145.見る者に生きる希望と勇気を与えてくれる素晴らしい映画です。これほど非の打ち所無い作品は久々でした。公開当時、映画館へは2度足を運んだのですが、これを見ずして映画ファンとは呼べないと言っていいくらいの映画です。 【MID】さん [映画館(字幕)] 10点(2006-01-04 19:11:33) (良:1票) |
144.《ネタバレ》 ウソをつくことはいけないと思います。これは、僕も含めてですけど、他の皆さんも子供のころから、知らないうちに自然に学んできたことだと思います。この映画、父親グイドは、我が子を守るために、ウソをつきます。ジョズエは、父を尊敬して、素直に”ゲーム”のルールを守ろうとします。グイドは、一人でいるときは、ユダヤ人の迫害について、絶望を感じてしまいますが、愛息子ジョズエの前では、決して悲しい顔を見せない。現実の不幸から息子を守るグイドの姿、ウソの中にも、「絶対に信じちゃダメだ」など、さりげなく世間の厳しさを教え込むグイドの姿に、序盤、あんなヘラヘラしていた陽気なおじさんが、父親としての覚悟を立派に努めあげたことに涙が出ます。どうしようもない絶望を、父親グイドのウソをホントに変えた戦車がもたらした希望、そして父からの贈り物に感謝し、立派に成長したジョズエが語るラストに、感動してしまいました。理想の父親像ってのは、友達感覚だったり、厳格だったり、これだ、という理想像は一概に決められないと思います。共通して言えるのは、子供を一人前に立派に育て上げたいと願う、父親としての覚悟にあると思います。ウソをつくことはいけないことです。しかし僕は、この愛に溢れた”ウソつき父さん”の物語がとっても大好きです。 【どんぶり侍・剣道5級】さん [DVD(吹替)] 10点(2005-11-25 14:20:00) (良:2票) |
143.語る必要のない映画。完璧です。僕が映画好きになったのはこの映画からです。これ見ないで死んだら成仏できないよ(笑) |
142.《ネタバレ》 最強に自己犠牲なオッサン。ハゲかけていようが、タマにすべっていようが、一途とおりこしてチョットストーカー入ってよーが、一心つらぬけたなら、素晴らしくかっこいい父。男ならこんな親にならねば。子供に覚えてもらわねば。 【ヒロヒロ】さん 10点(2004-10-17 16:31:58) |
141.この作品が公開された時、「ホロコーストを誤って伝えている」、といわれていましたが、今作は「偶然」負の時代に「恋愛をし」「結婚し」「子供が生まれた」「愛情深い父親」が主体であり、ホロコーストは世界観でのみ描かれています。「ホロコーストの伝え方」に疑問があれば、自ら進んで歴史を学べばすむ事です。映画一本見て「戦争を理解する」なんてこと自体、不可能なんですから・・・。今作は「どんな時でも、深い愛情を絶やす事無く、素晴らしい人生を・・・」のメッセージを感じる事ができる素晴らしい作品です。それだけは、間違いないと思います。 【sirou92】さん 10点(2004-09-11 14:57:50) (良:2票) |
140.《ネタバレ》 夫婦の出会いが長くて、『ここってそんなに必要なんかなぁ。ホロコーストの映画なんじゃ?』と思ったけど終盤銃で撃たれる場面で納得。長い前半は、あの男が死ぬまでああだったって説明するために不可欠。これは親子愛映画でも戦争映画でもなく、あるひとりの男の生き様が描かれた映画だと感じました。 【キュウリと蜂蜜】さん 10点(2004-08-30 21:39:51) |
《改行表示》139.この作品の焦点である「迫害」を描く作品は他にも、「戦場のピアニスト」「シンドラーのリスト」などがあり高評価を得る作品が多い。そして高評価・・・国際的な品評の場でも大きく取り上げられてきた。では、この作品の焦点、迫害を描くために必要な、重要きわまりない要素に焦点を当ててみよう。 なんといっても、収容所に送られるまでのストーリーであろう。収容所に送られるまでの長い期間、夫婦になり、子供が生まれ・・・・・・・・・。何故?こんなに長く?おそらくこれは、収容所にいる人々の思い出や、昔のことに関して考えていることを視聴者にも知ってほしいから、そしてなによりもユダヤ人になりきってもらいたいからではないのか。 この長い序章あっての作品であり、それが物語る重要性は非常に大きい物である。 【000】さん 10点(2004-07-29 11:34:00) |
《改行表示》138.「ユダヤ人虐殺」の事実を、コミカルにかつ切なく感動的に表現されていた。 後半はひたすら涙。子供を必死で守る親、妻を心から愛する夫、とても素敵なロベルト・ベニーニだった。こういう親になりたい。 【紅】さん 10点(2004-06-18 03:42:51) |
137.《ネタバレ》 あ~~~もうサイコーの映画です。こんなに泣いた映画は初めてでした。この感動は『ショーシャンク~』や『ニュー・シネマ~』どころじゃなかったです。映画館で観たのですが、俺以外でも結構すすり泣いてる人がいてちょっと嬉しかったなぁ~~私は人が死んで、泣かせる映画は大嫌いなのですが、この映画は、主人公の死で泣かせようとせず、死ぬシーンがかなりあっさりと描かれているので、好感が持てました。とにかくこの映画はサイコーです・・・・・・なんてったってラスト、子供が母親に「僕は勝ったんだー!!」と喜びながら、母親と抱き合うシーン。こりゃ、泣くっきゃないでしょ!?一部の人には、「アウシュビッツをコメディにしやがって・・・・・」とか「ベニーニはユダヤ人でもないくせに・・・・」と言われています。私もその人たちの言うことも理解できます。ですが、私はアウシュビッツをコメディに描いて何が悪い!!と言いたい。別にユダヤ人をバカにしている訳じゃないし、決して戦争を軽く描いてるとは思わない(主人公が死ぬと言う結末が現実的) 本当の「幸せ」とは、犠牲なしには得られないんですよね・・・・・・ベニーニは悲惨な状況をアウシュビッツに例え、現代人に、「どんな暗い場合でも、笑っていよう」と伝えたいんじゃないでしょうか。最高の演出、脚本、音楽、ここまで揃った映画には、そうそう出会えない。 |
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135.前半はコミカルに話がテンポよく進み後半からは一変して雰囲気が変わってしまう。しかしどちらもストーリーがすばらしく文句なし!!笑いあり、涙あり。最高の作品だと思います。 【まろ】さん 10点(2004-06-02 12:43:40) |
【gyu_yan】さん 10点(2004-04-13 22:12:02) |
133.この映画を観た後、「ライフ・イズ・ビューティフル」のお父さんみたいな人と結婚したい。といろんな友達に言った記憶がある。泣くまいと思っていても、必ずどこかのシーンで一度は泣いてしまう映画だと思う。 【Mプ】さん 10点(2004-03-31 17:29:57) |
132.《ネタバレ》 ベニーニが見つかって連行されるときも、バックトゥーザフューチャのドクのように実は生きている、ってオチがあるのだと安心して観ていました。が、最後の最後に少年が青年になってからの声で「これが私の物語・・・」と語ったところで大泣き!!!あの子供だましっぽい作風は、主人公の少年が幼少だった時の回想だからであると解釈するとこれ程染みるラストもないと思います。 【比呂史】さん 10点(2004-03-19 23:02:51) |
131.間違いなく俺のベスト10に入るな~。ああいう父親になりたいと思いました。 【諸星わたる】さん 10点(2004-03-19 18:05:51) |
130.言葉で表現できない感動でした。あの状況でも笑顔を絶やさず子供に良い嘘をつき続けたベニーニの姿に心打たれました。本当に「涙あり笑いあり」の映画ですね。何度見ても泣けます。 【ゆきむら】さん 10点(2004-03-17 03:47:26) |
129.《ネタバレ》 あんな状況にありながらも、息子の為に、最後まで嘘をつき通したお父さんの愛の強さにとても感動しました。全体を通して、グイドの愛があちこちにちりばめられていたように思います。また、音楽も非常に美しかった。友人に勧められて軽い気持ちで観た作品ですが、観て本当に良かったと思える久々の作品でした。私の中の満点です!! 【りっちゃん☆★】さん 10点(2004-03-08 17:55:11) |
【彦馬】さん 10点(2004-02-26 22:14:10) |
《改行表示》127.《ネタバレ》 ロベルトベニーニの映画、初めて観ました。この映画に対する評価はまちまちですが、私はいいと思います。観る前は「戦争ものなのに、喜劇?」と微妙な感じでしたが、前半の小さなエピソードが後半のジョズエやドーラに対する数々の愛情表現と上手く結びついていて良かったです。 特に最後の結末、悲しいけれど素晴らしい! 【mya】さん 10点(2004-02-14 11:21:52) |
126.WOWOWでやってたのでまた観てしまいました…。以前観た時は、頭の作りがまだまだ幼稚で深い所まで分からなかったのですが、これって前半部分が後半への伏線になってるんですね!ダレるって方が多いみたいですが、前半部分は、後半を深く理解する上で絶対に必要です。っていうかもう本当に泣けました…。一応話は知ってたので、ジョズエが出てきたあたりで、もうウルウルきてたんですが、あのオペラの音楽をかけたあたりからずっと泣きっぱなしでした。そしてラストですよ…。本当に素敵な映画です。この映画がくれる"偶然"は、本当に美しいです。感動しました。 【Ronny】さん 10点(2004-02-12 00:43:40) |