9.《ネタバレ》 「ボディ・スナッチャー」の4度目の映画化ということで期待したのですが、あの絶望感漂うラストが見るも無残にハッピーエンドなのがなんとも残念!過去3作を未見の方が多いようですが特に2度目の「SF/ボディ・スナッチャー」はお薦めです(人面犬はさておき)。この映画に出ていたベロニカ・カートライトの再登場は監督なりのオマージュ? 【あおみじゅん】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-05-02 16:02:21) |
8.《ネタバレ》 うん、どこかで見たテーマだ。ジャック・フィニイのSF小説『盗まれた街』、2度映画化された「ボディスナッチャー」のリメイクであるらしい。オリジナルは未見。 主人公キャロルを演じるN・キッドマンは、一緒に借りた映画「ブレイブワン」の主人公エリカと同じくひとり危機に立ち向かう大人の女性。年齢は若干ジョディ・フォスターが上だが、こういう40代の女性が活躍できるテーマが成立するハリウッド映画は邦画よりも大人と言うことか。もし邦画で同じテーマを扱うとしたらひよっこアイドルの20代女優を使うだろう。 フォスターと比べてしまったが、キッドマンは人形のような美しさに助けられてはいるものの、フォスターほどの生々しさはない。熱演ではあるが、どこか醒めた空気が漂うのは気のせいか、もしかしたら彼女が本作に乗り気では無かったのだろうか。(メイキングで「監督は情熱的だけどデリカシーがないって言ってたっけ (笑)) ダニエル・クレイグも小粒な本作にはちょっともったいないかもしれない。 物語は「ヒドゥン」や「ゾンビ」的な要素もあるが、エイリアンに乗っ取られてはいても無表情になるだけで余りインパクトがない。原作が古いというのもあるが、もはやこういうテーマは飽きられており、随所に今日的要素を入れ込もうとはしているが無理矢理感が漂う。 【ロイ・ニアリー】さん [DVD(吹替)] 5点(2008-03-17 14:33:36) (良:1票) |
7.《ネタバレ》 微妙な映画。エイリアン風(寄生)やゾンビ風(群れ)の描写はあるが、外見はただの人間だけに迫力はない。むしろ、「同質化して争いをなくす」という理屈・理想を問題提起したかったのかもしれない。でも、そう考えているのは、微生物エイリアン?毒された人間自身が考えるのは矛盾を感じざるを得ない。クレイグ、こんな役をやって007できるのかが心配です。 【ぼぎー】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-03-08 02:00:50) |
6.《ネタバレ》 これで何度目の映画化なんのか?? 映画にしやすい題材なのか??? 個人的には 007のD・クレイグが普通のオッサンに成り下がっていたのが残念。あの野性味は何処へ・・・ 劇中、人間に戻った際エイリアンに乗っ取られていた記憶が消えたように、いずれ自分の記憶からも消えてなくなるだろう。 【キャラハン】さん [映画館(字幕)] 5点(2007-11-11 11:21:39) |
5.《ネタバレ》 凡作。駄作とまでは言わないけれど、取り立ててお勧めできる要素が(キッドマン以外)ない。結果論ではあるが、息子に病歴がなかったらとっくに同化してしまうけれど、キャロルもベンも諦めて研究所に向かったのだろうし、研究チームのおかげで(誰もキャロルに撃ち殺されることなく)最終的には元の生活に戻れたのだろう。研究チームがワクチン作成に成功しなければ、誰も助からなかっただろう。ということは、息子の免疫は幸運ではなく不運要因だったのだというところがさりげない発見というところか。編集上の時間ずらしは、話の展開が平凡なため、とってつけただけの演出に見えてしまう。ニコール・キッドマンは綺麗。 【mohno】さん [映画館(字幕)] 5点(2007-11-02 19:23:32) |
4.ニコール・キッドマンが見たかっただけで事前情報ゼロ、ドン・シーゲルのオリジナル版も未見の状態で鑑賞。・・・で率直に言いまして〝キッドマン見たい〟という欲望はそこそこ満たされたのですが、それ以外は作品としてかなり酷い出来かなと。確かに観客を退屈させない方法は心得ているようですが見るべき所は皆無に近かった印象です。レビューしようと思って本サイトで気付いたのですが、本作の監督さんは「es[エス]」や「ヒトラー 最期の12日間」などのドイツ映画を撮っている方ですね。どうやら環境により変化し得る人間の本質を描き出そうとしているみたいですが、今回などはラストでロシア外交官?の言葉をリフレインさせるなど取って付けた様な感じで少々滑稽な気がします。ということで奇麗なキッドマンがこれでもかとたくさん映っていたことを加点して5点で。 【ミスター・グレイ】さん [映画館(字幕)] 5点(2007-10-29 18:37:37) |
3.《ネタバレ》 この映画は、「いままでの宇宙からの生物(細菌)が体をのっとる映画」としては違うものを作りたかったんだろうと思います。つまり、日常の中にある恐怖を描きたかったと思います。(人間の本能は戦うことにあるなど) 視点は良いと思うのですが、それならば、もうちょっと違う描き方があったように思います。また、私としては「遊星からの物体X(The thing)」「ヒドゥン」など宇宙から来る生物が体をのっとる映画は好きで、それを期待したのですが、それとは違いました。しかし、サスペンス的な緊張感はあったと思います。もっともっと内容を練ったら、良い作品になるのではないかと期待できるものですが、今の段階では4点ぐらいです。しかし、セクシーなニコール・キッドマンに1点あげたいと思わせた演技でした。不満な点としては、宇宙生物に体をのっとられた人が、正常に戻るのはどうも納得がいきません。免疫力をつけるのは良いのですが、やはり、のっとられた人は宇宙人ですから、自分たちの繁栄を目指すはずです。人間との共存を望まないと思います。終わり方が特に悪いと思った作品でした。 【matan】さん [映画館(字幕)] 5点(2007-10-29 15:03:06) |
2.《ネタバレ》 ニコール・キッドマン、ダニエル・クレイグ主演で、ジョエル・シルバー製作のワーナー映画、だけど思いっきりB級。新宿の、元は名画座だったショボい映画館で見たのですが、妙にマッチする、いや、いっそ銀座の道路の下にある某映画館で見せてくれれば雰囲気ぴったりだったのに、みたいな。古典を今日的な素材で飾りつつ映像化してはおりますが、バカくさい編集で映画全体が台無し。1秒あるかないかのカットを時系列崩したりして、ててててて~っと繋いで、ちゃんと映画を見て下さいね、って姿勢がまるでなっしんぐ。小手先のテクで誤魔化しちゃいましたって感が。本編も『ショーン・オブ・ザ・デッド』をシリアスに描いてみました、みたいな、真面目と不真面目の境界でブラブラしてるような代物ですし。寝ちゃダメ!って言いながら簡単に寝ちゃうしねぇ。登場人物に真剣さが足らないわぁ。それにクライマックスで逆転する展開がないのがね、どうもスッキリしません。逃げた、解決した、って。『ゼイリブ』くらいのオチを見せてよ、って。ただし、二コールは素敵ざんした。ステキなB級ヒロインつー事で、微妙なキモチですけど。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 5点(2007-10-27 17:06:22) (良:1票) |
1.《ネタバレ》 人間性を失うことにより戦争がなくなるという皮肉。都合4度目となるジャック・フィニイ原作「盗まれた街」の映画化。こんな風に人類は終末を迎えるのかもしれない。宇宙人の襲来といえば、『宇宙戦争』や『ID4』のようにド派手なものを考えがちだが、知らぬ間に身体を乗っ取られるというのは怖い。しかも眠ったらアウトという極限状況。ただ、いくら正当防衛とはいえ、あれだけ人を殺しておいてハッピーエンドというのは解せない。ニコール・キッドマンの下着姿に5点献上! 【フライボーイ】さん [映画館(字幕)] 5点(2007-10-23 07:26:40) |