間すべてから開放されて陽の光を浴びたい。そんな気にさせる。しかし、これは良作だ。本作以後、日本でも「精神世界モノ」「猟奇、残酷モノ」が一時期大流行して、便乗した映画やドラマも数多かったが、殺人の異常性ばかりに執着して、ドラマ本来とは別の、裏側にある「しだいに感じさせていく恐怖」までは描ききれていなかった。この映画が同類の作品よりも遥かに優れているのは、先見性ではなく、この「裏側にある恐怖」をひたひたと、しかし確実に訴えかけてくる力がある点だ。それは「本当にあったらどうしよう」といった現実的な恐怖ではなく、鑑賞後、あれやこれやと勝手に想像力が肥大していってしまう、抑えようのない働きに対する恐怖感だ。ところで、端役で出ていたグウィネス・パルトロー。本作のせいで「幸の薄い女」との印象が私の中では定着してしまい、シェイクスピアに恋をしても「結局、幸せにはなれないんでしょ、君は?」と、迷惑な邪推が頭の中でもたげてしまうのだった。嗚呼、抑制不能の自己想像力・・・ 【給食係】さん 9点(2004-02-01 02:04:15) (良:1票) |