5.《ネタバレ》 実際に起こった未解決事件の顛末、観終えた後のカタルシスが殆ど感じられないという点で、韓国映画の「殺人の追憶」を想起させられます。当時のアメリカ警察の、管轄外同士の連携がうまくいってない状態での、原始的且つまどろっこしい捜査方法が解決を遅らせたのではないかという視点も似てる。ただこっちは展開自体が淡白なせいか、映画そのものはジェイクがようやく重い腰を上げるまでの、全体の3分の2までが面白くない。ジェイクがバツイチ子持ち、新聞社のイラスト担当という面白い設定が謎解決に生かされるのかと思いきやそうでもない。やたらとものものしく表示される時刻や日時が、事件の内容とは無関係と思われる出来事も入っているので、もしやこれは何かの伏線ではっっ?と構えてみてるこっちとしてはおあずけを喰わされたまんま、焦らしに焦らされた挙句、最後は事件そのものも何かもうど~でも良くなってくる。これを最初っからもう一回観ろと言われても辛いので、ご贔屓ジェイクの最新作だけど残念ながら点数は低めにさせて頂きます。『神出鬼没怪人ゾディィィアァァァッックッ!!!~さんざん振り回された人びと編』(←特に意味なし) 【放浪紳士チャーリー】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-11-16 13:16:04) |
4.《ネタバレ》 とにかく長いですね。ゾディアックの影が見え隠れする序盤から中盤までは割と楽しく観賞していたのですが,ある時期を境に急にゾディアックが鳴りを潜めてからはテンポの悪い展開になり,すっかり眠くなってしまいました。実話ベースなので仕方ないとも思いましたが,それにしてもゾディアックが登場している場面としていない場面の緊迫感の差がありすぎです。しかしこういった猟奇性を闇だけでなく,昼間の場面でも湖の畔のちょっとした無機質な感じから演出したり,籠の中のリスが暴れる場面などもなるほどと思わされた気がしました。また,あまり劇中では描かれていませんが,ロバート・グレイスミスがあそこまでゾディアックにハマってしまった気持ちも何となくですがわかる気がします。補足かつ蛇足ですが,ゾディアックが意外とよく喋ることには驚きました。 【Thankyou】さん [映画館(字幕)] 5点(2007-11-03 15:49:26) |
3.この監督さんは、観客を映画の世界に取り込むのがうまいと勝手に思ってます。セブンの時は絶望的な気持ちにさせてくれたし、ゲームの時は映画のリアルさそっちのけに観客を疑心暗鬼のゲームの世界へとひきづりこみ、ファイトクラブでもパニックルームでも映画の主人公へと観客の心情を近づけてくれる。この映画にもそれを感じた。それはつまりゾディアックとゆう謎にみちた実に魅力的な犯罪にとりこまれ、それにより途方もない徒労感を味わう事と、それでもなお必死に追ってしまうマニアックな心情の二つ。観客の多くは味わうんじゃないやろか。もうゾディアックなんてどーでもえーやん。しんどいわって。ゾディアックを追った多くの人が味わう気持ちと同じ心情になれる。そして何かにはまって食べることも忘れるほど集中した事がある人なら、漫画家がそれでもなお謎に迫ろーとマニアックにはまる気持ちを理解して、最後の謎ときに結構ワクワクついていけるんじゃないやろか。俺はこれ大しておもしろいとは思わなかったとゆうのが正直な感想ですが、つまりもうゾディアックなんてどーでもえーわって感じでしたが、それすら監督のコントロールかもしれませんね。何年もの間、人々が味わった感覚を 2時間半ほどの映画に凝縮したのかも。 【なにわ君】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-11-03 04:30:11) (良:2票) |
《改行表示》2.つまらないわけじゃないんだけど・・・・ 暗号が描かれたチラシを見て、犯人vs刑事達の頭脳戦を勝手に期待した私がイケナイ。 【ラファエロ】さん [映画館(字幕)] 5点(2007-06-29 00:19:41) |
1.《ネタバレ》 予告編を見てサイコサスペンス系を想像したんですが・・・騙されました。実録ものでしかも長い!後半少し盛り上がったものの、前半はテンポが悪く小さなため息と微妙に睡魔も・・・せめて最後ぐらいはとの期待も空しく、結局犯人は分からずモヤモヤした結末にがっかり。も~暗号あんまり関係ないじゃんか~!!もっと良心的な予告にしましょう。 【レッドホーク】さん [映画館(字幕)] 5点(2007-06-17 01:50:05) |