59.《ネタバレ》 すばらしく起承転結が成り立っている作品でした。一番好きなデニーロの役柄でした。 マフィアばかりでなく、カッコイイ平凡なパパ役もできるのだなと芸の広さを感じた。 マーティンブレスト監督は好きなのでこのほかの作品も観ています。 シリアスな場面、笑える場面、ホロリとくる場面、すべてが詰まっている上手にできた作品です。音楽も最高でした。80年代バンザイ。 【キャメル】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2007-07-24 23:38:47) |
58.タイトルも評判も以前から知っていたものの、古典に対する敬意や追憶からの高評価だろうと敬遠していたのですが・・・恐れ入りました。 久方ぶりの自己ベスト更新です。観ないで死ぬことになっていたかもしれないと思うと悪寒さえ走ります。 三つ巴から始まって、一方と合流して解決に向かうという流れはよくみますが、それ以上に複雑でここまでスマートにまとめる手腕は感動もの。 折り込まれているドラマも感慨深い。 後の映画に多大な影響を与えたという本作。観ないと大損こきますよ。 【カラバ侯爵】さん [地上波(字幕)] 10点(2007-05-19 12:52:53) |
57.《ネタバレ》 ストーリー自体はどこかで見たようなものなのに、細かい気の利いた演出の連続で、こんなにもおもしろい映画になるんですね。微妙な表情・しぐさの使い方や、しつこくない伏線の張り方が見事で、映画的な楽しさが満載されています。FBIのバッチを盗んだあとのおふざけポーズとか、ハンドルにサングラスを置いて「アロンゾとおれだけに分かるジョーク」と言う場面、ああいうシーンをここまでサラっと自然に見せるのはほんとに難しいと思います。そして、一番好きなのは、ラストの別れのシーンで、デニーロが振り返ると、さっきまでいたデュークがいなくなっていて、それを見て微妙な表情を浮かべるデニーロ、あの一連のカットの、余韻のあるエンディングは、短いようで長かったドタバタ劇が終わりを迎えたことの、一種独特なさみしさがほんとに良く描かれていて、何度見ても、悲しくもないのに泣けてしまいます。過去最高のエンディングかもしれません。笑い・泣き・ドッキリを露骨にねらった娯楽映画の多い中で、「大人の」娯楽映画だと思います。 【かねたたき】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2007-05-18 23:47:44) |
56.《ネタバレ》 振り返ったら彼は居ない、最高の別れのシーンだと思います! 【AIRS】さん [映画館(字幕)] 10点(2007-01-28 03:55:58) (良:1票) |
55.笑って、切なくなって、笑って、ハラハラして、ホロリとなって、最後はまた笑った。そして、エンドロールが終わると、なぜか切なくなってホロリとなる。いい映画。個人的には、カリートと対をなす「映画の典型」。めっちゃ面白かった~。 |
54.実にごきげんな映画です。見終わった後にこんなにハッピーになれる映画は滅多にありません。リアルタイムで「指定席」で観たことが懐かしいです。音楽もいいノリで良いです。名作中の名作。 【ジャッカルの目】さん [映画館(字幕)] 10点(2007-01-13 10:21:03) |
53.こんなに楽しめる作品を今まで知らなかったのがもったいないと素直に思いました. 【オデュッセウス】さん 10点(2005-03-13 18:23:45) |
52.こりゃあデニーロの最高傑作でしょう。 今思えば、「アナライズ・ミー」や「ミート・ザ・ペアレンツ」の前身のよう。 それよりも抜け目のないチャールズ・グローディンに拍手! 【やぶ】さん 10点(2004-10-10 17:01:20) |
51.主演したデニーロ自らの意見に同感。私の中でもデニーロが主演した映画の中で一番好きな作品です。畳み掛けるように何度もしつこく繰り返すことでギャグに変えてしまうところなんか、まるで大阪喜劇のノリでGood。テンポも作風にあっていてGood。コブシ一つで話しを解決させるスマートさもGood。コメディ俳優のチャールズグローディンがコメディを前面に出さずにシリアスに徹したのもGood。そしてなにより脚本が一番Good。 【tantan】さん 10点(2004-06-11 17:32:47) |
50.デ・ニーロの、心から楽しんでいるような笑顔に10点。 【konkon】さん 10点(2004-05-15 04:06:54) |
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49.《ネタバレ》 今度衛星で放送するみたいなので、レビューしなおしてます(超ネタバレです)。この映画私のオールタイムベストなんですよね、この当時のアメリカの新聞では、5点満点の2点かなんかだったので、「その程度の映画かい、こんな映画好きなの世界中で俺一人ちゃうか?」と思っていたので、このサイトで点数が高く、びっくりもし無茶苦茶嬉しい気持ちです。 皆さん、貨車中で、二人がもしこんな、(賞金稼ぎと賞金クビ)関係じゃなかったら俺たち二人は友達にはやっぱりなれないなと、一くさり笑った後、ゆっくりと、「Next Life(来世でな)」という名台詞が出てくるシーンが好きな方が多いようですが。私は同じ「Next Life」が出てくるシーンでもラストシーンがこの映画の見所だと思うんです。 ラストシーンで、デニーロ扮する賞金稼ぎが金貸しの親玉に電話してグローディン扮する会計士デュークに話をさせて、結局「間に合ったから良い」とデュークを解放するシーンが一番心に残るんです。彼は、デュークを解放することで、マフィアからの賄賂を断って警察を追われ、その警察で賄賂を受け取ることで出世した同僚に女房を寝取られ、マービンや金貸しの親父のような連中と騙し、騙されあう賞金稼ぎに成り下がり、まさしく「Fucking(くそのような)」、「Miserable(惨めな)」人生から抜け出し「男の矜持」をとりもどす瞬間なんです。そして、それを実現させてくれるのはデュークを捕まえることで得られる賞金ではなく、彼を解放する事なんですね。 やはり男にとって真の友人とはなんて、とのたまうのは小恥ずかしいのですが、クリスマスにカードを送りあったり、誕生日を祝ったりなんて関係のことではなくて(それが悪いと言うわけでもないのですが)、「男の矜持」をキチンと思い出させてくる存在であるべきなんですよ。そして、デュークがジャックに渡す金が引き出す、ジャックの満面の笑みと「You son of a bitch(このくそ野郎)」の一言。悪態に隠された本当の意味。そして振り返った時には。。映画史に残るラストシーンですよ。見てない人も、一遍見て得点高い人も、低い人も、もう一遍見てください。この最高にイカした男のファンタジー映画を。 【きつま】さん 10点(2004-03-26 12:50:41) (良:2票)(笑:1票) |
48.個人的にデ・ニーロ作品の中でもベストです。何回観たか分かりません。デ・ニーロ本人も「マイベストムービー」と言っているそうですが、本作以降、これを凌ぐロード・ムービーに出会っていません。体重の増減や容姿をいじったりと、いわゆる“デ・ニーロアプローチ”をしないデ・ニーロは当時としては新鮮で、過去の傷を引きずる神経質な賞金稼ぎ役を見事に演じています。デ・ニーロとグローディンの絶妙な掛け合いや、その脇をガッチリ固める素晴らしき役者陣。笑いあり、涙あり、アクションありと娯楽映画とはこういうものだ、というお手本のような作品です。 【トニー】さん 10点(2004-03-12 11:01:42) (良:1票) |
47.タイトルからしてアクションかと思いきや、なんちゃってコメディ。警察・賞金稼ぎ・ヤクザが絶妙のタイミングで主人公たちに絡んでくる様は一言、痛快。最後まで飽きることなく楽しめました。 【流月】さん [映画館(字幕)] 10点(2004-03-07 04:15:14) |
46.好きです。この映画。 ビデオ見ながら煙草いっぱい吸っちゃってます。 早死にしそうなんで-1点。(うそ) 【斜心01】さん 10点(2004-03-05 21:19:58) |
45.デニーロ作品の中で最も好きです。こんなにたくさん好きな方がいらっしゃってうれしい限り!この時代は髪を伸ばしたり、カポネになったりと、外見を作りこむ役が多かったデニーロですが、この作品は等身大のデニーロの旨みを堪能することができる作品だと思います。故・松田優作も当時そのようなことを言っていたような気がします。ナンセンスギャグではなく良質のおとぼけ漫才のような二人の掛け合い。またそれが後の複線となったりする。マービンの愛らしいバカっぷりが最後にして最大の障壁になるところなど、脚本のすばらしさには舌を巻きます。「来世で会おう」「ドーナツ買って来る」など、名台詞満載の映画。「ビバリーヒルズ・コップ」のジョン・アシュトン、「エイリアン」のヤフェット・コットー、「マトリックス」のジョー・パントリアーノ、「スティング」のジャック・キホーなどなど、立ったキャラクターの脇役陣もとてつもなく贅沢!サゲ(オチではない)もさりげなく素晴らしい! 【神谷玄次郎】さん 10点(2003-12-16 21:16:48) (良:1票) |
44.《ネタバレ》 こういうデニーロが一番好き。ほろっとさせるところもあり、ロードムービーならではの楽しさがある。子供との再会のシーンにジーンとした。実はデニーロ自身もこの撮影を大いに楽しんだそうだ。 【yukaori】さん 10点(2003-12-08 07:23:33) |
43.面白い。2人の珍道中はみていて飽きさせない。 お前って奴は! 【guijiu】さん 10点(2003-11-27 12:11:30) |
42.デニーロは、痩せたり太ったりするよりも、こういうコミカルな役をもってやってほしいね。チャールズグローディンとの掛け合いは、ほとんど一級の漫才だ。徐々に芽生える友情もいいし、デニーロと娘との、しっとりした父子もののような人情話的なところもいい。笑わせてくれるし、見ててとてもいい気分にしてくれる。ロードムービーとしても上出来。テンポがいいね。満点だぜ! 【ひろみつ】さん 10点(2003-11-21 01:44:12) |
【kazusun】さん 10点(2003-11-19 09:52:46) |
40.《ネタバレ》 デ・ニーロの演技極まれり!といった賛辞を拍手を交えて贈りたくなる良質なコメディ作品だ。 ロードムービーとしてこれ程の娯楽に徹した作品は数少なく正に珠玉の1本だと思う。 こういう完成度の高い作品に共通している事の一つとして、 いわゆる「心に残る名台詞」の多さがこの作品には見事に当て嵌まる。 追跡劇の中で度々ジャックに手玉に取られその度に部下から連絡が入った時の 「悪い知らせか?」と言うモーズリFBI捜査官。 何度も誤認逮捕されてしまうマービィンが空港でジャックに放つ言葉「タバコ盗まれるなよ。」 そして珍道中の中で奇妙な友情に芽生えたデュークに放つジャックの「来世で会おう!」。 どれも役者の顔が浮かび思わずニヤリとしてしまう。 私のレビューの評価方法の第一として挙げるとすれば忘れられないシーンの多さは その映画の評価に直結するものと確信する。 【sting★IGGY】さん [DVD(字幕)] 10点(2003-11-19 00:00:15) (良:1票)(笑:1票) |