6.《ネタバレ》 なんか拍子抜けな映画。
1作目から2作目とスケールアップして3作目のタイトルはかなり大仰な「Extinction」ときた。
期待が膨らむのは当然だった。
だけどこれではまるでマッドマックスサンダードームではないか。
新鮮味に欠けるのは仕方が無いとしても、全体的に平坦なストーリー展開で盛り上がりに欠け、アクションもなぜかちぐはぐ。 さらには前作にもましてパワーアップしたアリス。 サイキックだ。 あるいはサイボーグだな。
それにしても最後に出てくる日本の地下鉄の看板、ありゃなんだ?
夜空雪風(Tokyo Metro)、
考楽火月星(Zatoichi Square)、
夜空雪風と書いてトーキョーメトロと読むってか?
日本発のゲームがベースになってる映画だから最後に日本をちょこっと出すというのはいいんだけど、おもいっきりでたらめな日本語。 ここまで行くと狙ってやってるとしか思えないが。
で、この結末。 結局アリスを大量生産して、どうなるって言うのだろう? 彼女の血がTウィルスの治療に使えるわけだから大量生産したアリスの血液を採取して血清を作ってTウィルスを絶滅させるのか。 それともアリス軍団が日本にあるアンブレラコーポレーションに乗り込んで壊滅させるのか。 どっちのExtinctionだろう。 で、当然これが最終作だよね。