86.《ネタバレ》 自分の子供時代、中高生時代、そして大人になった今。。。そういう歴史を思い返したくなるそんな映画です。音楽がとても素晴らしい傑作だと思います。 自分は子供時代に住んでいた場所からまだ離れてないので郷愁というものがどういうものかは一生かかってもわからないんでしょうけど(笑) 【AIRS】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-04-26 03:52:05) |
85.音楽が素晴らしい。ストーリーも面白い!ただ、皆さんが絶賛しているラストシーンは、よく理解できませんでした…僕も未だ未熟ですね… 【兵頭信者】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-01-24 22:46:34) |
84.《ネタバレ》 なんて温かい映画なんだろう!映画好きなら好きなんじゃないか?というのを聞いて観てみたのですが、その言葉も納得できる内容でした。唯一の娯楽が映画という村の人々がパラダイス座で映画を観て笑ったり、怖がったり、感動したり・・・そういうシーンを観ると「ああ、映画ってやっぱり良いなぁ」と感じずにはいられない。これからどんなに家での映画鑑賞の際の設備が整ったとしても映画館で観るのには敵いませんね。そしてアルフレードという人物の温かさときたら・・・・何と言うかああいう、誰かを温かく見守る人物に俺は弱いです。最後、映画監督となったサルヴァトーレが子供の時欲しいと言ったフィルムを観るシーンに俺も涙しました。 【ケ66軍曹】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-01-21 23:41:32) |
83.《ネタバレ》 アルフレードの言う意味は完全版を観ないと分からない。それが-1点。 【なますて】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2006-12-28 18:43:06) |
82.《ネタバレ》 多分この作品は、物凄く好きな方と「そんなにいいか?」と思う方にハッキリ分かれると思います。私はこの作品は何度も観返すほど大好きなのですが、一緒に観ていた親はただただ退屈のようでした。では私のようにこの作品で、心の琴線に触れた方はどの部分に惹かれたのでしょうか。私はきっとこの作品そのものが醸し出している魅力にあると思います。アルフレードとトトの絆、パラダイス座を中心に賑やかで映画を楽しむ人々と、上映される映画に見るノスタルジックな魅力、一度聞いたら耳を離れない見事に映画にマッチした音楽、そして感動的なエンディングです。シナリオも、一歩間違えれば押し付けがましくなりがちなギリギリな部分で抑揚をもたせ(大人になったトトのドラマはちょっと過剰な気もしますが)、劇的な作品に仕上げていますし、本当に素晴らしい作品だと思います。古き良き時代こそ人々の心は豊かだと言いますが、きっとこの映画の世界に魅入ってしまうと、そんな純朴な世界と、その時代を生きる人間模様にどこかで癒されているのではないか?と思うのです。そして最後のキスシーンばかりを繋げたフィルムは、アルフレードがトトに遺した「愛」そのものであり、またそれは、ジュゼッペ・トルナトーレ監督が全世界の映画ファンに捧げた「愛」の形だったのではないかと思います。 |
81.先に3時間バージョンを観ました。そのせいであっという間に終わったという印象がありますが、コンパクトなこちらのほうが好きです。まぁこれだとエレナが来なかった理由が分からないままになってしまうけど、それが作品の致命的な欠陥になってるわけでもない。世の中、知らなくてもいいこともあるのです。 【とかげ12号】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2005-10-26 21:27:53) |
80.昔の映画館は今とはちょっと違った感じでアットホームな風でいいですね。最後のシーンは 主人公と同じように画面見ながらなけました。 【まろ】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-05-25 12:09:09) |
79.《ネタバレ》 前々から評判を聞いていてやっと観た。確かに名作、素晴らしい映画だ。トトがアルフレードと分かれ故郷を旅立つ場面、年老いた母親がトトに昔の鍵のエピソードを語る場面、様々なシーンで涙が出てくる。映画に憧れた幼い日から、あの映画館が爆破され全ての郷愁が終わりを告げ、トトが自分の過去と決別する時まで、アルフレードはトトを思い、彼の人生を支え続けた。愛し合っていても幸せになれるとは限らない、故郷から旅立たねば本当の人生は見えてこない‥‥‥人生の拠点において、たとえ自分自身が愛する者に憎まれることになろうとも、愛する者を支え続ける。アルフレードの様な人間こそが、学の有る無しなんか全く関係のない、真の「人生の師」なんだなと思う。あの映画館の爆破は、彼がこの師から完全に卒業した瞬間なのだ。「このフィルムはお前にやる。そして、俺が保管しておく」遠い昔の約束どおり、自分の死後にトトに返したあのフィルムは、形見と言うよりも、アルフレードという先生が愛弟子に送った、自分からの卒業証書のようだ。誰しもの人生のどこかにある「人生の師」。自分自身もいつか、彼のような人の存在に気付く時が来るのかもしれない。イタリアの田舎町の画がとても美しく、音楽も素晴らしい。車の中での妻子持ちの既婚者とのキスは個人的に賛成できなかったが、できれば映画館で観たかったと思わせる大変良い映画だった。 【six-coin】さん 9点(2004-12-05 03:52:00) (良:1票) |
78.完全版を見ました。前半は「青年よ大志を抱け」ですが、肝は中年以降の展開にあると思います。過去の人生に「もし、たら、れば」は無いし、正解も無いと思います。だからどっち(仕事の成功か初恋の相手との成就か)がよかったかなんてわからない。トトは教会で出会った神(映画andアルフレード)に導かれただけの事でしょう。そういう運命だったんだと思います。ひとつ言えるのは、今の自分は過去の自分があるからこそ。これからの人生も、いろんな人に左右されるだろうし、映画のようにはいかないかもしれない。人生なんて思ったとおりになる訳が無い。とまあ、自分の人生の過程や結果を外部要因のせいにせず、そろそろいい大人なので、自分の人生には責任を持たないと、と思っているのですが・・・。 |
77.《ネタバレ》 なかなか楽しめました!トト役の子が上手い!!そして可愛い!あっという間に少年は青年になり二度と戻らない旅に旅立つシーンが印象的でした。ありがちな別れだけど…。 ラストのキスシーンの総集にはやられました。。オチが良いですね! 【J.ギリガン】さん 9点(2004-10-12 19:20:38) |
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76.これだけさまざまな年代の人々に愛されている映画はなかなかないと思います。どうしてこれだけ愛されるのか、それは誰にでも訪れる人生の節目(出会い、別れ、挫折あるいは旅立ちetc..)を成長の過程に映像、あるいは音楽にして絶妙に描かれているからだと思います。幼い時代を映画というものでつながったトトとアルフレード、トトもやがて青年になり恋をする。この流れは現在形であっても過去形であってもどの年代にでも共通する点であり、純粋に、淡く描かれ、ノスタルジーに浸り、微笑ましい映画の流れに、感じ方は違っても共感すると思います。そしてトトはアルフレードに後押しされ、さまざまな思い、希望を胸に異郷に旅立ちます。この点は今から夢と希望に満ち、新しい世界に旅立とうとしている特に若い人たちに非常に共通する点だと思います。ここで涙を流す方も多いのではないかと思います。そして数十年がたち、故郷に帰ってきたトト。そして故郷では自分に対する見方は表面的には変っていても、人々の温かさは昔と変っていなかった。それからアルフレードの遺品である例の映画フィルムを見始めるトト。昔の出来事を思い出しながら友達であったアルフレードのことを思い出しながら涙を流す。全ての年代で共感できてもこの映画の本質を知るにはある程度年を重ねるしかないのかもしれません。 【A.O.D】さん 9点(2004-09-10 11:19:29) |
【リーム555】さん 9点(2004-08-23 23:00:41) |
74.高校生の時に何気なくレンタルして初めて見たんですが、 ラストシーンで鳥肌が立ったのを覚えています。 ダァダァ涙が出てきて、なんじゃこの映画!?って思いました。 恐らく年齢を重ねたり、自分の境遇が変わったりすると、 また違う感動を覚えると思います。 本当、オッサンになったらまた見たいと思います。 ちなみに俺は、トトが妹を泣かせてお母さんに怒られるシーンも何故か泣けるのです。 【ひで】さん [映画館(字幕)] 9点(2004-07-10 18:43:12) |
73.いやーまいりました。これほど佳い映画はめずらしい(アメリカ映画にない良さ)。みているわたしも良い人になりそうです。 【杜子春】さん 9点(2004-06-13 00:21:20) |
【ゲソ】さん 9点(2004-06-10 01:40:29) |
71.暗く不安な時代、人々に笑顔を与えた、ひと時夢を見させた映画という娯楽。 様々なメディアの出現により衰退しつつある、映画館で観る映画という文化に、万感の想いを込めた「映画好きによる映画好きのための映画」と観るもよし、アルフレードとトトの年齢を超えた友情に感じ入るもよし、過ぎ行く時代へのノスタルジーに浸るもよし。 完全版では、得られなかった愛と気付かなかった愛、について思いを巡らせるのもよいだろう。 このように、観客それぞれがそれぞれの視点で思い入れを持つことができる作品はやはり、名画と呼ばれるに相応しいものだと私は思う。 私は、アルフレードの語る兵士の話しと、「話すのと黙ってるのは同じこと」というこの深い深い台詞がとても好きだ。 世の不条理は不条理ゆえに美しいままその姿を保つこともある。 「俺はお前の噂が聞きたい」とトトを町から追い出したその友情に、感動を覚えずにはいられない。 【poppo】さん 9点(2004-05-11 12:25:24) (良:2票) |
70.《ネタバレ》 幼児期の子役も良かったけど、晩年のトト役を演じたジャック・ペランが実に素晴らしい。映写室でアルフレードの形見のフィルムを観る時のあの郷愁感漂う表情。それだけで泣ける。 【Minato】さん 9点(2004-05-09 00:04:54) |
69.下の度数分布見てビックリでしたよ。こんな曲線見たことないよ。映画館には友人に誘われて見に行きました(ちなみに大宮の映画館)。見る前は冷やかし半分でした。「何でも凄く泣ける映画だって話だぞ。ハッピーエンディングなんだけど、観客全員が泣くらしいんだ」「まっさかなあ」という会話を交わしながら席へ…。2時間後、下を向きながら劇場を出て行く観客たちの列がありました。みんな、泣いてるようですが顔が見えません。そういうオイラも下を向いて列に並んでました。もちろん誘ってくれた友人も。完敗です(笑)。 (372 のちーほさんへ:観たのは完全版の方じゃないですか? 劇場公開版の方は青年時代のほとんどがカットされてますよー) 【エスねこ】さん 9点(2004-03-14 00:06:07) |
68.号泣ではないけれど、主人公と一緒に少し笑顔で静かに泣きました。 あれが遺品とはね・・・感慨無量です。またぜひ見たい映画です。 【はなこ】さん 9点(2004-02-28 03:17:57) |
67.人は逝く。若き日の思い出の場所すら既に無く、初恋の人も記憶とフィルムの片隅にしか残らない。時代とは変わりゆくものである。しかし、時代が変わっても決して変わることの無いものがある。有名な最後のシーンで、主人公トトは過去を吹っ切れたのではないだろうか。これぞ映画の中の映画。 |