5.伝説に点はつけられません。何度目かのリバイバルで初めて観賞したとき、N・ウッドにまいっていたので、感激もひとしおでした。 【ちょうじ】さん 10点(2002-02-17 19:41:41) |
4.アメリカの音楽史,否音楽史に残る不朽の名作の映画化である。世紀が変わっても脈々と生き続けるブロードウェイの伝統はこの作品に帰依することが大きいだろうし,現代のミュージカルは,すっかりポップスと化してしまったようだが,改めてミュージカルの原点はオペレッタにあることや近代音楽史に与えたジャズの影響の強大さを認識する。もっともバーンスタインのミュージカルのすべてが人々に受け入れられたかというわけではなく,やはり映画化された「踊る大紐育」は原作とは大きくかけ離れたものになってしまっというし,「キャンディード」は初演から全くの失敗。「波止場」?「タヒチ・トロット」?名前すら聞いたことのない方も多いだろう。つまり,ミュージカル作曲家バーンスタインの名声は,この一作のみで不朽のものとなったのである。そんなことを思いながらジョージ・チャキリスの鋭い踊りを見る。逝って11年,指揮台上でのレニーの激しいアクションを思い出した。 【koshi】さん 10点(2001-09-22 20:54:59) (良:1票) |
3.イマジンさんのおっしゃる優雅なダンスってどのシーン? 私はこの映画のダンスでもっとも素晴らしいのは「クール」のシーンなどにある群舞だと思います。特にクールの振り付け,ダンサー,カメラワークは本当にすばらしく,たぶん当時では斬新そのものだったに違いないと思う。これまでのミュージカルはフレッド・アステアとジーン・ケリーに代表されるような,紳士的な優雅さをもったダンスでしたが,若さとモダンを前面に出した本当に新しい振り付けだったに違いありません。今見ても本当に参考になる映画です。 【pacini】さん 10点(2001-07-09 18:36:02) |
2.大好きなんです。この映画!!もう何度も見ています。ダンスは最高だし、バーンスタインの曲はいいし。映画館で見たかったなー。 でも私としては主演の2人がちょっと・・・いまいちなんですが。 |
1.ミュージカル映画の概念を変えたとも言われる記念碑的作品。正にこれが本当の本物のミュージカルで、アメリカのみならず世界中で大ヒットした。日本でも一年半に及ぶ大ロングランの記録は、未だに破られていない。当時の若者たちを熱狂させた数々の名曲とダンス、そして斬新なカメラワークと群像劇は今観ても新鮮だが、TVサイズのビデオやDVDなどではほとんど意味が無く、未見の方は願わくば音響設備の整った大劇場でリバイバル公開されるまで我慢して欲しいところ。 【ドラえもん】さん 10点(2001-03-09 15:40:00) |