419.《ネタバレ》 ロリコンです。物語終盤の「おばさんたちの縄は切ったよ」というパズーのセリフは、「おばさんたちの命は心配ないから、二人で死のう」という心中の誘いにほかなりません。それに対するシータの態度は、パズーに対する感謝と全幅の信頼を表すものであり、実際上の意味は心中の承諾そのものです。敬虔な気持ちを誘う静かなコーラスに乗せて、ドラマチックなシーンがテンポ良く展開していきます。しかし、このテンポの良さにだまされてはいけません。これは途方もなくエロティックなシーンであり、子供がするようなやりとりではないのです。宮崎監督はこのシーンで、賢く健気な少女シータを肉欲にまみれさせることなく彼岸の愛に連れ去ってしまいました。シータは「永遠の処女」となり、少女の肉体のまますべてを受け入れる存在に昇華してしまったのです。これをロリータ・コンプレックスといわずして何というのでしょう。深いというより根深いですね、この愛は。 【ねこ住職】さん 10点(2004-06-04 21:46:56) (笑:1票) |
418.もう言うことありません。それでも一つ言う、一体死ぬまでに何回見るんでしょうかね? 【杉下右京】さん 9点(2004-06-03 01:30:04) |
417.《ネタバレ》 ナウシカと共に宮崎アニメ、日本アニメを代表する名作ですね。今まで何回観たことでしょう。滅びの言葉「バルス」、2回目観た時から一緒に言ってる自分がいましたね。そしてリュシータ・トエル・ウル・ラピュタ、ロムスカ・パロ・ウル・ラピュタ、なぜか名前を頑張って覚えてました。そういや昔彼女に理想の人を聞いたらブラピとパズーを挙げてました。ブラピの方は完全に顔ですが、パズーの方は妙に私も納得してしまいました。確かにあそこまで守ってくれたら私でも惚れますよ。 【ジェダイの騎士】さん 9点(2004-06-03 01:13:35) (良:1票) |
416.宮崎作品中,完成度の高さは最高だと思います.欠点の付けようがありません.ただ,これを境に下り坂のような気が・・・ 【マー君】さん 10点(2004-06-02 23:55:57) |
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414.ラストに向かってアクセルが踏まれた瞬間から、徐々に蓄積されてゆく、例えようのない別れに似た淋しさ..堪らない気持ちにさせる。 人間の傲りが生産するモノは、決して『生』に結びつく事はない..地を離れて人間は生きる事が出来ない。それは、人間は自然<地球>から発祥したものであり、地球に生かされていると云う事_それを再確認させられるアニメ。 快活に展開してゆくストーリーが薄絹のようにそれらを覆い、ソフトに伝えてくる。決して強烈に突き付けるのではなく、音楽に乗って耳に届く歌詞の様に柔らかく。 特筆すべきは、本作の骨組みの一つになっている『友愛』、それに差し込まれる『慈愛』。これなくして、正義はエゴでしかない。人間の忘れてはならない『成分』の一つだと思う。 【MAZE】さん 7点(2004-05-30 20:19:44) (良:1票) |
【ぷりんぐるしゅ】さん 7点(2004-05-23 17:26:01) |
412.すばらしいのエンターティメント作品。宮崎アニメの中で3本の指に入ると思います。序盤の追いかけっこのシーンは最高です。 【ジム】さん 8点(2004-05-19 19:00:26) |
411.すんげー泣いてあまりの感動にビデオ巻き戻してもう一回見た唯一の映画。 |
410.劇場まで観に行く日に大雪が降って行けなかった記憶がある。。。小学校で前売りのチケットまで販売していたくらい人気があった。この作品はホントに感動をもらったし、冒険心にもズバっときてくれた。キャラクターの設定も良い。パズーが住んでいたあの街はホントに良いところだねぇ。。。あれに似た作りの街が絶対あるはずだ!!と死ぬまでにはそれらしき外国へ旅行に行くのが夢です。 【座間】さん 9点(2004-05-15 16:05:58) (良:1票) |
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409.あぅ~、ごめんなさい。私これ、ズバリ嫌いなんです・・・。わざとらしい退屈なシーンが多いし、いい子ぶったキャラといい人ぶった人がなんかきれい事言ってるぞーって感じ・・・ムスカの方によっぽど共感(苦笑)。すみません、心が汚れてるんだと思って下さい(^^;)。 【ジマイマ】さん 3点(2004-05-14 20:23:29) |
408.《ネタバレ》 さらわれたお姫様を助けに行くという王道中の王道のストーリーですが、飛行石、盗賊、巨木に食われつつある天空の城、滅びた文明とその末裔…等々子供心をくすぐるギミックが満載でお姫様が魅力的とくれば言うことはないでしょう。エンターテイメントとしてはジブリ作品の中で№1かと思います。ノスタルジックな音楽もいい。いつもながら作画も丁寧。見せ場もたっぷり。ああ、飛行石がほしい。 【虚学図書之介】さん 8点(2004-05-06 22:33:50) |
407.ジブリの作品の中で一番最後に観た作品。なんでこの映画を今まで観ないでいたんだろう。ナウシカと同様この世界観がたまらなくいい。やっぱり映画はこうでなきゃと思わせてくれる作品。 【ぺん】さん 10点(2004-05-04 01:49:08) |
406.オーソドックスだけど、現在のところ宮崎監督の作品の中で一番好き。モチーフ、テンポ、キャラクターなどどれも好みで文句なしです。 【しぎこ】さん 10点(2004-05-01 01:42:57) |
405.《ネタバレ》 よく比較されてるナウシカは、ある程度の年齢にいかないと楽しめないが、この作品はまさしく「子供から大人まで」。最近は、「大人向け」「子供向け」のカテゴリー分けがされていて、一緒になって楽しめるアニメって少ないと思うので(「もののけ姫」「千と千尋~」なんかは、やはり小さな子には難しいようです)、こんな風に分かり易くて単純に楽しめる娯楽作品、また作ってくれないかなあ。大人になって観ると、実は結構考えさせられる話だということに気付き、心底凄いなあと感心しきり。シータが捕らえられた後、ムスカから渡されたお金を捨てきれないパズーが、何とも言えず切なかった。何回観ても、今になって観ても十二分に楽しませてくれる最高傑作。最高。最高だ。 【みち】さん 10点(2004-04-15 02:38:19) |
404.アニメ映画のDVDで発売が待ち遠しかった作品はこれだけかな。 何回も見てるんだけど飽きない。展開が分かっていてもハラハラする。 声優さんの'力'を感じたのもこの作品が初めてでした。 疾走感とテンポが命ですね。この映画で声の凄さを知った私には、ハウルの動く城には、とてもじゃないが期待できません…。 【weber】さん 10点(2004-04-13 11:54:36) |
【諸星わたる】さん 10点(2004-04-12 04:53:11) |
402.最初に見たのは5歳くらいだったかなぁ・・・?子供心にすごくどきどきして、喜怒哀楽の全てをこの作品で見せてもらった気がした。 久しぶりにと思ってLD(懐かしい!)をプレイヤーにセットして、改めて観賞。 力、金、友情、いろんなモノが改めて見えてきた。 子供の時の私は、ムスカが恐くて仕方なかったけれども、今見返してムスカほど身近な人間はいないんではないかという錯覚すら覚えるほど、ムスカに注目してみていた。 あらためてムスカみたいな人間がごろごろいても困るわけだけど、でも人間誰しもがムスカのようになり得るだろうなぁ、と思ってしまった。 面白い作品というモノは、やっぱり色々と考えさせてくれるよなぁ・・・ 【横隔膜】さん 8点(2004-04-12 01:22:14) |
401.数々のジブリ作品の中でやっぱりこれが一番好きかなー。何度見ても飽きない。そして観た後に湧き上がってくる充実感。千と千尋なんてこの作品に比べればゴミですね。個人的に一番すきなセリフは「人がゴミのようだー!」…です。 【ジョージア】さん 10点(2004-04-10 04:45:59) |
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