138.68年の作品なのに今見ても映像はピカイチ。はじめてSFと言うモノをリアルに表現したんじゃないかな? キューブリックの中では「時計仕掛けのオレンジ」の次ぎに好きだな。 【キャリオカ】さん 8点(2003-10-27 11:59:57) |
137.初見は遠い遠い昔なんですが、1回見ただけでは何が何だかさっぱり分からない。2回、3回と見直すうちに、キューブリックは何が言いたいのか少しづつ分かってくる。この作品程、見るたびに新たな発見があるというのも凄いことで、哲学的なことは言うに及ばず、時には心身を癒してくれる環境映画になったり、コワいホラー映画になったりもする。つまり、それだけイマジネーションを働かせてくれる希有な作品というわけです。まあ、余り難しく考えずに十人十色、各人各様好きな様に受け取りましょう。それではワイン片手に、この壮大な映像体験を再度満喫しようではありませんか。もちろん大画面でね。 【光りやまねこ】さん 10点(2003-10-27 09:58:12) (良:1票) |
136.幼少の頃にテレビで観た時には、ご多分に漏れずさっぱり意味が分からない、僕にはやっぱりスターウォーズだな、なんて感想しかなかった。時を経て、手塚治虫や小林左京、そしてクラーク、ディックと、SFの傑作に触れるようになり、サイエンス・フィクションというのが「人類とは何か?」「知性とは何か?」を問う神なき時代の科学的預言であることが理解できると、ようやくこの映画に対する扉が開かれたように思う。この作品はキューブリックとクラークの合作と言ってもよく、あくまで小説「2001年宇宙の旅」がこの映画のノベライゼーションであることを考えれば、ある意味で同名の映画と小説はワンセットで一つの作品ではないか、とも思える。改めて、この映画の解釈をここで述べる必要はないでしょう。ただ「ツァラトウストラはかく語りき」はやっぱり確信的なBGMだ。意志こそが知性であり、人間身体を超えた意識の進化に繋がるのだー。ジャジャーン! 【onomichi】さん 9点(2003-10-23 23:31:02) (良:1票) |
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134.今は亡き有楽座でこの映画を観た時の衝撃は今でも忘れられない。 もちろんそれは僕がSF好きであったからという理由もあるが、人類、生命、神、宇宙などについて思いを巡らす布石となるには十分なインパクトがある作品である。冒頭の猿のシーンは理解したつもりだがラスト15分は未だに理解不能のため-1点 【おさむ】さん 9点(2003-10-23 11:22:43) |
133. 映像よりプロット重視の私にとって、コイツは…手強い!でも、そんじょそこらのクズSFとは明らかに一線を画していること位は分かる。何ていうか気品、格調があるんだよね。(因みにリヒャルト・シュトラウスの「ツァラトウストラはかく語りき」やヨハン・シュトラウスの「美しく青きドナウ」といったクラシック曲をBGMに用いたのは「何でもイイからテキトーに曲入れちゃえ」と試しに入れたら映像にジャストフィット!してたので、結局そのまま使われたとのコト。)ダグラス・トランブルによる拘りの職人芸にシビレまくり、何度も観てしまった、ということは矢張り名作なんだろう、ウン。因みにクラークは映画を脚本と同時並行でノベライズ(小説化)したのであって、厳密な意味での「原作者」じゃあナイ!! 【へちょちょ】さん 8点(2003-10-21 23:16:37) (良:1票) |
132.この映画を面白いという者は本当にこの芸術作品を理解しているのだろうか?ピカソの絵と、素人の絵が区別できないものが、ピカソの名前だけで素晴らしいと感じてしまうように、この映画を面白いと理解したように勘違いしているのでは?この映画、そうとう難しいよ、奥が深すぎて私のレベルではついていけない 【花守湖】さん 3点(2003-10-15 14:47:43) (良:2票) |
131.すいません、まったくワケがわからなかったです。それでも、惹きつけられる映像とかで最後まで退屈はしませんでした。 【ディーゼル】さん 6点(2003-10-13 17:46:48) |
130. 難解と思えるのはオムニバスのようにストーリイに一貫性がないようにみえるからでしょうか.細部に拘ったかと思うと、いきなり訳のわからない展開が延々と続いたりするので、独りよがりだなあと思わないでもなかったです.でも通奏低音のようにいつも大きな存在が見え隠れしていて、モノリスに象徴された「神」を意識せざるを得ない、そしてこの輪郭を観る者に委ねているところが私は好きです.スクリーンをはじめ、何回か観ているのですが(続編の “2010 年” と比べてみるとよけいそう思いますが)、手が伸びてしまいます.しかし当時の人々は、21世紀には宇宙ステーションくらい夢じゃないとおぼろげに思っていただろうに、現実はもう2003年なのだな・・・. 【シャリファ】さん 8点(2003-10-13 09:50:23) |
129.僕の中で、生涯最高の映画はこれです。これを超えるものは今のところありません。 【あろえりーな】さん 10点(2003-10-11 16:23:40) |
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128.何かを伝えようとすることが極めて下手な映画だね。あるいは最初からそんなたいそうな伝えることなどなかったか。キューブリックにとってそれは悲劇なのか、あるいはかってによくとってもらえる手法でよかったとにんまりしてるか。いずれにしても自分としてはこんな駄作につきあって時間を無駄にしたの一言ですな。 【たつのり】さん 2点(2003-10-08 04:04:30) (良:1票) |
127.究極の独りよがり映画。チンプンカンプン。映画って何のために作るんですか。楽しんでもらうため。メッセージを受取ってもらうためでしょ。ことさら説明を省き、分らなくすることでかえって話題を作り、注目を集めようとする高等戦術だったのか。序盤、猿のシーンが30分も流れ、ウィンナワルツのBGMに宇宙船が延々と映し出される。イライラしっぱなし。最後は最後で超高速で画像がこれも延々15分も流れた後、訳の分らないシーンがチョコチョコっと出て、ハイ終り。いい加減にしろ! 【野ばら】さん 1点(2003-10-02 14:04:44) (良:2票) |
126.時代から考えれば映像技術とかすごいと思いますが、宇宙船の中での変な重力感にはこだわっているくせに月面上での重力感が全く描ききれていないことに少し落胆しました。こんな基本的な所を無視したらサイエンス・フィクションとは言いがたいのでは。(他にも命綱なしで宇宙空間に出たり…)そしてラストのお得意の薬中的描写もやはり好きになれません。 【卵ポケット】さん 5点(2003-09-23 16:49:05) |
125.難解な映画を有り難がる趣味は持ち合わせておりませんので,この映画は嫌いです.何度も観れば意味が分かってくるのかもしれませんが,そもそも「何度も観なければ意味を理解できない」映画は評価する気になれません.一発で意味を伝えなければ叩っ切られる仕事に日がな四苦八苦しておりますので...まあ,これだけ多くの人が称賛しているのですから,きっと良い映画ではあるのでしょう. |
124.《ネタバレ》 観客を圧倒する映像と、どうとでも解釈できるストーリーが、綺麗なコントラストになって印象的。名作だと思う。しかしテンポがゆっくりなため、ついしょうもないことを考えてしまった私。たとえば、「この猿って、中に人間がはいってるぬいぐるみなんだろうなあ。だとしたら、中に入っている人は大変だったろうなあ暑くて」とか、「キューブリックは赤い椅子が好きなのかなあ」とか、「もし乗組員が風邪ひいて声が出なくなったら、ハルへの指示はどうするんだろうなあ」とか、「冬眠中の人が入る棺桶みたいなのは、身長別にオーダーなのかなあ」とか。みなさんはどうでしょうか?? 【しょりちゃん】さん 6点(2003-09-11 16:26:29) (笑:1票) |
123.これほど見るものの想像力をかき立てる映画は貴重だと思います。子供であっても大人であってもほぼ対等の立場で想像力を働かせ、おそらく各々のすべての答えが尊重されるテーマだと思いました。誰にもわかり得ない、いつまでも普遍的な不思議に少しだけふれることができたような、希な感動をえられる作品だと思います。 【ag】さん 10点(2003-09-11 01:35:05) |
122.本当にこれが1960年代の映像?と見紛うばかりの出来に、はじめて見た時に唖然。ストーリーも、うぉぉ??とばかりにいきなり石器時代から宇宙に飛んだ時の衝動。私は90年代の初頭にビデオで見てこれだけの衝撃を受けたので、リアルタイムに見た人の驚きは相当なものであったのは、想像がつきます。ちなみにスローな展開は仕方が無いのでしょうが、やはり退屈。あと、やっぱり難解かな?誰でも楽しめる映画ではないですね。でも何故か気になるし、もう1回見てみたいと思わせる映画です。 【はむじん】さん 6点(2003-09-09 05:03:51) |
121.《ネタバレ》 何にも話していないに、まるで何か語りかけてくるような気がした。サルが骨を振り回すシーンは、なぜか大爆笑してしまったが、もっと意味不明なシーンをつい食い入るように見てしまう。不思議だ、なぜかスローで訳分からないのに真面目に見てしまった。いったい何点つければいいの?とりあえずこの映画の意味が分かるまでは平均点ぐらいでつけておこう(四捨五入で) 【洋画大好き君】さん 8点(2003-08-22 22:32:51) |
120.ハル9000は、究極の「道具」なのです。第1のモノリスで道具を使うことを覚えた人間が新たな進化を辿る旅の途中で究極の道具であるハルを自ら捨てるという筋立ての面白さがそこにはあり、それは新たな進化の方向性も示唆しているのだと思います。この映画は難解であるとの定評があるが、それはちょっと見方が違うのではないかと思います。キューブリックは抽象的な表現をしない、映像化されているのは全て実際に起きている現象である、ということを念頭に置いて見たらどうでしょうか。老年のボーマン船長が不思議な部屋で食事をしているのも、グラスを割った拍子に死にかけた自分がベッドに横たわっているのを見るのも、スターチャイルドが宇宙を漂っているのも、何かを表現するために抽象的に描かれた映像ではなく、実際の現象を冷徹にスクリーンに写しているだけなのではないでしょうか。それであれば難解とかいうこともないでしょう。解釈を挟む余地はこの映画にはないのだと思います。それは、無慈悲なまでにエンターテイメント性を排除し、現実を表現した宇宙の無音が証明しているのではないでしょうか。 |
119.子供の頃に見たきりですが、全く理解出来なかった事だけ覚えています。機会があれば、もう一度見てみたいですね・・・。 【sirou92】さん 1点(2003-08-09 01:47:09) |