【クチイシ】さん 10点(2002-07-02 23:58:55) |
7.とにかく美しかったです。ビョルン・アンドレセンの毒気にあてられたという感じ・。あまりにも悪魔的で。ラストは酷く切なかったです。これだけト-ンの暗い映画なのに、少しも退屈させないなんてすごいと思いました. 【ココ】さん 10点(2002-06-03 18:31:25) |
【なな】さん 10点(2002-01-06 21:09:14) |
5.図書館で観て人目をはばからず、涙があふれました。これほどまで美しくて残酷な映画はないと思った。あらすじから「えっホモかな...」と拒絶して観るのが遅くなってしまったのですが、そんな話じゃない。人間の美しいものに対する本能的な憧れ(あ~言葉が浮かばない~)が描かれいると思った。何より、タジオの美しさといったら!!! 【マロリー】さん 10点(2001-09-27 17:47:23) |
4.いつまでたってもあの砂浜のシーンは忘れられません。強烈な作品でした。少年の美しさやセットの豪華さがよりいっそう主人公の孤独感を引き立たせていました。 【KARIN】さん 10点(2001-09-20 19:33:18) |
【英狂介】さん 10点(2001-09-07 21:46:19) |
2.あれほど美しい映画は無いでしょう。ヴィスコンティは天才だと思います。美の前には無力でしかない人間、そしてその美に導かれて終える生。どれをとっても憧れです。 【きょうこ】さん 10点(2000-12-18 16:32:16) |
1.最初に見てからもう30年近くなるんですねぇ。“ベストワン監督”のルキノ・ヴィスコンティの作品群の中でもとりわけ抜きん出た傑作。僕個人としても生涯のベストワンと言い切ってもいい作品です。休暇でベニス(現ベネチア)の島に来た老作曲家が、たまたま遊びに来ていた美少年に心を奪われ、やがて熱病に冒され死んでいくというストーリー。貴族出身でもあるヴィスコンティ監督の絢爛豪華なるセットや衣装の見事さは、決して貴族趣味に陥っていない気品があり、また映像と音楽の融合は見事というしかない。ラスト、夕陽の海の中で戯れる少年(幻のような美の極致)を遠く眺めながら、砂浜の椅子にもたれて苦悶の表情の中、笑みすら浮かべながらやがて息絶える主人公(=ダーク・ボガードが一世一代の熱演)が哀れだ。その顔には“美”と“若さ”に憧れるかのように化粧が施されていて、やがて死熱によりそれが崩れていくさまは強烈な印象を残す。21世紀にも語り継がれていくべき名作です。 【ドラえもん】さん 10点(2000-09-25 00:05:09) (良:1票) |